ドライブの始まりと発見
今日は午前中にフラッとドライブに出たんですよね。
福岡市からドライブに出ると言ってもですね、もうだいたい道は知り尽くしてしまっているんですよね。
もうあちこちに、もうこの何年間かね、本当はあちこち走り回っているので、どの道がどこに通じているなんていうのはもう、だいたいもう全部わかるわけですよ。
福岡市から隣の糸島とか山を越えて佐賀とか、また山を越えて飯塚の方とかですね、北九州の方とか太宰府の方とか、そういうところは通り尽くしていって、もう知らないところはないからと思ってね。
ドライブ出ても、いつものあの辺の道かなぁとか思いながらぐるぐると走ってみようと思って出たわけですね。
すると、笠賀の方に向かって南の方にちょっと何かしていて、宝町というところがありましてね。
そこに差し掛かった時に左に行くと飯塚が行けるよという表示があったんですよね。
あれと思って、飯塚って焼山というね、山を越えて向こう側が飯塚なんですけど。
飯塚に行くためには福岡市の北側をまっすぐ東に行って焼山ですね、焼山峠を越えていくか、それから太宰府よりもさらに南側から冷水峠というのを通って入っていくかの2つしか僕ね、行ったことがないと思ってて知らなかったんですよね。
ところがそのちょうど真ん中あたりからね、飯塚へ行く道があるというので、えーっと思ってね、知らんなぁと思っていたんですよね。
で、ちょっと行ってみようと思って、まっすぐ行くと大野城市に入って、大野城から海に入って海町っていうね、宇宙の海、美しいと書く海町というところに入っていきまして。
ああここから飯塚抜けるのかと、僕は飯塚抜けられないと思ってたんですよね、山があって。
そしたら確かに道がまっすぐつながってまして、そのうち峠になったんですよ、あの辻折のね。
過去の再発見
ああ確かに道があるなぁと思って、この道を越えたら確かに飯塚へ行くよねとか思いながら、車でね、その辻折のカーブが何重てあるようなところをぐるぐる回りながら登って行ったんですけど。
ああだと思ったんですよね、ここってもしかしたら大学を卒業した直後に、教師になる直前なんですけれども、下宿を引き上げて福岡市に帰ってくる時に通った道じゃないかなと思ったんですよ。
なぜかね、焼山通らずに、その時はどこか別のところを通ってきているという意識だけがあったんですよね。
なんでそういうところから通っているのかなと思っていたんですけど、もちろん大学から帰ってくる時は北九州の方から帰るんで、そもそも飯塚から帰ってこの峠を越えてきたりとかしないんだけど。
そうする時にまた思いついたんですけど、下宿を引き払って直接自分のところに帰ったんじゃなくて、一度ですね、飯塚の学校に赴任するために、その飯塚の方に友達が下宿をしたんですけど、そこに荷物とかを運んであげて、そこから帰ってきた時に通った道だという風なことを思いついたんですよね。
そうだそうだと、そこから通ったらこの道通るなと思ったんです。
そうするとですね、42年前なんですよね。昭和58年の3月、1983年ですね。
1983年の3月ですから、42年前ですよね。42年前の時期的にちょうど同じ頃なんですよね、3月。その当時は3月の25、6日ぐらいだったと思うんですけど、今日は3月の8日か、同じぐらいの頃。
当時もすごく天気が良かったのを覚えてるんですけど、そこだそこだと思ってね、今日は通りました。つまりそれから42年間通ったことがなかったわけですけど、確かにね、当時そういうところを通ったなと思ってね、今日は通っていったんですけど、新たな道の再発見みたいな感じでした。
新しいところを通るときは本当に右脳の右脳がザワザワしてとってもいいんで、僕本当に昔から自分でわざわざ迷子になりに行くような人間だったんですけど、一度通ったことがあるとはいえですね、もう今日は本当に右脳がザワザワしてきましたね。だって40何年ぶりですからね。
非常に良い経験でした。
ある程度の年になってくると、こうやって過去訪れたところを新たに訪れ直すっていうのはすごくいいことだなと思いながらね、今日は行ったところです。
昔の人に会うとかですね、昔行った旅行先に改めて行くとか、そうすることによって何か思い出したことの中から何かまた組み出してこれるものとかがね、あるんじゃないかなぁと思いながら帰ってきたところです。それではまた。
