剣玉の歴史と魅力
夕焼けひとりきり始まりました。昭和2桁生まれのパーソナリティー、ミッキーロンリーがご案内します。
昭和レトロ。今は懐かしい思い出。明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。
暖かく優しい昭和の情景。心のままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。
今日は、昭和夕焼文化館。青春の小さな代室。心の博物館と称した昭和レトログッズ、ミニカー、レコード。
昭和玩具と人間品をコレクトした代室からのご案内になります。
昭和レトロ入門。
今日のテーマは、昭和の玩具の定番。
剣玉。誰もが昭和の記憶を辿る時に思い出す玩具といえば、この剣玉が一番かもしれません。
竹馬、駒回し、数。ある代表的な昭和玩具の一つかもしれませんね。
私、ミッキーがエピソードを交えてお話します。聞いてあげてください。
剣玉。昭和玩具の代表的なもの。
駒、竹馬。その昭和の当時の少年少女が思い出すものといえば、面子。
ゴム飛び、様々なものがございます。
今でも昭和の風景を、子供たちの情景を思い浮かべると、剣玉を描く人も多いことでしょう。
誰もが一度は手にしたことがあるかもしれません。
そして、剣玉は今も密かにブームが到来しています。
いや、むしろ人気を保ち続けているといった方が表現として適切かもしれません。
その技は、簡単なものから難易度まで、高いものまで合わせると100以上ございます。
数の掛け合わせによっては、満体での技が繰り出されるとも言われます。
おなじみの日本一種、世界一種。
三木が思い出すと、剣玉の形には、初心者でも使用しやすい、置きやすい基本のものとは違う。
こぼれにくい、玉が乗せやすいものもあるのを、サービスエリアとかでも見かけることもありますね。
実は、剣玉は、昭和の心の苦しさとその情景を忘れないためにも、現代人にとって必要な遊びかもしれません。
剣玉の遊び方と人々の絆
一度は手にしたことある方も、奥が深い遊びで、一通り大皿、小皿、中皿にのけた段階で、それ以上の技を身につける前に遠ざかっている人も多いことでしょう。
コツは、膝を使って玉を見続けること。
もちろんミッキーが偉そうに語れる技術を持てるわけはございませんけれども。
実は、日本剣玉協会、こちらで中段、その習得した技術によって認定もされるということをご存知でしょうか。
各地で大会もあり、認定されている。
そして、今も強者が腕を磨き続けて、その剣玉の普及に一役勝っている。
次世代につなぐために。
もちろん彼らも昭和のあの頃から誰かから伝承されたもの。
そして技、剣玉の楽しみは深いもの。
中でも剣玉の魅力は、今の時代の玩具と違って電源、電波も必要としないもの。
デジタル機器とは対極にある玩具かもしれません。
そしていつでも、屋内でも屋外でも手軽に持ち運べて、しかもその剣玉は使えば使うほどに、その傷、
使い慣れたその剣玉は、むしろ勲章をたくさん持っていると言っても過言ではないかと思います。
ワックスを塗り込んだり、その愛着のある剣玉。
そして誰しも離れたくないような腕が上がった頃には、その剣玉は自分の体の一部ともなっているような大切なものかもしれません。
もし今の時代では昭和の心の故郷を思い出すような戻れる場所、その一つの玩具かもしれません。
変わりゆく時代の中で戻れる場所がある。
そのための昭和の遊び、玩具、剣玉は代表的なものとしていつまでも受け継がれるかもしれませんね。
もしよろしければ、今でもサービスエディアの道の一、または通信販売でも購入することができます。
ふと、道信に帰って剣玉を、玉を一周させるのも特別な思いに浸れるかもしれませんね。
夕焼けに一人きり、この辺りで本日は終わりたいと思います。
お付き合いしていただき誠にありがとうございます。
次回の番組、お楽しみに。
