ドイツの極右政党「AfD」が旧東独地域の州議会選挙で大勝。経済格差や移民・難民問題への根強い反感が背景にあり、久保田正廣・元論説委員長は「左右の中道政党が統治し、欧州の要石だったドイツの民主主義の危機」と久保田正廣・元論説委員長は指摘します。
国内では中道改革連合が分裂し、野党が「多弱」状態へ。高市首相の視界は一気に開けた状況で、来秋の自民党総裁選を見据えた「安全運転」で党役員人事・内閣改造を進めています。焦点は総裁選出馬の意欲を隠さない林芳正総務相の去就。閣外に出て地方党員の支持拡大に取り組めるでしょうか。
さらにイタリアで戦後最長の長期政権を築いたメローニ首相の現実路線も引き合いに、高市首相の今後の舵取りを読み解きます。
◆収録日:2026年9月8日
◆出演:久保田正廣(元論説委員長)、川口諒真(販売部)、横山智徳(MC/業務推進部)/編集:伊東 朋宏(メディア戦略局)
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サマリー
今回の「聞く西日本新聞」では、ドイツにおける極右政党「AfD」の躍進が民主主義の危機を招いている現状と、日本の政治状況について議論しました。ドイツでは経済格差や移民・難民問題への不満が極右政党への支持につながり、従来の「中道」政党がその波に押されています。この状況は、欧州の要石であるドイツの民主主義にとって深刻な危機であると指摘されました。 国内政治においては、中道改革連合の分裂により野党が「多弱」状態に陥り、高市首相にとっては視界が開けた状況です。来秋の自民党総裁選を見据え、「安全運転」で党役員人事や内閣改造を進める中、総裁選への意欲を隠さない林芳正総務相の去就が焦点となっています。イタリアで長期政権を築いたメローニ首相の現実路線も引き合いに出し、高市首相の今後の舵取りについても考察しました。野党の分裂は、自民党の優位性をさらに確固たるものにし、高市首相の政権運営を容易にする一方で、日本の政治における健全な対立軸の不在が懸念されています。
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