正解はない、選んだ方を正解にするんだ　〜Shohei Otaniの選択〜

精神科には離婚問題、子育て、仕事やキャリアに関する人生の選択で迷っている患者さんがたくさん来ます。辛くとも自分に向いていなくとも仕事を続けるべきか、あるいは辞めて別の道に進むべきか。答えのない問い。こうした状況に対し、「正解はない、選んだ答えが正解になるように努力することが重要だ」とよく言います。

その通りだと思うのですが、これだけだと納得感が足りません。
そう、人は納得感が10割なんです！

さて、ではここでドジャースの大谷翔平さんを考えましょうか。彼はプロ野球選手としては日本でもアメリカでも歴史上存在しなかった本格的な二刀流を選択しました。そして多くの反対にもかかわらず大成功を収めました…が、です。しかしもし彼がバッターだけに専念する選択をしていたらどうなっていたでしょうか？もしかしたら二刀流の今よりももっととてつもない成績を出していたかも知れませんよね？別のもっと衝撃的な前人未到を達成していたかも知れませんよね？だとするとどうして二刀流が正解だったと分かるのですか？

つまり大谷翔平さんの二刀流とて明確な「正解」ではないんです。正解などはないんです。
大谷翔平さんの二刀流は周囲のみんなも（おそらく）本人も正解だったと思ってるはずです。それは納得感の問題なんです。こんなに成功したんだからこっちが正解なんだろうな、と思い込んでるかどうかなんです。正解ってのは正解だと思えるかどうか、納得感だけの問題だったんです。

人は納得感が10割。

人生の選択肢に正解はない。選んだ答えが正解になるように努力をする。それしかないんです
#健康 #NFT #大谷翔平 #人は納得感が10割 #精神科 #心理学 #カウンセリング
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