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あなたの街の 元気のもと まなべる八吉の トートラジオ
みなさん、おはようございます。 トートラジオの時間です。
日曜日の朝、いかがお過ごしですか?
こちらは、宮崎市にあります、本屋とスタジオのある薬局、
まなべる薬局知恵所のおっちゃん薬剤師こと、高尾雅人です。
今日のテーマは、笑う準備が、薬かもしれない。
笑いは、安心できる場所に生まれる、です。
シナプソロジー体験と笑いの発生
最近、学校や地域の公民館で、ストレッチやシナプソロジーの講演をさせていただくことがあります。
ストレッチは、みなさんご存知かと思いますが、
シナプソロジーというのは、あまりお耳にされたことはないかと思います。
簡単に申しますと、脳と体を一緒に動かすような、
ちょっと楽しい脳の体操と思っていただければいいですね。
例えばですね、みなさんぜひ一緒に、右手でトントン、左手でスリスリ。
はい、同時にですね、右手でトントン、左手でスリスリ。
もうすでに何かおかしい感じがしているかと思うんですけど、
さあ途中で反対にしてみましょう。
なんていうと、これがなかなか難しい。
できそうで、できない。
わかっているのに、手が言うことを聞かない。
そうすると、会場のあちこちでだんだん笑いが起きてきます。
でも、最初からそうではありません。
最初ですね、みなさんのお顔を見ると、かなり緊張されていたりします。
なんだか聞いたこともないような、体操をさせられるんじゃないかとか、
間違えたら恥ずかしいなとか、私にできるかなとかですね。
そんな気持ちがお顔に出ているんですよね。
表情も固いし、体も固そうだし、会場も静かですよ。
だから、私もドキドキです。
だから、ゆっくり始めるんですよね。
できなくて大丈夫です、間違えた方が今日は大正解。
うまくやることはなくて、笑って帰るのが目的の回ですとか、
そんなふうにお伝えしながら、少しずつ少しずつ場が柔らかくなっていきます。
そうするとですね、めちゃくちゃ不思議なんですよ。
最初あんなに怖がっていたお顔がですね、だんだん緩んでくるんですよ。
もう隣の人と目が合うだけで笑ってますもんね。
自分の手が思ったように動かなくても、もう笑うでしょ。
できたと思ったら、今度ははいとか言われたら、瞬間にまたできないからまた笑う。
もうそのうち会場がですね、もう笑う笑う。
もうどこそこで笑う笑う。
もうたまらんですね。
僕はそれを正面から見てますからね。
そこで思うんですよね。
笑えない理由と笑うための準備
人はですね、笑わないんじゃないんだなって。
笑えないだけの時があるんだよねって。
笑う力がないわけじゃないですし、楽しい心が消えてるわけでもないじゃないですか。
ただですね、安心していないって感じですよね。
少し心が身構えてて、まだここで笑っていいんだと思えていない感じでしょう。
だから笑うためにはやっぱり準備がいるんでしょうね。
だから面白いことを言う準備ではなくて、人を笑わせる技術でもないですし、
笑う準備っていうのは、安心できる場所を作ること。
間違えても大丈夫。
うまくできなくても大丈夫。
ちょっとおかしくなっても大丈夫。
隣の人も間違えてる。
先生だって間違えてる。
みんな間違えてみんなで笑う。
そういう空気ができた時、人は自然に笑い始めるんだと思います。
安心感と笑いの効果
笑いって無理に出すものではなくて、
安心の中からこぼれてくるものなのかもしれないですね。
薬局でも地域の集まりでも、家庭でも職場でも同じかもしれません。
はい、笑ってくださいと言われても、なかなか笑えないですもんね。
ここにいてていいですよ、急がなくてもいいですよ、できなくてもいいですよ、
そんな空気があると少しずつ緩んでいくんですよ。
そしてふと笑える。
その笑いはただの笑いではなくて、体の力が抜けるほどの笑い。
心がほどける笑い。
何よりも隣の人と近くなるような笑いなんですよね。
だから私、公演の時に皆さんが笑っている姿を見ると、本当に思うんです。
もうまさにこの笑いの時間が体操の時間で、脳トレの時間で、
そして生活の中での安心を取り戻す時間なのかもしれないですね。
だからですね、笑うことは薬かもしれない。
でもその前に、笑える場所を作ること、笑っていい空気を作ること、
それもまた薬かもしれません。
エンディング
今日のテーマは、「笑う準備が薬かもしれない。笑いは安心できる場所に生まれる。」でした。
今日もどこかで誰かが少し安心してフッと笑えますように。
来週もTOTOラジオでお会いしましょう。