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2025-05-19 10:11

FarmesVoices🍊vol.81「失敗から得るもの」

FarmesVoices🍊vol.81


今回のテーマは「失敗から得るもの」

農業は常に同じ環境ではないので毎回同じように作業をすると同じ結果が出るわけではありません。

常に新しいことにチャレンジし、失敗することで知見を得ることで成功に一歩近づきます。

失敗を失敗のままにするとことが1番の悪手です。
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サマリー

このエピソードでは、農業における失敗から学ぶ重要性が議論されています。特に、気候変動に伴う課題に対処するためのさまざまな試みや目標設定が紹介されています。

00:07
この放送は、農業の常識を超越する、
メタグリをキーワードに活動する、
メタグリ研究所がお届けする、
Metagri Voicesです。
皆さん、こんにちは。
血液を担当の富山みかんです。
FarmersVoices🍊vol.81の放送になります。
よろしくお願いします。
蒸し暑い日が続いておりますが、
皆さん、体調管理の方は大丈夫でしょうか?
この辺りでも、
木曜日には最高気温が30℃まで上がるみたいで、
そろそろエアコンの準備をしないといけないかなと、
思っているところです。
みかんの方はですね、
ここ数年の中でも春先の気温が低かったせいか、
いつまでもダラダラとつぼみがついて、
なかなか生育のステージが進んでいかないといいますか、
それでもね、
和世は生理落下が始まって、
青島も生理落下始まるんじゃないかなと思っています。
この生理落下の時期に、
窒素を多めに与えて、
木の成長を、
生殖成長ではなく、
栄養成長にもっていくことで、
生理落下を助長して、
みかんの木についている果実を調整するということを、
今年やってみようかなと思っています。
やっぱり、なんだかんだで毎年、
果実をつけすぎてしまって、
果実が大きくならない、
着火ストレスがたくさんつくことによって、
果実はおいしくなるんだけれど、
木が、
次の年、
終了が取れないという、
確年結果が起きてしまうので、
やっぱり毎年安定して、
終了を取りたいので、
この時期に、
先ほど言ったことをすることによって、
ここでね、
栄養成長にもっていくことで、
弱い花だけ落ちる、
弱い果実だけ落ちるという、
良い果実が残る、
良い果実、良い果実、
ちゃんと成長した果実が残るという、
技術、技術と言いますかね、
技術かな、
若山とか九州の農家さんは、
やっていらっしゃるので、
それをちょっと模倣して、
今年はやってみたいなと思っています。
昨年はですね、
剪定でそれを何とかしようかなと思ったんですけど、
ちょっとうまくいかなかったので、
今年は肥料の管理で、
そういったことをやってみたいなと思っています。
失敗から学ぶ農業
それでは、今回のテーマに入りたいと思います。
今回のテーマは、
失敗から得るもの、
というテーマでお送りしたいと思います。
農業というのは、
毎回毎回同じ環境ではなくて、
教科書通りのことをやっていれば、
全く同じことが、
同じ結果になるわけではないです。
いつも僕が言います、
再現性がないということですね。
なので、毎年毎年同じことをやっていれば、
最善の結果が出る、
というわけではないと思います。
年々、夏場は暑くなっていますし、
冬は気温が下がらなくなっています。
これに対して、
どう対応、
どういうふうにチャレンジしていくか、
ということが大切だと思います。
そうですね。
例えば、
毎回毎回自分の職場の悪口を言って、
言ってちょっとよくないんですけれど、
昨年の夏、
私の職場は暑すぎて苗が育ちませんでした。
職場でやった対応としては、
ひたすら種をまいて、
なんとか生き残った、
本当に1割とか2割もないくらいの苗を育てる、
という方法を取ったので、
学んだことって何もないんですよね。
何か品種を変えたりとか、
葉面散布だったりとか、
暑すぎて根っこからうまく、
水温が高すぎて養分が吸えなかったんだと思うので、
葉面散布、葉っぱから栄養を与えるとか、
何かしら普段と違う手段を取らないといけなかったと思うんですけれど、
それをやらなかったことで、
結局何も知見、経験が蓄積されなかったということで。
なので今年はメーカーから
夏場に強い品種のサンプルを手配して、
試験的にやってみたりとか、
とにかくありとあらゆる方法を試してみたり、
ありとあらゆる方法を試してみて、
夏場でもなんとか苗が育って、
収量を取れるという方法を取りたいなと思っています。
もちろん全部成功するわけじゃなくて、
失敗することもあると思うんですけれど、
そこから何かしら得るものはあると思うので。
収量目標の設定
本来そういった失敗から学ぶものは、
企業の財産になるんじゃないですかね。
かという僕のみかん栽培の方も、
いろいろチャレンジはしているんですけれど、
そういえば今まで目標みたいなものを立てていなかったなと思って、
地域では10ある一旦あたり4トンを目標にしているみたいなので、
毎年一旦あたり5トンの収量を目標にしたいなと思っています。
結構5トンって大変ですよ。
一旦あたり整木で50本だとすると、
一旦5トンだと1本あたり80キロ。
80キロは結構きついですね。
1本だけじゃなくて50本全部80キロってなると、
本当に全部果実めちゃくちゃつけて、
それがしっかりとしたSMサイズになってないと厳しいですね。
もちろん5トンをとるだけではなく、
しっかりした製品率と言いますか、
ただ5トン作るんじゃなくて、
5トンのうち8割、9割ちゃんと出せるようなものじゃないと意味がないので、
そこを目標に、
今年はちょっと今更というか無理なので、
それでも1本あたり平均でどれくらいの収量が取れているのかとか、
今年の木でたくさん付いている木がどれくらいの収量になるのかというのを目安でしっかり見極めておいて、
またそこからその木が来年どれくらい取れるかとか、
そういったところを検算していけたらなと思っています。
ちょっと目標立てるのが遅すぎましたね。
そうですね、今家で管理しているのが9単なので、
1単あたり5トンだとすると45トン?
もちろんそんなにうまくいかないと思うんですけれど、
将来的にはもっと規模も増やしていきますし、
それくらい取れていかないとやっていけないかなと思っています。
それでは今回は以上になります。
今日もメタグリーボーシーズを最後までお聞きいただきありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。
次回もお楽しみに。
みんなみかん食べてね。牛乳飲んでね。バイバイ。
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