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声と体のチューニングルームへようこそ。 本質ボイストレーナーの神尾しおんです。
このチャンネルでは、声と体、そして心を緩めながら、自分の中にある本当の気持ちや感性に触れて、あなたらしい自己表現を豊かに開いていくためのお話をしています。
企業や副業を頑張っている方。日々、自分に課された役割を果たしながら、責任を果たしながら、もう一方で純粋な自分らしさを取り戻したい、そんなふうに思っている方。
そんな方に、ふっと力を抜いて、自分の真ん中に戻ってきてもらえるような時間をお届けできたらと思っています。
特に今日は、もっといい自分になりたい、もっといいサービスを届けたい、もっといい上司になりたい、もっといいマネージャーになりたい、もっと成長したい、そんなふうに真面目に頑張っている方たちに聞いてほしい内容です。
今日のテーマは、何にもならない時間が一番表現を豊かにしてくれるということです。
真面目なあなたは、何でも自分の成長につなげようとしちゃうところはありませんか?
本を読んだら、何が学べるだろう?
人と会ったら、何を吸収できるだろう?
旅行に行ったら、この経験をどう活かせるだろう?
好きなものを見ていて、これを仕事にどう使えるだろう?
一見、ものすごく向上心があっていいことに見える。
実際、それで成長できることもたくさんあると思います。
でも、それをずっとやっていると、人生からただ味わうという時間がなくなっていくんです。
遊ぶことまで自己投資になる。好きなことまで勉強になる。
人と過ごす時間まで何かを得るための時間になる。
そうすると、休んでいるようで心はずっと仕事をしている。
心と脳がそんな状態だったら、体はリラックスするよりも勉強モードのちょっと緊張したアグレッシブモードになっちゃうかもしれないですね。
人間って、ずっと気を張っていることはできない。
人間に限らず、あらゆる生き物がそうですけれども、ずっと気を張って生きていく。
つまり、いつ襲われるかわからないサバンダネの草食動物や、野良猫、野良犬。
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そういうね、緊張を緩めたら自分の命が何か脅かされてしまうかもしれないっていう状況にいる動物たちと、同じ神経モードになっちゃうかもしれません。
ずっと何かの役に立とうと、緊張し続けること、頑張り続けること。
そんな風に過ごしていると、どこかで余白がなくなって、回復が難しくなって、足元から崩れてしまう。
これ、ちゃんと休みましょうっていうお話でもあるんですけど、そうではなくて。
あなたが何かを表現したい。
お仕事でもいいし、日常でもいいし、何だったらパートナーシップ、ステージに立つということでもいいです。
経営者の方、副業、起業されている方、人前でお話をするケースも多いでしょう。
あるいは何かの交流会で、前に立ってスピーチをするだけではなく、余興で歌うとか、パフォーマンスをするとか、そういう機会だってあるかもしれないですね。
そういう時に伝わるのは、あなたの言ってる言葉の内容ではなく、あり方やあなたから発されるエネルギー、パワーのようなもの、オーラのようなものかもしれない。
表現には遊びが必要なんです。
何のためでもなく心が動いたこと、ただ好きと思ったもの、理由もなく夢中になったこと、くったらないことで笑った時間、美しいものを見てただ感動した瞬間。
そういうものがどんどん心の中に蓄積されていく。
体の中に、細胞の中に、その感動を、感情を味わった時のニュアンスが蓄積されていく。
それが感受性になって、彩りになって、その人にしかない表現を生んでいくものだと思います。
だから、何にもならない時間って、実は何にもならなくないんです。
むしろ何かにしようとしないからこそ、心が自由に動ける、味わえる。
子供心ってそうですよね。
子供の時って、これを将来に生かそう!とか、この遊びから何を学ぼうか!とか、そんなことを考えずに、ただ夢中になって、その瞬間を遊んでいる。
そのただ好き、ただ楽しいに戻れる時間が、大人になっても必要だと思います。
これを私自身も、それをすごく実感した経験があるんですけれども、子供の頃から、私は歌を聴くことも歌うことも大好きでした。
学生の頃は、友達を誘って、毎週毎週カラオケボックスに行って、フリータイム。
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その当時はまだ数百円だったんですけどね。
フリータイムで7時間、最長時間歌い続けるとか、10人ぐらいお友達誘って、大部屋で好きに歌ったりとか、
みんなで宝塚カラオケしようよ!って言って、宝塚が好きなお友達とか、宝塚を見に行ったことないけど宝塚を歌う私たちを見てみたいって、一緒に遊んでくれたお友達とかとね。
ひたすら歌ったり。
本屋さんに行って、好きな本買って。
あれが良かったよね!これが良かったよね!これが楽しかったよ!
次私読みたい!とか、回し読みしようよ!とか、お友達と喋ったりとか。
何の役にも立たない時間?
今の仕事にカラオケは役に立ってるかな?分かんないけど。
何の役にも立たないって言われる時間だと思うんです。
でもめちゃくちゃ楽しかったし、今でも思い出すと心が温かくなるし、楽しかったことを思い出して嬉しくなる。
そういう経験皆さんにもありますよね。
なのに、この歌うということ、宝座を見るということ。子供の頃には大好きで大好きで、ただただ心が震えてたまらなかった。
何にするわけでもない時間が、社会人になってからは、私にとって心を開放する時間だったのに、ある時から変わっていっちゃうんですよ。
仕事頑張る!舞台見に行く!かっこいい!綺麗!最高!って感動する。
その要因を味わいながら、また日常に戻っていく。
その時間が、自分がステージに立ち始めた時から、人前に立って、出役になって、前で歌うということをし始めてから変わっちゃったんです。
大好きな舞台を見ながら、この所作は?この目線は?角度は?表情は?このセリフの言い回しは?音程は?伸ばし方は?呼吸の入れ方は?
あらゆるものが、全部教材になっちゃいました。遊びじゃなくて。
感動はする。感動はするんだけど、頭のどこかがめちゃくちゃ盗むための目で見てて。
ただただ遊ぶということが、ただただ味わうということが、どんどんできなくなっていきました。
何を見ても、これをどう仕事に活かせるだろう?これから何を学べるんだろう?
自分はこれをやるとしたら、どんな風にやったらいいんだろう?そんなことを考えながら、ステージを舞台を見るようになっちゃって。
気づいたら、私の人生から、ただ好きっていう時間がなくなってしまったんですね。
そして、緩んで解放するという時間が、どんどん持てなくなって、燃え尽きてしまいました。
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だから今は思うんです。好きを仕事にするのは構わないんだけど、全部を仕事時間にしちゃダメだよって。
夢は諦めなくていい。挑戦やめなくていい。成長したい気持ちだってそのまんまでいい。
ただそれとは別に、絶対何にもならない時間を自分に返してあげてほしい。わざわざ取ってほしい。
成長しなくていい。学ばなくていい。何かを生み出さなくていい。仕事に活かさなくていい。ただ味わう。
好きだなぁ。綺麗だなぁ。楽しいなぁ。もう一回やりたいなぁ。
それだけで終わっていい時間を、忙しい人ほど、責任感が強い真面目な人ほど、あえて予定の中に作ってみてください。
大人として覚悟を持って頑張る時間と、子供みたいにただただ遊ぶ時間、両方あったほうがいいです。
その遊びの中で、心が緩んで、感受性が戻ってくる。
私はこれが好きだったんだ。こんなことで心が動くんだっていう、そんな小さな震えがまた戻ってくる。
その震えが、揺れが、振動が、声に乗り、言葉に乗り、表情に乗り、そしてあなたにしかできない表現を作っていきます。
だから忙しい人ほど、ちゃんと遊んでください。何のためにもならないことをしてください。
何にもならない時間が、一番あなたの表現を豊かにしてくれるから。
今日のこのお話が何か一つでも、あなたの心を軽くして、あなたの表現を開くきっかけになったら嬉しいです。
もし、自分の中にいる子供のような自分の心にもう一度出会いたい。
私は何をしてるとき、本当に夢中になってたんだろうな。今なんか思い出せなくなっちゃったな。
自分の情熱がどこにあるのか、もう一回探してみたい。
そんな風に思ったら、ぜひ私の個人セッションや体験レッスンにも遊びに来てくださいね。
あなたの心の深いところに眠っている才能や情熱の平根を一緒に探しながら、心と表現を開いていくポイントをお伝えします。
概要欄にリンクを貼っていくので、そこから飛んでみてください。
うまく話せなくても大丈夫です。何を話したらいいのかわからなくても大丈夫です。
まずは一緒にいるんでいきましょう。
それではまた次回のアップデートでお会いしましょう。
本質ボイストレーナーの上吉音でした。