B'zがAdoちゃんに提供したDIGNITYの配信が今日始まって、あまりにも最高だったので、喋ります。
このDIGNITY、作詞作曲はB'zなんで、稲葉さんと松本さんで、編曲は亀田誠治さん。
今月末公開の映画、「沈黙の艦隊」のタイアップがついてるんですが、配信が始まってるので、もし聞ける方は聞いていただけると嬉しいんですけど、
あの、B'zのファンとして、すごく驚いたことがありまして、ギターソロで、まぁいつもの松本孝弘さんの仕事始まったなぁって聞いてたら、
途中でAdoさんのフェイクが入ってきて、で、終盤になると、このAdoさんのフェイクがギターソロに絡んでるんですよ。
これがね、30年近くB'z聴いてきた私としては、あまりにも新鮮で、本当にびっくりしちゃって、感動したので、これを喋ってます。
うわぁ編曲の亀田誠治さん、ありがとうみたいな。
あの、B'zだと、ギターソロ、松本さんの見せ場に稲葉さんのシャウトとかフェイクが、がっつり被ってるような歌ってまずないんですね。
思い出そうとしても、2人が絡んでる曲、ほんとない。
ギターソロの頭とかお尻にちょっとある、みたいなのはあるかもしれないけど、
ほんとこのDIGNITYみたいに絡みも一つの見せ場ぐらいに作ってある曲ってマジでないんですよね。
だもんですから、本当にまっちゃんのギターにこんなにヴォーカルが被ってること自体、あまりにも新鮮で感動しちゃって、
それと同時にB'zではあえて、あえて、稲葉さんのヴォーカルを被せてないんだって今更に気づきました。
これね、稲葉さん結構嫉妬するんじゃないですかね。
多分B'z的にはレギュレーション違反ですよ。ありえない。
ちょっと一刻も早くB'zでセルフカバーしてほしいです。
もうオケ、このままでいいから稲葉浩志さんで聴きたいし、
稲葉さんもギターに被せるシャウト、フェイクしたくてウズウズしてるんじゃないかと思います。
でね、あまりにも最高だったんで、ぜひ聴いていただけると嬉しいです。
あの以前、「B'zはヴォーカルとギターが喧嘩してる」って言ってたの、スガシカオさんだったかな。
聴けばわかるんですが、B'zのギターって本当にうるさいんですよね。圧がすごい。
ファンはもう慣れちゃってると思うけど。
で、やっぱり稲葉さんの声の強さがあるから成立してるんですけど、
このDIGNITYだと、Adoちゃんが全く引けを取らずに太刀打ちできてるのが、これも最高です。
さすがAdoちゃんの声が強いって感動しました。
ちなみにスガシカオさんのSugarless3っていうアルバムで、松本さんのプロデュースでギターも弾いてるReal Faceを聴けるので、
よかったら聴いてみてください。ちゃんとスガさんがギターに食われてます。
概要に貼ってるURLで頭からちょっと聞けます。
あともう1個、このAdoちゃんのDIGNITYを初めて聞いた時、
Aメロの2小節目でいきなり「気持ち悪!」ってメロが出てきて、本当にびっくりしちゃったんですよ。
これ概要に歌詞入りのDIGNITY貼っておくので、聞いてもらうとわかるんですが、
初めて聞いた時、この歌い出しのね、「小さな泡 きらり」の「り」の音がめちゃくちゃ気持ち悪かったんですよ。
キラーって音が来たら、リーになるのかなってこちら予測してるんですが、
これがキラーリーって、ミからファ#に行かないで、ファへの半音上げだったんですね。
キラーリーじゃなくて、キラーリー
この音、これが不自然で違和感がものすごく気持ち悪くて、予想を衝撃的に裏切られて、
これ、キラーリーじゃなくて、キラーリーの半音移動にすることで、不穏な感じが出る効果があるんですが、
相方の河童さんには、「いいところでブルーノート使ってるね」って言われたんですけど、私としてはあまりにも気持ち悪くてですね。
と言っても、今はもう聞きすぎて慣れてしまいましたが、こういう始め変なもの、違和感があるものほど、後から癖になるあるあるで。
先にも言ったように、30年近く松本孝弘さんのね、時にヘンテコなメロディーを聴いている慣れがあるので、今更ヘンテコメロディーが出てきても、そうそう驚かないんですけど、
いきなり頭からこんな気持ち悪い展開してびっくりしちゃうこと、少なくとも過去10年はなかったので、私の推し、62歳にして、まだまだやるなーって変なとこで感動しました。
で、この「沈黙の艦隊」、私は知らないんですが、旦那さんが原作が大好きなので、公開されたら観に行こうと思ってます。
以上、AdoちゃんのDIGNITYの中毒になっている現場からお送りしました。