イベント運営で再発見した好きな仕事
声と体のチューニングルームへようこそ! 本質ボイストレーナーの神尾しおんです。
この番組では、声・体・心を整えながら、 自分らしい表現や生き方を見つけていくヒントをお届けしています。
私は声って、その人の人生が現れるものだと思ってるんですね。
これまでどんな経験をして、どんなふうに物事を捉えて、どんな感情を抱いて、どんなふうに体を使ってきたのか、
そういったものが、呼吸や姿勢、体の緊張、そして声の響きにも現れてくるんです。
長年の思考の癖や体の使い方って、自分ではなかなか気づけないもの。
だからこそ、まず体をほぐして、余分な力みを手放して、ニュートラルな状態に戻していく。
体が緩むことで、気持ちや物事の捉え方まで変わっていくこともあるんですね。
そんなふうに、声と体を入り口に、自分本来の響きや在り方を取り戻していく。
このラジオでは、そんなお話をしています。
さて、少し配信の間が空いてしまいました。
実はその間、300名規模のホールで開催されたセミナーイベントに、運営ボランティアとして参加していました。
私は以前から、ホールでの講演やイベントの主催者側のお仕事をする機会が多かったんですね。
セミナーであったり、カンファレンスであったり、何か展示会のようなものだったりね。
そういった中で、出展者側としてお仕事する機会、あるいは会の主催者側としてお仕事する機会、数多く経験させていただきました。
なので、今回も会場の図面やイベントの内容を拝見して、資料を見させていただくと、
当日どういう流れにするとスムーズかな、何を準備しておくとスタッフさんが動きやすいかな、ということを自然と考えていました。
進行表を作ったり、準備物を整理したり、グッズ制作に関わったり、
当日は裏方で必要なところをサポートしたり、そういうことをしていたんですけれど、
これがね、すごく楽しかったんですよ。
久しぶりに大きなイベントの運営に関わって、
ああ、私こういう仕事が本当に好きだったなって改めて感じたんですね。
頭の中で全体の地図を描いて、必要なものを一つずつ配置していって、
当日みんなが気持ちよく動ける状態を作っていく。
そういうことを考えるのが、もうすでに楽しくて仕方がない。
しかもね、これまでさせていただいた経験があるので、
何を見ればいいか、どこに気を配ればいいか、というのが自然と見えてくる。
そういうことも経験いたしました。
歌とボイストレーニングへの情熱
なんでけれどもね、私これ、自分の転職だとは思ってなかったんですよ。
なぜかというと、私にとっての転職って、時間を忘れて没頭できるもの、
自分を失うように、我を忘れるように無視の時間を過ごせるもの、
人生を懸けて追求したいもの、というイメージがあったからなんですよね。
転職というよりは、生きる使命、生きる理由、そういったようなものだと思ってたんですよ。
で、私にとってはその人生を懸けて表現し続けたいもの、掘り下げ続けたいもの、
追求したいもの、というのが歌うこと、表現をすることだったんですね。
歌手として表現を磨くこと、そしてそのために学んできた発声や解剖学的な体の仕組み、使い方、
心理やコミュニケーションの知識を使って、誰かの声や表現を開いていくこと、
あるいは自分の表現をどなたかに受け取ってもらえるように届けていくこと、
そこに自分の情熱を注いできました。もちろん今もそれは変わりません。
ボイストレーニングも得意だし大好きだし、人に提供してそこに変化を生むということも楽しくてしょうがないし、
これからもっとたくさんの方の声や表現に関わっていきたいと思っています。
自分の価値と顧客が感じる価値
ただ、今回のイベントを通してふと気づいたことがあったんです。
自分が価値を感じていること、突き詰めていることと、他人が、自分以外の誰かが価値を感じてくれることって、
同じとは限らないな、必ずしも同じじゃないんだな、ということね。
これ自面にすると、もともと知ってたし、皆さんも多分この話は聞いたことがあると思うんですよ。
だから、何言ってんの当たり前じゃんって、もしかしたら感じたかもしれませんね。
でもそれをね、何か違う形で腑に落ちる経験を今回させていただいたなと感じています。
私にとってイベント運営というのは、経験を積んできたからこそ自然にできること。
特別なことをしている感覚はあまりなかったんです。
でも周りの方からすると、それがとても助かるよって言っていただけることだったり、
ありがたいことだったりしたんです。
自分では当たり前だと思っていることが、他の誰かにとっては大きな価値になる。
これって企業やビジネスを考える上でもすごく大事なことだなって思ったんですね。
自分が好きなこと、自分がやりたいこと、自分が素晴らしいと思っていること、もちろんそれは大切です。
あなたの心の情熱の源泉です。大事にしていただきたい。
でもビジネスってそれだけでは成り立たないんですよね。
お客様が何に困っていて、何を必要としていて、何に価値を感じるのか。
そして自分の持っているものがその人のお役に立つのかどうか。
そこに対価を払ってでも受け取りたいと思っていただける価値があって初めてビジネスは成立する。
だから自分の中だけでこれが私の強みです。これが私の天職ですと決めつけてしまうと、
もしかしたら大切なものを見落としてしまうのかもしれません。
自分にとっては当たり前に簡単にできること、自然とできてしまうこと、好きだから当たり前のようにやっていること、
特に頑張っているつもりもないこと、そういうものの中にこそ他の人から見たあなたの才能が隠れているということもあるんですよね。
「ありがとう」から才能を見つける
だから誰かからありがとう、助かったよ、あなたがいてくれてよかったと言われたとき、
その言葉をただの褒め言葉として流してしまうのではなくて、
ああ、この人は私のこういうところに価値を感じてくださったんだなって。
ちょっと立ち止まってみませんか?それもご自身を知るための大切なヒントになるんじゃないかなと思います。
もちろん他人の評価だけで自分の価値を決める必要はありません。
自分が何を好きで、何を大切にして、何を表現していきたいのか、それはご自身が決めることです。
でも、自分では見えない自分の価値を他人が教えてくれることがある。
今回私はそれを改めて感じました。
皆さんも誰かからありがとうと言われたことや、これあなたにお願いしたいと頼まれたことをちょっと思い出してみてください。書き出してみてください。
そこには自分ではまだ気づいていない才能や誰かに届けられる価値が隠れているかもしれません。
ということで、今日は自分の価値は他人が教えてくれるというテーマでお話ししました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
人生のテーマを知る案内
このトークテーマ、私が皆様に価値を提供できる一つとして、あなたの魂の核となるものが持っている、生まれ持った才能。
そこに自分や他人が価値を感じるかどうかとはまた別の話になるんですけれども、
あなたの魂があなたの価値をそこで発揮したいと思っている分野、それを一言メッセージでお伝えしたいなと思います。
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その青年月日から見えるあなたの人生のテーマをお届けします。
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それではお待ちしております。また次回のアップデートでお会いしましょう。
本室ボイストレーナーの上吉祥音でした。