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スピーカー 2
よろしくお願いいたします。
結論は出てるんで、言っちゃいますと。
アキさんもそこは体験してるんで、言っちゃいますと。
鹿が取れました。
スピーカー 1
すごい。
スピーカー 2
冒頭のテンションでなんとなくわかった方もいらっしゃるかと思うんですけど。
鹿取れましたよ。3年目にして。
経緯を話すと、一昨年から毎年1回ずつ連れてってもらってて、狩猟にね。
毎回動画回すっていう目的で行ってるんですけど、1年目のは動画になってます。
スピーカー 1
なってますね。
スピーカー 2
動画になっていて、鹿を見つけて撃って、よし当たったって思ったら当たってなくて。
で、鹿の姿が動画にも映ってないっていう。
スピーカー 1
私が編集をしてるんですけど、ここの辺に映ってるはずだって言われて、めっちゃ拡大して。
いや、無理。わかんない。
スピーカー 2
俺もわかんなかった。っていうのが1年目だね。
高めて高めて、何回っていうのが。
スピーカー 1
何回っていうのが1年目でしたね。
スピーカー 2
2年目もリベンジだって言って去年言ったんですけど、なかなか見つからず、姿も見えず。2年目は。
スピーカー 1
で、ポイント買えるぞって言って、車に乗り込んでポイント買えようと思って山下ってたら、乗ってた軽トラがパンクするっていう。
スピーカー 2
終了っていう。
スピーカー 1
何もできなかった。
何もできなかった。もう取れたかゼロなんで、動画自体も送られてですね。
3度目の正直だ。
スピーカー 2
3度目の正直で、取りましたよ。
いやーすごいですね。
スピーカー 1
僕は取ったわけじゃないけど。
一応ちゃんとご説明すると、狩猟はちゃんと狩猟免許をお持ちの方じゃないと、もちろん取れないですということで。
で、知り合いにいるんだよね。狩猟免許を持っている知り合いがいまして、その方が声をかけてくれて、一緒に連れてってもらっていて。
湯浅は領収の代わりにカメラを持って参加しているという状況ですね。
スピーカー 2
ハエさんと渡辺さんという方に連れてっていただいたんですけれども、大変だったんで、その話していきたいんですよ。
そうだね。
もう1週間うずうずしてたんですよ。
スピーカー 1
私はね、もうほんと取れたってところからしか知らないから。
スピーカー 2
そうだね、そうだね。
まず朝1、6時ぐらいですかね、集合して。
早朝でしたね。
山に向かって。朝焼けとか夕焼けの時間帯が一番活動的なんで、動物って。
そうなんだ。
出そうなので、その時に撮りに行くんだという話で、その時間にスタートしていくんですけれども、
集まるじゃないですか、渡辺さん家の前に集合して、
スピーカー 1
おはようございますと。今年もよろしくお願いしますと。今年こそ撮りましょうと。
スピーカー 2
よしって言って。
で、ハエさん来るじゃん。ブーンって言って。ありがとうございますって言って。
第一声、腰が痛い。
大丈夫?
先行きが不安つって。大丈夫っすか?みたいな感じで始まって。
今回は、前回ケイトラがパンクしたんで、ハエさんとケイトラがパンクしたんで、今回は渡辺さんのジムに1台で行くぞと。
ジムに最強なんで。
スピーカー 1
もう早いさま車を出さないことにしちゃった。
スピーカー 2
あらゆる可能性を排除しようということで、ジムに1台で3人で乗って行きまして。
スピーカー 1
ポイントみたいなところがあるの?
スピーカー 2
区域もあるし、ここに出るよねっていうのが、やっぱりそれぞれ経験値で分かっていて、
道がこうだから、ここに溜まるよねとかっていうのがあるみたい。
道端には鹿は基本的には来ないから、警戒するエリアだから。
スピーカー 1
こういう構造だとここにいるとか、経験値でここにいるとかがあるみたいで、そこに向かうということで行ったんですけどもね、なかなか見つからんよ、言うても。
道端に出てこないってことは取りに行こうってことは山の中に入っていかなきゃいけない。道なき道を行かないといけないってことでしょ?
スピーカー 2
そう。林業とか、そういうの用の舗装されてない道が山の中って意外と通ってたりとかするんですけど、そういうところをジムに登って行って、
道端に車止めてポイントみたいなところまでは人しか歩けないようなところが多いから歩いて行くという感じなんですよね。
基本的には車の音で逃げちゃったりとかするし。
スピーカー 1
そうだよね。
スピーカー 2
でも今回はね、行きがけの道端でパッと行ったりとか、まあ逃げちゃうんだけどな、もちろん。っていうのがあって、「いるね!」つって期待値があったんだけど、いざ歩くと、マジで全然2時間くらい見つからなかったかも。
でもね、声はしたの。声はしているなってのはあるんだけど。でもこれさ、あるあるなんだけどさ、さっきの道端のやつ、もう売っときゃよかったなって言っちゃダメなんだけどね。言うみたいな感じでして。
今回はね、僕も撮り損ねたじゃないですか、1年目。で、いつ来るかわかんないから、なるべく動画回してました。だから無駄だと思われるカットとかっていうか、時間も多かったんだけど、でもバッテリーがいるっす限り回してたんだけど、全然見つかんなくて。それで嫌な空気が。
スピーカー 1
罠とかも仕掛けてた。
スピーカー 2
今回ね、罠のとこ行かなかった。
スピーカー 1
罠をやんなかった。
スピーカー 2
罠やんなかった。完全に鹿を見つけるためにやって。
スピーカー 1
本当に銃で撃つ方を。
スピーカー 2
そうそう、だけで行きましたね。で、ポイントだと思われるとこに行って、やることが一つあって、鹿笛っていうのがあるんですよ。
はいはいはい。
まあね、あきさん動画見てるからわかると思うけど、鹿のオスが縄張りを主張するときに出す声と同じ音が出せる笛っていうのが狩猟グッズであって。
すごい音だよね。ビーーーンみたいな。
ビーーーンって鳴らして、鳴らした後にそこら辺にある枝とかを拾って木とかにこすりつけると音を出して、
あたかもオス鹿が縄張りを主張するために鳴いたり、角を木にこすりつけたりする音を出して、その音を出すと警戒して、
誰が来たんだっていう感じで顔を出したりとかするんだって。鹿がね、誰だっていう感じで。
で、それを狙うというのがあって、それやってたんだけど、もう最初に本当に反応なくて。
あれこれ、1日目って同じじゃね?みたいになってたんだけども、それ2時間くらいやって、やっぱりポイント変えようってなって。
1回目ポイント変えて、反応なくて。で、2回目もう1回ポイント変えようってなって。
ポイント変えようってなって、車に乗り込むんじゃない。
スピーカー 1
さらに落ちてた。
スピーカー 2
さらに逃げてて、渡辺さんはそれを追ってて。
そう。
うーん。
で、僕が、僕は回り込むために、
ちょうどね、しばらく道沿いに行くと、
その斜面のさらに下に出れる道の構造だったのね。
うんうんうん。
そっちから回り込んで、
もう無限に逃げられちゃう可能性あるからさ。
スピーカー 1
もう受けるみたいな。
スピーカー 2
そうそう、受けるみたいな。
そっちに追い込むみたいな感じで、僕が下に回りに行ったんだけど、
そこで僕も一回見失うんすよ。
うーん。
えー。
結論、真下と思われるところに落ちてきてなくて。
スピーカー 1
落ちてなかったの。
スピーカー 2
そう、道で見える範囲に落ちてきてなかったから、
まあどうするってなって。
で、そして電波がない。
うーん。
山の中だから電波なくて、
まあこれどうするってなって。
そう、で、しゃあねえから。
うん。
まあとはいえ、この、この辺に落ちてきてるはずだってエリアは、
まあ上の道もギリ見えるし。
スピーカー 1
まあそうね。
スピーカー 2
今まで通ってきた範囲じゃなかったら、もうちょい向こうにいるはずっていうのがわかって、
そっちの山の中入ってって、
まあ一応入れるような感じだったから、
そっち入ってったら、渡辺さんのベストがかけたって。
あのね、狩猟の人って、お互いに、人間撃っちゃわないように、撃たれないように、
むちゃくちゃ目立つベストとか帽子をかぶってんすよ。
スピーカー 1
ベストは絶対気に入らない。
ね、あの蛍光…。
スピーカー 2
そうそうそう。それ僕も着てんすよね、ちなみに。
スピーカー 1
うんうん、そうね。
スピーカー 2
そうそうそう、歌えないようにね。
で、そのベストが渡辺さんのがかけてあって、渡辺さんが目印つけてくれてて、
あ、きっとそこに鹿いるなっていうのが、遠目でわかって、それを目指して行って、
でもね、もうちょっとさらに逃げてんすよ。鹿も。
でもさすがに逃げ切れんくて、谷になっててさ、ずり落ちれなくなってて。
あー。
で、自力でそんな動けないから。
スピーカー 1
うんね、まあ当たってるからね、弱っといるもんね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。で、近くにいるのが、もう息遣いとか聞こえるからさ、
あ、もうこっちいるじゃんって僕も見つけて、そう、それで発見して、
で渡辺さん目印つけてどこ行ったんだろうなと思ったら、
あの、さすがに内気じゃきついから、あの長靴の履き替えて。
あと解体、解体の道具とかもいるから、車から取ってきて。
スピーカー 1
もうだからその場で解体するんですね。
スピーカー 2
そうですね。あの、解体所に持ってって解体するってパターンもあるみたいなんですけど、
その時はその場で解体をして、これごめんなさい、僕も詳しくないので、
たぶん地域によってルールもね、いろいろ変わるのかもしれないけれども、
その場で解体をするということに問題がないので、そういうふうにしていて、
まあまだ生きている、あの若い女子が。
スピーカー 1
そうだよね、まあ弱ってはいても生きている状態だったってことね。
スピーカー 2
そうですね、そうですね。一発で仕留めるっていうのはやっぱ。
スピーカー 1
そうだよね。
スピーカー 2
相当、しかもあの、細かい話ですけど、
あのライフルのような、僕もね詳しくないんで名前は、あれなんですけど、
ライフルみたいな大きな銃で撃つんですけど、いわゆる三段っていうやつで、
ゴルゴさわってみたいにバーンって撃ったら一発だけ飛んでいくんじゃないんですよ。
スピーカー 1
広がるんだ。
スピーカー 2
何発か、その弾が一回につき何発か出て、
そのピンポイントじゃなくても当たるようになるんですよ。
弱らせられる。
より当たりやすい。
角度に当たりやすいように。三段みたいなのを使ってるのもあって、
逆に言うとこう一撃で命を絶つみたいなのは相当むずいっていうのがあって。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
で、生きてるのを最後は死めて、その場で解体をして、お肉をいただくと。
今回の場合は、皮とか毛皮とかは取らずに、お肉だけだったんですけど、
僕ね、イメージと違ったのが一つあって、意外とお肉取れないんですよね。
部位としては、もも。後ろ足のももの部分だよね。
すねとかは取れない。ちっちゃい個体だったし。
あと、セロース。背骨の周りについてる肉だけ。
スピーカー 1
でもお腹とかさ。
スピーカー 2
取れない。
スピーカー 1
取れないじゃん。内臓でいっぱいみたいな感じなのかな。
スピーカー 2
内臓。
スピーカー 1
無駄な脂肪とかがないのか。
スピーカー 2
でもね、冬に差し掛かってたんで、油のってるほうとは言ってたんだけど、
個体がちっちゃいのもあったかもしれないけど、子供じゃないよ。子供じゃないけど、
女子高生ぐらいって言ってたけど、人間の年齢下はね。
スピーカー 1
若いのが多分ね。
スピーカー 2
聞いたら、大きくても前足のほうちょっと取れる。もうちょい部位としては取れるかなぐらいで。
全部食うみたいのって、その場で解体したからっていうのがあるかもしれないけど、難しくらしくて。
あ、そうなんだ。
だから、3、40キロぐらいの個体だったと思うんだけど、
だって僕らのところに来たお肉、何グラムぐらいある?
スピーカー 1
400グラムぐらいはあったんじゃないかな、全部で。
×3人で分けたんで、1.2キロぐらいでしょ。そんぐらいしか取れない。
スピーカー 2
そうなんですね。
っていうのが、ちょっとびっくりしたなっていう感じだな。
スピーカー 1
だから、ジビエだけの分かるわって感じ。
あんなに苦労して取ってさ、そんなちょっとしか取れないでしょ。
スピーカー 2
取れるかどうかわかんない。取れたとしてもめっちゃ労力かかる。
少ないな。
そして、量が少ない。そりゃ高いわって感じ。
スピーカー 1
ね。
スピーカー 2
のが思ったな。
で、占める瞬間だったりとか、解体するとき。
僕、哺乳類の解体って初めて目の当たりにしました、僕は。
で、それを見るかもしんないなとは思っていたし、
その場になったらどういう気持ちなのか正直わかってなくて。
しかもかわいいよ。これ動画見てもらったらわかるけど。
スピーカー 1
しかってかわいいよね。
スピーカー 2
幼さが残ってるから余計かわいいんだけど、これから占めて解体するのか。
俺、大丈夫かなって思ったんだけど。
これね、受け取る人、目の当たりにしてどんな感情があるかって、
人によると思うんですけど。
僕の場合、こう思ったって話をすると、
スピーカー 1
わって思った感じはもちろんあったんだけど、
スピーカー 2
同時に思ったのが、これ見れねえの違うなって思ったんですよ。
そう思ったら、一旦平常心というか、普通に見れたっていうのがあって。
違うなってどういうことかっていうと、
スピーカー 1
いや、豚も牛も鳥も食ってんだろって自分に対して思った。
スピーカー 2
鹿を今から捌くわけなんだが、捌かれたものを食べている。
普段から大好きで食ってるわけじゃないですか。
そこから目を背けちゃいけないなって感情が瞬間的に湧いて、
これはちゃんと見ようだし、前編動画には撮りました。公開するかは別としてね。
なんかこう、ちゃんと動画で撮るっていうところも含めて、
無駄にしちゃいけないというか、いただかなきゃいけないなっていう感情がそのとき湧いて、
そう思ったら、なんか気持ち悪いとかはもう全然なかった。
ちゃんともう退治しよう、それでっていう気持ちにはなったな。
スピーカー 1
なんかね、そもそも、鹿の寮ってなんでするのかっていう話がさ、
特にジビエのお肉が欲しいからやってるわけでは全然なくってね、
森を守るためだったりとか、いわゆる重害って言われるような被害を防ぐためっていうような意味があるんだよね。
スピーカー 2
農作物食べられるだけじゃなくて、人間にとってはだけど、土手が崩れちゃうとか、
一因になったりとか、いろいろ害があるし、放っといたら増えるんで、マジで。
スピーカー 1
むちゃくちゃに。
一つ、山なり森を守るための仕事の一つとして、狩猟っていうのがあるっていう話でしたよね。
そもそもそうですね。
それでね、結局殺してしまうわけだから、であれば、ちゃんとそれを美味しくいただくっていうのも、
スピーカー 2
ただ捨てちゃうんじゃなくてね、それは大事なことだよね。
なかなかできる経験じゃないよね。
これはもうローカルに、田舎に暮らすからこそ、そういう人たちと知り合って。
スピーカー 1
そういう場所が近くにあって。
スピーカー 2
近くにあって、連れてってもらえる関係性があって、っていうのがあってなんで。
近くに、僕らの周り移住者多いけど、この体験、実際、狩猟に連れてってもらえるとかっていうところまでは聞かないもんね。
なかなかね、ちょうどそういう知り合いがいてありがたいっていう話だけの。
貴重な経験をさせていただきました。
スピーカー 1
それで解体が終わって、写真が送られてきて、私の方に。
スピーカー 2
もうすでに解体済みの状態だったから。
部位になった、桃肉になったものを。
スピーカー 1
3人の集合写真みたいなので。
私からすると、朝行ってらっしゃいって言って、撮れるといいねみたいな感じで送り返して。
その次に来たのが、昼頃にその写真だからさ。
これ撮れなくて、肉なんかもらってきたんかなって思って。
ちげーわ!撮ったわ!
なんか撮ったらさ、撮った時の写真送ってこないかなみたいな。
結局だから、それどころじゃなかったんだよね。
スピーカー 2
ちゃんと退治していたから、その余裕がなかった。
動画にはもちろん残ってるんだけどね。
スピーカー 1
すっかりお肉の状態になって。
それで、それからちょっとして帰ってきてね。
袋に、ビニール袋にお肉が入ってきて。
私は解体の場は見てないけれども、やっぱり肉が違うんだよね。
スーパーで買う肉と違うんで。
味とかもそうなんだけど、肉の塊を手に持った時に、
なんか芯があったかい感じがあるんだよね。
スピーカー 2
まだあったかいよ、芯は。
スピーカー 1
あったかくて、ちゃんと綺麗に皮取ってあるんだけれど、
一部毛とかがまだくっついてたりとかしてて、
その場ですぐに洗って、きれいにしてっていう感じにしたんだけど、
やっぱり持った感じが、
私たちが普段スーパーとかでメニューに買ったりするのって、
やっぱり一回冷凍挟んでたりとかもするじゃんね。
解体された時から結構時間が経ってるものが基本的には多いから、普通だから。
スピーカー 2
本当に取ってきたっていう感じの肉に触れることってほぼないじゃんね。
冷凍、冷蔵を介さない動物の肉ってまず持たないじゃん。
スピーカー 1
持つことないから。
でも確かに中に温かさが、もちろん冷えてるんだけど、
でも中になんとなく温かさがあるっていう。
スピーカー 2
柔らかさとかも全然違うでしょ。
違う違う違う。
スピーカー 1
で、思ったよりいっぱい来たし。
スピーカー 2
まあまあ、そうね。
冷凍するとちょっと味が落ちるみたいな話もあったから、
スピーカー 1
もうガンガン食べようつってね。
スピーカー 2
ロースト時間にして。
その日のうちにまず我々がいただいて。
どうでした?感想。
スピーカー 1
すごいエネルギーを感じるよね。
スピーカー 2
そうだよね。
これね、言語化が難しいんですけど。
スピーカー 1
なんかね、食べると体温が上がる感じ。
スピーカー 2
そう。なんかさ、お腹いっぱいとも違うさ。
まずね、味はとてもおいしい。
スピーカー 1
おいしい。
スピーカー 2
ローストにして、で、もう塩だけで食いたかったの。
スピーカー 1
鮮度も高いし。
スピーカー 2
塩を軽くした味で塩つけたぐらいで焼いて食べたんだけどさ。
味がおいしいとかじゃなくて、
スピーカー 1
エネルギーが口から喉を通って胃に溜まってるなって感覚が完全にあったよね。
スピーカー 2
なんだろうね。
あれなんだろうね。
噛むたびにエネルギーが出てくるんですよ。
スピーカー 1
なんかね、柔らかいんだけれど、やっぱりしっかり噛まないと食べれないみたいな感じなんだよね。
決して悪い肉で固くて食べれないみたいな、そういう感じではなくて。
全然よ。
噛めば噛むほど味だったりとか、エネルギーみたいなものがどんどん出てくるみたいな。
スピーカー 2
だって俺は少なくとも、人生の中で一番いい肉食ったと思ってるもん。
そうかも。
朝どれの若いメス・ジカの肉を、その日のうちにローストしていただくんよ。
スピーカー 1
いや、食べれない。
スピーカー 2
無理でしょ。
エネルギーとか血の感じとかもすごく濃厚とは違うんだよな。
密度、すごい密度を感じて。
これをうまく伝える自信はないんだけど、ちょうどね、うちに赤ワインがあって。
赤ワインと一緒にね。
スピーカー 1
完璧でした。
スピーカー 2
いただいたんですけど、あんなに赤ワインって肉と合うんだって思ったことないよね。
スピーカー 1
すごい、こういうことを言ってたのっていう。
割と安いワインで申し訳なかったんだけど。
スピーカー 2
いやいやいや、でもさ、余計わかったよね、だからこそ。
別にまずいワインじゃない、美味しいワインなんだけど、高くないだけね。
だからこそ、余計こう、肉の凄さが際立ったよね。
スピーカー 1
肉を食べるってこういうことなんだっていう感じだったよね。
スピーカー 2
この一つの究極みたいなことが、この体験なんだなって思った。
スピーカー 1
高級焼肉店の国産英語ランクみたいなのと違うんだけど。
全然違う。
そういう美味しさとは全く違うんだけど。
スピーカー 2
美味しくなるために作ったお肉と、違うよ、存在がそもそも。
で、それを食べたらわかるんよ。
スピーカー 1
ちなみに臭みとかは全然ないから。
スピーカー 2
ないよね。
スピーカー 1
全くない。
スピーカー 2
あれはね、いい経験した、本当に。
スピーカー 1
で、やっぱりありがたいなって思ったね。
スピーカー 2
思ったよ。思った。
スピーカー 1
やっぱり日頃の食べ物への向き合い方もちょっと変わる経験だったよね、あれはね。
変わった。
スピーカー 2
これは特にありがたいことに、食ったそいつが今朝生きてるの見てるからね。
スピーカー 1
そうだよね。いや、凄いよ。それは凄いこと。
スピーカー 2
なんなら、言ってしまえばさ、殺さないでくれっていう顔でこっち見るわけじゃん。
スピーカー 1
もうこれは、この体験をね、言い表せない正直。
スピーカー 2
むずい。
ただ、体験して良かったし。
いい経験させてくれて、渡辺さんもハイスさんもしかもありがとうだし。
いや、本当で。
もう自然全部ありがとうだと。
スピーカー 1
ありがたいですね。
本当。
ちょっとごめんなさい。もっとちゃんとうまく伝えたいんですけど、これ以上なかなかね。
スピーカー 2
言語を超えた部分がある。
スピーカー 1
皆さんも体験してみてくださいともなかなかね。
なかなか。
スピーカー 2
したくてもそうできるもんじゃない。
私も提供をそこまでできないんですし。
せめてね、せめて良かったなと思うのは、次の日たまたま、近所の友達の娘さんの誕生日パーティーがあって、ちょうどお呼ばれしてて。
息子と一緒にね。
スピーカー 1
またローストして持って行ったね。
スピーカー 2
そこで。
スピーカー 1
うちだけじゃ食べきれる量じゃなかったからやっぱ。
スピーカー 2
いや、普通にさ、鶏肉ちょっと多めに買っちゃったとかだったらさ、絶対食べれるのに。
その、あの鹿肉は。
スピーカー 1
パワーがすごすぎて、そんな食べれない。
スピーカー 2
受け止めきれないパワーがあったよね。
スピーカー 1
本当にそうなの。
スピーカー 2
あれを鮮度のいいうちに全部食べきるのは無理だなと思って。
スピーカー 1
だからね、みんなで食べて。
スピーカー 2
みんなその時集まったのは移住者だったし、全員じゃないかな。
スピーカー 1
地元の人もいたけどね。
スピーカー 2
地元の人もいたけど、特に食べたことない人とかに食べてもらって良かったなと思うし。
同じようなことやっぱ言ってたよね。
感想、食べた感想。
スピーカー 1
痩せ身があるとかね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。シェアできて良かった。
スピーカー 1
良かった良かった、本当に。
スピーカー 2
と思う。
こういう経験、全部じゃないにしても、食べると同時にそういう話を聞くとかさ。
スピーカー 1
せめてね。
そうね。
スピーカー 2
出来たらね、良いね。
もっとなんか狩猟してる人って、長野県内とかだったら絶対周りにもいるはずだから、
もっとなんか、大勢連れていけないからさ、わちゃわちゃしてたら逃げるわけじゃないからさ、
でもなんか一人ずつとかでも一緒に行けたら、良いのになっていう気はしました。
スピーカー 1
そうですね。
ちょっとね、動画はちょっとおいおい編集して出そうと思ってるのでね、
なんかね、実際の体験はできなくても、そういう動画で見てもらえたら良いかなっていうのはありますけどね。
いやー、ちなみになんですけど、時系でちょっと戻っていいですか。
スピーカー 2
鹿撃って、斜面をね、鹿が落ちていくところから、僕と渡辺さん追ってるじゃないですか。
うんうん。
はやしさんは腰が限界なんで、ジムに乗って車を下に回してました。
スピーカー 1
はやしさーん。
スピーカー 2
あのね、はやしさんは僕大好きなんですよ。そういうところも含めて。そういうとこあるんですけど、すごい大好き。
本当にありがとうございます、はやしさん。いや、きっかけをくれたのははやしさんですからね。
いや、本当に本当に。
で、渡辺さんを紹介してくれて、一緒に行きましょうみたいな話だったから。
スピーカー 1
そうだよね。その山道の中でね、腰痛くてさ。さすがに無理だね。
スピーカー 2
あの、ナイアガラホップのブドウ回収しに行くじゃん。あれで腰当たらした。
笑いことじゃないんだけど。
はい、ありがとうございます。
ということでね、歯科が取れました。いい体験させていただきました。ありがとうございました。