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今回は、社会人基礎力の中の前に踏み出す力、アクションについてお話をしたいと思います。
社会人基礎力は、大きく3つの能力があって、前に踏み出す力と考え抜く力、そしてチームで働く力の3つに分かれます。
今回は、この中の前に踏み出す力、アクションということで、行動する力というふうに考えられるところについてお話をします。
前に踏み出す力は、実際の社会の中で答えは1つに決まっていないことが多く、
試行錯誤しながら失敗を恐れずに、自ら一歩前に踏み出す行動というのが求められています。
失敗しても他者と協力しながら粘り強く取り組むことというのが、ビジネスの世界では求められている。
これを満たすために、前に踏み出す力というのをぜひ身につけていただきたいというところです。
この前に踏み出す力は、主体性と働きかける力、実行する力という3つの力から成り立っています。
そのうち、主体性についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。
主体性をさらに分解すると、当事者意識、決断力、チャレンジ力に分かれます。
当事者意識というのは、起きている物事を自分ごととして捉える力の度合いのことを指します。
そして決断力とは、自分自身の意思で決める力、最後にチャレンジ力、新しいことに挑戦する力となります。
今日は前に踏み出す力ということで、その中でも主体性についてお話しましたが、
この当事者意識、決断力、チャレンジ力、自分の主体性を鍛えようと思った時に、
どの部分が弱くてまず鍛えていく必要があるのかということをぜひ考えてみていただきたいと思います。
本日は主体性についてのお話でした。