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2023-06-29 05:10

少数のお気持ち表明で民主主義が屈することがないように

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2週間ほど前に大きく話題になっていた水着撮影会の件については、
共産党の3名の人が、どうもこの水着撮影会っていうのは何か良くないよね、気に食わないよねという、
その本人のお気持ちですね、このお気持ちを強い声で役所に表明しに行ったら、
役所がそれに屈して、そして中止をさせてしまって、そしてルールを守って一生懸命やっていた業者とか、
またモデルさんとかが多大な被害を被ってしまったと、そして慌てて知事がそれを撤回したと、
あまりにも声が大きくなりすぎてですね、撤回したということがあったんですけれども、
ここに見られるのは一部の大きな力を持った人のお気持ち表明で行政をねじ伏せるという図式が如実に示されたんですね。
そこには表現の自由とか職業選択の自由とかですね、
そういうものが数名の人の強い力を持った人のお気持ちでねじ伏せられるという。
そういう自由がねじ伏せられてしまったという、これはある意味民主主義の国では起こってはならないことですよね。
数名の人のお気持ちで行政が潰されるという、これは民主主義で起こってはいけないこと。
それが本当に目の前で、僕らの目の前で起こってしまったという、それが水木撮影会の件だったんですけれども、
それに対してですね、カウンターパレードというのが行われたのをご存知でしょうかね。
全然テレビとか新聞ではやらないので、ご存知ない人も多いと思うんですけれども、
ある女性のタレントさんがいらっしゃるんですけど、この方がですね、補金になってパレードを行ったんですね。
デモっていう人もいるんですけど、デモじゃないんですよ。地位更新ではなくて。
職業、何を売るかは自分が決めるという、その意思をアピールをしていったわけですね。
きちんとルールを守って、そして服装とかもちゃんと守って、そして粛々とやってのけたわけです。
これのかなりネットの中では話題になっていました。
そのパレードが素晴らしかったのはですね、それでお金を集めてね、カンパを集めたそのお金でですね、
その後お弁当を買ってそれをまた振る舞ったりとか、やっぱり仕事を生んでるわけですよ、そこで。
撮影会をしたりとかですね。そこに出てきたモデルさんたちの撮影会をしたりとかですね。
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そうやってお金をそこで生んでるんですよね。
もちろんその撮影会とかそういうときにはまたお金をちゃんと取って、きちんと収支の報告とかもしてですね、やってるんですけれども。
やっぱりこれがかなり大きな力となりましたね。
やっぱりそういうことが行われていくと、もちろんまだね、日本の新聞とかテレビは全然それを報道しきらないんですよ。
報道しきらないんですけど、そういうことが行われているっていうのは、もうかなりちゃんと情報を取っている人はしっかりとそういうことを知っててですね。
なので、もうちょっと数名のお気持ちで行政をねじ伏せるなどということをすると、カウンターが来るぞというのはもうちゃんと示されているわけです。
それも力でね、力でわって逆にカウンターを力でやるんじゃなくて、パレードという形の非常に温和な、そしてみんなが喜ぶお金がそこで生まれるというね、そういう方法でやってのけたわけですね。
それはとても素晴らしかったんですね。
なので、少数の力を持った人のお気持ち表明による行政の屈服というのが起こりそうになったらですね、
やっぱり行政のほうは、逆に両論兵器じゃないけど、別の人の意見も聞いてみましょうねということで、相対化するということをしないといけない。
相対化ですね。あなたたちの考えは絶対じゃありませんよ。いろんな考えのうちの一つですよということを、しっかりと権限化しないといけないんですね。
それと同時に、やっぱりそれが私たちの立場からすると、それをいろんな形でカウンターパレード、カウンターをね、やっぱり行うということをしていくことによってですね、
少数の人の大声に民主主義が屈するということはきっとなくなると思うんですね。
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