1. リブラの 精神科のバックヤード
  2. 発達障害の物忘れとは(スカン..
2024-02-19 32:52

発達障害の物忘れとは(スカンクさんリクエスト)

#子育て #発達障害 #大人の発達障害 #注意欠陥多動性障害 #AD/HD #adhd #ASD #自閉症スペクトラム
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/6349996e0cee2a08caf592dd
00:07
おはようございます。バースデーの 精神科のリブラでございます。
さあ今日も、今週も月曜日からやって参りましょう。
今日はですね、昔ね、よく話してましたね。
発達障害の話をよくしてたんだけど、
すっかりね、そんなことは忘れて、 ずっかりやっておりませんでしたけど、
最近はもっと別の話をしてましたけどね。
昨日ですね、スカンクさんにですね、
いつもの精神科のPラインの仲間であるですね、
スカンクさんからですね、ラインが来ましてね。
なんかね、発達障害の相談じゃないけど、
こういうのって発達障害ですか? みたいなのが来たんですよね。
何だったかな?
その人、スカンクさんの知り合いなのかな? ちょっと分からないけど。
すごくよく忘れ物をすると。
朝持っていく物を忘れると。
財布忘れる、カバン忘れる、スマホ忘れる。
あと何忘れるかな?
僕はね、財布とね、スマホと鍵は天下の周り物だと思ってますけどね。
傘なんかもそうだと思ってるけどね。
あれって傘っていうのはあれでしょ?
500円のコンビニで売ってるやつってサブスクなんだよね。
あれはどこにあって何で持って行ってもいいって違うんですかね。
500円でサブスクで傘借りれるんだから買う必要ないよねっていつも思いますけど。
でもサブスクだから置いてある時たまに無くなっちゃうよね。
ビニール傘って置いておくとよく無くなっちゃいますよね。しょうがないよね。
サブスクだからね。500円だもんね。
ああいうのもすぐ忘れますよね。
というのが病気なのかって言われたんだけど。
病気というかね、そういう人ってことですよね。
僕なんかそうなの忘れますもんだって。
僕は正常ですね。僕は障害ではないですね。
僕よりもおかしい人がみんな異常ってことになってるんで。
僕の外来だとですね、発達障害的なもので忘れ物をする人っていうのは全然異常だと診断されませんけど
なぜならですね、僕が正常だという位置にいますから、これ連続的ですから
僕よりおかしい人じゃないと異常という風に診断されないので
忘れ物が多いというのはなかなか診断できないんですよね。
その人が異常だということになると、僕だって異常ってことになっちゃいますからね。
そういうわけにはいかんのでね。
ということでですね。
僕なんか例えば、どこだっけ。
札幌の学会に行くのに500円玉だけ握りしめてね。
飛行機乗ろうと思ったらですね。
500円と飛行機のチケットはあったんだよね。
そこから電話がかかってきてね。
財布どうしたのって。
セントレアにいたんですけどね。電話がかかってきてね。
03:01
財布がね、あるだろうって。
さっき確認したじゃないかって。
行く前にね、うちの奥さんがもう一回言った。
行く前に言ったんでね、奥さんが。
財布持った?って言って。
で、僕財布ちゃんと確認したの。カバンのね。
あるだろうって言ってね。
ちゃんと財布確認して僕がセントレアに行ったんでね。
それは確認してますからね。それはありますよね。
ところが奥さんが言うんですよ。
ここにあるけど?ってね。
ここってどこ?
ここって家って言うわけね。
奥さんがさ、
財布確認しろって言うからさ。
財布確認して出してさ。
カバンに入ってたのにだよ。
それをさ、どっか置いちゃったんだね。
テーブルかどっかに。
財布ないですよ。
セントレアで財布ないですよ。
セントレアっていうのは中部国際空港のことなんですけど。
中部国際空港から札幌に行かないと。
新千歳に行かないといけなかったんだけどさ。
北海道で学会があって。
財布がないんですよ。
飛行機のチケットは幸い入ってたんだよね。
お金がね、500円しかないんだね。
さあ迷いましたね、これね。
でもさ、それ行かないとね、
専門医か何かの更新か何かのポイントがかかってたんだよね。
ちなみに僕は、
精神科の専門医はちゃんと指導員も何も更新してるんですけど、
総合病院何とかっていうやつの専門医と指導医は
更新し忘れてたら切れてしまいましたけどね。
こういうミスをするんですよ。
切れてしまいましたよ。
幸いもう一個のやつは切れてないんだけど。
あと僕は人生で、
自動車の免許も2回失行したことが
なくなったことがありますけどね。
忘れてたんでね。
なので1回失行してるんで、
なんかあれですよ。
割と最近免許を取ったみたいになってますよ。
割と数字、あれ1回忘れて
あれするとね、
取得日が変わっちゃうんで。
あと車の車券も2回ぐらい忘れてたことがあるね。
あーっと思って気づいて、
近くの車屋さんに行ったら、
もうダメです、車券切れてるんで乗っちゃダメですって言って、
そこに入庫することに、
強引に入庫させられたことがありますけど。
ということでいろんなことをよく忘れますよね。
ということで、よく忘れる人っているんですよね。
で、えーっとね、
それは発達障害というわけですけども、
もちろんアルツハイマーとか認知症別ですよ。
ね、僕ら、
こういう今みたいな忘れるやつね。
えーっと、サーカタに行こうと思ったのに、
えー、
えー、なんて言うかな、
そのね、そういうチケット、
お金忘れたりするんで、こういうオッチョコチョイはね、
オッチョコチョイはね、
僕のみたいなタイプのオッチョコチョイはですね、
全東洋のドパミンが足りないでしょうね。
えー、これだいたい遺伝性なんで、
うちの親戚みんなそうですけども、
これADHDと言いますよね、これね。
アテンションディフィシットハイパーアクティビティディスオーダー。
なので、あのー、なんて言うかな、
チョコチョコチョコチョコ動いたりね。
よーく喋る。
もうやたらによく喋る。
うるさい。喋って喋ってうるさい。
06:00
黙ってろってね、思う。
黙っててもうるさかったりするんでね。
黙っててもうるさいっていうのがいい診断基準ですね。
えー、一言も口を聞いてないのに
お前うるさいって言われるっていうね。
なんかしょもしょもしょもしょも動いてたりするんでね。
えー、こういうのはADHD。
前頭炎のドパミンが足りない。
血断力が不足してる。
なので、荷物すっごい多かったりしますね。
ADHDの人はね。
えー、なんだか、どうしてか知らないけど、
なんか生き物の、あのー、
とかに感動しやすいっていうね、特性があるみたいでね。
すごいなー、人間は。
いや、人間って結局すごいなーとかね。
動物すごいなーとかね。
よく言ってる人いるんだけどね。
そういう人もADHDだったりしますけどね。
えーとね、
イメージで言いましょうかよね。
脳のね、イメージで言うとね、
舞台があるじゃないですかね。
人間の意識が舞台だとするとね。
必要なところ、主人公がいるでしょ。
主人公にさ、
ライト当てないといけないじゃないですか。
ちょっと待てよ、これ撮れてるのか。
ライト当てるじゃないですか、主人公にね。
そこにね、必要なところに
ライトをポーンとか当てるわけですよね。
人間というのは。
いいんだけど、
必要なことと関係ないことがあるじゃないですか。
物事にはね。
必要なことに
スポットライトを当てた場合には、
周りの関係ないことは
必要なことにスポットライトを当てたと同時に
関係ないところは
ライトを落とさないといけないわけ。
なので、周りはライトを落として
必要なところだけにスポットをポーンと当てる。
そこだけにポーンと集中する。
人っていうのはさ、必要なことがあるとそこに
ポーンと集中するんだよ。
必要なこと以外の左右は暗く
ファッと落とすというのが
人間の脳で行われることなんです。
そうすることによって、無駄なところに意識を
生かさずに集中して物事ができるというね。
こういうのが人間の脳で
あるわけですよ。
ところがね、ADHD
ドーパミンがうまく前頭炎にくっつかない
病気なんですけど、
ドーパミンの量が少ないのかも分からないし、
レセプターに異常があるのかも分からないけど、
詳細は分かりませんけど、前頭炎のドーパミンの障害だ
ということだけは分かってますが、
なぜなら前頭炎のドーパミンの薬を使うと
良くなるんでね。
というのはですね、ADHDというのはね、
その周りの
ライトを消すことが
うまくいかないんですよ。
スポットライトにライトは当てられるんだよ。
当てられるんだけど、
ライトがうまく絞れないっていうのが
スポットライトって狭く行くからスポットライトでしょ?
全体を照らしたらスポットライトにならんでしょ?
集中電車が10人いてさ、
よしスポットライトって10人に
ブワーと広く当たったら、それただのライトじゃん。
そうじゃないでしょ?
だから本当はさ、それをぐー絞って
1人に絞って周りを暗くしないといけないんですよ。
ところがね、脳でそういう機能が
うまくいかないのがADHD。
なので、スポットライトを一生懸命当てても
ブワーと当たってる。
主人公以外のところにもスポットライトが
当たってる。ちっとも周りの音がね、
周りのライトが消えない。
周りの音が消えない。全部が入ってくる。
なのでね、
気がそれるそれる。
ここで誰か、
僕が誰かと話しててもですね、
遠くに別の話をしてる人が
09:00
あるとね、そっちに気がいてね、
僕なんかも診察中にね、患者さんと話してる最中にね、
向こう側でね、スタッフがなんか
話してる話が聞こえちゃうとね、そっちに
気がいちゃってね、患者さんと
あーなるほど、眠れない、あ、眠れないんですね
みたいな風に言ってる間にね、向こうの方でね、
なんかね、あの、この書類って
これって昨日のかな?今日かな?とかって
向こうの方でちっちゃな声が聞こえたりするとね、
こちら、あーなるほどね、あの眠れない、
あーその書類は昨日のですよ!
みたいな、こんなんになっちゃう
えー、あの、ここで患者さんがこう、もそもそ
喋っているはずなのに、向こうの音が
あのー
気になるんでね、ここで、あ、そうか
そうすると3日前から、あ、
3日前から少し、なるほど
あのー、同期がするわけね
あ、で、症状、それは症状は、あ、
その、その症状がね、その症状が違います
違う、はい、あ、すいません
違いますよー
あーなるほどね、その症状が、みたいなこんな風にね
あのー、患者さんと
話している最中に、向こうの声と
あっちの声とね、気になっちゃって、そっち側にも
答えちゃったりするね、僕に話しかけてないのに
ま、こんなことする人ADHDですね
中にいるでしょ、小学校の時
うらうらうらうら走り回ってたやつがさ、ね、
えー、ね、で、あの大人になったら
そういう風にさ、こう、大人になってもよく喋るんだけど
まあ、こう、なんか遠くの子に
わーっと話して、あ、それはあれだーとか言ったりさ
えー、やたらに忘れ物する
ね、集中力がない
ね、えー、みたいなやつ
いるじゃないか、ね、という風で
スポットライトがね、うまく当たらない
で、まあ、パーッとどっか行っちゃったりね
えー、僕よく言われるんだ
人をね、話している最中に急にいなくなるとか
そんなつもりは全然ないんですけど
あのー、喋っている最中にどっか行っちゃうんだって
で、子供の時にも、そのー
小っちゃい時から落ち着かない人の話を聞かないな
っていうようなことはよく言われるよね、僕なんかは
人の話はあんま聞かないよね、人の話を聞かない精神科医
っていうね、なかなかなもんでしょ
っていうようなことでね、えー、
なんですけど、もう一個ね
発達障害っていろいろあるわけですけど
有名なね、ADHDっていうのはね
ちょっとなんかこうね
新しいことをなんか思いついたらちょっとかっこいいから
賢けなんだよね、賢いみたいな
イメージがあるんですよね
えー、もう一個ね、有名な
あのー、ADHD
注意欠陥多動性障害以外にもう一個発達障害
有名なのがありましてね、これがね
オーティズムスペクトラムディスオーダー、自閉症スペクトラム障害
ですね、えー、これはね
善と悪のドパミンの問題ではなくて
会場周辺の受場がこう伸びていない
っていうようなことなんですけど、これはね
空気が読めないみたいな風に言うんで、ちょっとネガティブなね
意味があるもんだからね
こちらはね、若干患者さんがね
少し嫌ったりするわね、その、この診断目つけられるの
嫌がる、うん、で
えー、症状としてはですね
オーティズムスペクトラムディスオーダー、ASD
自閉症スペクトラム障害
噂、空気読めない
人の感情がわからない、物語が連続
物語に連続性がない
その場その場のことを考えるというのが
基本の病態なんだけど、結果としてはですね
割とね、えっと
ADHDと同じように子供の時
人の話聞かなかったりね、集中しなかったりね
すぐね、いろんなもの忘れたりするんでね
これがね、同じような症状を出すことがあるわけですよ
臨床的には
そうするとね、さっきのあのASDというね
自閉症スペクトラム障害というのは
12:01
ちょっとこうネガティブなイメージが
空気読めないみたいなイメージがあって
ADHDはなんか落ち着かないけど頭がいいみたいな
ちょっとそういうイメージが世の中にあるみたいで
みんなね、自分はADHDだと思いたがる
だけど僕が見るとね
ADHDじゃなくてこれはASDだなって思うことが
多くありますので
どっちかというのはね、うまく診断が
できない場合もあると思うし
僕はADHD
自分がADHD特性をすごく強く持っているので
患者さんのADHD特性みたいなやつに
敏感に反応するものですから
いいんだけども
あんまり発達障害を見ていない先生は
区別がつかないみたいですね
ASDをADHDと診断している場合
多いね
それは多分ね
ADHDに薬があるから薬がある方に診断したいという風な
医者の願望、欲望ね
そういうのが現れちゃうのと
患者さんがASDだと言うと空気読めないみたいになって
嫌がるんで
ADHDだと言うと頭がいいみたいになって喜ぶんで
喜ぶ方の診断によるというようなことはあるでしょう
僕はASDの方に診断がよりますけど
でね
じゃあASDのね
をちょっと例えましょうかね
さっきのさ
ステージの話をしましょうね
ステージの中で主人公が真ん中にいてさ
主人公が10人いてさ
スポットライトを真ん中にパーンとこう当てて
周りをクックッと暗くすることによって
主人公をファッと際立たせるということが
本当は人間の脳でやらないといけないことなんだけど
つまり集中しないといけない場合に
集中しないといけないことに
意識を集中させるというのが
必要なことだという風なわけですけど
それが上手くできない
スポットライトが全体にブワーとモヤーと当たってしまう
このスポットライトのピントを絞るのが
上手くいかないのがADHDだと
そういう風にさっき説明しました
今度ASD
ASDはどういう障害かというと
どこにスポットライトを当てていいか
わからないという
そういう障害なんですよ
スポットライトを絞ることはできるんですよ
ギュッと
なんだけど必要な
ここが主人公だという判断がつかないんですよ
なので主人公じゃないところに
自分の興味があるところに
今日必要なところじゃなくて
自分が見たいところにスポットライトをピャーンと当てちゃう
主人公にライトが当たってない
機械自体は壊れてない
だからどこに当てていいかが
分かってないというか
ちゃんと主人公に当てられないというか
当てないというか
ついつい主人公じゃないところに
当ててしまうというか
主人公のところに当てようと思えないというか
結果として当たっていないんですよ
主人公には だから違うことをしてしまったり
どこ見てんのみたいなことが
起こるというのが
ASDですね
ADHDは注意欠陥多動性障害は
スポットライトがうまくピントが絞れない
なので全員当たっちゃう
だから今主人公に当てないといけないことは
分かっているし当てているんだけど
主人公以外のところにも
当たっているというね
僕は管理者さんと話をしないといけないことは
もちろん分かっているんだけど
それ違いますよ
意識を持っていかれてしまうというのが
なので
話している最中に僕が別のところに
気がいってしまって
15:00
走り出していなくなってしまったりするらしい
こういう風に
一方でASDの人は別のところ
その人と話をすべきだということが
分からないというか
興味を持った方に行くという傾向があるので
目の前にいる人と
話を
しないといけないという
思いが少ないので
興味がある方に勝手に行ってしまう
結果としては
似て見える
そこにライトがうまく当てられていない
ということに関しては同じなんですよ
なので
わりと臨床的には
似て見えたりしますね
忘れるのも
ADHDの人は次から次から
いろいろなことあっちこっち
注意欠陥多動性障害
ドパミンの全投与がやられている
あっちこっち
これもあれも
という風に興味が拡散していくので
どんどんどんどん
拡散しているの分かるでしょ
ラジオを聞いている人たち
どんどん広がっているでしょ
枝がどんどん広がって
全然関係ないところに行くじゃないですか
コメントもどんどん遠くに行くでしょ
それは
枝分かれ枝分かれで
わーっと
まとにうまく当たらない
うえんというか
情緒とか
回りくどいじゃないですか
うわーっと遠くに行っちゃうんで
こういうのがADHDの
障害ですよ
あっちもこっちも気が行くものだから
結果として
脳には限界があるわけよね
覚えられるというか
意識できることに限りがあるじゃない
テーブルの上に乗るものって限りがあるじゃん
テーブルの上にどんどんどんどん
乗せていくからある程度こぼれ落ちていったり
どこに何があるか分からなくなっちゃう
結果忘れちゃう
決断ができないから全部やりっぱなし
ちょっとやりっぱなしにして
何かやっているときにそうだって思いついて
忘れちゃうという性質が
持っているものだから忘れちゃう前にあれやらなきゃ
別のことやり始める
本当はそれをまずやってから
他のところに行かないといけないんだけど
別のことを思いついて
忘れちゃうといけないからこれも
全部やりっぱなしの状態がどんどん増えていく
そのうちにこれが
前の最初のほうのやつ
忘れちゃうんだよね
僕は若い研修院の女の先生に
僕が次のところに行こうとしたら
ぎゅっと服を持って先生座って
このカルテ今文字の途中書き
文字の途中書きなんて聞いたことがない
全部一文書いてから
次のカルテに行きなさいと言って
若い先生に叱られたことがありますけど
内藤先生に叱られたね
ということで叱られたことがありますけど
こんな風にして
次々興味が拡散していくので
忘れちゃうんですよね
一方ASDの人は
自分と関係ないことに
さっきも言いましたね
主人公がどこにいるか分かっていても
自分の興味ある方にスポットライト当てちゃうんですよ
こいつだって言ってるのに
隣のかわいい女の子はそっちにポーンと
スポットライト当てちゃうんで
そっちじゃねえよって言うのね
そっちに当てちゃダメって言うんだけど
18:00
どこに当てていいかがうまく定まらない
興味のある方にポーンとスポットライト
当ててしまうんですよね
そうすると必要なこと
上司と何かをしないといけないとか
そういうことに
同じ工場の工程で
これとこれを必ずやりなさい
はいわかりましたって言ってるんだけど
興味がないから興味がないことが
一個も頭に入ってこない
っていうのがASD
これが自閉症スペクトラム障害の特徴です
結局興味がないから
全然聞いてないから忘れるんですよ
なんだけどさ
さっきと忘れる具合が違うじゃん
ADHDは次々と
次々と必要なことは分かるんだけども
これも必要だあれも必要だった
これも必要だったそれも必要だったと言って
どこが主人公か
分かってるんだけど
分かってるんだからうまく覚えられない
忘れてしまう
一方ASDは
そこが必要だということが
ある程度分かるんだけども
まず第一に
言われなければどこが大事か分からない
まず第一に言われなければ
どれが主人公か分からないという障害が
まずある
ASD自閉症スペクトラムの方には
自閉症の人たちは物語がよく分からないから
どこが大事か主人公か分からない
主人公がこれだと言われても
主人公じゃないところにスポットライトがポンと当たってしまうわけ
どういう障害なの
スポットライトのピントは壊れてないの
ピントは壊れてないんだけど
照らすおっさんが壊れてるの
お前そっちじゃねえよっていう風に
スポットライトが当たってないから
そこのことは頭に入らない
興味ないことは全然覚えられない
上司にめっちゃ怒られても全然覚えられない
お前いい加減にしろなんでそんなミスするんだって
いい加減にその仕事ちゃんとやれって言われても
全然できないみたいな
ことが起こる
結果としてちゃんとその必要な
仕事を忘れてしまうということで
忘れるという点では同じなんだけども
スポットライトがうまく当たってないという点でも
同じなんだけどもスポットライトの
焦点がうまく合わせられないという
病気なのかスポットライト自体は
壊れていないんだがそのスポットライトを
動かしているおっさんが壊れているっていう
こういうねスポットライトで言うところの
スポットライトの絞りの壊れているのが
ADHDスポットライトを
当てるおっさんが壊れている脳の中の
スポットライトおっさんが壊れているのが
ASDということで原因が
違います原因が違うと
何が違うかというと対策が
違ってくる
スポットライトを当てるおっさんが
壊れているってやつはこれ直しようが
ないわけ直しようがない
んですよおっさんは治療法がないもんだから
そういう自分の興味
以外のことができない人は
自分の興味のことをやってください
興味がないことには興味は
開かないから
逆にそういう人は子供の頃から
博士とか言われていることが多くて
興味があることは結構
過集中みたいにぎゅーっと
集中しすぎるぐらい集中して
何か達成できたりするんですよ
よく
ボイシーとかで
粋早さんが自分がASDみたいなことを
よく言ってらっしゃるけどそうだと思いますよ
21:00
ああいう風に
すごいでしょ粋早さんなんか
アドレス全部覚えるとか言ってたじゃん
尋常じゃないじゃんそんな
すごい記憶力じゃん
おそらく興味がないことはあの人全然覚えられないと思うんですよね
そういう風に
ASDっていうのは能力が偏りがあるんだけど
うまくハマると
すごく成果を上げるんですよ
なんで
ノーベル賞なんか取ってる人みんなASD
自閉症スペクトラムですよ
大天才みたいな状態になることが
ありますよね
すごい成果を上げる人っていうのは
ASDの特性がある
治しようがない
医者としては厳しい戦い
治すとか
治さんとかじゃない
犬かペンギンかみたいな話
ペンギンが故障なわけじゃないじゃないですか
ペンギンは犬のように走れないけどさ
ペンギンは故障してるわけじゃないじゃん
ペンギンはさ
海に入ればいいんじゃん
これは治せない
ADHDも昔は治せなかったんだが
ADHDは完全には治せませんが
全トイのドパミンの障害だということが
わかっていて
そのドパミンを強化する薬が何種類か出てきた
ちょっと覚醒剤みたいなやつもあるので
若干厄介ですが
覚醒剤みたいなやつは普通の人だって覚醒剤やったら
シャキンとするじゃん
さっき言ったASDと言われてる人が
ADHDで誤診されてる例が多いと僕は言いましたけど
ここに覚醒剤の薬が処方されていて
効きましたって言ってる人がいるんだよね
そんなもん誰だって効くっつうんだよ
覚醒剤やったら誰だって集中力が上がるっつうんだよ
そうじゃなくて
覚醒剤じゃない方の薬でも
ADHDの人は劇的に結構効きますんで
安全な薬がいくつかありますからね
ADHDの人はね
そのドパミンの
刺激を
アップさせるような
ノルアドレナリンの方から
遠回しに
ドパミンの神経を刺激するやつもありますよ
こっちが割と安全なんです
依存性が少ないわけね
そういうのを使うことによって集中力が増すことによって
一気に症状が改善して
ミスがグッと減ると
僕なんかもね
遅刻がグッと減る可能性はあるんだけど
なかなかどうかな
精神科の薬を飲むっていうのは
若干ひくでしょってことで
院長に飲めって言われたけど
嫌ですって言って
飲んでないけど飲まない感かもしれませんけどね
ということで
ドパミンの
ところの薬を使うと
さっきのうまく絞れなかった
スポットライトがね
ギューッと絞られるんですよ
なんでそうするとちゃんと
主人公に当てられるわけ
もともと主人公に当てるオッサンは壊れてないから
ADHDはオッサンは壊れてないんだよ
オッサンはちゃんと当ててるんだけど
スポットライトが壊れてるんだよ
ちゃんと絞れないわけだから全体に
主人公にちゃんと当てろって言われてるんだけど
当ててますって言うわけよ
当ててんだけど他も当たっちゃってますってね
これじゃあお客さんがあちこち意識がいくだろう
スポットライトちゃんと当てろほら
ASDの方は当ててない
予想に当てちゃう
ADHDのドパミノ薬を使うと
スポットライトがギューッと絞られるんで
そうすると周知力が増して
24:00
普通の人みたいになっちゃう
逆言うと普通の人みたいになっちゃうんで
ADHDって
ADHDは発想が豊かなんですよ
僕らブワーッと喋るけど
よくそんなこと思いつくねみたいなこと
よく言われるわけですよ次々思いつくから
これが発想が豊かだという方向に
良い方向にもいくわけよ
ADHDはそれはそれでクリエイティブな面があるんだよ
ところがね
人間が生きていくのにクリエイティブさってあんまりいらなかったりするんで
そのグーッとね
スポットライト絞ってね
普通の人になっていくとですね
そのクリエイティブさも落ちていくんですよ
普通の人になっちゃうの
言ってる患者さんに言った
薬出したらね
全然ね職場で叱られなくなった
すっごい叱られなくなったんだけど
友達がお前なんか普通になってつまんねえなって言ってきた
自分でもね
なんかつまんないっていうわけよ
普通の人になっちゃったって
俺なんかちょっと突飛で面白いやつだったのに
なんか普通の人になっちゃったって
その患者さんはね
僕ね薬飲んだら工場でね
ミスしないことはわかったんで
なんかそれはありがたいんですけど
薬飲みは治るってわかったら
そんな必要もなくなったし
なんか友達にも普通になっちゃったなお前って言われるし
自分でもこんな普通な自分これ自分じゃないんで
なんか変なんでやめますわって
あそうですかって薬をやめた人いましたよ
こんな風でね
ADHDってのは結構ね
薬が効きますね
普通の人になりますわりとね
だけどそれがいいかどうかですよ
というようなことで
ちょっと今日はね
こういうのやると長くなります
もう一つ問題はね
僕も若干そうなんですけど
ADHDとASDはね
両方重なってくることが結構あるんですよ
両方とも持ってんの
ということが結構ある
両方とも持ってるんだけど
ゴブゴブな人もいるかもしれないけど
大体はASDが大きい
ASDがほとんどで
ADHDがちょっとみたいなパターンか
というのが多いんだけど
ADHDが大きくてASDがちょっと
僕なんかはどっちかというとADHDが目立つと思うんですけど
こういうちょっと珍しいパターンもあって
ASDも少し被るっていうのはね
こういう風な
僕なんかはちょっとそういうところがあるかなと
自分でも思いますけど
少し空気読めないところがありますけども
という風に人は言いますが
僕は若干ASDの特性も
あるかなと思っておりますがね
というのでね何が問題かというと
両方来る場合は
薬を使った場合に
そのやっぱり前頭炎のドパミンの問題と
カイマのあたりの問題と
別の問題なんで
足りないものを足せば
良くなりますけどね
さっきの覚醒剤は別ですよ
足りなくないときに
足りなくないものを足しても
何にも良くならないので
ASDとADHDの合併の人には
薬を使ってみるとASDの面は
全然変わらなくてADHDの面だけが
良くなるんで
合併の人は
単純なADHDの人ほど
激烈に薬効かないね
でも割と合併例
多いなでもADHDが有意の人は
27:00
ADHDの薬がすごく効くんで
試してみてもいいのかも分かりませんけど
その代わり普通の人みたいになっちゃいますからね
ご注意をしてください
空気読めないのは治りませんよ
ASD特性は治りませんからね
空気は読めないまま
普通の人になるっていうのは
発想が豊かじゃなくなるってこと
その代わりミスが減る
必要ないことを次々やったりしなくなる
必要なことをちゃんとやれるようになる
それが良いか悪いかは
ケースバイケース
発想が豊かでないといけないような人は
良くないんじゃない
つまんない人になるよね
ただ工場できちっとルール通りやらんといかん
みたいな人とかは飲んだ方がいいんでしょうね
これも程度問題でね
みんなどっちの特性もある程度あるんですよ
連続的ですから
だからADHDとかASDとか診断したところで
意味ないっちゃ意味ないんだけど
極端な例はやっぱり
診断した方がいいかなと思いますよ
極端な例ってどのくらい極端かというと
僕までが正常ですよ
僕よりも不注意の人は
注意傾向で多動性障害ね
僕は正常です
僕がどのくらい正常かというと
僕のレベルどのくらいかというと
人生で社会人になってから
人生で一回も遅刻せずに出勤できたことがない
アラフィフ
どうですか
だいぶいかれてることないですか
でもそれは僕は正常だと思ってるんで
これよりも向こう側が異常です
なので僕のところに来るとほぼほぼADHDの診断はつきません
ということで終わりにしましょうか
嘘ですけども
ある程度嘘がありましたが
今3種類ぐらい出てますけど
その覚醒剤のやつは
僕あんまり好きじゃない
ですやっぱり
覚醒剤のやつ以外
覚醒剤に近い成分以外のやつがいいんじゃないかな
って僕は個人的に思っていて
覚醒剤的な成分のやつは
申請して登録しないと
使えないようになってるんですけど
僕はそれ使うのすごく嫌いなんで
あえて登録しておりません
僕は使えないようにしてやる
嫌いなんですその薬が
薬に好き嫌いがある
というようなことで
今日はそんなところにしてみましょう
まとめましょう
不注意だとか物忘れだとか
もちろんアルツアイもあるんだけど
多分に若い人の不注意だとか物忘れだとか
っていうのは発達障害によるものがあります
発達障害は連続的でございます
なのでどこからがというのは難しい
僕は線を引いております
僕に線を引いております
人生で1回も間に合ったことがない人よりも
ひどい人しかADHDと診断しておりません
発達障害にはADHDとASDというのが
大きくありまして
不注意前というドパミンが反応しないタイプの
ADHDと
空気が読めないと言われるような
感情理解が悪いような物語が
連続して理解できないASDという
パターンがあって
いつも右だとか左だとかって言ってる
右側だとかって言ってる物語がどうの
とかって感情理屈側だ
っていうのがASDですね
了解
池早さんが
自分がそうだと言ってたり
僕らのところだと
30:00
まあいいやねという風に言っていたのが
ASDですね
というのがあって
それぞれ別の病気だし
別の所の障害なんだけれども
なんだけども
ASDは
舞台でいうとこのスポットライトを
当てるオッサンが
ASDはスポットライトを当てるオッサンが壊れていて
関係ない自分の興味がある
お姉ちゃんに当てちゃう
そっちじゃねえよっていうね
障害
ADHDはオッサンはちゃんと当てようとしているんだけども
スポットライトが壊れていて
スポットライトのスポットがちゃんと狭くいかない
ブワーと横に広がってしまう病気
よそのやつに気が付いてそれじゃありません
とこのようによそのところに気が行ってしまうのが
ADHD
ADHDのピントがうまく絞れない
という焦点が絞れないという
スポットライトの障害に関しては薬が結構効くので
薬を使ってみると
集中が力が上がって忘れ物が減って
遅刻が減ってみたいなことが起こりますが
その代わりつまらない
普通の人になりますよということがあります
ASDの障害
オッサンがうまくちゃんとスポットライト当ててくれないみたいなやつに
治す薬がないもんだから
そういう場合は
オッサンがちゃんと主人公に
ライト当てなくたって
物事がちゃんと進むような仕事に
ついていただきたいという風に
自分の興味があるところにしか
スポットライト当てられないのであれば
その興味があるところだけにスポットライトを当てる
でやれるような職人になってください
博士になってください
そうするとノーベル賞取ったりします
ASDはノーベル賞取りますADHDは取りません
ADHDは
芸能人になったりします
アイディア出しが得意です
でも一つのこと
全然できません
ADHDは一つのことができないから
僕みたいになります器用貧乏になります
僕何でも器用にやります
全部プロほどもできません
歌も上手に歌います
おもしろげなこと言います
芸人ほどおもしろくない
何もできない
ADHDは器用貧乏になります
ASDは専門家のプロになります
ASDの方が大物になりますけど
ASDは空気読めなくてとんでもない
嫌われるものになります
普通の人は
凡庸で何の成果もあげません
どれが素晴らしいとかじゃない
一般の人は
社会では生きやすいでしょう
凡庸でつまらない人生を送ってください
我々ADHDも
何もできません
でもあれもこれもできます
でもエラーばかりです
ASDは
嫌われたり
ノーベル賞が取れます
それぞれ一長一短
またコメント欄で
色々遊びましょう
Xに書いても構わないでしょう
今日はADHDの発達障害のことを
早口で話しましたが
30分を超えました
さようなら
32:52

コメント

スクロール