2024-01-04 10:12

コンセプトの呪縛【起業】

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こんにちは、ポロです。
今日はですね、コンセプトの呪縛というテーマでお話していきます。
このテーマですけど、過去にですね、全く同じテーマでYouTubeで発信したことがあるんですけど、
全員の方がですね、YouTubeを見ているわけではないと思いますし、
その時の話もね、覚えていないという人もいると思うんで、
改めてですね、このポッドキャストでお話していこうかなと思います。
このコンセプトってものがですね、すごく重要だというふうに考えている人がいて、
もちろんないよりはあった方がいいかなというふうに僕も考えているんですけど、
あまりにもコンセプトに縛られすぎて動けなくなっている人が多いようなね、
そんな印象を受けるんですよね。
例えばコンセプトがね、決まらないと動けないみたいな形で、
いつまで経ってもね、このコンセプトが見つからない。
自分にとって最適なものが見つからないから、
この最初の行動ね、何か活動し始めるっていう、
そのスタートを切ることがそもそもできないみたいな人も多いわけです。
だけど今の時代っていうのは、本当にたくさんの人がインターネットで活動していて、
今更ニッチを見つけるとかっていうのは相当難しいわけですね。
なので他の人がやっていないような何か特別なことをね、
コンセプトにしてやろうとしてもですね、結局そういったものが見つからない。
仮に見つかったとしてもすごくヘンテコな形になってしまうんで、
誰にも刺さらないみたいなね、形になってしまったりとか、
そういったことになりやすいわけですね。
だからコンセプトっていうのは必ずしも僕はスタート時点で決める必要はないと思うし、
なんならなくても成立すると思うんですね。
それこそ海外のそういう専門家とか企業家とか、
そういった人たちってごくごく普通のですね、
肩書きをつけているわけなんですね。
例えばSNSマーケターとかね、コンテンツクリエイターとか、
なんかウェブデザイナーとかね、普通の肩書きですよ。
そういう肩書きで活動していて、
日本みたいにね、なんちゃらとなんちゃらの、
なんちゃらをなんちゃらする専門家みたいな、
そういう変な肩書きで活動している人って、
僕は少なくとも一人も見たことがないんですよね。
でもそれでも十分売れているっていうのは、
結局自分の情報発信の中で何をやっている人なのかっていうのを伝えていけば、
それが自然とわかるからですね。
この人がどういう人間で何をやっている人でっていうのは、
情報発信を見ればわかるからですね。
このコンセプトが刺さるっていうのは、
要するに初見で自分と会った人に、
一発でコンバージョンしてもらうみたいな場合、
要するに広告集客とかであればですね、
やっぱりそういうすごくインパクトのあるものが必要なんで、
そういった肩書きとかね、
ちょっと気をてらったようなことをする必要はあるのかなと思うんですけど、
日々情報発信をしていればですね、そんなことをしなくても、
例えば僕もごくごくいたって普通のですね、
ポジションというか肩書きで活動しているわけですね。
コンテンツクリエイターみたいな、すごく一般的な肩書きで活動していますけど、
日々の発信を聞いていればですね、
僕が何をやっている人なのかとかね、
どういう価値観で活動しているのかとか、
何を得意としているのかとかっていうのは、
わかってくると思うんですよ。
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そこで相手の信頼を獲得して集客をつなげていけばいいだけで、
何ならコンセプトを作るにしてもですね、
発信しながら見つけていけばいいんですね。
発信しているうちに自分ってこういう人たちに求められているんだなとかっていうのは、
わかってくるから。
仮に自分がコンセプトを決めてやったとしてもですね、
相手が自分を求めていないという可能性もあるわけですよ。
例えば経営者のためのね、
ウェブマーケティングコンサルタントみたいな形で自分のね、
肩書きを決めたとしても、経営者がそんな経験の浅いね、
自分を相手にしてくれない可能性もあるわけですよ。
あくまでもこっち都合で勝手に決めた、
肩書きとかポジションとかコンセプトに過ぎないので、
相手が自分を必要としていないという可能性があるわけです。
でも情報発信をしていく中で、
自分はこういう人たちに求められているんだなとか、
こういう人たちと価値観が近いんだなっていうのはわかるわけですよ。
僕なんかだとやっぱりそういう異端のマーケティングみたいな形で、
他の人と違うことをしましょうみたいなテーマあったりとかね、
他人の真似してて面白いんですかとかね、
そういうような話をしているわけですけど、
僕は最初からそういうコンセプトを決めていたわけじゃなくて、
やってくる中で自分ってこういう人間だなっていうのがわかってきたし、
変に飾るんじゃなくてありのままの自分を出していって、
結果的にそれに残ってくれた人がお客さんだなっていうふうに思ったんで、
今はそういうような形でね。
これを見つけるのも結構時間がかかったわけですよ。
でもビジネスをスタートする時点でそんなことなんか一切考えてなかったし、
進んでいく中で自然と見えてくるようになるわけです。
このコンセプトっていうのは非常に厄介なもので、
例えばこれによってすごく発信内容が限定されてしまうみたいなことがあるわけですよ。
すごくマニアックでマイナーでニッチなところに絞り込んでしまうと、
そもそも発信のネタがなくて情報発信が枯渇してしまう、
途中でストップしてしまうみたいなことがあるわけですよ。
仮に例えば自分がファンカーライティングの専門家みたいな形書きをつけたとして、
ファンカーライティングって響きはいいと思うんですね。
ファンカーしたいみたいな人、ライティングが強化したいみたいな人には刺さる型書きかと思うんですけど、
そういう型書きの人でも全然ファンカーライティングのメソッドとかを一切発信しない人とかもいるわけですよ。
Facebookとかを見ても自分の日常的な話しかしないし、
メルマガとか読んでも一切ファンカーライティングのメソッドを話をしない。
単なる型書きに過ぎない。
もう本当に張りぼての看板をつけているに過ぎないような状態なわけですね。
それはもはやコンセプトとは呼べないわけですよ。
ただ形としてそういうものを作っただけで、全然中身が伴っていないというふうになるので、
そういうような型書きをつけても結局発信内容とそこに整合性がなかったら、
そのコンセプトは機能しないわけですよね。
そんなものは意味ないし、そんなものなくても、
例えば僕の場合だとコンテンツ販売というものを専門分野としてやってますけど、
コンテンツ販売の情報を発信していればですね、
コンテンツ販売に興味のある人が集まってきますよね。
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そこで有益な情報を発信していれば、
この人の話はすごく役に立つなというので、話を聞き続けてくれますよね。
そうすると信頼がたまっていくわけじゃないですか。
信頼がたまっていって、自分の価値観とかメッセージとか伝えたいことを話していけば、
一部離れていく人、共感的な人は離れていくし、
共感できる人、ファンになってくれた人は残るしみたいな。
最終的に商品ができたから商品を、
こんなの作りましたって言ったら買ってくれるみたいな。
実際コンセプトとかそんなこと話をしなくても、
普通に自分の専門分野の話をして、
価値のある情報を提供して、
あとは自分の人間性とか価値観とかそういったものを表現していけば、
勝手に残るんですよね、そういう人たちが。
変なコンセプトなんか決めなくても全然うまくいくわけですよ。
このコンセプトによっていろいろ縛られてしまうことがあって、
なおかつそのニッチなことをやろうとする、
マイナーでマニアックなことをやろうとしてしまうと、
教育が難しいんですね。
例えば自分がダイエットの専門家で、
すごく画期的なダイエットメソッドを開発した人もいますよね。
誰も今までやったことがない。
例えば読書ダイエットみたいなね。
本を読んで頭を使うことや、
エネルギーを使うから痩せますみたいな。
そういうダイエットがあった場合に、
それって教育が難しいんですね。
ほとんどの人が痩せたいと思った時に、
痩せたいから読書しようっていう、
こういうニッチになってないからです。
だから読書したら痩せるんですよっていう、
このニッチを進めるのにものすごい時間とエネルギー、
あるいはお金が必要になるわけですね。
先駆者たち、先人たちがそういう教育をしてくれているんであれば、
読書したら痩せるんだっていうニッチになってるから、
比較的商品は売りやすいわけですけど、
そういったものが一切ない状態で、
全く無名で影響力のない自分がですね、
ちょっとそういう話をしたぐらいでは、
全然教育ってできないんですね。
だからそういうニッチでマニアックで、
そういったテーマを自分のビジネスとか商品で選んでしまった場合っていうのは、
教育が難しくなるわけですよ、すごく。
買ってもらうためのプロセスが、
ものすごくハードルが上がるってことです。
そういった自分で自分の首を絞めているようなものなんです。
仮にそういうニッチをして、
例えば読書をして、
本を読むと痩せますよっていう話をしたとしてもですね、
それを本当に信じてもらえるかってことですね。
自分が商品を作って、読書ダイエットメソッドみたいな商品を作っても、
仮に商品を売っても、
これ本当に痩せるのかなって思われたら、
買ってもらえないわけですよ、どんなに自分が言っても。
だからその信憑性っていうところも考えると、
画期的なメソッド。
なんかじゃあ、なんだろうな、
ウェブデザインで企業家の悩みを全て解決しますみたいな。
本当に解決できるの?みたいなね。あるじゃないですか。
ストーリーで全て解決できますみたいな。
全ては解決できないだろう、みたいな風になるわけですね。
そういう信憑性みたいな話になってくるわけですよ。
だからそこを信じてもらえなければ、
結局商品なんか売れないわけですし、
そういうすごく難しいコンセプトを作ってしまうと、
自分自身で言語化ができないですね、うまく。
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うまく説明できないわけですよ。
自分がうまく説明できないのに、
相手が理解してくれるなんてことは絶対ないので。
ってなると結局何なのかよくわかんないってなって、
誰も買ってくれないという風になるので、
本当にこれによって自ら首を絞めてしまう。
で、あればまずはね、
ある程度の方向性だけ決めて発信して、
その中で組み立てていく。
別に今すぐ決める必要はないし、
やりながら組み立てていけばいいし、
あと都度方向修正とかね、方向転換というのが出てくるので。
それができるのがスモールビジネスの強みなんですね。
大手企業っていうのはそこに膨大な時間とか労力とかお金を投資してるから、
簡単に家事を切れないわけですよ。
でも我々っていうのは本当にフットワークが軽いので、
いくらでも方向修正ってのはできるわけですね。
方向修正してもそんなにダメージが大きくないから。
だからそれがスモールビジネスの強みだと思うんで、
軌道修正しやすくするためにもですね、
ある程度フレキシブルに対応できるような形にしておいたほうが、
動きやすいわけですね。
なので特にね、これから何か活動していこうとする人、
まだ全然活動が止まっている人ですね、
コンセプトに縛られすぎて動けなくなるぐらいだったら、
そんなものない状態でスタートして、
やりながら考えていけばいいんじゃないかなと思うんですね。
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