「物語とは、面白い嘘である」
誰かがこんなことを言った。
映画も、ドラマも、小説も、アニメも、全て嘘。全て幻。即ち「まやかし」
我々はまやかしに一喜一憂し、笑い、涙し、心躍らされている。
それに何の意味があろうか？
誰かがこんなことを言った。
「物語とは、心のメシである」
腹が減ったと心が叫ぶ。だから人はまやかしを喰らう。
そして…
この世には、無限にまやかしを喰らい、「お前も喰え」と語りかけてくる
化け物が存在する。
『王様戦隊キングオージャー』『真犯人フラグ』などの脚本家・高野水登と、映画ドラマ評論家であり考察YouTuberでありお笑い芸人の大島育宙が、普段無限に貪っているエンタメコンテンツ＝フィクション、即ちまやかしについて考察や感想を無限に語るラジオ番組。
◆高野水登Twitterアカウント
https://twitter.com/takaminacalpis?s=21&t=S5k8BFOxwvfEb9hjrEGW5A
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まだ開けられない箱から、腐臭が漏れ出している。
Episode208 【いちばんすきな花】第3話について、各キャラを掘り下げていく大島と高野。しかし必ず、行き止まりにぶち当たる。行き止まりには箱が置いてある。まだ、開けられぬ、しかし、不吉な何かを感じさせる箱が──。
しようと思ってするのが結婚。気づいたらなってるのが友達。
Episode207 【いちばんすきな花】第3話について、高野が発奮する。ずっとわけのわからないことを喋り続ける男に深く共感していたからだ。言葉を紡ぐうちに、この話の真の構造に気づく──。
似ているから惹かれるのか、似ているから別れるのか。
Episode206 【いちばんすきな花】第3話について、いつまで経ってもサブキャラの話をし続ける大島と高野。人は何かと、二つに分けたがる。そしてどちらかを正義にしたがり、その正義側に自分を置きたがる。そしていつの間にか、罪なき人を悪と定め、裁きと称して暴力を振るうのだ。それこそが、真の邪悪とも知らずに──。
純なる恋を貫いた、愛おしい人
Episode205 【いちばんすきな花】第3話について、開口一番飛び出したのは、純な恋を貫いたあの人の話。恋愛という宇宙への扉が開く──！
貴様、何者だ！【無限まやかし】…？怪しい奴め、正体を現せ！
Episode204 【無限まやかし】それは男二人が好きなもの、ことについて喋り続けるPodcastである。だが…大島育宙と高野水登とは、そもそも何者なのか？その秘密を探るため、調査隊はアマゾンの奥地へ飛んだ！！！
悲劇か？喜劇か？このドラマをどう観れば良いのか？
Episode203 【いちばんすきな花】第2話について、散々語りまくっているにも関わらず、大島と高野には不安があった。このドラマは何なんだ？人にどう説明すれば良い？布教したい時なんと話す？今、その疑問に答えを出す──！
ある日、街の中、化け物に出会った。花咲く東京ジャングルで、化け物に出会った。
Episode202 【いちばんすきな花】第2話について、楽しいコメディパートの話でキャッキャウフフな高野。しかし、ラストシーンの話になると二人の空気が一変する。あれは確かに、ホラーだった。ドアの鍵を開け、入ってきたのは化け物か、果たして──。
嫌われない努力を重ね、人は透明になる。
Episode201 【いちばんすきな花】第2話について、交換ノートをすぐに回す女を深掘りする。しかし、どうにも手応えがおかしい。掴めそうで掴めない。当然だ、彼女は透明人間なのだから──。
彼は政治に長けたシゴデキか、甘え上手な末っ子か。
Episode200 【いちばんすきな花】第2話について、一気に解像度の上がった男について語らねばなるまい。だが、大島と高野は一人の男について、全く違う意見を持っていた。しかし、一切の矛盾無く、二人の意見は成立してしまうのだ。あなたにこの謎が解けるか──。
可哀想でも、変でもない。学校が苦手だっていいじゃない。
Episode197 【いちばんすきな花】第1話について、5本目ともなると、流石に統括する流れに入ってくる大島と高野。やはりラストのほぼ初対面4人の気まずいやりとりは抱腹絶倒であった。話したいことは尽きないが、時間は限られている。一気に駆け抜けろ──！！！
自らは一切の罪なく清廉潔白と断ずることが出来る者だけが石を投げよ
Episode196 【いちばんすきな花】第１話について、本当に話が尽きない大島と高野。遂に、デンジャーゾーンへと突入する。「美人ゆえに苦しむ女」その話を我々男がすることの危うさ、命懸けの綱渡りが始まる──。
なんだこいつ〜〜〜〜〜〜〜！？！？！？
Episode195 【いちばんすきな花】第1話について、二人目の主役を掘り下げる。いい人かと思われた彼に対し、心の底から湧き上がる言葉は一つ「なんだこいつ〜〜〜〜〜〜〜！？！？！？」
カラオケ、LINE、山盛りポテト…緻密に描写された、ある女と男の友情。
Episode194 【いちばんすきな花】第1話について、登場人物一人一人を掘り下げる決断をする大島と高野。その二人は女と男であったが、そこにある絆は恋愛ではなく、確かに友情であった。その緻密な描写を紐解く──。
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Episode189 その日、高野はVIVANT最終話後の長丁場の収録を終え、流石に疲れ果てていた。時刻は1:00を過ぎ、終電はない。近場にホテルをとっていたので、タクシーで帰って、まあ2:00に寝られたら御の字か。と、帰り支度をしようとすると、大島が呼び止めた。「いっこだけ、話したいことがあって、いいですか？」軽く一杯、みたいなノリだったが、全身から異様な熱のようなものを感じた。具体的な説明はなく、しかし有無を言わせぬ迫力があった。断るわけにもいかず、録音ボタンを押す。私は私で、興味に負けてしまったのだ。そして、悪夢が始まった──。
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