2023-09-05 13:09

期限ギリギリがデフォな方に聞いてほしい、『逆算しない』という考え方

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サマリー

逆算思考がぴったりハマっているという方もいらっしゃいますが、私は逆算思考で生きてきて、なかなかうまくいかなかったという経験があります。

逆算思考が向かないタイプ
こんにちは、整理力トレーナーのまきのくみです。
今日は、完成期を見るから逆算思考になる、というお話をしたいと思います。
お話の中で逆算思考が良くない、みたいな言い方を若干すると思うんですけど、
中には逆算思考がぴったりハマってて、上手くいくという方もいらっしゃいますので、
良くないと言っているわけではないです。
ただですね、私はこの逆算思考で生きてきて、なかなか上手くいかなかったという経験がありますので、
それはですね、中には当てはまる方もいらっしゃるかなと思ってお話したいと思います。
どんな人が逆算思考が向かないかというと、私みたいに夏休みの宿題がギリギリになってしまうタイプです。
あとはですね、計画を立てるのは好きなんだけど、計画にすっごい時間をかけてしまった割には、
結局はギリギリになって、バタバタと仕事とかやることが詰まってすごく大変になるとかですね、
そういったタイプの方にぴったりかなと思っています。
私の過去の苦い経験なんですけど、私はですね、大学の時に一応、今全然ダメなんだけど、英語を専攻してまして、
休み時間に大学のイングリッシュラウンジっていうところがありまして、そこにね、英語研の先生が、ネイティブの先生が待機してくださっているんですよ。
そこに行ったら会話をする練習になるから積極的にイングリッシュラウンジに行きましょうっていう風に教授から言われていたんですけど、
私はそのイングリッシュラウンジに行って、先生と話すための下準備をめちゃめちゃやってたんですよ。
それでもう疲れちゃって、結局なかなかそこに足を運べずに、大学生活終わってしまって全然しゃべらなかったみたいな、
すっごい苦い経験があるんですけど、そこに積極的に行っていた友達は、もうすっごいしゃべれるようになったし、留学もしたし、
本当に彼女は私の憧れの存在なんですけど、彼女に一回聞いたことがあるんですよね。
なんでそんなに積極的に行けるのかと。そしたら、しゃべれなくて当たり前じゃんって言われたんですよね。
私たちは英語を勉強してるんだから、しゃべれなくて何の恥ずかしいこともない。だからイングリッシュラウンジに行ってるんじゃないって言われたんですよね。
それはそうなんだけど、でも先生と話せるようになる、とりあえずそこで話すためには、やっぱり何かしらの準備をしておかないと一言もしゃべれないんじゃないかみたいな不安があって、
それで下準備をしないといけないみたいな思考に陥ってたんですけど、でもですね、結局しゃべれなくて当たり前なら先生がアシストしてくれるはずなんですよね。
それさえも恐れて、なかなか前に踏み出せなかったっていう本当に苦い経験があります。
で、それと似たようなことを書いた書籍がありまして、最近一気に読んだ本があるんですけど、ご紹介しますね。
今すぐかけの文章法っていうタイトルで堀井健一郎さんという方の御著書です。
ちくま新書というところから出ています。
そちらの本の一節にですね、私がうまくいかないのは正しい方法を知らないからだ、どこかに文章を書く正しい方法があるに違いないというふうに考えてしまうと、
そこで、例えばライター講座に行ったりとか、本を買ったり、インターネットで検索したりする。
この人たちには欠落感がある。そしてそれは間違っている。
つまり正しい方法を求めてボキャブラリーを増やす。漢字をたくさん覚える。使いやすい四字熟語をピックアップしておく。正しい日本語の書き方という本を買う。
なんてことをし始める。今の自分は足りない。だから補って足して。そしたら文章もうまく書けるだろうという発想をしてしまうというふうに書いてあるんですね。
これも本当にまさに過去の私だと思っています。
これってある意味完璧主義なんですよね。もうちゃんと準備をして整えてからじゃないと実行できないっていう。
もう完璧主義が逆に行動できなくなっている状態。行動を阻害している要因になっていると思うんですね。
どうでしょうか。こういう方いらっしゃいませんか。
私この自分が完璧主義っていうことにすら気づかなかったんですよ。
完璧主義だったら完璧にちゃんとできるはずと思っていたから。
完璧主義って人に指摘された時に、いやいやそんなはずがない。完璧主義の人であればちゃんとできるはずじゃないっていうふうに思ってたんですよね。
本当に根深い思い込みっていうのがあったんですけど、でもこれってちゃんとトレーニングで直せるんですよね。
これがまたすごいすごいなって自分で思ってて。
順算式で進めるタスクシュート
それが私の愛してやまないタスクシュートなんですね。
タスクシュートは逆算をしない時間管理なんですよ。
逆算をするっていうと目標を決めて、その目標に向かってどんなタスクをやっていけばいいのか。
どんなプロセスを踏んでその目標、ゴール地点までたどり着けばいいのかっていうのをある程度タスクにしたりとか細分化して段取りを組むっていう形が逆算思考なんじゃないかと思います。
私たちと言っていいのかわからないんですけど、学校の教育ってそういう感じなんじゃないかなと思うんですね。
我が家でも同じなんですけど、中間テスト期末テストの時に計画表みたいなものをいまだに渡されるんですけど、いまだにっていうか。
私が子供時代も同じようにやっていて、1週間とか10日ぐらいの表があって、5教科とか9教科とか表にマス目になっていて、いつ何ページをやるみたいなことをあらかじめ計画しましょうっていう表なんですよね。
丁寧に作ったものが渡されるんですけど、それを書くの大好きで、そこにめっちゃエネルギーを注いでいたタイプなんですよね。
絵とかが描かれてあるとそこに色塗ったりとか、そっちをめっちゃ仕上げるみたいなタイプだったんですけど、それをやって結構満足しているようなところがあって、いざ勉強の方は進まず直前になって徹夜でやるとかですね、そんな感じでした。
これが逆算タイプが苦手な人のパターンですね。私ほどはない方が多いんじゃないかと思うんですけど、でも一部共感していただける方はいらっしゃるんじゃないかなと思います。
そういう方にお勧めしたいのが、逆算せずに順算式で進めるタスクシュート式の方法です。タスクシュートは目標から逆算的に考えるのではなくて、まずは最初のアクションに着手すると。
そうすると何かしらの発見があると思います。そうしたら今度は次のアクションが決まってきますので、また次にその次のアクションをして、また次に繋げるみたいな順算式で進めていきます。
たとえ逆算式でプランを決めていたとしても、最初のアクションでどの方向に行くかわからないというところがあるので、だんだんプランって崩れてくると思うんですね。
そのために修正をかけないといけないので、その修正をするという手間が全くないということです。
もちろんある程度の見通しというのは立てていてもいいんですけども、プランに落とし込んだりということをする必要がないんですね。
今聞いただけでもおそらくわかるように、最初のスタートがめっちゃ速いんですね。最初に取り掛かるスピードというのが圧倒的に速くって逆算をするよりはですね。
勝手に次はどうすればいいのかというのが生まれてきますので、それでどんどん詰め上げていくというようなイメージを持っていただくといいと思います。
実はこれ片付けも同じで、ずっと片付けなきゃ、片付けなきゃって言ってるけど、なかなか着手できない方いらっしゃいます?
いらっしゃいます。そういう方はなぜ着手できないかというと理想が高すぎるというか、理想が高すぎるというとちょっときつい言葉のように思うんですけど、
今の現実と理想とのギャップが大きすぎる場合に手が出ないという感じですかね。
ですのでそういう方はですね、今目の前にあるもの、散らかったもの、普段使いのもの、これはなぜここにいつも吹き溜まりになっておいているのかとかですね。
本当に目の前のことに目を向けてというのはおかしいかな。完成形ではなくて、今目の前にあるものをどうすればいいかというところに目を向けるというやり方でチャレンジしていただけるといいかなと思っています。
片付けの話にもなりましたけど、これいろんなこと、仕事とか子育てとかでも同じかなと思うんですよね。
話が広がりますけど、子どもが丸々してくれない、手伝ってくれないみたいな悩みがあったときに、それって子どもができるというところ、完成形だけを見ていないかというところですよね。
まず子どもが一番最初に、まずは着手できることは何かみたいなことを考えるっていうのは結構大事なことかなって、いろいろちょっと広がってきてますけど、そんなふうに思います。
とにかく完成形を見ちゃうと逆算志向になりますよと。逆算が苦手なタイプというのは、夏休みの宿題を最後までやらなかったタイプみたいなことを考えると、もしかしたら私かもという方は参考にしていただけるんじゃないかなと思います。
では最後までお聞きくださいましてありがとうございました。またコメント欄の方に、今募集中の講座のご案内しておりますスピード博研究会の第51期、私がゲスト講師を務めておりまして、今まだお試し受講が可能な期間です。
ぜひこの機会にお試し受講していただければと思います。ではお相手は生理力トレーナーの牧野くみでした。ではまた。
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