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今日は、昨日に引き続き、小松ゼミの3回生の西野さんにお越しいただきまして、
【睡眠とリラクゼーション】というテーマで、ご活動しておられるんですけれども、
昨日は【樹木メソッド】、そして今日は【脱力メソッド】ということで、
西野さんご講案のメソッドを直接伝授できるという、すごく素晴らしい回となっておりますので、
皆さんもぜひぜひお試しください。ということで、西野さん、ありがとうございました。こんにちは。
本当にメソッドを開発するというか、そのあたりを昨日ちょっと伺ったんですけど、
今日は【脱力メソッド】ということで、これを講案されたいきさつみたいなのを教えていただけますか?
私、緊張しやすいタイプなので、緊張するとどうしても体が固まって、グーッと力が抜けなくなって、
睡眠の質も下がったりというのがあるじゃないですか。それで悩んだことから、
とりあえず力を抜く練習をしてみようという訓練ですね。そこから生まれた感じになります。
それはいつ頃ぐらいの話ですか?
去年、2023年の春ですね。
春頃。ということは、約1年近く前という。
そうですね。ずっと力んでいるなという時はやるようにしています。
大学でいうならば、社会の一つでもあるから、不特定多数の人が出入りしていたりとか、
特に高校と違って、やっぱり授業ごとに人が変わったり、先生が変わったりという、
小中高と比べるとかなり不安定というか、流動性の強い空間ですよね。
なので、より緊張感も多分終わりなところが、西野さんもそうかもしれないけど、
他の学生も多分そういうのを何人も見ているので、なかなか変化するの大変だなと思いました。
ということで、この脱力メソッドでやってみましょうか。
何をするかというと、入民の前にお布団に寝転がって仰向けになって、
楽な姿勢で寝転んでいただいて、布団になりきるというところです。
布団になりきるという。
布団の一部に溶け込むという感覚ですね。
なので、力を抜いてふーっと深呼吸しながら、自分の体が布団に沈み込んでいく、
自分の体の重みを感じるというメソッドになります。
重みということは重力。
重力ということは皮膚感覚の一つというような。
あと水平感覚もありますよね。
水平感覚もあります。
これでやってて気づいたことが一つあって、枕がフィットしないなっていう日って時々あるじゃないですか。
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そういう時って枕がフィットしてないんじゃなくて、自分が枕にフィットしてないっていう。
方向なんですよね。
なので、自分の力に硬直した状態では柔らかい枕にどうしてもフィットしませんよね。
預けられてないので、ずっと牙って枕に頼らずに頭を持ち上げているような状態なんですよ。
ってなると、まあ眠れませんよっていうことに気がついて、これの重要性を再確認したっていうところなんですよ。
預ける、委ねる、信頼するみたいな。
そうですね。ここは大丈夫だよっていう風に体に教え込んであげるっていう意味合いもあると思います。
なんかその反発するっていうのが何かあるなっていった場合に、やっぱり根本原因が存在してるんですよね。
このメソッドをやって、体が重くなってきたなっていう時に、目の力を抜いてあげるっていうのがこのメソッドのポイントになってきます。
体の力を抜くっていうのは意識しやすいんですけど、目がずっと物を見る準備状態になっていると休まらないんですよね。
ずっと目を開いたらすぐに物が見えるようにってずっと決まってる状態なんですよ。
それを何も見なくていいんだよっていう風に体に教えてあげて、筋肉を緩めることができると目残りが休まって血管も良くなりますし、
翌朝起きた時の回復具合も全然変わってきます。
知らず知らずのうちに集中しっていうのかな、そういう風になってますよね。
集中するぞっていう心持ちでずっと目が準備してる。
スマホの画面はじめPCとか、物を中心で見るっていうことばっかりしますもんね。
そういうことをしていくとどんどん視野が狭まってきて、狭まっていることに気づかずに生活してたりするんですよね。
そうなると車の運転も見えてないものが増えていく。
どこ見てるのこの人みたいな方いらっしゃいますよね。
そういう方は心に余裕がなかったり視野が狭かったりということなので、多分視野が狭くなって目が凝ってるっていうのが繋がってたり。
なるほどね。中心視はするけど周辺視っていうことを忘れちゃってるっていう。
忘れちゃうんだと思います。
両方のバランスがありますもんね。
そのバランスをフラットに戻してあげるっていう。
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なるほど。目を閉じて盲っていうのはある種の中心視の緊張を解きほぐすっていうような。
そうですそうです。
これもうね、今ボイシーは耳で皆さん聞いてますけど、これ目っていうのはね、また無意識に使ってるからそこもほぐしていくっていうことでございますよね。
これはもうぼーっとして目を閉じて、そして布団になるっていうなりきる状態で、これも時間とかそこらへんはあんまり考えずになるようになるって感じですか。
そうですね。時間決めずにやって、気づいたら意識が飛んでも入眠してるって。
次意識が戻るときは目覚めた時っていう、そういう感じなんですよ。
なので時間決めずに寝る前にやっていただくっていうのが良いと思います。
これ毎日仕組みとして作るのはいいですね。そういう習慣としてやっていくっていう。
じゃあ脱力、布団になろうなろうって感じでっていう。
これ昨日は樹木メソッドを試しましたけど、共通してるやり方だなって思いましたね。
それは自分じゃなくて樹木になったりとか布団になったりという、自分以外のものになりきるっていうような、そこはやっぱりすごく言葉としても分かりやすいし、やろうとしてる人もイメージがつきやすいですよね。
そうなんですよ。具体的に樹木になってみようではなく、皮膚に感じる圧力を感じてみようとか、水分を感じてみようとか言われてもちょっとイメージがしづらいじゃないですか。
そこを何か皮膚的に置き換えて具体的なイメージを持ってもらってやってもらうと体の感覚がつかみやすいなっていうことで、なりきりっていう風にしています。
これね、今パッと思ったんだけど、海に行った時に、例えば砂浜の砂になりきるとか、波打って、それにすごく他の場所でも使えそうやなって思いました。
いろんなバージョンができると思う。なりきりシリーズ。
本書けるかもしれないね。
本当ですね、これ。
ちなみに、また次のチャプターで少しお話いただきたいんだけど、来年の卒業政策で様々なアイテムを考えてのリラクゼーションの進化を考えてあるわけなんですけど、そこの話にも近いような。
はい。
それやっぱり、普段忙しい人、僕も含めてですけど、なかなか余裕ないじゃないですか。
それを大学で教鞭とっていると、学生さんから教えてもらえるんですよ、これ。めっちゃいいなと思いながらね。
いつも癒され事業をさせてもらっているので、ありがとうございますということで。
最後のチャプター3では、来年の話みたいなのをやりつつも発展的にやってお話をしてみたいなと思います。