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2024-06-07 09:12

#425 学習塾の現場から見た、中学受験の現実とその価値

#中学受験 #子育て #教育 #学習塾 #メリット #財力 #病む #メンタル #精神 #精神疾患 #幸福 #幸せ #スタエフ毎日配信 #スタエフやろうぜ
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マモ〜です。本ラジオでは、異業者への転職を3回経て、現在は学習塾に勤務する私が、キャリア子育て幸福についてお話をするチャンネルです。
いかがお過ごしでしょうか。今回は、学習塾の現場から見た、中学受験の現実とその価値というテーマで話をしていきます。
自分が学習塾に勤めているので、中学受験生が多く在籍しているんですけれども、私が考える中学受験ってどうなの?という話をしていこうと思います。
結論、子供がメンタルヤバそうで、親御さんの財力厳しいんだったら迷わず辞めた方がいいと思っています。
そんなことを言うと、通われている親御さんや生徒さんに顔向けができない感はあるんですけれども、正直そんな状態なり辞めた方がいいと思っています。
中学受験のメリット、一般的に言われているのが、高校受験がないので多感な思春期の時期を伸び伸び過ごせる、とか、大学に向けてじっくり6年間準備ができる、
こんなに負けない力とか精神力を養えるっていうようなメリットがあると思っています。
ただ、このメリットも本当にそうなのかっていうのがあるんで、ちょっとお話をしていきますね。
まず高校受験がないので、多感な思春期、14歳15歳を伸び伸び過ごせるっていうメリットがあると思うんですけれども、これですね、見てるとそんな感じ全然しないんですよね。
自分は九州にいるので、九州の中高一貫校に通う生徒さんを多く見てるんですけれども、確かに大学受験においては有利かもしれないです。
というのも、カリキュラムが早いっていうこともあって、しっかり総合演習を積む時間が、公立高校とか、高校受験で公立高校ないし私立高校に入る子たちよりは
総合演習をする時間があるので、その分大学入試に有利っていう側面はあるかもです。
でも一方でカリキュラムの進度めっちゃ早いし、その分課題も多いので、ついていくのでやっとだし、タスクをこなすので結構きついんですよね。
ハードなんですよ。そうすると、高校受験がないからといって中2、中3の時期をゆっくり伸び伸び過ごせるかっていうと、そんなことはなくて、課題でヒーヒー言ってるわけですね。
中間もあって期末テストもあるし、進度も早いし範囲も広いし、課題も多いし、ついていくのでやっとみたいなことであれば、正直余裕なさそうなんですよね。
なんかきつそうです。と考えた伸び伸びしている感覚は自分は少なくとも感じないですね。
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あと大学受験に有利といっても、そろそろもう学歴とかいいんじゃねーのっていう時代になりつつありますよね。
いい大学行ったからなんだよ的なところですね。それよりも学び歴、生涯においてどういったことを学んできたの方がはるかに重要になりつつある時代の中で、
そこまで学歴求める必要あんのかなっていう感じもしますよね。
で、あと中学受験に向かうにあたって大きなデメリットが、やっぱり自由時間減るんですよね。
なんでかっていうと自分の塾は個別指導塾で、多くの中学受験生が集団塾も流行ってるんですよね。
週3、週4、集団塾に拘束されて学校終わりに、週1なし週2はこちら個別に通うみたいな子が大半なんですよね。
そういう子って休みほぼないんですよ。唯一の1日休みはどうするかっていうとひたすら宿題をやってるわけですね。
まあもう学校プラス勉強付けっていう日々を過ごすんですよ。
もう早い頃、週4、週5ぐらいからそんな日々を過ごすわけで、自由時間なんてあってたまったもんじゃないですよね。
たまったもんじゃないっておかしいですね。あるわけないですよね。きついと思います。本当に。
で、そういう親御さんが強制的にさせてる場合は子供って抜け穴を見つけようとするので、勉強してるふりをしてサボってるっていうこともざらにあるんですよね。
そうすると親御さんが怒る、子供不適されるっていう構図も出来上がっちゃったりします。
自由時間も減るし、本当にいろんな興味関心を広げる小学校の時期に勉強付けにしてしまうと何が起きるかっていうと、
これといった興味関心事がない、趣味がないっていう状態になっちゃう子もいるんですよね。
ずっと親御さんが教育熱心ゆえに勉強ばかりさせられていると、いざ自分の好きなことやりたいことなんだろうって考えても全く出てこないんですよね。
これに興味がある、関心があるって持つ自覚をしないまま勉強ばっかしていると、中学校入って何が起きるかというと、趣味がない、
部活もそんなにやってないと、自動的娯楽、YouTubeの視聴とかネットフリックスとかユーネックスとかそういった視聴になっちゃったりするんですよ。
自動的娯楽イコール趣味みたいな感じになっちゃう子もやっぱ中にはいますね。
これはあくまで自分の偏見なんですよ。みんながみんなそうなるよっていうわけではなくて、ひたすら小学校に勉強ばかりさせられていると趣味を持つタイミングがない。
もちろん中学校に入って部活に入ってそれが面白いっていう感じになって、わりと趣味というかやりたいことが出てくる子もいるんですけれども、中には部活もちょっと文化系であまり活動がないものに属して、ひたすら学校で勉強しているとなると娯楽がもう本当にそういう受動的なものになってしまうんですよね。
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これはこれで問題だなと思うんですよ。本来は小学校時代、それこそ小学校時代は多感ですからね。いろんなことに興味関心を持つ時期って自分は幼稚園から小学校だと思っているので、そういった時期に勉強ばかりさせられていると、それを興味関心を持つタイミングっていうのがなくなっちゃうと思うんですよね。それはそれできついなっていうふうに思いますね。
あとはメンタル病む子。やっぱりいます。ひたすら勉強しているけれども成績上がらない。もう嫌だ。で、ふてくされちゃう。ふてくされるというか、もうメンタルやられちゃうんですよね。これはこれでいたたまれないですよ。中にはいますね。本当に塾に行きたくても体が動かなくて来れないっていう子もいました。
そこまでして勉強する必要があるのかな。メンタル病んだらもう何もできないよって。もちろん回復はできると思うんですけれども、そういった大事な時期、小学校5、6年生にメンタル病んでたかだか勉強で受験で本当にもったいないと思いますね。あとは財力。財力勝負っていうのは正直痛めないですね。集団塾に通うだけでもまあまあ金かかるんですよね。正直自分の
自分庶民なので庶民からするとやっぱり集団塾に通うっていうだけでもなかなかコスト高いんですよ。普段の授業料プラス夏休みとか春休みとか冬休みであればプラスに講習がかかったりするのでまあ馬鹿にならないですよね。本当に。で、中学受験ってじゃあ自分学校の勉強をしっかりやればできるかっていうとんなことはないですよね。
学校の勉強はできる前提でプラスアルファーでめっちゃ多いことをさせられるわけなので塾なしでは結構きついと思うんですよね。親御さんが一から教えるって言っても現実問題そんなに時間取れないですよ。しかも親御さんも一から学ばなきゃいけないのでなかなか厳しいと思いますね。
財力がきつくて集団塾に通うのも間もならないということであれば一層やめた方がいいです。自分は公立小学校公立中学校でのびのび育つっていうこの方がなんかいいかなっていうふうに自分は思ってますね。もう自分はいろんな受験生に囲まれている生活を仕事でしてるわけなので自分の娘には1ミリも中学受験をさせたいとは思わないですね。はいここだけの話にとどめといてほしいですね。
はいそんな感じで以上になります。ちょっと中学受験を考えている人とかはまあ本当に子供がしたいっていう望んでかつ財力もある程度ある。で子供の意思意欲に任せても大丈夫ということであれば中学受験をやってもいいかもしれないですね。
あとは早熟で他の子より早なし勉強ができるっていうことであれば中学受験は選択肢とはありなんですけど他の子と比較してたら全然できないし勉強の関心意欲もないしやろうとも思わない本人がということであれば無理にさせる必要本当にありますかって思いますね。
はい参考になれば嬉しいです。最後までお聞きいただきありがとうございました。それでは良い一日をお過ごしください。
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