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2013-02-28 13:49

第83回:『スケールの大きいことしか考えない』野呂エイシロウさん

野呂さんは放送作家になった際、「ゴールデンしかやらない」と決めたそうです。最初にすごい目標を設定し、理想と現実のギャップを真剣に考えることが目標達成への近道と言います。


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20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャスト
伝説の新人ポッドキャストは、さまざまな業界で伝説的な活躍をしているゲストをお招きし、
20代の皆さんに向けて優秀な人材と言われるレベルではなく、
圧倒的に突き抜けた人材になるためのヒントをお伝えしていく番組です。
本期の20代に火をつける伝説の新人養成プロジェクトがお送りいたします。
皆さんこんにちは。20代でぶっちぎれ!伝説の新人ポッドキャストへようこそ。
ナビゲーターの戸谷香菜です。
今回は前回に引き続き、放送作家、PRコンサルタントの野呂エイシロウさんをお迎えして、
お話を伺っていきたいと思います。
前回は、チャンスのつかみ方が違うというテーマでお話ししていただいて、
本当に盛りだくさんの内容でトークしていただいたんですけども、
その中でも、チャンスを得るためにどんどん数をこなすというお話が印象的だったなと思います。
あと、野呂さんはご自身ではもったいない病という表現を使っていらっしゃいましたが、
一つのネタからどんどん新しいものを生み出していこうみたいな、
探求心が非常に強い方だなという印象を受けました。
今回は目標設定力が違うというテーマでいろいろお話を伺っていきたいと思いますので、
本日もどうぞよろしくお願いします。
それでは野呂さん、今回もどうぞよろしくお願いします。
本日は目標設定力が違うというテーマについてお話ししていただきたいなと思うんですけども、
野呂さんはこれまで一つ一つのステージに関して目標とかって設定されてきたんですか?
僕が目標を意識したのは中学校3年くらいかな。
でももっと前だな、中学校1年生の時に、
小学校時代全然モテなくて、バレンタインデーのチョコレートは1個ももらえなくて、
僕それ半ズボンの挫折って言ってるんですけど、
小学校時代1個ももらえなくて、友達で伊藤君っていうやつがいて、
すっごいモテモテだったの。顔が良くて足が速くて、生徒会長。
そいつ、帰る時になると、あ、悪いよ、お前1個持って帰っていいよって言って、
え、本当だとか言って、小学校6年生喜んで、やった、これで家でも自慢できるぞと思って帰ったら、
母親に、わ、すごい、こんなチョコレートもらったんだって、モテんだねって。
妹が言うんですけど、お兄ちゃんモテるねって言って、手紙が伊藤君へって書いてある。
全然違うじゃんみたいな。これ食べて大丈夫なの?みたいな。
じゃ、あのーって話になって、全然モテなかったんですね。
その時はモテよって設定をして、真剣に。
それで考えたのは、中学校、高校は捨てようと思ってたんですよ。
中学校、高校は捨てよう。
そんな時にモテても、俺金もないし、せいぜい小遣い1万円くらいの単なる高校生だろって言って、
そんな時に俺はモテても仕方がない。もっとチャラチャラするには大学生に入ったからだと思って。
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それで中学校の時にクラブに入るんですね。入るじゃないですか、なんか運動部に。
それで普通の人だったら、なんかサッカー部とかね、女の子応援しに来そうなバスケット部とか野球部に入るんだけど、
僕はちょっと違う選択をしたんですね。
まずモテるにホットドッグプレスとポパイを読もうと思って。
ずっと読み始めたら、そしたらこうやって読んでいる最中に、
そっか、大学生の人たちはデートに行った時は軽い座とかに行ってテニス部にするんだって。
あっ、そういう風なんだって。
それでこうやってね、みんなスポーツクラブがはみ出たラケット持って大学に行くんだって思って。
よし、こういう人生を歩もうと思ってテニス部に入ったんですね。
テニスとか全然やりたくないんだけど、中学校、高校が上手くなったら大学時代にめっちゃモテるぞ、俺みたいな。
たかが6年だろうみたいな。
6年間くらい我慢できるよって。
そう、大学時代モテモテでしたけどね。
テニス部に入ったら。
でも大学時代に仕事始めちゃったんで、すぐ辞めちゃって、仕事に夢中になっちゃったんですけど。
それで次はお金があることがいいことだって思って、モテるはずだって思って。
それで学生企業とかアルバイトとかいっぱいやるようになって、そしたらモテモテになった。
そういうことばっかり考えて、目標設定は女の女性にモテることだって考えたら、それを実行する。
なるほど。
それで放送作家になろうと思ったんですけど、それは高校2年生の時にゴローという雑誌を買ったんですね。
それを8日で読んでたら秋元康野さんのインタビュー、新春特別インタビュー4ページみたいなのが黄色いページに載ってて。
それを読んだら、放送作家って仕事があるって。
よし、じゃあ放送作家になろうって決めたんです、高校2年の時に。
どこに魅力を感じたんですか?
おにゃんこクラブが流行ってて、知らないと思うんだけど。
それで僕、すごいクラブが大好きで、これって偶発的にできたのかなって思ったら、ちゃんと仕掛けた人がいるんだと思って。
ブームって。あ、そうか世の中にあるブームってみんな仕掛け人がいるんだって気がついて。
それで夕焼けにゃんにゃんが大好きで、小学生一人で夕焼けにゃんにゃんとか言いながら見てたんで、大きい画面で。
そういうバカな学生で。
それでだから、俺が乗ってるブームの裏にはこんな仕掛けがあるんだってすごい感動して。
それで放送作家になろうかなって思ったよ。
それで僕最初から目標がやっぱりすごい設定が細かくて。
まずはゴールデン番組しかやらないぞって決めたんですね。
ほとんど深夜番組とかBSとか変な番組あんまりやらないし、最初からメジャーリーグ目指した人はメジャーリーグになると思うんですよね。
で、街の草野球やってる人で、俺草野球でちょっと上手いんだよねって。
もしかしたら20年後に大リーグになるかもって。そんなこと絶対ないと思うんだよね。
やっぱり大リーグ目指した人は大リーグになるし。
それで登山家の人も何人か知ってるんですけど、そういう人と話を聞くと最初から8000m級の山しか登ったことがないって。
高尾山とか未だに登ったことがない。富士山も登ったことがないんですよって。
実は最初から、世界に8000m級の山があそことあそことあそこにあるんだって。
これ登ったら楽しいよねって高校時代から思ったらしい。
高校時代なんかちょっとガシックでちっちゃめまで登ったんだけど、どうせ登るんだったら高い山だよねって思ったらしくて。
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なんか高尾山登ってたらそのまま延長でエビデス登っちゃいましたって人あんまりいなくて。
そうだと思うんですよね。だから最初から目標設定でちゃんと、何ていうんだろう、徐々に大きくはならない。
なるほど。
だからよく聞かれるんだよね、若い人に。農夫さんと修行とかしたんですから、3ヶ月くらい経ってるんですよね。
最初からすごい目標設定をすると、それは達成できると思うんですけど、徐々に人は大きくなったり。
徐々にうまくいったりはしなくて、自分が理想とする目標とそのギャップを考えながら、
このギャップをどうやって埋めれるんだろうと真剣に考えてると、埋める方法論をあとは考えるだけだと思うんですよ。
なるほどね。先ほど放送作家への与えてからゴールデン番組しか担当しないっていう目標を持ったっておっしゃってましたけど、そこに向けて工夫されたこととか。
スケールのデカいことしか考えない、最初から。
あとは、そういう口にすることだね。
僕は仕事もそうなんですけど、コンサルの方がよく尋ねてこられるんですよ。いろんなコンサルタントの方が。
農夫さんも。
どうやったらそんな大きいクラントばっかり持ってるんですかって言って、どういう営業の仕方をしたのか教えてくれってすごい来るんだけど、
最初からコンサルタントを雇える会社って一流企業しかないって思ったら意外にそうじゃないのっていう感じぐらいで。
最初から小さな会社はあんまり興味ないというか。
コンサルタントになろうと思ったきっかけは?
それはNHKの番組でゲストで、今はDNAって会社なんですけど、もともとビッターズって名前だったの。
そこにナンバーさんっていう方が女性で、番組作ってたときに来られてゲストで。
そのときに夢みたいな、ベンチャーワークこんな感じだよって言って。
僕もよく分からなくて、プロフィールとか見るじゃないですか一応。
そしたらマッキンゼって書いてあったの。マッキンゼって何の会社なんだろうって。
チョコレート会社かなって最初思ったぐらい分からなくて。
調べたら、そっか世の中にコンサルタント会社ってあるんだ。
マッキンゼとボストンコンサルタントがあるから。
とりあえず電話してみたの。雇ってくれって。
何言ってんだよって電話来られて。
とりあえずコンサルタント業楽しそうなんで話だけ聞かせてくれって言ったら、
全然両者とも話にならなくて、お前大学院とか出てんの?みたいな話になって。
まあそんな雑なことは言わないで丁寧に店長にお断りされたんで。
相手にしてもらえなかったんだけど。そっかコンサルタント業って。
でもずっと考えてて、そういう本をいっぱい買ってきたんですよ。
コンサルタント業って何なんだろうって言って。
世の中にはそういう会社ってどうやってお金もらってるんだろうって思ったら、
ふっと見たら俺やってることと変わんないって思ったんですよ。放送作家って。
放送作家って原稿書くのがみんな仕事だって思ってるんだけど、
原稿がすっごい上手い人と下手な人いて、
僕下手な人なんですけど、それはやっぱりあれなんですよ。
視聴率はどうやって取れるかっていう作戦だけを考えるのがすごい得意なんですよ。
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この辺でCM入れたらいいとか、スーパーはこんな大きさにした方がいいとか、
こんだけゲストを呼んだ方がいいとか。
そういうくだらなくなるのが大事なんですよ。民放だから。
みんな言うんだけど、視聴率なんて。
民放は株式会社だし、今は上場してる会社だけど、利益を追求するのが当たり前なんだよ。
一応認可事業だけだから。
それで俺がアドバイスできるところは、きっとPR的なところだなってことを
ある日突然気がついたんですね。
それをいろんな代理店の偉い人とかみんなに結構言ってるうちに、
車の番組やってたんですけど、ガタガタガタガタガタ言ってるうちに、
言われてある代理店さんに、お前うち来ないか?
うち来ないかって言ったら、今から転職ですか?みたいな。
それは無理ですって言ったら、いやそういうことじゃなくて、
お金払うから毎月月、コンサルタントとかアドバイザーみたいな仕事しない?
って言われて、じゃあします?って言って。
そうなんですね。なんか今一致しました。
放送作家っていうのとコンサルタントって、ちょっとつながりにくいかなと思ってたんですけど。
一緒一緒。陶芸作家だったら全然結びつかないけど、放送作家だったら結びつくから大丈夫。
そうなんですね。
変わんないですね。
変わんない。だからいつもさ、お前は二つの仕事してどうなんだ?とかよく言う人いるんだけど、変わんないんですよね。
料理人が家でも料理するし、外でも料理するのと同じような話。
なるほどね。
あんまり変わんないですよ。
野野さんの素質ありきのお仕事。
全然素質ないんですよ。
いやいやいや。
素質が悪いからとか。昔から面白いこと考えると、文化祭の延長ですね。
ずっと文化祭が続いてる感じ。
だからあんまり仕事って感じもしてないし。
じゃあ本当お仕事してて楽しくて仕方ないっていう感じですか?
これが辛いんですよね。
やっぱりお金をもらうっていうのは辛いと思うんですよね。
野球がいくら好きでも第二位が辛いと思うんですよね。
やっぱ人前ですごいプレー見せなきゃいけないじゃん。
そうですよね。
文化祭が面白いって話とテレビがすっげー面白いってのはやっぱり相当違うし、
僕特に思ったのはマイケル・ジャクソンのね、
This is ITが大好きでよく見るんですけど、
55歳とか6歳になってこんなに動くんだみたいな体。
これはすごい、やっぱプロってすごいよなって思うわけ。
そうですよね。
それはやっぱりちょっと踊りがね、街です、うまいっていう人とちょっと違うよなって思うと。
やっぱ多くの犠牲を払ってやってんだよなっていうと、
みんなそこだけ切ってかっこいいとか面白いとかって思うんですけど、
プロはプロで数値向きを達成するとかそういうことも含めて、
これが結構ね、楽しいんだけど楽しいのと辛いって一緒だと思うんですよね。
なんだろうな、SNクラブみたいな感じ。
だからドMな人には向いてると思うんですよ、コンサルタント業って。
プレッシャーもすごいし、アメリカ人もなんかめちゃめちゃなこと言うし、
怒鳴るやつもいるし、怒鳴ってても結構俺大丈夫で。
ちょっとしたラッパーに比べたら大したことないなと思って。
怒ってるんだなって思って。でも殺されないじゃん。
なんでそんなにね、ひどいこと起こらないから怒られても。
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怒られてるだけじゃん。せいぜいそれでガンって頭叩かれるから。
僕叩かれたことないから全然怒られてるんですけど、
それぐらいなので、だから全然大丈夫。
そのあたりの出来事の解釈については次回お伺いしていきたいなと思うんですけども、
今回は目標設定力についてお話ししていただいて、
本当に野郎さんのダイナミックさが。
いやいや、元ダイナミックさん失敗だでしょ。
いやいやいや、すごい衝撃を受けました。
ということで、ありがとうございました。
本日のトークはいかがでしたでしょうか。
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この番組は伝説の新人養成プロジェクトの提供でお送りしました。
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