オーストラリアの食文化
Maple in Melbourneのアドベントカレンダー✨
こんにちは、Mapleです。
12月1日からクリスマスの25日まで、毎日配信をしながら、一緒にクリスマスのカウントダウンを楽しみましょう。
こちらは、12月22日の配信です。
オーストラリアの食べ物って何ですか?という質問をされることがあります。
オーストラリアは移民の国なので、様々なバックグラウンドの人が住んでいて、美味しいものはたくさんあるんですけれども、
オーストラリアの食べ物と言われると、結構難しいんですよね。
いわゆる国民食と呼ばれるものがいくつかあって、その一つがミートパイです。
手のひらくらいの大きさのパイで、中に煮込んだビーフが入っているものが一般的です。
パブメニューにもあるんですが、もっと気楽に駅のキヨスクにあるホットフードなんかにもあるんですよ。
パン屋さんのミートパイだけではなくて、パイ専門店というのもあります。
そして中に入っているものはビーフだけではなくて、チキンやマッシュルーム、あとはタイカレー味とかベジタリアンのものとか、いろいろあるんです。
スーパーの冷凍コーナーにもいろいろなブランドのビーフパイが並んでいます。
私はそうしょっちゅうは食べないんですけれども、時々パイ専門店などに行くときに食べることがあります。
なのでスーパーで売られている冷凍パイというのは食べたことがなかったんですよね。
私が日本語を教えている生徒さんの中にオーストラリア人のおじさんがいるんですけれども、
その方にですね、フォン20を食べたことがないのかってびっくりされました。
フォン20というのはオーストラリアで60年以上愛される国民的ミートパイのブランドで、私もね、見たことはあるんですよね。
ただ食べたことがなかったんです。
そのフォン20、なんと日本で発見しましたよ。
先月日本滞在中、マイバスケットというスーパーの冷凍売り場にこのフォン20パイがあったんです。
そのとき母と一緒にいたので、あ、これオーストラリアのパイだよって言うと、
じゃあ食べてみたいということでね、購入してみました。
通常はオーブンで温めるものなんですが、レンジでチンした後にオーブンに入れればよいというふうに書いてあったので、
そのようにしてみました。
お味はですね、想像していた味でしたね。
母の家のオーブントースターが、上下赤くなる棒みたいなのがあるじゃないですか、
その上の部分がなんと壊れていて、下からしか火が当たらないという状態だということも、
このフォン20パイのおいしさを100%出しきれなかった原因かもしれないんですけどもね。
ちゃんとオーブンでしっかり温めたら、もうちょっとおいしく感じたかもしれません。
このフォン20は日本ではイオンで売られているそうなので、
気になった方はオーストラリアで生まれた国民的ミートパイフォン20をぜひお試しください。
それではみなさん、ハッピーホリデー!