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声を武器にするラジオ。どうも、ボイストレーナーみかです。
この配信は、声の診断や分析をする声マニア、ボイストレーナー歴19年の私が、あなたの声と発信に役立つ情報をお届けしていく番組です。
今日は、私自身のコンプレックスの話もそうなんですけど、やっぱりうまくいかないこととかってあると思うんです。
そんな時に、でもそれも大事だなっていうのを、公演のある出来事で思ったことがあったので、そんな話をしていきます。
何かね、心の勇気みたいなものになったらいいなぁなんて思っております。
最初にお知らせです。私はね、このチャンネルともう一つ別で音声配信ラボという番組をやっています。
音声配信で活躍されている方にインタビューをする番組なんですが、その番組自体めちゃくちゃいい番組なので、ぜひ概要欄からフォローしていただきたいんですが、
今日はそこじゃなくて、この音声配信ラボのインタビュー番組の作り方をリリースしております。
この音声配信ラボのニュースレターを担当してくださっている北野ドロップさんがいるんですが、この北野ドロップさん、通称北泥さんがインタビュー番組の作り方っていうのを書いてくださったんですよ。
本でね、この記事がめちゃすごい。もうさすがですね。プロのライターってすげーなと毎回思わされるんですけど、さすがとか言ってたらなんか上から目線に聞こえる?そういうつもりは全然ないんですよ。
本当すごいなと。この記事を読んでやればインタビュー番組作れるっていうぐらい、すごく丁寧に、さらにわかりやすく、もうすごいです。
語彙力。音声配信のネタにもなると思いますし、ちょっとマンネリを感じている方なんかはインタビューやってみようかなってちょっと思った方なんかにもすごくいいんじゃないでしょうか。
インタビュー番組って本当にすごくいい点がたくさんありまして、それもこれも全部北泥さんが書いてくださってますので、ぜひチェックしてみてください。概要欄載せておきます。
はい、ということで本編、本題に入っていくんですけど、先日子供たちを連れて公園に行ったんですね。そしたら一生懸命お母さんを呼んでいる子がいました。
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お母さーんっていう感じで、一生懸命呼んでるんですけど、全然聞こえないんですよね。声が届いていないというか、かわいらしいなぁと思いながらも、でもそうかと。
やっぱり私は声を仕事にしているので、あの声の出し方は確かに通らへんなと。これをこうすれば、みたいなのを脳内で妄想しながら見てたんですけど、
それと同時にうちの娘が横で縄跳びしてたんですよ。うちの娘はあんまり運動神経がいい方ではなくて、ドタドタと縄跳びを一生懸命やってたんですね。
その姿を見て、私の運動神経の悪さを引き継いじゃったのかな?みたいな話を旦那さんとしてたら、小さい頃に外で遊んでなかったからじゃない?ってポロッと言ったんですよね。
そういうもんなんと。ちっちゃい時に動いてたら運動神経って良くなるの?って聞いたら、まあ多少はあるんちゃう?って言ってました。
そうなんかな?っていう期待半分、そんなこともないんじゃない?っていう疑い半分で聞いてました。
私自身が運動神経あんまりないので、ちっちゃい時に外で遊んだからって運動神経良くなるのか?っていうね。
確かに体の動かし方みたいなのを、本能で感じられる時に動いていたら、もっともっと違ったのかもしれないっていう思い、そんなことを感じていました。
でね、私コンプレックスがありまして、ボイストレーナーなんですけど、自分の声とか歌がすごくコンプレックスなんですね。
いまだにずっとずっと。これもなんかちょっと近いものがあるのかな?っていうのを、この2人の子供を見ていて、ちょっとぼんやり思いました。
私は運動神経もないので、もちろんオリンピックの選手とかにもなれないですし、ボイストレーナーをやってはいるんですけど、
いわゆる第一線で活躍されているアーティストさんみたいな、あんな素敵な歌は歌えないし、世の中にもめちゃくちゃ歌うまい人いっぱいいるじゃないですか。
ああいう、すごいかっこいいみたいな歌も歌えないんです。
そこにコンプレックスを抱えていながらも、でもなんとかしたいなぁと思って、いろいろ試行錯誤していまして。
まあ、聴けるぐらいの歌は歌えるようになってきました。
でもね、このコンプレックスというか、できない人の気持ちをちゃんと持ってるボイストレーナーっていうのは、意外と大事だろうなっていうのは思ってるんですよね。
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やっぱりこうボイストレーニングに来る方って、自分の声にコンプレックスがあったり、もっと歌がうまくなりたいのにやり方がわからないっていう方が来てくださるので、
なんでなのっていう、何をすると良くなるのっていうのが知りたいわけですよね。
私はそのコンプレックスをずっと抱えて、あれこれしてきて、あれは違う、これも違う、これはどうやって、本当にいろんなことをやってきたおかげで引き出しがあるので、
できない人の気持ちがわかるし、私もできないところがいっぱいあるので、そん中でここがスッといけたらいいのにね、わかるみたいなのを結構ね、レッスンとかでも一緒にできない気持ちを共有したりしてる、そんなボイストレーナーなんですけど、
やっぱこの、不器用であるが故に不器用な人の気持ちがわかるっていうのは強みだなと思って、
自分にとってはコンプレックスですごく嫌だし、手放したいし、センスでカッコよく歌える人になりたい。でも、なれない。残念ながらなれない。悔しいけれど。
ってなった時に、じゃあ私は今何ができてるんだろうって思うと、不器用さが強みなのかなと。できないからこそ、それが誰かのサポートになるのかななんて思ってるんですよね。
なので、うちの娘のように長跳びがうまく飛べない人に対して、こうやってやると飛びやすくなるよっていうのを教えてあげられる人ってやっぱいると思うんですよ。
オリンピックの選手にしたいわけじゃないしね。多分オリンピックの選手になるような人ってセンスがあって、もともと動ける人。
さらにそこからどうしていくかっていう、そういうトレーナーさんもいっぱいいらっしゃいます。 でも私はそこじゃないよなあっていうふうに思っていて、
苦手だなあとかコンプレックス持ってるなあという方の助けになることが私のできることなんじゃないかなあっていうのを、公演の出来事を見て、あと旦那さんの言葉も聞いてね、なんかそんなことを感じました。
何が言いたかったのかっていうと、私の話をしたかったわけじゃなくて、いろいろうまくいかないこともあるだろうし、なんだよって思うこといっぱいあると思うんだけど、それって実は大事だったり、それのおかげで誰かのサポートができたりとか、誰かの役に立つことってあるんだろうなあっていうのを思ってね。
まあ、そんなことをなんか話したくなって、今日はこのお話しさせていただきました。コンプレックスとか、なんかうまくいかへんくそうって思うことは意外としんどいし嫌なんだけど、だからといって悪い部分だけでもないよなあということを、何回も同じこと言ってますけどね、そんなお話でございました。
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今日はね、ちょっとね、嫌なこととかもあって、あんまり元気がないんですけれど、また元気出してやっていこうと思います。
まあね、人間だもの。そんなこともあるよ。そんなこともある。でもなんか、そういう不器用な気持ちに寄り添いたいっていうと、なんか私ができる人みたいな言い方に聞こえるかな。そういうことじゃなくて、私も不器用なまんま。
わかるわー、その気持ちわかるわーっていう、なんかね、私はきっとそういう人なんだなという、そんなお話でございました。
冒頭に紹介させてもらった、インタビュー番組の作り方、あれもやっぱりなんていうのかな、北野郎さんのすごいところだなと思うんですけど、
初めてやる人もスムーズに進めていけるように、すごい丁寧に、説明だけじゃないんですよね、なんか何でしょうね、記事としても面白いし、説明としてもわかりやすいしっていう、なんかそういうのを書いてくださってて、
なんかいろいろうまく、なんかね、センスでシャシャシャってできないんだよっていうような、私のような人でもインタビュー番組を作れる、そんな記事になっておりますので、
ぜひぜひチェックアウトしてみてください。北野郎風に言うとチェッキングされてください。
はい、ということで、なんかしたね、勇気とまではいかないんですけど、同じようにしんどいなと思っている方がいたら、ちょっとでも元気になればいいなと思ってお話しさせていただきました。
今日もあなたの声のアウトプット、応援してまいります。ボイストレーナー、みかでした。またね、バイバイ。