運動会の始まり
夕焼けひとりきり始まりました。昭和。二桁生まれのパーソナリティ。ミッキーロンリーがご案内します。昭和レトロ。
今は懐かしい思い出。明日の心配もせず駆け抜けた昭和の時代。温かく優しい昭和の情景。心のままにお話しできればと思っています。
どうぞお付き合いください。今日は富士山公園。大きなお山に滑り台のシンボルの公園。
子どもたちが広場でボール遊び、けんけんぱしている。遊びを終えて広場に集まってきた。みんな体育座りして誰かを待っている様子だ。
私ミッキーがそばにいて様子をお伺いしたいと思います。お付き合いください。
時は昭和60年代。大きなお山。滑り台がシンボルの富士山公園。
子どもたちが遊びを終えて誰かを今や今やと待ちわびている。わくわく。あの黒い自転車は。
荷台には紙芝居の荷物。
ジェウジさんがやってきた。
子どもたちが ガッツポージしたり
互いにハイタッチしている。 みんな久しぶり
元気にしてたかい。ジェウジさんもとても嬉しそうだ。 ジェウジさんが
紙芝居の準備を終えて幕を開けます。 運動会の
台風の目 の巻。
パチパチ。パチパチパチ。 ある小学校の運動会のお話だよ。
この小学校はいろんな子どもたちがいる。元気な子。
そしてある学級では 思うように
歩けない。 そしてしゃべれないような子どもたちが集まるクラスもあったんだ。
さまざまな 理由があるけれど
みんな 一生懸命なんだよ。
そして 運動会がありました。
ジェウジさんは紙芝居を巡ります。 いよいよ
運動会も盛り上がって 本日のメイン
イベントとも言えるような 競技があるんだ。クラス対抗
台風の目リレー この台風の目リレーっていうのは大きな棒に
4人が 捕まって中央のコンの周りを
回って次の組、次の組へとリレーをしていく 競技なんだよ。
競技と絆
ジェウジさん紙芝居を巡ります。そんな台風の目リレーで あるクラスに
その手足が不自由な 少し歩きにくい子供たちが
一人加わることになりました。その別の子供たちが
えー 遅くなって負けちゃうよ
っていう子供がいたり 一緒にやろうぜ
一緒に やるわ。そんな声がいつしか大きくなってその
4人の中に1人
混じって 競技を行うことになりました。他のクラスは
足が速い子がいたりどうしても不利な 状況は
隠せません。 そして
いよいよスタートが切られます。 ジェウジさん紙芝居を巡ります。スタート
やはり そのクラスは
足が思うように動かせない子がいて その駆け足は非常に遅くなってしまいますけど
みんなその彼の ステップに合わせます。当然遅れを取ります
そのクラスは 同盟になってしまってるけどもみんな頑張れ
頑張れ。そんな声援がかかります。 合計の方からもそんな
みんなが応援をします。そして 次の
組。次の組って バトン
この棒を4人で 持って行われるけども結局
ビリになってしまいました。 ジェウジさん紙芝居を巡ります。
でもみんなは 観客付か付けの方もその顔はとっても満足でした。
そして 表彰が行われるためにその
校庭の中央に 最後
みんなが集まるために行進していきます。でも そのビリになったクラスの子はその足が不純な子が
先頭にして入場しますけども
誰も その子をクラスの誰もが
みんな後ろをついて誰も抜いていきません。そして 中央に集まって
その 関東省なるものをそのクラスは受けました。
パチパチパチ。そんな中彼らはとてもそのクラスで
弱い立場にある人 そのものの
ステップに誰もが一緒に戦えたこと競技ができたことがとても誇らしく映るのでした。
ジェウジさん紙芝居を巡ります。 おしまい
ジェウジさんはみんなに声をかけます。 その台風の目という
リレーは棒4人で担ぐそしてバトンを繋いでいくっていうリレーで
明らかに一人足が思うように動かせない
範囲のある状況だったんだけれども 彼らの
その 競技に対する姿勢
北向きな姿はとても ただの勝ち負けでは測れないものの
姿だったよね。そして何よりも大事だったということはそんな彼にみんなが
歩く 走る
そして最後の行進もその彼に 合わせていたということなんだよ
みんなもその優しさを忘れないで パチパチパチ
子供たちは紙芝居を越えてお互いに 顔見合いしてうなずいています
私ミッキーも気づかされました ただ勝つだけには
競技はないこと それを知ることができました。富士山公園が夕焼けに染まってきました
みんなそれぞれの自転車に乗って軌道に着きます みんな気をつけて帰るんだよ
夕焼け一人きりこのあたりで本日終わりたいと思います お付き合いしていただき誠にありがとうございます
次回の番組 お楽しみに
