居酒屋での思い出
夕焼けひとりきり、始まりました。 昭和二桁生まれのパーソナリティー
ミッキーロンリーがご話します。 昭和レトロ
今は懐かしい思い出 明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代
暖かく優しい昭和の情景 心のままにお話しします。
どうぞお付き合いください。今日は 居酒屋
時代。素敵な名前のこの店。 暖かく柔らかな明かりが店内を灯す。カウンターの奥に
味合い深くしみじみとお酒をたしなむ。 彼の名は
ホグ。希望の人。 また会えました。
カウンターの中には上品な和服の入れ立ちの おかみさん。灯台の明かりを灯すかのように
人々に慈愛と慈悲の心で 見守り続ける。
今日は私ミッキーをどんな癒しで 見守ってくれることでしょう。
そばに行って お酒を組み交わしたいと思います。
どうぞお付き合いください。 ホグさん
こんばんは。そばに行って 良いですか
やあ ミッキー
また会えたね。ホグさんはとても嬉しそうだ。 何を考えていたって
人々の
ホープフルな 一日
希望の一日について話してみたい。 ミッキー
今日はどんな一日だったかい。 人は
様々な印象を この黄昏時に思うこととなる。
空しく終わるという実感を持った人。
良かったという満足感に浸る人。
思いは順に問いようだ。
忘れてはいけないことがある。
多くの人はやり残したような、やり尽くしたような この一日を終えて
思うことなのだけれど。 伝えたいことがあるんだ。
よく言われる話だけど。 あなたが
空しく終わったこの一日は 誰かが
もう一日を もう一日をと
生きたいと思ったものの明日かもしれない。
そんな話だ。忘れてはいないだろうか。 そうだろう。
同じ一日とて
人により その虚しさを持った
終わり方であったとしても 病に苦しんだり思わぬ
ことで 一日を終わらしてしまった
悲しいものの伝言。
貴重な一日ではもう一日生きたい。 そんな日だったかもしれないということだ。
その一日を我々は
誰しも 24時間
時間の重要性
与えられているのだけれども 様々な時間の
使い方と管理をする。
それは 今のために
明日のためにという
その目的を持って人は 生きていくのだけれども
正直言って どちらとも言えずにやり過ごしてしまう時間が
必ずしも少なくないという話だ。 いわゆるゴレズオンとも言える
ところの話だ。 私も経験がある。
今日一日はもう早く終わってしまえ。 明日にならないかな。そんな
ことを願うこともあった。 その一日から逃げたくてね。
ただ 先ほどの通りその一日は
今日生きたいと思っていた 誰かの明日かもしれない。
改めて 考えてみたい。
時は金になり time is money。 人は誰しも死を宣告されたものである。
その結末は 決まってはいないけれども確実なことだという話だ。
今に その力学上エネルギーを集中するのも良し。
また 1秒たりとて無駄に過ごすな。
準備のために。 まだこの
明日のために。 そんなために使ってみてはどうだろう。
そして忘れてはいけないことというのは 自分の周りだけでなく
自分のことを知らない先人。 そしてその悲しみを持って
希望を託した人たちの分まで大げさな話かもしれないけれども
背負っているような その気持ちに乗って
息抜いてみてはどうだろう。 自分を奮い立たせる意味でもね。
ホブさんありがとうございます。 時は金になり
すなわち 時は命になり
今こうしている間にも悲しいことに 人は
生死の宿命。 亡くなる者がいて生まれるものもある。
今生かされている自分というものの その
あれが民そして尊き者という自覚。 格好つけた話になってしまうかもしれないけれども
無駄なうちには一つもあらず。 そんな話ですね。
オカミさんホブさん乾杯してください。 乾杯!
居酒屋時代 カウンターには
今日一日をどんな思いで過ごしたことだろう。 やり残した人やりきった人
誰しもそれぞれの山を登る。 その宿命は自らだけでなく
関わりを持ったものは無限にあるということ。 自分だけのためではないということを再度自覚してみては
すなわち己の生き方も変わるのではないか。 そんなホブさんの言葉が印象的でした。
居酒屋時代を立ち寄りください。 夕焼け一人きりこのあたりで終わります。
お付き合いしていただき誠にありがとうございます。 次回の番組お楽しみに!