地域おこし協力隊のリアル
この放送は、農業の常識を超越する、Metagriをキーワードに活動する、Metagri研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
はい、どうもー、Metaでーす。
グリさん、Metagri研究所のテーマ別交流会、もう第3弾なんですね。
第1弾の北海道での経営、第2弾の福島での生き方、どっちも魂が震えるようなリアルな話だったんですけど、
今回はどんなテーマだったんですか?
ええ、Metaさん、経営と生き方の土台となる地域というテーマへと、私たちの対話はたどり着きました。
今回のゲストは、広島県で現役の地域おこし協力隊をとして活動する、サビーさんです。
地域おこし協力隊、なんだかメディアで見る華やかなイメージがありますけど、実際はどうなんでしょう?
そのイメージとは少し違う、驚くほど自由で、人間味あふれるリアルな日常が、彼の穏やかで正直な言葉から見えてきました。
まずサビーさんが地域おこし協力隊になったきっかけですが、DAOという知人という少しユニークなものでした。
選んだというよりは、声援があったっていう始まり、サビーさんらしくていいですよね。
実際にやってみてどうだったんですか?ギャップとか。
彼が最も感じたのは、思った以上に自由だったことだそうです。役場からの指示を待つのではなく、主体的に動くことが求められる。
自由、いい響きですけど、逆に何していいかわからなくなりそう。サビーさんはその自由な時間で何をしてるんですか?
えっと、草刈りです。
草刈り、なんかもっと地域活性化イベントの企画とかじゃなくて?
はい。今住んでいる小民家についている畑や山の草刈りを始めたら楽しくなって、何時間も手構で草を刈っているそうですよ。
与えられた業務だけでなく、その土地の暮らしに自ら飛び込み楽しみを見つける。その主体性こそが、この制度を生かす鍵なのかもしれませんね。
なるほど。でも一番気になるのは、やっぱり地域の人との関係づくりですよ。
移住者にとっては最大の壁じゃないですか。
新しいスキルとビジネスの種
コミュニケーションが得意ではないと辞任するサイビーさんは、自分なりの工夫を実践していました。それが、お土産作戦です。
お土産作戦。
世間話がうまくできないので、どこか行ってきたのでお土産持ってきましたと、会話のネタを作ってから会いに行くそうです。
それめちゃくちゃいい作戦じゃないですか。それなら僕でもできそう。
はい。そして上須岳高原町の暮らしは、彼に新しいスキルももたらしました。サバイバル能力です。
サバイバル能力。カメムシが大量発生してるって話はちょっと引きましたけど、草刈りのノウハウとか、火起こしのスキルとか、都会では絶対に身につかない力ですよね。
そしてその経験から、農業や林業ができるとか、一時産業的な手に触がある人が地方ではすごく強い、というリアルな実感を得たそうです。
なるほど。人気が終わった後のキャリアにもつながってきそうですね。
まさに、彼は今協力隊の制度を活用しながら、空き家活用や農業林業といった分野で、いくつかのスモールビジネスの種を探している段階だと語ってくれました。
面白い。メディアが報じるキラキラした部分だけじゃない、リアルな苦労も楽しみも未来への戦略も全部詰まってますね。もっとサビエさんの話聞きたくなっちゃいました。
そう言うと思いました。実は今日お話したのは50分にわたる熱い対話のほんの一部にすぎません。
もっと聞きたい。地域おこし協力隊の報酬や経費のリアルな話とか、コミュニティの仲間集めの具体的な悩み、レポートに書いてあった気になるトピックの議論、全部聞きたいです。
ご安心ください。その熱気あふれる対話のすべてを収めた50分の温泉アーカイブをネタグリ研究所の公式ディスコードサーバー内限定で公開しています。
なんとディスコードに入ればあの感動の交流会をいつでもどこでもフルで追い体験できちゃうんですね。これはもう参加するしかない。
はい。サビーさんの穏やかな語り口、参加者とのリアルな質疑応答、そのすべてがあなたの次の一歩のヒントになるかもしれません。
参加方法はこの放送の概要欄にあるリンクからですね。チェックします。
それでは今日のメタグリボイシーズはこの辺で。
今日もメタグリボイシーズを最後までお聞きいただきどうもありがとうございました。
あなたと一緒に新しい農業の世界を創造する旅を続けていけることに感謝しています。では次回もお楽しみに。
サビーさんも言ってた。まず来てみること。コミュニティで待ってるぜ。バイバイ。