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こんにちは、まりもです。
このチャンネルでは、お菓子作りで起業して8年目のまりもが、
個人ビジネスのあれこれについてお話ししていきます。
今日のテーマは、「丸パクリはバレなければ良い?」ということでお話ししてみたいと思います。
お菓子屋さんを開きたいとか、お菓子教室をしたいという方の中に、
本のレシピとか、誰か先生のレシピを丸パクリしてそのままやっちゃえばいいじゃんと思っている方がたまにいらっしゃるんですね。
基本的にレシピ本のレシピで作ってお菓子を売っても大丈夫です。
でも、お菓子教室の場合は、その先生がこのレシピは商用利用可能ですとか、
商用利用しないでくださいねとか、
はたまたライセンスという制度があって、
商用利用したい方は別途お金を払ってくださいねとかルールを決めていることがあります。
なので教室で習ったレシピというのは、
商用利用ができるかできないか確認してから使うということになります。
ただですね、パクって売ってお金を儲けようっていう発想自体がちょっとセンスないなと思ったので、
そんな話をしたいと思います。
ちょっと辛口ですかね。
センスないなと思っちゃった理由はですね、
お客さんが求めているものをわかってないなって思ったからなんですね。
お客さんはね、求めているのはおいしさだけじゃないんです。
ただおいしいお菓子を食べたいとか、
おいしいお菓子を習いたいって思っているわけじゃなくて、
そのお店のストーリーとか、
店主さんのお菓子にかける思いとか、
その先生の人柄とか、
思考錯誤している様子とか、
そういったものを見て全部ひっくるめて、
あ、欲しいなとか、
先生に習いたいなって思うわけなんですね。
だから人柄に共感したりとか、
その店主さんとか先生とのつながりが欲しいといった意味で、
お金を払ったりもするんですね。
なのでおいしい商品とか、
いいサービスをまるまるレシピをパクって作っても、
それだけじゃ売れないってことなんです。
要は深みがないってことですね。
パクったその人に深みがないので、
買う理由がないなっていうところなんです。
だからパクっちゃえば売れるって考えるのは、
ちょっとセンスないなって思ってしまうんです。
でね、実際、
例えばその先生にバレないから、
パクって売っちゃおうって思ってやった場合、
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どうなるかというと、
売れてしまうとバレちゃうじゃないですか。
だから人気にならないように、
セーブしちゃうんですね。
先生にダメって言われたものを、
パクって商品化しちゃってるわけだから、
それが人気になって先生にバレたら、
え?ってなるじゃないですか。
悲劇ですよね。
だからやっぱり商品は正々堂々と作って、
もちろんコンセプトを立てて、
どんなお客様にどんな商品を届けたいのか、
自分らしさをどうやって出していくのか、
ちゃんと考えて、
正々堂々と商品を作って、
売っていこうっていうことですね。
私も自分の教室でライセンスを発行しているので、
私のレシピで商売をしている方もいらっしゃいます。
そういう時にはですね、
自分が生徒さんとしては、
自分が考えたレシピじゃないんだけれども、
先生がこんな思いで開発して、
それに共感して、すごく美味しくて、
私もこの美味しさを広げたいと思っている、
みたいなエピソードですね。
思いとかエピソードを発信していくことで、
共感が得られるものなので、
自分がレシピを考えたかどうかに関わらず、
やっぱり思いを伝えるっていうのが、
すごく大事かなと思っています。
なので今日の結論としては、
丸パクリして割れなければいいやっていうこと自体が、
センスないよってことですね。
センスないし、経営のことあんま分かってないなって、
私は感じるなというお話でした。
ちょっと辛口になってしまったかもしれないんですが、
少しでも参考になれば嬉しいです。
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そちらもぜひチェックしてくださいね。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。
ではでは。