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2024-05-27 18:25

#13 エジプトに行って感じたこと。(後編)

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#日本経済の将来 #社会システムの限界 #個人の役割 #国のグランドデザイン #リーダーシップ精神


【テーマ】

エジプト旅行での観光ガイドの満足げな様子から、日本経済の将来と個人の役割について深い考察を展開しています。話者は、日本の社会システムが人口減少やGDP減少に対応できていないことを指摘し、国としてのグランドデザインが欠如していることを問題視しています。個人に「逃げ切る」のではなく「リーダーシップ」を発揮することを求める一方で、国家レベルでのビジョン提示の必要性についても語っています。彼らは、日本という国家の将来像を描き、国民一人一人がそれを共有することの大切さを訴えています。そして、個人が自分に関わる人々の幸福を考え、互いに価値を提供し合うことが、困難な時代を乗り越える鍵になると結論付けています。 【パーソナリティ】 <リチャ> X:⁠ https://x.com/tiedfamily244⁠ <かがやっきー> X:⁠ https://x.com/kagayakimann⁠ ▼感想は #資本主義解放宣言 またはフォームから ⁠ https://forms.gle/UC8CkxdGqxE8zheTA

00:05
なんか日本の制度の話ね。なんかその制度の話で聞きながら、気づいた話っていうか、どこまで芯を食ってるかわからないんだけど、
そもそもエジプトの観光のツアーガイドのおっちゃんっていうのは、エジプトという超裕福な観光資源に
ピラミッドとか砂漠ツアーみたいな、世の中がこのままだったらずっと廃れないでしょうっていう、絶対世界中から人来るじゃんっていう観光資源。
で、現地のツアーガイドがいないとままならないイベント。これを向こう30年はなくなんねえだろうみたいな見立てで。
ものすごく安くなるみたいなことも恐らくないという前提において、これやってれば食ってきるだろうっていうふうに見通したんでしょうなというふうに思って。
日本って、エジプトの確か観光の収入の公正費、国の収益の公正費25%ぐらい観光で、めちゃめちゃ観光立国ですよね。
日本は全然それに及ばなくて、観光立国にしていくぞっていうのを掲げてコロナになっちゃったっていう経緯があったと思うんですけど。
だからエジプト人の多くが観光で食ってると。外貨。外国人が来て落としていく外貨で食っているっていうのが、しかもずっとほんの数十年とかじゃなくて数百年多分そういう場所として存在しているのに対して、
日本は島国らしい、そういう観光業で食っていくんだっていう風土が助成されきっていないっていう差があって。
日本経済っていうのは、戦後重工業の発展を中心に発達してきて、あとは家電を含む重工業、軽工業のメーカー製造業が中心に発達してきて、それらっていうのが時代とともに廃れていくという流れを持っていて。
要するに、上の世代は逃げ切れたけど、俺たちはもう逃げ切れないみたいな危機感がすごく強まる形で存在してきたのかなっていうのはね。
諦めたらどうなるかっていうと、生きていけないっていう。
03:00
同じ話してるのか、俺今。僕の理解を教えてるんですけど。
エジプトのおっちゃんみたいに諦めることを許さないですよね、日本の経済環境って。
破綻するんじゃないかな、諦めちゃったら。
こんなもんでいいやーってなった時にどういう生活になるんだろう。
地方で製造業に欲掛かってるとやっていけなくなるんじゃないかな、このままだと。
会社の制度も国の制度も猛烈に働いてずっと伸びていくっていう前提。
人口も売り上げもGDPも伸びていくっていう前提に設計されたものにずっと欲掛かり続けてると、今は明らかに人口が減っていってGDPも減っていくっていう時に、
存続し続けられないんじゃないか。だからリスキリングだって言って、新しいことをできるようにして、どんどん産業も入れ替えていかなければいけないっていう、
割と必然的な危機があって、それをカバーできるほど豊かな観光資源もなければ、文字通りの資源もなくて、何か付加価値を生まなければいけないっていう、
そういう現実を突きつけられてるだけなのかしらね、と思いましたね。
なんかそこら辺も多分日本という国自体の政治家たちが、ちゃんと日本の復興のマスタープランみたいなものを全国民にちゃんとメッセージで届けないと本当はいけないんでしょうね。
今はまだそうでした。これからはこういうふうに展開していきます。なので、逃げ切るとか言ってる人たちって多分別にそんな日本を捨ててみたいな話だと思うんで、そういう人たちって。
ただ本来であれば日本を復興とか日本国民としてどうにかしていこうっていうのは正しいあり方だと思うんですけど、日本に住んでる以上は。
そういうマスタープランをちゃんと一人一人で共有できてない、ビジョンを共有できていないっていう、ただリスキリングみたいな言葉だけが走って、リスキリングしないと稼げない。
逃げ切れないですよ。
逃げ切れないですよっていう。
そこだよね。
利己的な人を生みますよね、そういうメッセージの伝え方がと。
そうじゃなくて、みんなとして日本を盛り上げるためにこうしていかないといけないんですよね。観光業に移行するんだったら、観光業の人を増やしたいから観光に関すること勉強してくださいねとか。
そういう国としての、会社の経営者とかだったら当たり前に社員でそういうビジョンを共有すると思うんですけど、多分国としてそのビジョンを持っててるのか持っててないのか言えてないですよね、おそらく。
06:03
政治に興味がないっていうのもあるかもしれないですけど。今の人たちがね。
なるほどな。
だから日本以外の、北欧の国とかが福祉国家としてめちゃめちゃ高い税金でその代わり保証してるとかっていうのも、そもそも俺たち何も持ってないじゃんみたいなところからきっと出発してるんですよね。
あんまり知らないですけど、俺たち産業なくね?みたいな、日本とかがすごいライジングしていく中で、指加えて見てたわけじゃないってことですよね。
そうですね。その国としてできることをしたんでしょうね。
でしょうね。その結果が多分、興味が出てきたな。すごい興味が出てきたな、こういうふうに。
いやでもなんか今、今日話しながら僕が感じたのは、今の日本の姿って何だろうな、なるべくしてなってますよねっていう、何だろう。
都度都度判断を先送りにしていって、産業の発展具合と人口動態を踏まえていくと、まあこうなるよねっていうところに落ち着いてるだけで。
っていうのは感じますな。
と同時に、すごい急激ではないけど、数十年ぶりの円安じゃないですか、ドル160円で、ポンドも200円超えたんですよね、一時。
僕1年半前にこっち来たとき、1ポンド155円だったんですよ。
はいはいはい。
今200円迫ってるので、なんか全然話違っちゃうんですよね。ビール1杯7ポンドとかするから。
1400円。
1400円なんですよ、1杯。
やばいですね。
普通にビール1杯、やばいんですよ。
で、なんだけど、やっぱこっちで暮らしてて、ポンコツなんですよ、国が。
もう、何て言うんだろう、もう全然やる気ないし、言われたことしかやんないし。
だから、なんだろうな、例えば駅の校内にコーヒー誰かがぶちまけましたって言ったら、
次の掃除は明日の朝だからって言って、明日の朝までそこのところにコーン立てて誰も踏まないようにしてやるみたいな。
で、コーヒーピカピになってるみたいな。
でも、掃除する人は明日の朝まで来ないから、明日の朝までとりあえず誰もここ踏まないでくださいって言って、コーン立てておくみたいな。
ありますよね。
一時が万事そういうふうに回ってるふうになんですよ。
それが何かっていうと、最近気づいたのが、余力を残してるってことなんですよね。
本気で何かしなきゃいけないってなったら、一晩でやりきるぐらいの余力をみんなが持ってるんですよ。
09:03
この国は。
だから、コロナの時とかに、もうみんなロックダウンだ、家から出るなって。
その代わり、本当に医療が必要な人のために、例えば子どもがいる人とか、そういう高齢の人とかが外出して医療を受けられるように、この予約システムを一日で作りきりました。
で、その運用で絶対にエラーが出るけど、そのエラーを現場の人の採用で何とかやりくりしていいみたいな。
そういう柔軟さもあって、何とか回るみたいな。
日本はそういう間違いとか起こっちゃいけないから、絶対に確実に動くっていうことを何とも何とも検証して、最終的に動き出したらやっぱりエラーが出ちゃって。
で、大クレームが発生しましたっていうのがニュースになるみたいな。
現場の採料では何ともできないんですって言って終わっちゃうみたいな。
そういう差があると思うんですよね。
しかもみんな全力で日々100%以上で働いてるから、緊急対応ってなったら150%出さなきゃいけないみたいな。
そういう余力を残してオーバーにやらないことをみんな普通だと思っている寛容な社会。
その代わりそんなに守られてないみたいなのがイギリス。
日本はその逆なのかなと思いましたね。寛容ではない。お互いに100%以上を求めるし、自覚はないけど守られているっていう。
その代わり世間は厳しい。で、余力を持っている人を許さないみたいな。
なんで私がこんなに苦労している時にあの人は左打ちはなんだみたいな。
確かにその風潮はありますよね。
なのでで帰結するのはおかしいんだけれども、
イギリスに住んでてじゃあポンドがすごく高くなってます。円がすごく弱いです。
日本は安い国になりましたって言われてるけど何がこの差を生んでるのかは、
あの姿勢の人々としてはあんまり感じられないんですよ。
ただただその経済的なもので為替って誰もコントロールできないじゃないですか。
これがたまたま時勢で別に円だけが世界で弱くなってるわけじゃないじゃないですか。
ユーロもドルもポンドも相対的にみんなおかしくなってるわけで、
なんかだから今はこう歪んでるんだろうなっていう。
明らかに日本が弱くなって、円がなんだろう、
日本が貧困にまっしぐらいに向かってるっていうわけではないと思うんですよね。
12:03
いやちょっとこの方面も詳しくない。福祉の話も詳しくないし、
すごく詳しくないので、何を言ってるかっていうと、
なんか別になんだろうな、でもロンドンでポンドがすごく高くなってるから、
ロンドンすげーのかイギリスすげーのかって言ったら、イギリス全然すごくないんだぜって話をしてるんですよ。
でもカワセの話に関しては日本が弱くなってます。
相対的に国と比較して、全ての通貨と比べて、
シンガポールドルもそうですし、ポンドもそうですし、エジプトでもそうですし、
もう弱くなってるんですよ、円が圧倒的に。
悲しい事実。
悲しい事実。日本円が安いというか弱いんですよね。
そうよね。
日本として、ハラククって、こういう風に発展していく国だよ、
あるいは発展以外の何か目指す姿みたいな、グランドデザインの話してくれましたけど、
そういうものがあって、みんなでそういうのを目指していくのであるみたいな、
そのための方法は各政党で話し合っていきましょうよみたいな感じで、
大筋合意できるマスタープランみたいなものがない中で、
個々人に頑張れって言ったら、それは逃げ切ろうぜって話になっちゃいますよね。
そう、それを思いましたね。
エジプトに行って感じたことっていうのが、樽を知るみたいな話なんですかね、諦める。
諦めるっていうのが必ずしも仏教の元々の言葉は良い意味だった。
明らかにするっていう意味だったように。
どんな未来があるのかっていうところに対して、ある程度受け入れてるっていうのが、
エジプトのおっちゃんが満たされているように見えた要因じゃないかっていうのを言ってくれていて、
そこを起点に今の日本の状態とか、国の仕組み、社会の仕組みとして、
個々人が頑張らなければいけないよっていう、その代わり国はどこを目指してるのっていうグランドデザインを見せないままに、
個々人に将来の在り方っていうのを委ねてしまってるがために、逃げ切ろうぜという風潮を後押ししちゃってるんじゃないのかなってことに気づきましたよっていうのが、
そうですね。
日本人として全体のグランドデザインとか、みんなが同じ方向に向かってるっていう意識を持てると、
世話もちょっと強くなるのかなと思ったりしましたね。
15:04
そうですね。ビジョンがないから遠慮に期待できない、日本の将来に期待できないっていうところはあると思うので、
ビジョンってなんだみたいな話はあるかもしれないけれど、それでも考えていくしかないですかね。
そうですね。本来は国が考えるべきだなという気はするんですかね。
そうね。足元で我々がどうするみたいなところまで引き付けた時に、
今日の話で一番近いのはリタの精神かなと思いましたね。
自分と自分の一族だけが飯を食っていける方法を考えるんじゃなくて、
自分が接してる人、会社員であれば自分の事業として、自分の会社でやってるサービスの受ける相手、お金をもらってる相手が寄りとむように、
どれだけ自分が価値を発揮できるかだろうし、
個人事業主であれば、こうすれば節税できてうっしっしーみたいな話よりも、
自分が関わってる人たちがより富を手にできる事業として大きくなっていくみたいなことに個人個人が向き合っていったらいいのかなって思いましたね。
自分だけ逃げ切ろうじゃなくて、自分が接する人が得をするようにお互い頑張っていこうぜみたいな空気感が必要なのかもしれないな、そんなことを思いましたね。
まさにリタの精神ですね。逃げ切るじゃなくてみんなで飛んでいきましょうという気持ちに切り替えられるといいですね。
仕事ですな。いやー面白かったです。聞いてる人がどう思ったかちょっとわかんないですけど。
今日は僕の苦手分野も明確になったし、ちょっと勉強しなきゃなと思いましたね、改めて。
そうですね、僕もあんまりふわっとしか調べられてないんで、もうちょっとそういう国の政策とかを見ていきたいなと思いましたね。
面白かったです。エジプトの話を聞いて、観光地に行って帰ってきたっていう話だけれども、戦争肌で感じたっていうところから、実際経済的にどうなんだっていうところまで考えていけると、
こういう一個一個の情報が自分が考える未来の、じゃあ日本はこうなった方がいいんじゃないかとか考えるヒントになるんですな。
そうですね。
という感じで締めていきましょうかね。
OKです。
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