00:05
こんにちは、こんばんは、ましゅまろです。
このラジオは、自閉スペクトラム症の2歳の男の子と、愛嬌たっぷりの0歳の男の子を育てる30代保育士の私が、
育児のことや発達障害のこと、
療育のことについてお話をしています。
よろしくお願いします。
今日は、「男の子なんだから」、「お兄ちゃんなんだから」って自分は言いたくないな、というお話をします。
個人的な意見であることを、ご了承の上、聞いていただけると幸いです。
なんで私がこの言葉を言いたくないのかっていうと、
その子の気持ちを否定しているように感じるからです。
買い物に行った時、遊び場に行った時、時々聞く言葉があります。
お兄ちゃんなんだから貸してあげなさい。
男の子なんだからそれくらいで泣かないの。
この言葉を聞くと、私は心がチクッとします。
お兄ちゃんだから我慢しなきゃいけないんだ。
男の子だから悲しくても悔しくても泣いちゃいけないんだ。
自分の気持ちを抑え込んでしまうのではないかと心配になることもあります。
実際私は親からこういう言葉を言われていたかは記憶にはありません。
私は3人兄弟の一番上でお姉ちゃんなので、もしかしたら言われていたのかもしれません。
物心ついた頃から自分の気持ちを表に出すことを我慢するようになっていました。
中学生の思春期の時は表だっての抵抗はしたことはなかったんですけれども、
静かな反抗誌を持って家出をしたことがあります。
携帯電話を持っていたので、おにでんがありメールがあり、
早く帰ってこいとすごい留守電も入っていて、
無視して友達と一緒にその時夏祭りをやっていたので、
隣の地区の夏祭りに行って帰ってきたんですが、
バス停にね、私の母と弟たちが一緒に迎えに来てくれたんです。
でもその時に母が言った言葉が、
あんたのせいで私がお父さんに怒られるだったんです。
もうその時は楽しかった気持ちもあったのでね、お祭りで。
もうね、絶望しか感じなくなりました。
私の気持ちはどうなるの?理由とか聞いてくれないんだ。
最終的には私って何なんだろうって思ってしまって、
その日の後は病みに病んで病みました。
03:04
とても辛い時期になりました。
こういう経験もあってなのか、
お兄ちゃんなんだから、男の子なんだから、またまた女の子なんだからという言葉を聞くと、
気持ちが否定された経験もある私は、
言われたその子たちの気持ちはどうなるんだろうと思って、
心がチクッとするのかもしれません。
私の旦那さんは時々長男に対して、
お兄ちゃんなんだから弟に貸してあげてって言います。
やっぱり心がチクッとします。
その時は私が間に入って、
今長男が使ってるからきっと使い終わったら貸してくれるよと言って様子を見ていました。
長男もね、集中が長く続かないこともあってすぐに手放して、
次男がすぐおもちゃを使うことができました。
旦那さんは、自分も兄弟がいない一人っ子だから、
兄弟のいる気持ちがわからないと時々言います。
私はそれに対して我慢することが多かったよ、
喧嘩もたくさんするし、
でも兄弟がいてよかったって思ってるよと伝えてはいます。
長男や次男に対して、
お兄ちゃんなんだから男の子なんだからって言わないでほしいと旦那さんにはまだ話せていません。
いつかきっかけがあれば話をして、
長男・次男のその時の気持ちに寄り添ってもらえたらいいなって思っています。
また私のこの思いにあわよこばというか、
共感してもらえたらいいなと思っております。
子育てって本当悩みが尽きないですね。
毎日笑顔で過ごせるようにしていきたいと思っています。
今日は男の子なんだから、
お兄ちゃんなんだからって言いたくない私の気持ちをお話しさせていただきました。
最後まで聞いていただきありがとうございました。
また聞いてくださると嬉しいです。
ではまた。