1. まなびのはなし
  2. #029 - 資格のための勉強

履歴書などに記載を求められたり、仕事をしていく上で必要になったりする資格というもの。今回は、誰かに頼まれたわけでも、受験する必要があったわけでもないのに、資格の試験に申し込みをしてしまったtomokoの話と、資格についてのエピソードが色々と豊富なemiで「まなび」について語り合いました。

  • 資格のための試験にまつわるそれぞれのエピソード
  • 年を重ねると共に下がっていく集中力
  • 試験によって異なるフォーマット
  • 働きながら隙間時間に勉強モードになることの難しさ
  • 試験の攻略スキルというもの、個人差
  • 忙しい大人は「自分にあった」対策プランが必要なときも
  • コンテンツについて網羅的に整理されているテキストブックの存在・価値
  • 結果はどうであれ(資格に対して)勉強した体験にも価値がある

エピソードで触れたもの、関連情報

関連エピソード

「#まなびのはなし」について
大人の学びをサポートしている二人が、それぞれ見つけた・考えた、ことを、話したいから話しています。話している二人は「英語教育」「コミュニケーション学」「言語コーチング」に専門性をもつemi (⁠⁠ウェブサイト⁠⁠)と「インストラクショナルデザイン」「リーダーシップ」「キャリア・ライフコーチング」に専門性をもつtomoko (⁠⁠ウェブサイト⁠⁠)。毎週1回配信しています。自己紹介エピソードはこちら:⁠⁠#001 - 自己紹介⁠。文字起こしは⁠LISTENサイト上⁠で見ることができます。

サマリー

このポッドキャストでは、大人の学びをサポートしている2人が、それぞれ見つけた考えを話しています。お勉強や試験対策に関するトピックが取り上げられています。今回のエピソードでは、資格のための勉強についてお話ししています。皆さんは自分自身のテクニックや勉強方法を見つける必要がありますが、そのためには様々な事例を参考に試してみることが大切です。また、資格の取得には目的や動機が重要であり、学びの効果や心の支えにもなるものです。資格のための勉強についてお話しをしました。日本の独特な資格熱や受験経験について考えた後、学びの経験は必ずしも無駄にはならないことを強調しました。

資格に向けてのお勉強
このポッドキャスト、まなびのはなしでは、大人の学びをサポートしている2人が、それぞれ見つけた、考えたことを話したいから話しています。
よろしくお願いします。
お願いします。
今日話したいことは、資格に向けてのお勉強です。
はい。これ、私が持ちかけたネタではあるんですけども、きっかけとしては、すごく久しぶりにですね、日本語の履歴書を書こうかなと思って、
日本の履歴書って、免許とか資格書くエリアが必ずそこにあってっていう話と、あと朝に収録している3日後ぐらいにですね、すごく久しぶりに資格のベストがあって、
自分で自主的にそれに登録して受けるぞとやったものの締め切りが近づいているという状況なので、資格に向けてのお勉強みたいなことについて話せればなと思ったっていうのが背景としてあります。
明後日ですからね、受験日が。
そうですね。あまり数えないようにしてるんですけど、久しぶりなんですよね。もちろん大学院に通っているし、10年前は通っていたし、テストみたいなものはあったんですけど、
なんて言うんですかね、自分でお金を払ってまで資格を取りに行くっていう行為ってすごく久しぶりな感じがして、最後にやったこれに近い体験は、大学院を10年前に受ける前にGREっていうテストを受けなきゃいけなくて、
その時トーフルも受けなかったんですけど、そこら辺のやらなきゃいけないテストっていうのは勉強の仕方に似てるんですよ。だけど、今回みたいに誰も頼んでないし、やる必要もないのに自分でお金を払ったっていうのは、最後、英検なんじゃないか。
それ、いつ頃の話ですか?
5月1日とかですね。もちろんね、運転免許がその後だけど。
試験の経験と変化
じゃあ10年に一度くらいの出来事なんですかね。
そうですね。そういえば中国語検定とかも確か受けてた。
あるじゃん。
あるね、ある。
英検の時のことなんか思い出す感じ。あとはGRE、今回のその追い込まれ感。
そうか、じゃあトモコさんにとっては滅多にない体験っていうことなんですね。
そうですね。えみさんの人生において10年ほどは空いてない感じですか。
そうですね。特に英語系はお仕事上健康診断みたいなところもあるので、定期的に英検とかTOEICとかそういうのを受けたりしてて、
一番最近はさっき調べたら2019年の10月にTOEICのスピーキングライティングっていうのを受けてました。
ごめんなさい、さっきの健康診断っていうの流してたんですけど、何度も受けるものなんですか?
そうですね。
10年がどんな感じかなっていうの、ヘルスチェックみたいな。
そうです、そうです。だからTOEICとかは多分それでも10回ぐらいかな、今まで。
すごい、初めて出会った。
でもTOEICの専門家の方とかはもう年間に5、6回とかなので、私はそんな全然ですけど、でもまあ何年かに一度受けたりとかはしていますね。
健康診断で体重下がったとかそういうのあるような感じで、スピーキング今回は衰えたとかそういうのあったりするんですか?
そういうためのチェックですけど、動かないですよ、そんな。
そうでしょうね。えみさんとか高い選手にいて運営がもうなさそうで。
ただ本当にね、毎回回を追うごとに年が経つごとに、同じ試験時間でも進度差が違います。
もう長い、全然集中力が持たないし、途中で飽きちゃうので、そういう変化は感じますね。
私が多分最後にTOEICとか英検を受けた時はあれですよ、鉛筆でコショコショって塗るやつでしたよ。
今も多分そうだと思いますよ。
自己戦略の重要性
え、ぴっきりも全部パソコンで、TOEFL受けた時、日本でそうだったでパソコンがあって、バッツに座らせてやった。
それはそうですね。TOEICもスピーキングライティングはブースなんですけど。
やっぱ健康診断でしょね。頻繁に行かないとどういう状況かもあまり私はわかってなかった。
そうそう、だからそこなんですよね。私自身の健康診断もあるんですけど、学習者の方がやっぱり最新情報を持ってくるので、
それにある程度ついていかないといけないなっていうのがあって、今のTOEICどうなってるかなとかっていうのをね、知る意味でも受けたりしています。
似たような感じでは、例えば大学入試の共通テスト、ちょっと前までセンター試験って言われてたもの。
あれも英語だけは毎年受けるようにしていますね。
あれなんかこの間、問題がオンラインに出てたりとかするので、ちゃんと覗いてあまりにも難しくて、
英語じゃなくて数学かな?なんか見てたんですけど、ブラウザをそっと閉じたっていう記憶があります。
難しいなぁ。
でも受験生なんて2日間であれ何教科も受けるので、えらいなぁっていつも思ってます。
若さですかね。もうなんかできる気が全くしないですね。どんだけ勉強しても。
短期間で複数の科目を。
あけどやみさん、そうですよね。資格に向けて勉強されてる方が自分のクライアントさんでいたらやっぱやりますね。
やっぱ特殊な勉強の仕方だなって思うんですよね。自分の頭とか時間の使い方として。
なのでまあ久々にそれをやるのも懐かしいなと思いながら、
けど若かった時に比べて時間がこま切れにいろんなプロジェクトに奪われている中でこの試験をやるので、
たぶんね働きながらコフルの勉強を留学のためにやろうとしている人とかと全く一緒だと思うんですけど、
本当は仕事が終わってゆっくり転がってテレビとか見たいのに本を開かなければいけないっていう苦しさとか、
こういうのって座って2時間ぐらい集中しないと勉強モードにすぐならなかったりとか、
年を重ねたからそうなのかわかんないんですけど、切り替えがちょっと時間かかるんですよね。
30分あるから単語調味をみたいな感じでも今回の勉強は違って、
隙間時間があまりできてないっていうのもチャレンジだなって。
勉強のその前の準備段階で場をセッティングするみたいなところの能力を問われるなと思っている状態ですかね。
まず試験日っていうのが決まってるから、その日までにやらなきゃいけないという時間的な制約と、
もし出題範囲とか過去問みたいなものがあるなら、その範囲内で網羅しなきゃいけないとか、
合格不合格があるものについてはこれだけは取らないといけないとか、いろんな制約がありますもんね。
そうですね。意外と詰め込み系の学校教育っていうと、あれはある意味それを鍛えられる。
その科目がどうであれ、ベスト日が決まっていて逆算して、教科書でここの単元が出ますよみたいなものを言われて、
どう自分で自分に合った制約を立てるかの訓練所だったのかなと思ったりもして、
いきなりその訓練が全くない状態で、この時間こまぎれワールドの中でそれをやるって結構大変かもなと改めて思ったりもしましたね。
やっぱりそういうタイプのお勉強が得意な人とそうでない人っていうのも分かれると思いますし、
私自身の経験を振り返っても、昔はそういうのが得意だった気がしますよね。
でも今は本当にしんどいです、そのタイプのお勉強。
そうですよね。今私が勉強しようとしている、
Certificate of Professional Talent Developmentっていう関わってる人向けのサティフィケートは、
自分がもう仕事で10年以上やっているジャンルのものの勉強なので、
おそらく自分が中国語検定受けた時みたいに、ゼロから学んで検定に向き合うとまたちょっと違うとは思うんですけど、
だからか、この試験の対策、YouTubeとか記事とかってちょこちょこあるので、
ちょっとマニアックではあるものの、この資格を作っている団体からもたくさん発信されていたり、
過去に受けた人がブログを書いてたり、YouTubeを出してたりっていうのが垂らせば出てくるので、
それを見てたんですけど、意外と当てはまらない、自分に。
それは、たぶん中国語検定の勉強してた私だったら、そういうリソースを見た時に、
これになるわってやってたと思うんですけど、今回は見たんだけど、最終的には私自分の時間とエネルギーと過去の知識とに合った形で、
カスタマイズしないといけないっていうことをわかったんですよね。
あれをシェアしてくださった方の中にもね、ベテランの人、その道長い人もいるし、
知らないところいっぱいあるんですっていう人ももちろんいて、
経験値が違うからアドバイスが参考にならなかったってわけでもなさそうで、
もうたぶん自分に与えられた締め切りまでの時間数の中で、
相対限合格の確率を高めるためにどこを強弱すればいいかっていう戦略的に考えた結果、
自分で自分の戦略作らないと対策できないなみたいなことだったんですよね、たぶん。
その方々がやってる丁寧な網羅の仕方とか、やれないっていうので、
やれないと結局彼らの戦略が使えないってことになってしまって、
っていうことを考えさせられました、勉強してる時に。
なるほど。巷に出ている情報っていうのは一般的に言うと合格への近道を教えてくれてはいるんだけれど、
ともこさんにとっては合わないな、その近道じゃない方法で自分は合格しにいこうっていう。
できるかわかんないですけどね。
大人というか働くプロフェッショナルが自分の分野に近い専門の資格を取るときはこういうことが起こり得るのかなと思うんですよね。
自分の薄い部分と知ってる部分を一番知ってるのは自分で、外の発信内容には反映されていないので、
なるほど。
こういうことかなと思いますね。
さっきね、その英語系は診断代わりに受けに行くとか言ってましたけど、
試験対策をしないで受けに行っているので、
その一番最後に受けたTOEICのスピーキングライティングとかは形式も全く違う、時間設定も全然違うのに知らずに受けに行って、
その場でパニックになったりとかしていたんですけど、
学習者の中には資格のために英語を勉強したいですっていうふうにご相談に来られる方いらっしゃるんですけど、
うちは対策はやってないんですね。
対策をやっているサービスとか学校ってたくさんあるので、そちらをお勧めしているんですけど、
これをやっておけば合格間違いなしみたいな、英語の経験がない人が英語系の資格を受けるときには、
たぶんそのノウハウがぴったり合うと思うんですよね。
だけどなんとなく私の中でそういう資格試験みたいなものって、英語力を伸ばしていった先に結果としてあるもの、
健康な生活をしていっての健康診断みたいな、そういう位置づけなので、
テクニック的なものに疎い理由が今のトモコさんの話でちょっとわかったような気がしました。
面白いですね。えみさんのやっぱりフィロソフィーが伝わってくる側面だなというふうに思いましたね。
私多分テクニックどちらかというと得意な方なので、
多分そういう方がいらっしゃったらきっとテクニックを自分で見つけてもらうために、
どういうものを準備したらその人ができる限り早く自分に合ったテクニックを見出してくれるかなっていう、
テクニックや勉強方法の見つけ方
それでも結構テクニックにゴールを置いてしまうサポートの仕方をその人がゴールならばするかなというふうに思いました。
意外と難しいですよね。自分のテクニックを見出すって。
いろんな事例を見た上で自分もいろんなパターンを試すっていう2周しないといけない気がしていて。
ここに特化している方たちも本当素晴らしい先生たちたくさんいらっしゃって、
コーチングを使っている方でも例えば英検一級コーチングみたいな風にね、
コーチング的に関わり合いながら英検一級の合格をさせるサービスを提供していらっしゃる方もいらっしゃるので、
そういうタイプの学びを求めている人とそのノウハウを提供できる人っていうマッチングはね、
会うとすごく効果があると思いますね。
なるほど、大人ならではだなという感じもしますよね。
いやーけど、そもそもえみさんがトーイック何回も受けに行っているっていうところから面白いと思いました。
そこで対策をせずに行っているっていうのもすごいなって。
私たぶん今回の自由の試験の対策、一番最初にやったのは何分何をやるのかっていう構造から。
大事ですよ。
あと合格ラインが何点なのかみたいな情報もできる限り。
明確にはないんですけど、何割取ったらパスするんだろうかみたいな。
個人的には今回これパスすることが重要なので、100点満点は別に狙ってないというか。
そうするとどうやったらそこのところに一番行けるかっていうところから考えて、
かつ自分が薄いところ、もともとあるところはもしかしたらラッキーですね。
分かって選択肢、正しいの見つかるかもしれないけれども、聞いたこともない単語があると困るので、
そこはどこの章だろうかみたいな。
270ページテキストブックがあったんですけど、全部読むことはできないというところから出発点で。
どこだったら一字一句読むのか、どこだったらタイトル読みを眺めるのかっていうことをやりながら知っているところですね。
合格するっていうのが目的なので、当然だと思いますね。
私の受けてると言っても、やっぱり動機が不純なんですよね。
研究っぽいですよね。
準備しないで受けに行くとどうなるのかなとか、会場で例えば初めての人とかはどんな気分なのかなとか、
そういうことを考えながら受けているので、受験生として純粋じゃない感じがしますね。
そのために時間とエネルギーとお金を費やすってところに学びの貪欲さを感じますね。
やっぱり試験勉強っていいこともあるなと思っていて、
その場合は何の目次があるかってだけでも、自分が何を知らなかったかを知るきっかけになったり、
あと結構今感動しているのは、自分が体験で何となく感覚で知っていたことが、
こんな素敵な文章でまとめられるのねみたいなテキストブックの書かれ方に結構感動していて、
これなんか今度使おうみたいな、これをこういうふうに整理してくれるんだとか、
これ4つの点でまとめるってこういうことになるのかとか、整理された感みたいなのがあって、
資格の取得の目的と動機
特に自分の知っているフィールドに対する勉強だと、
その意味ではやっぱり追い込まれないと、この270ページのテキストブックは絶対人生で開けなかったと思いますし、
開けたからこそ、この業界の方が一生懸命考えてテキストにまとめてくれた試験みたいなのに触れることができたんで、
受験勉強のプロセスにも学びありっていうことをちょっとしみじみと感じながらも、
焦りながらプレゼンティングしているみたいな。
意識の棚に整理整頓されていく感覚がありますよね。
あれ作るプロセスとかにも結構思いを馳せてて、途中から。
どうやったらこの人がこれを学んだと言えるのかどうかを分解して、
学びのゴールとか描けますよねみたいな話をしたくし目標のエピソードだと言ったと思うんですけど、
それもちょっと意識しながら読んでいて、けどたまにダブってるんですよね。
違う章のところに似たようなことが出てきて、
これもしかして手分けして作ってるのかなとかたまに思って、
たぶんそうだと思うんですけど、ここの章のドラフトをこの人が書いて、この人が書いて、
あとで横で横断して、層がないかどうかってやって作ってるんだろうなぁということにまで思いを馳せてしまう職業病っていう感じで。
一人の人が作ったら美しいんでしょうけれども、たぶん一人の人じゃないだろうから、
なんか読んでると粒感みたいなのが少し章ごとに違ったりとかあったりっていうことも勉強しながら気づきました。
例えば私が知っている資格だと、日本語教師の試験っていうのはそういう感じですね。
やっぱ分野が多いので、音声であったり日本の文化であったり、
それぞれやはり著者が違うっていう感じはしますよね。
一方で言語コーチングの資格については、レイチェル・ペーリングが一人で全部作ったので、
どこを聞いてもレイチェルに聞けば全部つながって帰ってくるっていう感覚があるので、
やはりその資格の特性によってもバラバラに横に並んで存在して、それを網羅するっていうことが大事な資格と、
一つに集約するタイプと両方あるんでしょうね。
そうなんだと思います。学びの効果の測定っていうモジュールがあって、
それとは別にビジネスへのインパクトの測定っていうモジュールがあって、
なんか微妙に違う人が書いてるなって感じがして、
人材開発に関わる人間としてはつながっていると思うんですけど、
ふむっと思いながらも、細かいことはテスト対策上は必要ないのかなって流している。
目的が合格なのね、今回はね。
それで今回資格について思いを馳せたときに、資格検定ラボっていうウェブサイトの存在を知ったんです。
で、資格って毎年どんどん新しいのが増えているってことをそこで初めて知って、
需要と供給がたくさんあって、資格っていうのはいろんな目的で世の中に存在しているのかなってちょっと思ったりしたんですね。
資格マニアって言われる方もいらっしゃるみたいで、
もう100や200は持ってる人がゴロゴロいるらしいですよ。
そうですよ、そのラボっていうウェブサイトの運営者は500持ってるって書いてあります。
過去に受けた検定はほとんど覚えてなくて、
例えばどう振る、何点でしたかってたまに履歴書に記載を求められるんですけど、
自分が何点だったかも覚えてないし、何年何月にこれを受けましたかっていう質問とかも、
僕2級かなんか持ってるんですけど、いつ取ったかも覚えてないし、証言するものもない。
私もそうですよ、履歴書に書かない資格って忘れちゃうし、
忘れちゃいますよね。
履歴書に書いたものって、次に出すときもそのまま出力してるだけで覚えてはないですよ。
そうですよね、本当にどう振る、履育受けてないことにしようかなぐらいの感じで。
でも本当、ともこさんに履育のスコアを聞くっていうことがもう私としては聞いちゃいますけど。
誰でもテンプレートで入れる箇所がある。
資格の意義と学びの効果
履歴書に書けるっていうことは合格したものだけになっちゃうんですけど、
でも実は不合格だったとかね、受けるに至らなかった。
受けるに至らなかったけど勉強したっていうのにも意味がないわけではないので。
本当そうですよ。
確かに。
私、ちなみに色彩検定持ってますけど、誰も聞いてくれない。
私、ちなみに通館試講座だけ受けて、
でも勉強したんじゃないですか。
あとレタリング検定は受けに行って落ちてるんですけど、誰も聞いてくれない。
そこら辺に面白いストーリーがありそうですね。
なんで受けようとしたんですか?
こっちのほうはコーヒーコーディネーター検定も。
かっこいい。
それでカフェも開きましたよ。
検定が必要だったかどうかは知らないですけど。
おしゃれ。
勉強けど楽しそうですよね。
全部学んだことを使うかどうかは別に。
勉強したっていうのが自分の体に残るという感じ。
さっきトムコさんが教えてくださった資格検定ラボにも、
効果っていうのが書いてありましたけど、
その中にも学びの効果。
そこまで学んだっていうことに意味があるっていうことは書いてありましたよね。
そうですね。あとなんか精神的な応用のことも書いてありましたよね。
それは少しあるなと。
今回私がこれを受けようとしているのも、
これを網羅したっていう自信というか、
この資格を持っているイコール、やっぱ10年ぐらい仕事でやってたことが、
その道で言われる専門をやってたってことだな、
みたいな後押しになるなっていう期待もあって受けることにしたんですけど、
持っているその資格の存在は多分世の中は知らないくらいのマニアックな資格ではあるんですけど、
多分自分の正職活動中に心の支えになる要素の一つにはなるかなと思って、
このタイミングで受けることにしました。
そうですね。その動機として、私もこれを取ったら自信がつくのかなと思って、
どんどん資格を取っちゃうっていう時期がありました。
そうなんですね。
人によってはね、例えば中高生とかで、
教育難点とか絵研とかをゴールに設定して、
ちょっとストレッチなゴールを達成した時にやっぱり、
あれ次もやろうみたいな、学びが応援される効果も絶対あると思うんだよね。
それは大人でもあるんじゃないかなと思うんですけど、
それを狙ってやってるわけじゃないかもしれないですけど、
意図せず得た功用っていうのも内面的な部分でもありそうだなぁとは思ってます。
そうですね。特にその大学生以前っていうのはね、
社会でその力を使うっていう機会よりも、
資格で自分の実力を確認するっていうことの方が多い気がするのでね、
今の大学生とかはTOEICとかIELTSとかの試験が、
みんなが目指すものですけど、英語については、
実際に英語を使う手前にその試験を受けて、
これが取れているからじゃあ使えそうっていう風にね、
次に繋がっていく、そういう効果はありそうですね。
そうですね。ちょっとこの話と遠くなるかもしれないんですけど、
私は世界中誰でも受けられる無料のオンラインコースを作る時があって、
社会起業家みたいなことになることを目指している人とかが一緒だったんですけど、
ナイジェリアとかパキスタンとか、
その若い世代の無職の人の確率が高い国で、
すごくやっぱりそのオンラインコースを取って、
それを修了したという証書をもらって、
それを自分の履歴書に載せるっていうインセンティブをすごく持って受けている方が、
国によって全然違ったなと思っていて、
資格のための勉強と独特な資格熱
そのシグナリング効果っていうんですかね、
日本の中でももちろんあると思うんですけど、
競争がすごく激しい。
本当に一つでも他の人よりも多く何か目立つものを持たなければ、
生き延びれない、仕事が得られないところでは、
資格とか何々というアメリカの大学の隅付きのコースを修了したとか、
すごくアングリー度合いが、
自分の感覚と全然違って、
ちょっとぼんやりしているというか、
修了証書のPDFが送ることが遅れたら、
カスタマーサポートにメールが来て、
修了書はいつ来るんですか、みたいな。
それに対する価値が置かれているコンテクストによって、
全然違うなっていうのも多いですね。
証明を取りに行く熱気っていうのは、
独特なものがありますよね。
日本でもある意味、
英語とかできるっていう証明に対する熱気は、
一部あるところもあるのかなと思うんですけど、
学位とかもそうかな、
何々大学を卒業するとかいうオールに対して、
熱意を持ち続けるご家族とかもあるじゃないですか。
それが原動力になって何年も続くっていうのは、
ある意味すごいパワーだなと。
そうですね。
資格にしても学位にしても、
それに向けて頑張る受験生っていうのを、
本人および家族も全力でサポートして、
それを取りに行くっていうのも、
学びの一つではあるし、
学びの経験が無駄にならないこと
とてもいい貴重な経験だと思うんですけれど、
例えば入学試験みたいなのも、
入ってからどうなるかっていうのを、
見据えてつながるようにして欲しいなって、
個人的には思います。
普通に学習者としてもったいないなと思うんですよね。
そのためにやるってさっき冒頭にも言ったように、
ちょっと特殊な頭の使い方をするというか、
エネルギーの使い方とか、
それはそれで好きな人とか得意な人にとっては、
ポジティブなエネルギーをもたらすことだなと思うんですけど、
そうじゃない、
うろうろ寄り道しながらの学びとか、
明確な目的ないんだけど、
歩いてたら後ろ振り返ったら道ができてるみたいな学びも、
またそれはそれで違う心の中とか、
頭の中への温かい風みたいなのが来るものだと思っているので、
そっちのやり方も知らないっていうのは、
逆にもったいないなと思うんですよね。
両方知っていることが私としては願いがある。
そうですね。
試験のための勉強をしてきた経験っていうのを一方で、
すごくネガティブに捉えていらっしゃる学習者の方も、
大人の場合特にいらっしゃって、
例えば受験とかで、
あんなに英語勉強したけど、
学校で何年あんなに勉強したけど、
意味がなかったっていう風にね、
極端に評価が低いっていう場合もあるので、
そういう学びに価値は確実にありますし、
じゃあそれを今どんな風に活かしていけるかな、
ここで持っている力って、
実はあの受験の時に培ってきたおかげだったんじゃないかな、
みたいな風に、
自身の中で蓄積しているものとして、
実感できるところまで学びをグーッと上げていくと、
結局どちらから言っても、
行き着くところは同じだった、
みたいな気づきが得られるかもしれないですね。
そうですね、確かに。
たまに聞きますね、
そういうのね、
あの勉強は無駄だったとか、
なんで微分析分やってたんだっけ、
みたいなね、
私も今はわかってないですけど、
でもそれを、あれは無駄だった、
閉じるんではなくて、
あれは何だったんだろうなと、
オープンクエスチョンにしたまま生きていくっていうか、
まあまあ、いいんじゃないかなと思いますけどね。
いろいろやってると、
繋がってくるところあるんですよね。
必ずどこかで行きますよ、
それをやったっていう経験にしても、
そこでの具体的な技術とかもね、
使えるとき来ると思います。
あると信じて、
とりあえずトンコさんは、
あと2日頑張ってください。
プロセス良かっただけで終わらずに、
結果も良かったってなれるように、
残りちょっとラストスパート頑張りたいと思います。
今回は視覚に向けてのお勉強について話しました。
紹介した情報や関連する他エピソードのリンクは、
エピソードの情報欄にまとめています。
マナビの話は毎週1回配信予定です。
番組をフォローしていただけたら嬉しいです。
それではまた次回。
26:32

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