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2022-04-18 09:46

114 パソコン通信とインターネット黎明期の話

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00:05
2022年4月18日、月曜日の朝6時です。 今ですね、朝日が昇ろうとしていまして
今日は雨ではないなというふうに思っているところなんですが、 いい一日になったらいいなぁというふうにね、思っているところなんですが
一昨日、津川さんのコラボライブに出させていただいた時に、インターネットをですね、ブログとかホームページとかそういう話になったんですけれども
そのことと絡めてですね、インターネットというものの始まった時の、それをマジックに体験したものの
ちょっとお話をしてみようかなというふうに思っています。 僕らがですね、インターネットという言葉を聞き始めたのは
1993年4年頃だったような気がしますね。 すでにあのパソコン通信というものがあって、このパソコン通信というのは
パソコンからですね、モデムという機械を通して電話回線につなぐんですよね。 そして電話回線でパソコンがピコロコロって電話をかけて
そしてホストがガチャって取って、そのホストが自動的にホストコンピューターにつないでくれると。 そこにはですね、たくさんの情報が詰まっているから
そこへ行って掲示板に書き込んだり、そこに書かれた情報を読んだり。 時には当時OLSと言ってたんですけれども
オンラインソフトですね、そういうふうなものをダウンロードしたりというような、非常に楽しく通信をしていた時代です。
僕が始めたのは91年頃だったような気がしますけど、当時買ったソニーのプロデュースというワープロで
モデムをつければ通信ができますよという通信ソフトが内蔵されていたので、地元のフリーの新聞社がやっている
当時草の根BBSという言い方をしていたんですけど、そこに繋いで。 初めて繋いだ時には感動したですね。
世の中自分しかいないと思っていたら、その周りに実はたくさんいたというような感覚ですが、その時までのパソコンとかワープロというのは
もうそこにあるだけだったんですよね。自分と画面との関係しかなかったんですが、通信を繋ぐことによって画面の向こうに世界が広がって
いる感覚というのをその時に始めていたんですね。非常に革命的な出来事でしたね。
まだパソコン同士を繋ぐということをですね、ランケーブルとかを使って繋ぐというようなことはまだやってない時代で、
それより前にパソコン通信によってパソコン同士を繋ぐという経験が先にあったんですけど、
03:02
今のインターネットネイティブの時代の方には考えられない感覚だろうという気がします。
そして早速、BBS、オンラインの掲示板ですね。そこへ行って、掲示板に書き込んだり情報を取ったりしながらね、
なんて便利なんだろうと思っていました。自分がわからないことをそこで聞いたら次の日には答えてくれるという。
それまで本屋に行くしかなかったからですね。わからなかったことはすぐに本屋に行って調べてというような感じだったんで。
ある時ね、当時のPC98でゲームをやってて、進め方がわからなかったんでちょっと聞いてみようと思って、
ゲームのBBSにここどうしたらいいんですかって聞いたら次の日にすぐこうしてこうして答えてくれて、
いや、世の中すげえ進んだなと思ってたんですね。パソコン通信をしてた時ね。
僕は日本人学校に行って3年間そこで住むんですけど、そこから毎週先生たちの掲示板にレポートをずっと送り続けて。
それが最初の本になっていったんですけれども、そういうことをやってたと。
これがね、パソコン通信上でインターネットという言葉を聞き始めたんですよ。93年ぐらいですかね。
何だろう、何だろうと思ってたんですかね。95年に私が帰国した時にすぐにインターネットについてのテレビ番組があってね、驚愕したんですよね。
インターネット。画面上でマウスが動かせる通信っていう。これわからないでしょ、意味が。
画面上のどこでもマウスでクリックしたらページが飛ぶという。
この感覚、これは実はハイパーカードっていうのがあって、パソコンのローカル上では実現されていて、
自分でテキスト上にリンクを貼ってボタンを作れば、そこにポンとクリックしたらそのファイルに飛んでくれるという。
そういうものはもうすでにあったので、別に驚かなかったんですが、それがネット上でそれが行われているということにびっくりしたんですよ。
ネットの中でそれができるってどういうことと思ってたんですよね。
それまではパソコン通信の時にはずらーっと画面に情報が流れていくんですけどね、下から上に文字がずらーっとスクロールしていくんですけど、
その一方通行でしかなくて、元に戻るということができなくてですね。
何かエディットするというふうになった時には一番下の1行、この1行だけが今なんですよね。
その1行が上に上がった瞬間、もう過去のものになっていて、自分で手が下せなくなるんですけど、
そういうような1行単位で文字を編集するというのがパソコン通信だったんですね。
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画面上には上まで見えているけれども、扱えるのは一番下の1行という、そういうようなことだったんですけど、
インターネットというのは画面上全部が一枚の絵のようになっていて、
その一枚の絵のようにあるリンクをどこにでも貼れるという、この感覚というのはそれまでのパソコン通信をしている人にはなかったんですよ。
え、じゃあその一枚の絵みたいなのをどこか置いとけるわけ?みたいな感じで。
それがホームページというものなんだということが分かった時にね、何かまた革命が起きましたね。
それまでは一つのホストコンピューターにたくさんの人がつないで、そしてそのコンピューター上にあるデータを持ち帰って行ったり、
そこに書き込んだりとするというのがパソコン通信だったんですけど、
インターネットになったらそれぞれのところに、持っている場所に自分の絵を置いて、
そしてそれ同士をリンクでつなげることによってウェブができていくという、その感覚ですね、それまでとは革命的な違いだったですね。
なので僕なので、リュウスタイルなので、また何気始めたということですぐに自分のホームページを作ってみたくなって、
当時インターネットに接続するソフトウェアというのはフリーじゃなくてお金払ってたんですよね。
3万いくらか出して買ってきて、ブラウザーとかメールとかいろんなソフトに当時分かれてたんですよね。
その中のホームページを作るソフトをまた別に買って、自分の場所にアップロードしたんですよ。
それが96年の夏ぐらいですね。自分がデジタルで描いた絵を初めてアップロードして。
当時グーグルも何もないので、検索とかいう概念もまだない時代。
誰がその絵を見に来てくれるのかもわからない時代ですね。
まだヤフーとかもなかったですから、ポータルサイトもまだないというような時代。
それぞれがゼッカイの孤島にまだいた時代なんですけど、本当にたまたまにリンクを貼り合ったりしながら見つけていったというような時代だったんですけど。
それぞれがポータルサイトみたいなのを作って、そこに行き着いてそこへのリンクを貼ってみたいなね。
そういうようなことをやって、ウェブというものを楽しんでいた。肌で感じていた時代ですね。
96年頃にホームページを作ったというのは、かなり初期の段階で作った人間の一人なんですけれども、
それを今でも思っていたらきっとすごいことになっていたろうなと思うんですけどね。
早々にやめちゃったんですけどね。人が来ないからね。
それでもやっていたらきっと記念、天然記念物みたいなサイトになっていたんじゃないかなと思うところです。
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パソコン通信というものを初めて経験した時の感じ、そこから今度インターネットに移った時の感じ。
2つのそれまでになかった概念というか、革命的な先から何度も言っていますけど、心の中でそういうものが一気に何段階かポンポンと起こっていった。
80年代後半から90年代の中頃にかけての時代ということで、お話をしておきたいなと思いました。
ということで、興味を持っていただいた方とかコメントとかいただけたら嬉しいなと思っています。
それではまた、リュッサルでした。
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