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2024-12-14 05:07

【恐怖症の克服】音の力で閉所の恐怖をやわらげる方法

恐怖症は内受容感覚と外受容感覚のバランスの歪みによって引き起こされます。自分の体内の音を聞くことによって、内受容感覚を強めることが恐怖症の克服につながる話をしました。
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本日のテーマは、【恐怖症の克服】ということで、音で閉所をやわらげる方法をお伝えしたいなと思います。
これね、以前もいくつかしゃべったことがあるんですけれども、最近ですね、リスナーのとある方からコメントをいただきまして、ちょっと読みますね。
はじめまして。閉所恐怖症で私も困っています。エレベーター、地下鉄、電車、新幹線、特に飛行機が本当に怖いです。逃げられない密閉された空間にいるとドキドキが止まりません。耳トレの視点は初めて知りました。
ということで、お便りありがとうございます。特にですね、この飛行機が本当に怖いっていうのは、僕本当そうなんですよ。
飛行機って別に高いところは全然平気なんですけれども、閉じられるというか、狭いところに座席に座って、そしてシートベルトをしっかり締めて、隣の人との間隔もすごく短いというか、限られてますよね。
そこで発車するまでに、かなり強制的に移動させられるっていうのがあって、僕結構ね、いつからかな、かなり好きじゃないなというところがあるんですね。
エレベーターも好きじゃないですね。というふうに人それぞれに、自分にとって恐怖な部分っていうのが結構あって、これ他にもね、平所以外にもね、高所恐怖症とか、あとは深海恐怖症とかね、深い海のことを思うとどうしてもいたたまれないとかね。
あとはもうね、爆音恐怖症とか、いろいろな恐怖症ありますけれども、多くの恐怖症の場合に音で何か改善していくことが必要じゃないかということでね、メソッドがいくつかあります。ここでまず大事なのはですね、2つの言葉ちょっとね、お伝えします。外受容感覚と内受容感覚っていう、そういうものですね。
内受容感覚は自分の身体の内側を感じる、そうした感覚です。そして外受容感覚は自分の身体の外側にある刺激に対する感覚なんですね。普段はですね、我々外に対してかなり強いインパクトを持っています。特にあの恐怖症を持っている方はですね、外受容感覚の方がかなりバランス的にね、強くなっちゃって、それで外にばっかり意識を向けて、そして自分の中にある体内にあるようなものとか、
自分でいくっていうのがなかなか見失いがちになってしまうというところがあるんですね。なので音で言うとですね、自分の体内の音をね、意識するっていうことがまず大切なんじゃないかなっていうことをね、思います。例えば呼吸音、自分の呼吸の音をですね、10回聞こうとか、鼻から吸って口で出すっていう場合があったとしたら、その吸う音と吐く音の違いを意識していこうとかですね、
あとは自分の心臓の鼓動の音とか脈ですね。脈って自分のこの脈の手のこのところにもう一つの手を持っていって、それで脈を測りますけど、そういうふうな自分の中にある動きとか、そうした体内の音っていうのをね、意識していくと先ほどの外受容感覚から来る強い刺激っていうのが一旦ちょっとね、意識が内側に向けられるから、
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より中央になるというかバランスが向けられやすくなるっていうことに繋がるわけですね。これあのすぐにはなかなか難しいというところがあるので、あ、なんか恐怖があのなんか狭いところでやばいなっていう感覚、これあの予測的な恐怖っていうのがありますよね。実際に狭いところに行って、そこで感じる恐怖もあるんだけど、その今から狭いところになるなとか飛行機の中に入るなとかね、そういうふうな予測というか、
今後の見通しから来る恐怖のあり方って存在しますよね。そうした時に結構ね、別に恐怖じゃないのに恐怖を感じるって時にはですね、特に今みたいな呼吸の音を感じていく、心臓の鼓動を意識していくだけでもだいぶ違うと思いますね。そんなふうにしてですね、音から兵傷を和らげる、恐怖症を和らげるっていうことをね、していくと良いかなと思うんですね。
ただしですね、これすぐにはできないんですよ。習慣的にやっていく必要があります。これはね、認知行動療法みたいなところがあるので、何か兆しが来たら、やばいなって兆しが来たら、そこで音の聞き方を体内の方に変えていくっていうのをね、パッとできるような形にしていって、継続的にそれを体内を意識していく。そうすることによって、僕はだんだんとね、恐怖症もなくなりつつ、ゼロにはならないですけどね。
自分で生み出したメソッドが自分を助けていくというね、すごくね、自分に感謝したいような、そんな感じの恐怖症の音のトレーニングね、ちょっと今日は紹介をしてみました。
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