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2024-08-01 04:58

スタンドFMが吉本興業に買収された舞台裏を解説します

本日のホットニュースの買収劇。事業化プロデューサー時点で、勝手に舞台裏を想像してみました。

◾️ 吉本興業は買収したスタンドFMをどう活用するのか?
https://note.com/motohiro0215/n/n7a84535111cc

#マルセロビジネス講座
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どうも、マルセロ🌈事業プロデューサーです。今日は、スタンドFMが吉本興業に買収された件について話します。
と言っても、私は関係者ではないので、あくまで外野から見てこういうことではないかという推測の話となります。
これには2つの視点があって、スタイフがなぜ買収・見売りという選択をしたのかという点が1つ。
もう1つが、なぜ吉本がスタイフを買収したのかという視点。
まず、スタンドFMはなぜ買収という形を選んだのか。これは最初からエクシットとして見売りを考えていたのだと思います。
競合であるボイシー社は、次から次へとある意味なりふり構わずマネタイズ策を繰り出してきているのに対し、スタイフはそれがあまり見えませんでした。
広告もほとんど入っていないので、有料放送・メンバーシップ及びギフトの手数料くらいしか収入源がなかったのではと思います。
一方、音質やUI・ユーザーインターフェースなど、ハード面ではスタイフの方がボイシーよりはるかに上、つまり開発投資がかなり重んでいる状況と思われます。
投資が先行して収入が追いついていかない状況であり、当然赤字であったと思われます。
その先、どうやって収益化していくのか全く見えていませんでした。
おそらくスタイフ単体での収益化は考えておらず、魅力的なプラットフォームを作り、ユーザーベースを蓄え、それを価値として評価してくれる会社に売る、最初からそういう戦略であったと推察します。
そこに吉本工業がバイヤーとして現れ、金額が織り合ったからリール・買収に応じた、ということではと想像します。
では、吉本工業はスタイフのどこを評価し、どう活用しているのか。
おそらく米国中心にポッドキャストが伸びており、音声配信の可能性に着目していた。
吉本は自前志向が強い会社なので、最初スクラッチからプラットフォームを作ろうと考えたのではないでしょうか。
そう考えていたところ、偶然スタンドFMを見つけた。
ハード面では出来が良いし、配信者の数もそこそこ集まって盛り上がってきているので、自前で作るよりこれを買った方が効率的なのでは、という判断に至ったのではないかと思います。
では、どんな風に使うのか。3つくらいあるのでは、と思っています。
まずは単純に各芸人さんにチャンネルを持たせる。
芸人さんなので文字でつながるXのような、よりも声でつながる方がファン化しやすいという考え。
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おそらく有料チャンネルとして作り込んだコンテンツを配信するのではなく、日常の声日記的な感じで無料で開放し、ファンを温めておく、英語で言うキープインタッチというやつですね。
そこからライブや動画の視聴、あるいはグッズ販売等でマネタイズしていく。
2つ目は新人発掘の場としての活用。
芸人の卵たちにチャンネルを持たせ、そこでフォロワーや再生数で等格を表してきた芸人をピックアップしていく。
3つ目は素人とのコラボ。これはスタイフならではだと思います。
ファンに対してコラボ相手を募集し、素人とコラボする。
誰でも参加できるというより、ファンクラブ特典的な使い方。一定のティアー以上の会員が芸人さんとのコラボライブの権利を有するという仕組み。
ファンの方はもちろん死ぬほど嬉しいですし、芸人さんは素人と会話を盛り上げる経験を積むことでトーク力が鍛えられます。
あるいは芸人の卵が先輩芸人の胸を借りながらライブをするというのも面白そうです。
もちろん人気芸人同士の対談や芸人さんが著名人をゲストで迎えて対談するというのもあり、
最後に吉本ならではのマネタイズ方法として企業案件スポンサーコールが考えられます。
提携文を読み上げるのではなく、毎回芸人さんがアレンジを聞かせながらスポンサーコールを実施、スポンサーコール自体をコンテンツの一部にしていく。
横目で他の芸人さんのやり方を見ながら競い合っていくのも面白そうです。
以上、勝手な妄想でした。お聞き下さりありがとうございます。
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