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2005-06-19 12:29:00

S1E40 ラジオ局とポッドキャスト

以前にポッドキャストの中でラジオNIKKEIのFrom Webmasterの特番の感想をしゃべりましたら、そのwebmasterさんからコメントやトラックバックを戴きました。

そのときのコメントのやり取りで、SBC「ラジオなんかいらないパート2」をオンデマンドでやるんで、また聞いた感想をというような話があった。

SBC「ラジオなんかいらないパート2」オンデマンド開始!ラジオNIKKEI | From Webmaster

実はオンデマンド開始後にすぐに聴いてみたんですが、感想をポストしていなかったので喋ってみました。

 

  • midnight http//kc.edit / kcsaito
  • Drive / KeiSowa
  • All I Wanted / Jody Aaron

 

ラジオNIKKEIさんでの特番や今回のオンデマンド放送を聴いていると、どうもラジオ視聴者の新規獲得や、過去のラジオが面白かった時のころを思い出そう、みたいな流れななっていくように感じる。

しかし、一番大事なことは、現在のリスナーの満足度をどう高めるかのほうが重要だと思う。

マーケティングでも新規顧客の獲得コストは、リピーターの獲得コストより5〜10倍とも、それ以上とも言われる。新規獲得なんていうものは言うほど簡単じゃない。

番組の中身をいくら変えたって聴いていない人にはアピールできない。新たな受信ハードを用意したって、今の生活の中でラジオを聴かない生活をしている人に聞いてもらうのは不可能に近い。聴いているとどれも現実味のないものに聞こえ、ラジオのリスナーが増えそうな感じには聞こえてこない。

もっと堅実なところに目を向けるべきだと思う。現在のリスナー、リピート客をいかに優良顧客まで育てるかというほうがはるかに大事で、そのほうが新規顧客の獲得には近道かもしれない。

現状、満足しているから聴いてもらっていると考えちゃいけない。習慣になって惰性で聴いているだけかもしれない。営業車でラジオしかないから聴いているかもしれない。会社でたまたま流れているだけかもしれない。テレビがつまらなくて仕方がなくかもしれない。

満足してもらうというのは良質な番組を届けるということとは少し違う。リスナーの想像を少し超える体験を与えることだ。自分たちの基準で良い番組ではなく、リスナーに期待を超える番組を与えることが大事じゃないだろうか。

参考になるのはディズニーランドとかだったりすると思う。常に来場者の期待を超えるサービスを提供するものとして。

ポッドキャストなんかもその1つとして利用できるんじゃないだろうか。

今までは、ラジオ局の決めた喋り手を、ラジオ局の決めた時間帯にリアルタイムで聴かなきゃいけなく、その時間帯にはラジオ受信機の近くにいなければいけない。非常に情報発信者の都合に合わせた聴き方だ。

ポッドキャストは反対にリスナーの都合に合わせた聴き方だ。好きなときに好きな場所で好きなペースで聴ける。これは、既存のラジオリスナーへの素敵なプレゼントだ。ラジオ局が積極的に提供することで、リスナーの期待を超えるサービスとなりうる。

仕方がないから始めるんじゃなくて、リスナーを満足するために積極的に採用して欲しいものだ。

あと、気になったのは、リスナーの獲得に喋り手の力に頼り過ぎじゃないだろうか。どうなんだろう。

00:07
こんにちは、ポトフです。
以前にですね、ゴールデンウィークのことなんですけども、
ラジオ日経っていうね、ラジオ局がですね、
ホリデースペシャルというスペシャル番組、
これゴールデンウィーク中のですね、スペシャル番組を、
その時ね、ポッドキャスト形式で配信してまして、
その感想なんかをね、話したことあるんですけども、
その時ね、ラジオ日経のフロムウェブマスターの
ウェブマスターさんからコメントとかね、
トラックバックとかをいただいたりしてて、
このスペシャル番組の中でもですね、
新ネット放送っていうですね、長野のラジオ局が、
ラジオなんかいらないっていう特番をね、
やってたっていう話をして、
今度パート2がありますと言ってたんですけども、
このパート2がね、今ストリーミングできてるようになってまして、
そのウェブマスターさんの方からね、
それを聞いたコメントなんかもくださいっていうようなことを、
コメントで書いてもらった気がするんですけども、
その日はね、ちょっと喋ってないなと思ってね、
思い出しました。
というかね、実際はすぐ聞いたんですよ。
6月頭ぐらいだったのかな。
から期間限定で今もやってるんですけども、
ストリーミングで新ネット放送のラジオなんかいらないパート2っていうのをやってるんですけども、
実際はすぐ聞いたんですけどもね、
コメントをどうしようかな、喋ようかなと思いながらね、
ちょっと後回しになりつつ、
すでに2週間ぐらい経っちゃってるんですけども、
で、新ネット放送っていうのはAMラジオってですね、
その特番の中にはFMラジオの人もいたりとかね、
それをタンパラジオですね、ラジオ日程の方でですね、
ストリーミングで放送するというところで、
AMとFMとタンパラジオが協力してこのコンテンツを配信するっていうね、
その動き、試みとしてはね、面白いなと思いまして、
聞いてみたんですけども、
正直なところ、内容としてはやっぱりまとまってない部分も、
そう簡単にまとまるもんじゃないんですけども、
ラジオがどう変わればいいかってことなんでしょうけども、
まとまってない部分もあり、取り立ててね、
どうだってことはないんですけども、
ただね、このAM、FM、タンパラジオが協力してっていうのは面白いかなと。
要はここが第一歩みたいな感じになるんですかね、業界の動き、
変わっていくっていう動きとしてはね。
本当は変わっていかなきゃいけないっていうところなんでしょうね。
03:04
それでね、ただ2週間経っちゃったんで、
どんなんだったかなっていうのをもう一回聞いてから喋ろうかなと思ったんですけどね。
ストリーミングでしか配信してないっていうのがね、どうも。
なんでPodcastでならなかったのかなというね、
ちょっと率直な疑問がありますね。
いろいろと許可を取るとかしららみがあるんでしょうね、こういうのはね。
もったいないなというふうにもありますね。
ラジオ日経さんのほうでもスペシャル番組でもやってましたし、
新越報道さんなんかもラジオなんかいらないっていうのは逆説的なところでね、
どうしたらラジオを生き残っていけるかっていう部分だと思うんですけどもね、
なんかその話の内容の流れとしてね、
どうやったらラジオを聞かない人を聞いてもらえるように仕向けることができるかとかね、
昔はこうだった、あの頃を思い出してこう戻ってこうじゃないかっていう話になりがちになっちゃうんですけど、
どうもね、それはあんまり良くないなと。
過去の成功例を見て戻っていこうとしたりね、今聞いてない人をどうやったら聞けるかっていうのはかなり難しい話なんですよね。
じゃなくてね、もっと現実的なところに目を向けてですね、
今聞いてもらってる人、ここをどう満足させるかっていうところをもっともっともっと突き詰めるべきじゃないのかなというのが率直な意見ですね。
具体的にはこのPodcastっていうラジオ日記屋さんがやられてますけども、
これをなんで他のラジオ局はやらないのかなというのが率直なところですよね。
普段はラジオ局っていうのはエリアが決まっててね、各県ごとにラジオ局がありまして、
放送エリアがだいたい決まってて、喧嘩しないところでネットワークを組んで仲良くやってるわけですけどね、
そういうのが邪魔をする部分もあるんでしょうね。ネットになるとそのようなエリアが関係なくなるんでね。
そこは喧嘩しなきゃいけない部分だろうなというエリアを越えて思います。
ラジオ局、Podcastは個人でもこうやって配信できますけども、
ラジオ局なんて脚音を書く人がいたりシナリオを書く人がいたり、録音する人、編集する人がまた別にいてね、
音声コンテンツを作るに関してはプロフェッショナルじゃないですか。質のいいのが聞きやすいのはできますよね。
そんなんがPodcastをやるべきですよね。
06:03
著作権のついた楽曲とかタレントが出てきたときなんかのやつを二次利用でPodcastにするっていうのはちょっとチェンジ関係でめんどくさいところがあるんで、
ここはちょっとまだ現実的じゃないですけども、
ニュースとか天気予報、中の特集の一つの中で音楽なんかかからないようなコンテンツなんかをバックナンバーに載せていったり、
配信したりということはやるべきじゃないかなと。
今聞いてもらってる人がたまたまその日がようがあって聞き逃した。
っていうのは後から聞きたいっていうのはあるじゃないですか、聞き逃した分も。
あとまとめて聞きたい。繰り返し聞きたい。そういうのってあると思うんですよね。
僕も結局ラジオ日記のPodcastを全部通して一回聞いた後にもちょこちょこちょっと聞き直したりもしてます。
そういうので便利ですよね。後から聞けるとかね。そういう部分で今聞いてもらってる人にとってかなり便利だと思うんですよね。
一回放送したやつをパソコンに飛び込んでMP3ファイルにしてPodcastで配信する。
別に手間としてはそんなにかからないはずなのに。
多少取り付けなきゃいけないとかあるとは思いますけども。
それで今聞いてるリスナーの満足度を高めれるっていうのは僕は大きいと思いますね。
その辺はもっと考えなきゃいけないんじゃないでしょうかね。
それによって今のリスナーを満足させる動きをやってると自然と新規のリスナーとかそういうのはついてくると思います。
Podcastになるのか放送のラジオになるのか入り口はどっちかわからないですけども。
リスナーは入ってくると思いますよ自然にね。
そういうのがもっと違った方に行かないでほしいなっていう気がしますね。
感想としてはそんな感じでしょうか。
あと最後にまた曲を一曲流してお別れしたいと思います。
これもね、Music for iPodsの方からですね。
Jody Arlonという方の曲で、All I Wanted。
ではまた、ポトフでした。
09:08
I feel we're miles apart
Though you wrote me a plane ride away
It might have known from the start
I only want to see you again
Lord, I want to hold you again in my arms
The world around me grows colder
As years go by we grow older
The sun's rays they shine on me
And I know we're meant to be kept apart
I only want to see you again
Lord, I want to hold you again in my arms
Well, I wanted to show you
Yes, I wanted to take you away
What I wanted to give you
Was part of me that would not fade away
Yeah, part of me that would not fade away
Yeah, part of me that would not fade away
Yeah, part of me that would not fade away
Yeah, I'll fade away
I only want to see you again
Lord, I want to hold you again
Oh, when can I see you again
I only want to hold you again in my arms
12:29:00

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