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5月6日、火曜日、朝です。おはようございます。
はい、ゴールデンウィークが今日でおしまいになります。皆さま、どう?遊びました?
今日が最後ですけど、素敵な思い出ができるように、いい一日になるといいですね。
はい、今日の朝のお話なんですけど、昨日に引き続き、作品の感想を皆さんとシェアしたいなと思って、1つ作品を紹介したいなと思います。
小説です。2003年に出版されました、東野圭吾さんの、かの有名な巨匠、東野圭吾さんの手紙というね、これ後に映画にもなったし舞台にもなった、結構有名なお話なので、
ご存知の方はね、お話の内容をご存知の方はたくさんいらっしゃると思います。お恥ずかしながら私ね、知らなくて、今回初めてこういう話だったんだっていうのをね、初めて知りました。
すごい重たい話だったよね。
かいつまんで、どういうお話かっていうと、ネタバレのないように、どういう話かっていうと、兄1人、弟1人、兄弟のね、天外孤独の、天外孤独?兄弟の親族とかもいなくって、親もいなくってっていう、仲良し兄弟がいたわけですよ。
で、貧乏で、で、お兄ちゃんは弟のために、すごい一生懸命働いて、大学に行かせたかったんだけど、貧乏すぎて、まあちょっとした出来心で、弟のために、なんかこう、やむを得なく、やむを得なく、強盗殺人というね、罪を負ってしまうんですね。
で、十何年間、刑務所に服役するわけですよ。服役している間中ずっと、弟よ元気かい?弟よどうだい?学校頑張ってる?学校頑張ってる?大学受験はするのかい?なんなのかい?っていうのを月に1回、弟にずっとお手紙を渡してるんですね。送ってるんですよ。
兵の中から、僕は兵の中で兵の外側のこと何にもわかんないけど、とにかくここで罪を滅ぼすことしか考えることができないので、お前だけはどうかどうか幸せになってくれっていう手紙を、毎月毎月何年も何年も送ってるんだけどね。
それを受け取る弟は、やっぱり殺人犯の弟っていうレッテルを貼られて、人生を生きていかなきゃいけないんですよね。そうすると、上手いこと行こうと自分の力で頑張るんだけど、何にもうまくいかないんだよね。
途中まで、大学受験とかも途中までいいかなって思っても、素性をバレると何にもうまくいかないんだよね。恋愛にしろ、自分が音楽の道に行きたいって夢にしろ、好きな人ができて結婚したいっていう恋にしろ、何にもうまくいかないんだよ。
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そうしているうちに、自分のために強盗殺人っていう罪を背負ってしまったお兄ちゃんに対して、だんだん怒りとか憎しみとかそういう気持ちになってくるんだよね。毎月毎月、脳天気に手紙が来るのが、だんだんムカついてきてっていう。
さて、その後どうなるかっていうのは、作品を見ていただいた東語敬語さんぽい、東の敬語さんぽい、暗い感じの重い感じの、そういうお話、なんか重厚なお話でした。
これはしばらく私読んだ後にちょっと考えてしまって、いろいろ考えてしまったなっていうことと、あとすごく印象的だったのが、物語前編はもう一旦そこに置いといて、小説の後書きがすごく印象に残ってて、井上ユメトさんっていう方が小説の後書きを当ててくれてるんだけど、解説っていうか後書きっていうか。
物語の中にジョン・レノンっているじゃない。ビートルズのジョン・レノンがいたじゃないですか。あの人のイマジンっていう曲が物語の随所随所に表れて、表現されてるんですね。
で、イマジンのしかしっていうのがさ、想像してちょうだい。戦争もない。差別もない。世界が一つになることを想像してちょうだいよ。すごいすごい難しいことかもしれないけど、みんながちょっとずつちょっとずつ想像すれば、もしかしたら現実になるかもよ、みたいな。
そういうお話っていうか、そういう詩だったじゃないですか。で、それはそれでジョン・レノンのイマジンっていう曲がありますよってのを置いといて、これ史実なんですけど、ジョン・レノンが殺害された、銃殺された数年後にね、あまりにもジョン・レノンが有名で素晴らしい人だったもんだから、自伝的の映画っていうかドラマみたいなのを制作することになったんだって。
で、主役のジョン・レノン役を募集したんだけど、いろいろ勝ち進んできて、とある新人俳優さんが合格したんだけど、芸名があって、本名があって、芸名で受けてきたから芸名で合格したんだけど、実はその人の本名がマーク・チャップマンっていう本名で、史実、ジョン・レノンを殺害した犯人と同姓同名だったんですね。
全然関係ないんだよ。身内でもなんでもないんだけど、ただたまたま同姓同名だったんだよ。
それを知った時に、ジョンの奥さんの小野陽子さんは、それが理由で、本名マーク・チャップマンっていうオーディションを勝ち抜いてきた新人俳優さんをクビにしたんだよね。
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これって、小野陽子さんもそういう感じなんだって。小野陽子さんをディスってるわけではなくて、結局、広い目で、俯瞰で、世界って差別がないといいよね、戦争がないといいよねって、俯瞰で客観的に見ると、何とでも綺麗事って言えるけど、いざ当事者になると、
被害者遺族感情とか、加害者家族感情とか、そういうものが、やっぱり根強い、せざるを得ない差別感情みたいな、もうすいません、我慢できないんです、
いけないことだとはわかってるんだけど、ここではもう、あなたとは話はできませんとか、そういう気持ちって生まれてくるんだなぁと思って、人間のそれってさ、難しい、絶対あるところじゃない?
なんかね、それをね、すごくね、深くね、深く深く思ってしまった。そういうことが、もう人間の中にあるのであれば、やっぱりこのジョン・レノンのイマジンっていう曲は、本当にやっぱり夢物語の曲なんだなって想像してごらん。戦争も差別もない世界が一つになるっていうことって、まあ難しいことなんだなって、なんかね、思った。
このお話、ご存知の方おられますか?もしご存知なかったら、ぜひぜひね、小説を読んでいただきたいなって思います。すごい考えさせられるなって思って、なんか明日の我が身というか、私にもそういう汚い、汚いというか、もし自分が被害者になったらとか、
被害者の遺族になったらとか、加害者の家族になったらっていうところの感情ってどうなるかわかんないなっていう、なんかね、そういうことをね、深く深く考えさせられる、そういうお話でしたね。読んだことない方はぜひおすすめです。読んでみてください。映画も出てるようです。
読んだことある方、お物語ご存知の方、どしどしね、僕はこう思う、私はこう思う、みたいなね、ご意見ありましたら、一緒にね、語り合ってみたいななんて、意見の交換みたいな、シェアみたいな、してみたいななんて思っております。
はい、ゴルデンウィーク最終日です。どなた様も後悔のないようにね、2025年のゴルデンウィークはもう二度とやってこないからね。後悔のないように楽しく過ごせますように。では、張り切って声出していきましょう。いきます。
今日も、あれなんだっけ、いつもなんて言ってるっけ。では行きます。声出していきましょうって言ってるよね、いつもね。せーの、ぐいぐいと良い一日をお過ごしください。それでは、いってらっしゃい。