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経営コンサルタント 中井隆栄の
幸せな成功者育成塾
この番組では、18歳で起業し、6社の社長を歴任した実業家出身の経営コンサルタントであり、
自ら経営塾を主催する中井隆栄が、これまでに1200人以上の経営者の方々の経営相談・人生相談に応えてきた
農科学・心理学とマーケティングを活用した独自のノウハウで、
ビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功の実現をお手伝いします。
中井隆栄経営塾よりお知らせです。
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目標設定はタイプがあるんですよね。
よくコーチングで、夢を高く持って目標を大きく、自分のイメージできる延長線上よりももっとしざを高く上げて、
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ブレークスルーするんだ、みたいなコーチングの方法があって、これは一部の人には有効なんですけど、
私みたいなタイプの人は全然ダメなんですね。
本当に大きな夢があって、本当に大きな目標を立てて、それをできるというふうに信じきって、
実際に行動してやりきるという、素晴らしいことだと思うんですけど、
普通の人にはこれはなかなかできなくて、
僕はこれをビル・ゲイツとかスティーブ・ジョブスとか、
本当に世界の歴史に名前を残すような人は全部この方法で目標を達成しているんですけど、
ビル・ゲイツ・スティーブ・ジョブス型目標達成法というふうに呼んでいるんですけど、
どちらもすごい人なんだけど、
ジョブスはすごく変わっているっていうのは、皆さんもご存じのぶっ飛んでますよね。
でもその一方、ビル・ゲイツはエリートで紳士的な感じがしますけど、
ビル・ゲイツも若いときはそうだったわけじゃなくて、
ビル・ゲイツはもともとMSドス、Microsoft Disk Operating Systemというコンセプトを考え出すんですね。
これはオフコンが主流だった時代にパソコンですよね。
オフィスに行って大きいコンピューターですごい値段が高いっていうのがパーソナルコンピューターですね。
一人に一台という時代になっているわけですけど、
それにするためにはこのMSドスという、こういうコンセプトでシステムを作ったらできるはずだというのを考えるんです。
ただビル・ゲイツはエンジニアでもSEでも何でもないので、
友達にそれをこういうコンセプトで開発してって頼んで、できてないのに、
なんと天下のIBMに行って売ってきたんです、そのシステムを。
そこからマイクロソフトができて、Windowsができて、
会心劇を今でも続けているということなんですけれども、
当時友達からはクレイジーだって言われたんですね。
できてもないものを一学生が天下のIBMに売り込みに行くって、
もうやめとけお前って言われたわけですよ。
でも実際それをやりきってしまったということですよね。
それからジョブスも同じで、とにかく美しいパソコンを作ろうっていう、
パソコンから始まってiPhoneもすごいし、iPodも素晴らしい発明じゃないですか。
しかもMacのテイストっていうデザイン性テイスト、私もMac使ってますけど、
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これはもう一度使ったらもう使いやすさとか美しさ、もうやめられないですよね。
そういう二人のような、もっと言うと世界の偉人、
いろんな歴史上の偉人の方っていらっしゃると思うんですけど、
そういう人はやっぱりすごくブレイクスルーした高い目標、高い世代のものを考えて、
実際それが絶対できるんだっていうふうに確信して行動して、
結果それをやりきったっていうことなんですが、偉人ですからね。
普通の人はなかなかこれは難しいんですよ。
僕も正直これはイメージできないんで、ちょっと厳しいな、普通の人には。
普通の人というか一般の人には厳しいなと思っているので、
実はあんまりお勧めしていないんですね。
これ、僕がお勧めしているのは、凡人型って言ったら何だろう、
語弊があるのかもしれないですけど、普通の人型目標達成のコツは、
ちょっと頑張ったらできるかもっていう感じの目標を立てて、
それを実際やってみて、やったら結局対応できるんですよね。
ちょっと頑張ったらっていう。
でもこれ、始めからこれ絶対達成できるに決まってるっていうのは目標にならないし、
モチベーションも上がらないんで、そうじゃなくて、
ちょっと頑張ったらできるかもっていう、これがポイントになります。
これ、心理学の有名な実験があるんですよね。
3段跳び、ホップ、ステップ、ジャンプ。
3段跳びを100人の被験者を集めて、ホップ、ステップ、ジャンプで飛んでもらって、
1回目の距離、何メーター、何センチ、何ミリっていうのを100%として、
2回目は110%、1割増しのところに旗を立てて、
あそこの旗が1割増し110%ですよっていうのを目印を付けて、
ホップ、ステップ、ジャンプっていうふうに飛ぶっていうのをやったんです。
そしたら、ほぼほぼ9割ぐらいの人が110%クリアしちゃったね。
ところが、これ次、3回目は120%のところに同じように旗を立てて、
ホップ、ステップ、ジャンプってやってもらったわけです。
そうするとね、1割増しと2割増しだいぶイメージ違いますよね。
2割増しだから頑張らないといけないと思うと逆に力が入って、
力が入ると筋肉って固くなってパフォーマンス落ちるんですよね。
なんと半分ぐらいの人、今まで9割できてたのに半分ぐらいの人しか2割超えられなくなったんです。
さらに次は、4回目130%のところに旗を立てて、
またホップ、ステップ、ジャンプってやってもらった今度逆転現象で
1割の人は超えられたんだけど9割の人はもう超えられなかったっていう。
こういう心理学の有名な実験があるんですけれども、
これを見ても分かるように1割増しだとちょっと頑張ったらできるかなって
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大体できるんですよ、ほとんどでしょうね。
2割だともうちょっと頑張らないといけないんで、
ちょっと成功体験が少ない人は厳しいかなっていう。
でも成功体験の多い人は半分の人は超えられるわけですから、
ある程度の成功体験がある人は自分に負荷かけるっていう意味で2割増しぐらいでやられたらいいと思うんですけど、
NOってすごくシンプルなんで、これできるかもね。
1割増しだったら今まで100%できてるわけですから、
110%だったらできるかもと思ったらできるように理由を探し出すんです。
1割増しはこのぐらい頑張ったらできるだろうみたいな。
ところが3割増し、130%と言われた途端に、これ難しいかもって大体の人は思うわけですね。
難しいかもって思ったら難しい理由をNOは考え出すんで、
これやっぱり無理だって諦めようって言って、そもそも行動も起こさなくなってしまうんですね。
だから結論から言うと、ちょっと頑張ったらね。
ちょっと頑張ったらできるかもっていう1割増しもしくは2割増しみたいなイメージの目標を作って、
それを実際に達成して、それができたらまたそこから1割増しとか2割増しとか、
そういう形で何回も繰り返していくことによって、
結果1年とか2年とか3年とかのスパンでいくと、
すごく高いところに、現在位置より高いところに到達していたみたいな、
そういう感じの目標設定、そして目標の達成管理っていうのが普通の人には向いてると思うんで、
ちょっと頑張ったらできるかも型目標達成法みたいな、だいぶ字余りになっておりますけども、
そんなイメージでやっていただけたらなというふうに思います。
それと、ついでと言っちゃうのは何なんですが、脳の仕組みで3倍ルールっていうのがあるので、
合わせてお話をしておきたいと思うんですけど、
人間の脳って自分がリアルでイメージできるものの3倍までしかイメージできないんですよ。
これ理由はわかってないんですけど、3倍までしかイメージできないっていうのは臨床によってわかってるんですね。
例えば、今このポッドキャストを聞いているリスナーのあなたの目の前に、
あなたが椅子に座っているとして目の前に6段の飛び箱があるとイメージしてください。
6段の飛び箱ね。
この6段の飛び箱を3つ重ねて18段、イメージの中で18段イメージしてもらえますか。
これほとんどの人できると思うんですね、3倍なんで。
じゃあ次いきますよ。
6段の飛び箱を16段イメージしてみてください。
96段です。
もう全然イメージできないですよね、これ。
ということで、脳はリアルに自分がイメージできるものを3倍しかイメージできないって話なんです。
これは自己啓発セミナーの嘘っていう話で、
自己啓発セミナーは全部は否定してるわけじゃないんですけど、
結構嘘もあるので気をつけていただきたいなということでこの話をしたいと思うんですけど、
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例えば多くの合宿型の自己啓発セミナーで来年の年収を1億円にするみたいな話があって、
そしてそれを記入してコミットするみたいな、宣伝、他の人に宣言するみたいなそういうのがあると思うんですが、
それは一番初めに言ったビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブス型目標達成コーチングなんですよ。
これは本当にどうでしょう?
1万人にしとりとか、そのぐらいの確率もひょっとしたら10万人にしとりとかはできるかもしれないですが、
一般の人はできないので、一般の人はちょっと頑張ったらできるかも。
脳は3倍までしかイメージできないのでやられたほうが結果出るんですね。
例えば私が3泊4日の自己啓発型のセミナーに出て、
一番最後のコーナーで来年の年収を決めてコミットするコーナーに今差し掛かっていると。
私が今年収500万のサラリーマンで、500万ですからイメージできるのは1,500万ですよね、3倍。
1,500万って書いてたら大体スタッフの人が見に来て、もし私が1,500万って書いてたらスタッフの人が
中谷さん何ですかこれはみたいな、あなた話聞いてなかったんですから最低でも1億から書いてくださいみたいな言われて、
スタッフの人の勢いの負けで1億って書いてしまったら来年の年収はその1億って書いた時点で500万というふうに確定するって。
これ分かります?500万ですから1億20倍ですよね。
20倍はもうイメージできないんです。
イメージできないと人間は行動できないから全く行動を起こさないことになるので、
今年と一緒の500万円ということが1億円って書いた瞬間に決まるというこういう仕組みなんですね。
だから正しいのは、正しいというか1万人に1人以外の人は500万円だったら1,500万円とまず書く。
差額は1,000万円ですよね。
1,000万円をあとプラスどうやったらいいのかっていう話じゃないですか。
1,000万円を12ヶ月で割ったらざっくり80何万円でしょ?
それを今度25日で割ったらいくらですか?3万円ぐらいですか?ざっくり。
1日3万円ぐらい年収が増えるようなことを考えられたら、それやってったら結果来年1,500万になってるっていうこういう話なんですよね。
これもし1,500万達成したとしたら次3倍までいけるんで、次は4,500万じゃないですか。
これもし4,500万達成したら次は3倍までいけるんで1億3,500万。
そこまでいかなくても2倍でも9,000万ですからざっくり2倍ちょっとで1億いくわけじゃない。
だからこういうふうに小さく考えて積み上げてそれを続けていくっていうほうが実は結果が出やすいんですね。
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いきなり1億とかいうより。
だから人間の脳は漠然とした大きなものっていうのはイメージしにくいので、それを達成するためにどうしたらいいのかって考えられないんですよね。
それより具体的で、より具体的でより小さい数字のほうが演算処理がしやすいので早く行動を起こして早く実現するっていうシステムになってるわけです。
なので戻りますけども冒頭言いました、ビル・ゲイツ、スティーブ、上司型目標達成コーチングみたいなのができる人はたぶん1万人とか10万人に1人なんで、
普通のそれ以外の方はしっかりちょっと頑張ったらできるかも目標達成型、目標達成継続型って言ったほうがいいかなのスキルでやられたほうがいいのではないかなというふうに思います。
ということで今日は目標達成の話を品川のオフィスのほうからお届けさせていただきました。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
今回の番組はいかがだったでしょうか。
あなた自身のビジネスと人生のバランスの取れた幸せな成功のための築きがあれば幸いです。
なお番組ではリスナーの皆様からの質問をホームページの受付フォームから募集しています。
また全国各地から900名以上の経営者が通う中井高芳経営塾幸せな成功者育成6ヶ月間ライブコースに関する情報はホームページをご覧ください。
ではまたお見にかかりましょう。