千葉ローカルソングプロジェクトの概要
お盤です。地名が出てくる歌のコレクター、わたんどがお届けする、偏愛に満ちた音声配信です。
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今回は、ネットで見つけた、千葉ローカルソングプロジェクト54というアイドル活動についてのお話をしたいと思います。
こちらは、最近のニュースとして見かけた内容で、まずはご紹介させていただきます。
千葉県内の54市町村で、ご当地ソングとご当地アイドルを結成したり、曲を作ってPRしていこうという音楽プロジェクトを、
千葉の中にある音楽スタジオというのかな、会社がプロジェクトして始めましたというニュースでした。
これが結構面白い取り組みだなと思って、非常にローカルアイドルというのは、これまでの取り組みと少し違ったものだったんですよね。
日本各地にローカルアイドルと呼ばれるアイドル活動をされているグループがいらっしゃいます。
それはある程度、特定のグループがいて、そのアイドルがいくつかの曲をリリースしながら、
ギア内で活動してファンを獲得しながら、音楽活動、ダンス活動をするというふうなものです。
一方で、この千葉ローカルソングプロジェクトでは、千葉全域が対象ではあるんだけれども、
自治体ごとにそれぞれ違うアーティストを立てつつ、そのアーティストが異なる歌を歌うというものなんですよ。
例えば、院際市だとVivid Prismというグループがいたりとか、八幡市だったらBunniesとか、
八千代市では星宮舞さんというふうな形で、違う人がその地域を担当しているという感じになっています。
それをネットワークする中で、千葉の各地域にそれぞれのアイドルを作っていこうというところなんですよね。
確かに一つのグループが千葉全域を見るとそれは大変だし、
もちろん目指していない地域も見ることになっちゃうんですよね。
一方で、各地域ごとに目指した人がいれば、より地元に密着した活動ができますよね。
さらに千葉アイドルフェスみたいな感じにすれば、それぞれのアイドルが集まったイベントみたいなのもできるし、
非常に広がりがあって面白いなというふうに思いました。
地域密着型のアイドル活動
さらにすげえなと思ったのが、あらゆるアイドルのパーツが地産地消なんですよ。
地元で作って、地元で消費するというやり方なんですよね。
アイドルのパーツというところであれば、まず人材としてはアイドルの女の子たちは、
地元のダンススクールだとかのスクール生がアイドルを結成しているっていうんですよ。
曲だとかダンスだとかも地元の人たちが作って、地元の人が教えるというところですよね。
だから本当に中身のやるコンテンツも人も全部地元調達だし、さらにその楽曲のPRの方法としても、
農協とコラボしたとか商店街とコラボしたという形で、地元の団体さんと組んでやるというところなので、
非常に地域に向けた活動というのが非常に色濃いですよね。
これすると農協の人たちからすれば、うちの商品をアイドルがやってくれるよみたいな感じで、
農協の職員のみんなの人がアイドル気になったりしますよね。
あとダンススクールの先生がダンスを教えているのであれば、
そのスクールの他のアイドルじゃない子たちもみんなで見に行こうとかなるし、
はたまたそれぞれの家族が、うちの子が行っているスクールの他の子がアイドル活動するみたいなの、
今度ここのイベントが出るみたいなのをみんなで見に行こうというので、
結構関係者の家族とか関係者の友達みたいなところで、
芋づるしきにアイドルとの関係者が増えるんですよね。
それが農協もそうだし、商店街絡みでもそうだし、スクール絡みでもそうだし、
はたまた女の子自身が地元の子というのであれば、学校のクラスメイトをみんなが、
クラスメイトがアイドルになるんだぜ。
今度休日に踊るみたいだから行こうよってなるよね。
全てを地元調達することで圧倒的に観客というか応援してくれる人を増やせるというのは、
すごくいいなと思いました。
僕の踊っているよさこいなんかは、客層が関係者が多いんですよ。
チームを応援してくれる人、チームの家族、またまた昔よさこいをやっていた人みたいな感じで、
完全に全く知らない人が通りがかりで聞くということもあるっちゃあるけど、
関係者、よさこいつながりで見に来てくれる人が多いんですよね。
そこの感覚からしても、とにかく関係者をまずは増やしていくというのは、
非常に広がりがあって面白いなというふうに思いました。
ローカルアイドルが地域を盛り上げるということが目的だと考えると、
非常に最適かつ面白い取り組みだなと思いました。
他の県でも真似しやすいしね。
この千葉の活動が他の自治体でも増えていったらいいなと思いつつ、
ぜひ各アイドルの楽曲とかダンスとかもウォッチしてみたいなと思いました。
調べると他のアイドルの曲をみんながコピーして踊っているみたいな映像も出てきたりするので、
すごい広がってそうだなという感じもありましたので、
面白いのでぜひウォッチしてみてください。
そんなわけで、今回は千葉のアイドルプロジェクトの地産地消化、
仲間の広がり感についてのお話でした。
またお会いいたしましょう。おばんでした。