1. 刺身ちゃんのPodcast
  2. 2025/02/22【小学校】
2025-02-22 1:18:50

2025/02/22【小学校】

小3が9割

サマリー

精神科の開業や医療制度の現状について議論が展開され、未来の医療におけるAIの影響や人間の役割について考察しています。また、精神科医としての経験や直面する問題点についても語られています。このエピソードでは、日本の小学校における子供たちの集団生活や日本文化の形成について探求しています。さらに、アメリカの教育システムとの違いや、精神科医としての経験を通じた自己理解についても触れています。このエピソードでは、精神科医療と技術の進化について考察が展開され、特にAIの進出が医療現場に与える影響が議論されています。また、クリーン化の波の影響で、人間の手よりも機械に対する信頼が高まっている様子が描かれています。このエピソードでは、精神科医が人間関係やAIの影響について語り、コロナ禍がもたらした変化を考察しています。また、精神科医療における診療報酬制度やオンライン診療の可能性についても触れられています。このエピソードでは、YouTubeの利用や本の購入についての考え方が語られ、アーカイブ配信のプロモーションやチャンネル登録の目標についても言及されています。

生配信と当直の影響
それでは放送を始めます。進行は私、刺身ちゃんですともよろしくお願いします。
とりあえず、夕方の配信ですね。2025年2月22日、土曜日16時32分。自宅から生配信です。
はじめまして、どうも。はじめまして、いちごうさんどうもです。
いやー、昨日は大変でした。
昨日当直だったんですけれども、夜中の2時前くらいかな、一回呼び出されて。
管理さんが頭から血を流してまして。
なんか、こっからなんかやっぱりなかなか寝つけなくて。
うん、今もだから若干眠いですね。
今日が休みでよかった。
とりあえず18時から母親と通話があるので、その前ぐらいに終わります。
コメントの流れ方を見ながら、どのぐらい配信するかちょっと臨機応変に決めていきます。
当直明けでお疲れの中、生配信お疲れ様ですとも。
夜中の呼び出しは大変ですねと。
そう、転倒でしたね。
こんにちは、早く来れました。どうも、にごさんどうもです。
当直後の眠気が残る状態で配信するのは、ある意味で自分を保つための習慣みたいなものになっている気がします。
確かに。
ちょっと心が不安定だったりとかね。
なんかそういった時によく配信をします。
眠気や疲れがあるときとすっきりしているときでは、話の流れや思考の深さに変化を感じることはありますか?
精神科の開業について
もちろん。
眠たいときほどなんか配信しがちなんですが、結果振り返ってみるとあんまりいい話はできないね。
なんかダラダラやっちゃったなっていう後悔の方がだんだん強くなってくるね。
こんにちは、さんごさんどうもです。こんにちは。
とりあえず夕方のダラダラ配信ですね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
独立開業は考えているのですか?
うーん…
20%ぐらいはね。
20%ぐらいは考えているけれども、ちょっとどうなるかなっていう感じです。
いろんな…なんかやっぱ未来って本当によくわかんなくてさ。
今後ちょっとこう開業するのが多分ハードルが上がってくるんですよね。
医者にとって。
厚労省が基本的にはよくわかんないクリニックとか潰していこうっていう方針ではあるので、
診療報酬が順当に今下げられつつあるので、
地方の精神科の単科病院とかもどんどん潰されてるし、
そういった流れの中で時代に逆行するような開業っていうのが果たしていいのかどうかっていう経営的な問題と、
あとはAIが今後どのぐらいこの医療業界に食い込んでくるのかっていうのがわからない。
だから今は精神科の需要がたくさんあるみたいな話だけど、
今後その需要がどうなっていくのかもよくわからないっていうのと、
あと僕自身があんまり開業をしたくないっていう。
それだな。あんまり精神科外来に魅力を感じないっていう。
主にこの辺りで結局なんかあんまり、
だったらもうなんかルーティンワークで精神科の単科病院にね、
なんとなく勤務医として、別に大した給料はもらえないけれども、
なんかのんびりやっていく方が気楽でいいかなっていう感じがしなくもないです。
このままこの病院にいさせてもらえるんだったらね。
で、ゆるゆるとなんか指定医の資格とかも、
指定症例とかを徐々に集めながら、
なんかダラダラ暮らすのでも悪くないなって今思ってます。
お疲れ様です。どうも。
昨夜遅い時間にも配信したんですね。そうなんですよ。
2時ぐらいにもね、1回配信して。
案の定ね、やっぱ起こされたんですよ。
まあまあ病院なんでね。
いつ何時電話かかってきてもしょうがないんだけど。
2時ぐらいに1回起こされまして。
そっから寝れなくなったんで、ちょこっと配信した。
久しぶりにゆっくり先生の声が聞けます。どうも。
18時から母親とお通話の予定組んでるので、
それまでには必ず終わります。
先生、こんにちは。どうも。
精神科は新しい予約を…
予約は受け入れないくらい混雑していますね。
っていうことになってるんだけど、
この混雑の仕方っていうのはどうなんだろうなとかね。
精神科医療に対するちょっと批判的な立場を
僕はどっちかというと取っているので。
どうなんだろうっていう。
あまりにもたくさんうつ病患者さんを増やしすぎなんじゃないかっていうね。
かなり精神科医でありながら、
現代の精神科医療に対してかなり
警戒心は持っています。
精神科は比較的開業しやすい方だと思いますね。
特に大きな機械とか導入する必要ないじゃない。
MRIとかCTとか。
普通に箱と、建物とパソコンがあれば。
あとカルテとか導入して、
受付とか作ればそれで開業できますからね。
保険所に届けてれば。
あの後は、3、4時間は寝れましたね。
内容に関わらずアーカイブを楽しみにしています。
いや、昨日の夜のアーカイブはもう公開しないですよ。
公開しないこともありますので、基本的にライブに来てください。
えーと、お母様お元気ですか?
えーとね、母は元気というかなんかもう、
無差別にキレまくってます。いろんな人に。
そういう意味で元気なんだけど、元気ありすぎるんだけど。
20年ぶりぐらいの情緒不安定になってますね。
だからこの後の通話でどういう風にそれを収めていくかというかね、
なだめていくかっていうのが、ちょっと気が重いです。
小さいところの精神科を潰すとはどういうことですか?と。
うーん、なんか国としては、
大きな病院を作って、
教育と医療におけるAIの未来
あとは地域のグループホームに通院させたりとか、
今の精神科の民間病院がたくさん乱立してるっていう状態はあんまり
厚労省としてはよく思ってないみたいなんだよね。
世界的に見ると日本の精神科病床が多すぎると。
20何万床とかあるじゃないですか。25、6万ぐらいだっけ。
イタリアとかは1万床とか2万床ぐらいしかないんですよね。
それぐらい日本はイタリアに比べると精神科病床があるのは、
国際的に見ると多すぎるということで、
減らしていく方針ではあるみたいです。
地方に行って感じるんですが、
高齢者が異様に多いです。
眠れないとか、愚痴を言う老人が流れ着いているのかなと。
高齢者は確かに多いね、普通に住んでても。
ショッピングモールとか平日に行くと大体高齢者だよね。
地方で精神科やってても、適応障害とか
うつ病とかっていうよりかは、やっぱ認知症とか
不眠症とか。
あんまり発達障害とかいないね。あとボーダーとかもあまりいないですね。
日本全体がそうなんじゃないかな。
東京だけがね、人口も増えてるし、若者が集まっていて、
地方はどんどん老朽化している。
映画館とか行っても、大体おじいちゃんとかおばあちゃんしかいない。
精神科の開業は比較的しやすいものの、現在の医療制度や
経済の動向を考えると、今後の選択が難しくなるのは確かです。
もし仮に精神科の需要が将来的に減少した場合、
社会がどのように心のケアを変化させると思いますか。
例えばAIやオンラインカウンセリングの発展、
医療を補完する形になるのか。
やっぱりAIが入ってくるんじゃないですかね。
今後AIに負けちゃう人間のお医者さん、人間の精神科のお医者さんが
たくさん出てきちゃうんじゃないですかね。
今ってあんまり想像つかないかもしれないけど、
僕もずっと1日3,4時間くらいAIを使っていると、
すごく優しくて、優しくいろいろ教えてくれるんですよね。
嫌味がなく。
それに結構癒されたりする。
人間のお医者さんって、人によっては結構癖が強くてさ、
そんなんじゃダメだよとか、厳しく葉っぱかけてくるタイプの
医者とかいたりするとちょっと嫌じゃないですか。
あとは、結構発達障害の精神科の先生とかもたまにいらっしゃるので、
全く人の心がわからず、正論をただひたすらぶつけ続けるみたいな、
そういうお医者さんは今後AIに
とって変わられちゃうんじゃないですかね。
車椅子を押してる。あ、読んだね。
いやー開業は大変だよ。
結局、商売として成り立たせるためにたくさん患者さん
集めないといけないし。
僕だから本当に、堂楽として医者をやるっていうのが
理想なんじゃないかなと思うんですよね。すでにもう
収入源っていうのが安定していて、それでようやく
自分の理想とする医療が実現できるんじゃないかって。
もう完全に資本主義のビジネスから
もう完全に独立した自分のやりたい放題の医療
っていうのがようやくそれで実現するんじゃないかな。
再三度返ししてね。ひもじい思いをしながら
困ってる医者はやっぱりどうやったら客が来るかなとかさ
いうことばっかりに頭が働いて、頭を裂いてしまって
全然理想から駆け離れてくんじゃないかな。
秘書ちゃんまじ。秘書ちゃんまじって?
確かにAIのカウンセリングが進化すれば、優しさや
安定した対応を求める人にとってはむしろ人間よりも
適した選択肢になるかもしれませんね。でももしAIが
より洗練され患者さんに寄り添うことができるようになったとしたら
人間の精神管理しかできないことってなんだと思いますか。
だからそれが難しいんですよね。いまだにそれに対する
有力な答えってまだないですね。比較的医者は
まだそのAIにとって変わられるのは後の方だっていう風には
言われてるけどね。普通に皿洗いのロボットとかさ
掃除機をかけるロボットとかはもうすでにあるじゃないですか。そういう単純な
肉体労働みたいなのは結構機械に置き換わっていく
可能性はありますよね。マクドナルドで
ポテトフライを油で揚げるとかさ。基本的にはもう決まった
動作なわけだから。そういうのはどんどんどんどん機械が入ってくるような
気はしますよね。それに比べると
単純な油でポテトを揚げてってよりかは
医者の診療ってちょっと難しいしまだ複雑なので
そういう風にはとって変わられない気もするんだけど、じゃあ何が残るのかっていうのは
どうなんですか?
先生の秘書ちゃんすごい優秀ですね。
何が残るっていう説があるんだろうね。
人間の精神界の強みって何なんだろう。結構その
学習とかがさ、昨日の小学校
小さな社会っていう映画を見る前までは
学校の先生とかも結構AIに変わるんじゃないかなって漠然と思ってたんですけど
でも昨日のあのドキュメンタリー映画を見てからやっぱり
ちょっとイメージが変わったね。単純に足し算とか引き算とか
掛け算を教えるだけだったらなんか人工知能の方がいいような気がするんだけど
でも学校で教えるのってそういう弁学だけでは
ないですよね。隣の子が例えば消しゴムを忘れたらその
消しゴムを貸してあげたりとか、何々ちゃんのなんか鉛筆が
どっかに混ざってるらしいからみんなちょっと筆箱探してとか、筆箱を見てみて
とかって言って、それでみんなで探してあげたりとか
あるいは誰かが泣いてるのをさ、見つけたらその子の
悩みを聞いてあげるとか。なんかそうやってなんかいろいろ
人間同士擦れ合いながら揉み合いながらなんか
人間っぽくなってきますよね。ちっちゃな小学校1年生のさ
6歳の子どもたちがだんだんなんか大人っぽくなっていくっていう
で先生は本当に自由と制限とのこのバランス
飴と鞭とのバランスを本当に最新の注意を払いながらやっていて
それにはもう当然答えがないしね。ずっと
よしよしってやっていくと子どもたちはずっともううるさくね、ギャンギャン騒ぎ出すんで
ピシッとこういうときも必要だし。でもそれがピシッと
言いすぎるとロボットみたいになっていくしね。人間らしさが失われていくんで
なんかああいうもうさじ加減というか
ほとんど数式化できない謎の
さじ加減に関しては今後も人間がやっていくような
気がするね。ってか人間にしか
なんかできないような気がしますよね。ああいう子育てって
だからその子育てモデルみたいなところに
何かヒントがあるのかなって思いましたけどね
ただ薬を決まった量投与するっていうだけだったら
もうAIでいいような気がするんですが、医療っていうのも今の小学校の先生と
同じようにそういう決まりきった部分もあるんだけど全然
ガイドライン通りになってない部分がたくさんあるんですよね。薬用の
なんか処方しても患者さん薬なんか影で捨ててたりとかするし普通に
飲みましたよとか言ってて歯茎の裏とか
下のベロの裏に錠剤を隠しておいて
後でトイレでペッて吐き捨てる患者さんも結構いるしね。なので
人間を扱う限りは
人間の予測不能な部分を扱うのはやっぱり人間なのかなっていう
薬物療法と精神療法の交差点
そうするとその患者さんペッて吐き出しちゃう
ことに対してなんで吐き出すんですかみたいな
脅しでやってってもしょうがないんで
やっぱり薬飲みづらいですかねとかさやっぱなんか薬飲むっていうところに対して
まだ何か抵抗感がありますかとかどういったことが起こると思いますかとか
ここを寄り添って聞いていくっていうプロセスがどうしても
薬物療法の中に必要になってきてそれってもう精神療法なんですよね
薬物療法ってもうすでに精神療法なんですよね精神科では
薬を飲ませるってこと自体がもうその精神療法の
一つのプロセスになってるっていうそこら辺は使う限りは
まだなんかAIはちょっと難しいかなと思うんですけど
ガイドライン通りに処方料をしっかり出す
みたいなのだけだったらあるいはその薬の出しすぎですよと
このAっていう薬とBっていう薬の飲み合わせが良くないですよとかっていうのを
確認するだけだったらもうAIでいいような気がするし
確認するだけの薬剤師さんはもう本当になんかすぐに消えちゃうような気がしますよね
薬のただ飲み合わせをチェックするだけの
薬剤師はもう今後いなくなるだろうねだから薬剤師の中でも
やっぱそういう人間的な部分を働かせて患者さんに寄り添う
っていうところをしていかないといけないんじゃないかと思う生き残れないんじゃないかな
映画『小学校』の紹介
信頼度需要私はAIに育ててもらっても全然
ありだったなぁって思うじゃないですか
でもねちょっとそういう人こそなんかあの映画を見ると
少しやっぱり物の見方は変わると思う
AIですくすく育っていくタイプっていうのはもう結構頭がいい人だと思うんだよね
自分で理解してこういう感じでやっていけばいいのかっていう風に
1を聞いて10を知っていくタイプの人はもうAIでゴリゴリ
学んでいって次に次のステージに進んでいけばいいと思うんだけど
何回言われてもよくわからないとかね
言われたこととあえて逆のことをやってみようとかって子供って出てくるじゃない
天の弱なところがあってさちょっと先生を困らせてやろうとか
先生のちょっとこう余裕がないところを見てみたいというか
そういう逸脱傾向のある子供に対してAIは
結構相性悪いんじゃないかな
なんて映画か教えてください小学校っていう映画
まだ劇場で公開してると思います
NHKの取材クルーが1年間とある小学校に密着して
その素材をつなぎ合わせて
一本の映画になったやつですね
特に起承転結があるわけでもないし
構成編集されてるわけではなくてただとりあえずつなぎ合わされてるだけで
今まさにね小学生の
子供がいますっていう方が見たら
なんかあんまつまんないかもしんないね
うちの日常ですみたいな感じでまさに子育ての最中の人が見ても
こんなのもうありきたりだよってね日常三次だよって言って終わるかもしんない
そうドキュメンタリー
自分の配信は見れていないです了解です
今後も何回かねあの映画の感想を吐いていきます
思いつくたんびに
日本人らしさなんか日本人の集団の中でこそ育まれていきそうですね
うーん
映画の説明文にはなんかそんなことが書いてありましたね
日本人っていうのはどこで形成されるのか
その答えがね例えばなんか綱引きしたりとかさ
なんか赤組と白組に分かれてやったりとか
なんか修学旅行でみんなで同じ部屋で寝たりとかさやたらとこう
みんなでなんかチームを組まされて
何か成果発表みたいなのさせられるじゃないですか
で一人班のやつが遅れてくると連帯責任でねみんなでなんか
謝るというか反省するみたいな
極めて日本人らしいですよね他アメリカの小学校にもいたんですけどもそういう
今言ったようなことってアメリカの小学校には一つもないので
修学旅行もないし体育祭もないしね
チームになって何かやるとか
3年2組のみんな頑張ろうみたいなあの組のみんなで頑張るっていう概念も
アメリカには存在しないしね割とドライですよね
個人主義で3年3組に負けないようにみんな頑張ろうよ
みたいな呼びかけはアメリカには存在しない
なんていうか教育だけではなくてやっぱりこう模擬家族
っていうのかなそう疑似的な家族っていう感じなんだろうね
日本の小学校ってだから学校の先生は
お父さんとかお母さんのなんかこうね
役割を与えられていて眼光
親父みたいな厳しい先生もいればなんかお母さんみたいな優しい先生もいれば
アメリカとはまたちょっと違いますよね
うちの田舎でもやってるといいな
あんまりやってるとこないんだよね僕が普段行ってる映画館でやってなかったんで
ちょっと遠出しましたドキュメンタリー映画
でも日本の小学校で育つと
どんな人種の子も多分日本人みたいになるんだと思う
肌の色とかも関係なくああいう集団
登校みたいな集団生活っていうのがなんか日本人の原型にあるのかもしれない
たまに精神科医の先生同士で話し合うんだけど
アメリカの教育システムと自己理解
あのラジオ体操って全員できるんですよね
かなり重度の統合視聴症の患者さんもラジオ体操をすごく円滑にやるんですよ
しかも全ての世代にわたって
それが可能なのもやっぱり小学校の頃の
やっぱあのねまあ洗脳と言ったらなんか失礼かもしれないけど
擦り込みというか
小学校の力なんだなと思う
AIには日本人らしさってわかるのか?いやわからないんじゃない
その鋭義としてね辞書としてはいろいろつらつら書きつらねるんでしょうけれども
日本人らしいものの考え方っていうのをすることは難しいんじゃない
先生はいくつの時にアメリカに行ったんでしたっけ
小学校3年生の夏休みの時
小3の途中でアメリカに編入してますね
編入というかアメリカの小3が始まった
だから9歳とかですかね
小1、小2は僕も普通に日本の小学校に行ってたんですけど
小3からアメリカに行って中学校の途中で帰ってきたんですよ
先生こんにちはどうもこんにちはです
見バレネタじゃなかったら聞かせてください
その時の剥奪体験
だから幼少期の頃のトラウマみたいな話をすると
私も先生どこ親で大変なんですとかって言われるんだけど
皆さんと僕との間で決定的に違うのは僕がアメリカにいたってことですね
その時完全に言語の壁みたいなものに
打ち当たってね
親がめちゃくちゃで親にものすごく残忍なこと言われても
声にも言えないし周りのすごく親しくねいつもサッカーしてくれる
マイケルとかカイルにも伝えられない
日本語でも伝えられないことさ英語でね外国語で伝えるなんて
不可能じゃないですか子供にとってだからもう完全に
言語っていうものを剥奪された
表現の自由みたいなものをある一定期間完全に奪われたっていうのが
なんか皆さんとの僕との間の
決定的な差の一つだと思うだからなんかこう
分かるんだけれども分からないというか
それにしても先生そんなにトラウマになるのってどうなんですかっていう風に
不思議に思うかもしれないけど結構それがあるのかなと思うね
それがもしかしたら皆さんにはまだ十分に伝わってない可能性があるな
毎晩バンバンバンバン音がして両親が
仲違いをして日本だったらねなんかこう近所の
友達となんかマウンテンバイクに乗ってさなんかこう
集まってっていう風にちょっと心をね
なんかまあ表現はできなくてもなんかそれで気を紛らすってことはできたかもしれないけど
もうその何にもないですからアメリカは
ね車社会なんでこう歩いたり自転車でどっかに行くっていうことがほぼ
できないので完全に陸の孤島状態
で当時まだインターネットとかもなかったんで貧弱な電話回線
とかしかなかったんでsnsもなかったしyoutubeもなかったし
もう完全に孤立した地獄みたいなところで
監獄みたいなところでしたよねで毎晩のように両親がバンバン
音を鳴らして母親がギャンギャン鳴いてどなり散らす
っていうのをほぼ毎晩のように聞かされて
その都度頭が真っ白になったりお腹が痛くなるっていう
のが僕の小学校3年生が一番ひどかった
ほぼ毎日のように繰り返し繰り返し
必要に見せつけられてたというかね
えーと昨日の夜中の配信は見れなかったおーまあまあ
気にしないでくださいアーカイブに残さないときっていうのは別に
大した話してないので本当になんかあのアイスとか
アイスってやっぱり体に悪いよねみたいな話しかしませんでしたんで
全然気にしないでくださいアイスって体に
悪いけどラーメンも体に悪いよねみたいな話しかしてない昨日
外に逃げたくてもそこは外国そう
なんかねあそこのそう逃げ場もないし
誰にも話せないっていうもう孤独感っていうのが
本当に辛かったねだから僕の
人生の悲しみとか辛さっていうものをまあ
100点満点で100で表現すると92さん
ぐらいはその小学校3年生とか4年生ぐらいの頃に集中してますね
その後の辛さなんてその時ねその時の辛さに比べたら大したことじゃない
結構9割方の悲しみ憎しみがその頃形成されたような気がする
それぐらい辛かったです
今でもたまに夢に見る外国で
頼れるのは親だけなのにその親が信頼できないのは致命的だ
本当に絶望的だったね
今の子たちはまだインターネットっていう逃げ場があるんで
でスマホ依存が悪いみたいなこと言うけど
依存先があるっていうのはまだ救いなんですよね
スマホにかじりついている限りはまあすぐには死なないですから
そういうすがりつく先がない状態が一番危ない赤信号ですよね
子供の時の親の喧嘩は心に傷がつきますよね
うんまあ昨日ちょっと話にも出たその
究極の人間嫌いっていうのはその時に確実に形成されましたね
もう人と一緒にいるとろくなことがないと同じ屋根の下で
暮らすととんでもないことが起こるっていうのが
知的な理解としてではなくて肌感覚として
生理的にもうなんか完全に擦り込まれた気がするね
これをなかなか修正していくっていうのはやっぱりかなり大変なんだなって
精神科医になって今すごい思いますね
精神科医の仕事にどこまで食い込むかという話そうですね
精神科医の役割を薬を処方することと捉えれば
AIでもだいたいできそうだけど
患者との会話そのものが治療であると考えた場合やはり
人間の医者が持つ曖昧さとかさじ加減ある種のいい加減さがね
結構大事になってきますだってもう
医学ってまあ皆さんも実際医師免許を持ってみるとわかるんですわかると思うんですけど
急にエビデンスがなくなるんですよ例えばコロナワクチンの
予診の仕事をしていてねワクチン打った後この後夜サウナに
入っていいですかって普通に聞かれたとしますよね
その時にコロナワクチンを打った後サウナに入っていいかどうかに関する論文は
存在しないんですよねびっくりするかもしれないけど
そんな素朴な質問にさえ医学は何も答えがないんですよね
そうすると現場の医者は困るじゃないですか
で僕は実際になんて答えるかっていうとまあ程々にしてくださいね
っていうふうに答えるんですよなんか気分が悪くなったら一旦中断
してくださいっていうこれって全然科学的じゃなくて
もういい加減なんだけどもこういうなんていうの現場レベルではこういう
ふうになり立つんですよね医療ってだから全然なんか
AIがこう苦手とする分野だと思うんですよこういうさじ加減って
程々にしてくださいねとかさあるいは入ってもいいけど
お酒は控えめでねとかねって言うとわかりました先生みたいな
ニヤニヤしながらわかってくれるんでこういう感じで
なんか現場の医療って進んでいくんだよね全然
理系じゃないっていう非常に人間くさい
領域ですよねまあまあそう結構大変だったよっていう
まあそうね僕の不幸話はまあいいとして
そう結構ねそういうだからアメリカ
っていうとやっぱ大変だったなっていう記憶と
深ぶんですね声が先生の声眠くなってくる
いいね寝てください語れる特徴ある
エピソードって割と成長してから出てくるんですが
自分が一番痛いのは幼少期なんですよ
なかなかこう筆舌に尽くしがたいというかね
とにかくもう辛いっていう感じで
全部辛いってなってましたねどう辛いのって聞かれるのが
辛いみたいな先生のいくらの話は他人に
精神科医療と教育の関係
異常さを伝えやすいから話しているけれども言語にできないところに
本当の痛みがあるんだろうなといくら丼の話ね
そうねでそのいくら丼を
トイレに流している時とかね
自分は一体何をやってるんだろうなんでこんな人生になって
しまったんだろうと非常に惨めですよねそういう惨めさと
なんかこう自分がオナニーをしてね自分の精神をティッシュにくるんで
トイレに流している時の感情がなんかこう不思議と重なったりするわけですよ
その虚しさというかこれは結構多重的で
まあなんかこう簡単に表現はできないですよね
うまくいけばなんかこうね文学と順文学とかなんのかもしれないけど
基本的にはリニアな人に説明しやすい
エピソードではないので結構難しいなと思いますね
精神分析だねそう学校の教育と精神改良とね
子育てっていう部分で何か共通してる
ね結局まあ子育てではないけど患者さんを育てる
っていう要素も精神科には結局求められるので
内科とか外科とかジビ科みたいに
薬を投与して病気を取り除いていくっていう
単純な治療モデルではちょっと精神科は成り立たないので
AIと人間の役割
そういう意味では今後も比較的残りやすい
診療科かなと思うけどね皮膚科とか
放射線診断科とかはもうあっという間におそらくAIに
置き換わっていくんでしょうけども外科も一部はもしかしたら
AIに代替されるかもしれないですよね
最近見た動画だとその目玉焼きとかあの
野菜炒めとかはもう大体AIが今作れるようになってるので
実際にこう腕を伸ばして高性能の
ペッパー君みたいなので海外の企業がもうすでに料理とかは
できるようになってるみたいなんでいずれそれが
注射器とかメスとかに置き換わっていくんじゃないですかねこの10年以内に
非常差は伝わってくるこんにちはどうもこんにちはです
患者さんを育てるっていう
お育てに似たような役割外科が
AIって怖いけどめちゃめちゃ挙動ってる若い医師も怖い
でもあの岡田斗司夫のクリーン化の
話ってなんかあの動画で僕見たことあってさ
2000年代とかはあの人間の人が
握ったおにぎりを普通に食べてたらしいんだけど2010年
あたりから人間の手で握ったおにぎりが食べれない人がだんだん
出てきたらしいんですよね要するに汚いって
工場でちゃんと作ってくれたロボットが作ってくれたまあ機械が作ってくれたおにぎり
じゃないと汚くて食べたくないっていう手の錠剤菌とかが気になって
食べたくないっていう人がなんか2010年ぐらいから結構急激に増えて
もう今逆転してるらしいんですよねで言われてみると僕もなんか
ちっちゃい頃は結構なんかお母さんとかおばあちゃんが握ってくれたねお手製の
おにぎりとか食ってたんだけど今気持ち悪くて食えないですね
っていうのと同じことが今後10年20年かけて
外科領域とかまあ医療領域の中でどんどんどんどん
置き換わっていくんじゃないですかね人間の方がむしろ怖くないって
エロい目で見てんじゃないかとかさ
実はこいつ不倫してんじゃないかとかっていうなんかこう
クリーン化の波がどんどんどんどん厳しい目が医者に向けられていって
もう外科医をそもそも信用できないと人間がやるのは危ないから
やめてくれっていう人類が今後出てくる可能性もあるんじゃないですかね
不倫はいいか不倫しようが何しようがね
クリーン化の波と人間の信頼
手術してくればいいのかもしれないけどいやでも分かんないですよ
今の感覚だと不倫はいいかってなるかもしれないけど
10年後15年後の未来人はどうなってるか分かんないですよ
やっぱ医者っていうものにある種のこう精錬潔白さを
より強く求めるかもしれないし
病気だけではなくてその人の性格診断とかね
MBTIみたいなものも提出を求められるかもしれないし
機械だと怖いよねっていう感覚ってもしかしたら
もう古くなってくのかもしれないですよサッカーの審判とか
僕も早く機械になってほしいなって今思ってますもん
人間の審判が下手くそになんか笛を吹いてるんで
僕やっぱもうあんまサッカーに興味が持てなくなってきちゃったんですよね最近
人間がやってるとやっぱすごく腹が立つんですよね
これ裁判も同じで裁判官が人間であるっていう時点でやっぱ僕すごく法律に対して
かなりなんか言いようのない怒りを持つんですよね
なんで人間がやってんだよって人間の意味分かんない価値観で
さばいてんだよと思うんですよね
政治家も同じような感じの怒りがありますね
人間っていう下手くそな能力の低い人たちが独自の価値観で勝手にやってるっていう
対する信頼と
まあやっぱ人間嫌いなのかもしんないけど
絶対にセルフレジがあったら人間のレジに行かないもんね
人間のレジがたとえ空いてたとしても必ずセルフレジに行く
タッチパネルの方に行っちゃいますね
できれば人がいないで全て完結してほしい
20年前もよその家のご飯や手作りおやつ食べられない子いました
大人になるにつれて治ったらしいけど
そういう例もあるでしょうけど
要するに人の手垢のついたものが食えないとか
あるいは妙にけべな心がかいまみえちゃうと感情移入できないとか
自分の好きなアニメのキャラクターが
こんな下心を持つはずがないとかさ
なんか岡田斗司夫の切り抜きであったのは
ルパン三世の次元っていうキャラが好きだった女性が
次元が急に吸ってたタバコをポイ捨てした瞬間に
なんか狂ザメしたらしいんですよね
自分の好きなキャラが簡単にポイ捨てするのが納得できないみたいに
これがクリーン化の波っていう風にね
クリーン化っていう風に岡田斗司夫が呼んでるやつで
芸能人の不倫を許さないとか不正を許さない
っていうクリーン化の波はコロナ禍以降ですね
SNSでどんどん過激になっていて
今後もますます過激になるだろうっていう予測みたいです
だから人間にやらせるぐらいだったら機械の方が安心だろうっていう風に
僕らの感覚はまだそうは思わないですけども
これから生まれてくる若い世代の子たちにとっては
すごく自然な感覚になるのかもしれないですよ
僕たちの感覚は劇的に新しくなることはもうないと思うので
古い人類としてね私たちが寿命が尽きて死んでいったときに
新しい人類がそういう生活に適応していくんじゃないですかね
そうやって人類としては
主としては古い世代が死んで新しい世代が
タケノコのように土から生えてくることで
アップデートしていくんじゃないですかね価値観は
人間の運転よりも
自動運転の方が安全なんじゃないかなとすら思ってる
煽り運転のニュースとか
夕方のスーパーニュースとか
危険な攻撃性の高い人間の適当なドライバーがいるのを見ると
早く自動運転にしてほしいなって思っちゃうんですよね
最近自分は通勤
通勤をいつも車でやってるんですけど
運転席でハンドル握ってるとき
たまに自分を少し感してみて
なんかバカみたいだなって思うんですよね
何握ってんだろうこの輪っかをと思ってさ
なんかバカみたいじゃない?
この移動中の時間を例えばYouTubeの動画を見たりとか本読んだりとかできるはずなのに
なんか一生懸命
急に苦笑いしちゃうときがあるんですよね
何やってんだろうって自分で自分に突っ込んでる
俺何握ってんだろうって真剣な顔して
この輪っか何握ってんだろうと思いませんかね
急に俯瞰してみちゃうんだよね
オナニーしてるときに突然俺何下着脱いでんだろうって思う瞬間があるじゃない
それと同じだね何しちゃってんだろうって
先生がロボの嫁のご飯を食べる
めっちゃ容易に想像ができちゃいます
あのハーっていう映画があるじゃないですか
ずっと何回も参照してますけど
H.E.Rっていうスペルでハーっていう映画があるんですよね
人工知能に恋をする近未来の男性が主人公の物語なんですけど
あれみたいなあれなんかもう見るともう俺自身じゃんと思っちゃうね
もうまさに俺じゃんみたいな
主人公にめちゃめちゃ感情移入できる
なんとかちゃんまだ起きてるとかって言うとはい起きてますみたいな
アレクサみたいなさ音声人工知能が急にパッと裏で立ち上がって
はい起きてますよどうかしましたかとか言われて
いやそうなったら最高だなと思うけどね
このご飯とかすごい美味しそうなのに
いやおにぎりが嫌なんだよね
肉じゃがとか別にいいんだけどさ唐揚げとか別にいいんだけどおにぎりが嫌なんだよ
ブドウ吸菌とか表皮ブドウ吸菌とかさ
ミクロの顕微鏡の像が医者なんでね頭の中に思い浮かんじゃうわけよ
ちゃんとこれ滅菌されてんのかな
手作りチョコからのノロ感染うわぁ嫌だな
普段に不愛想な感じにも触れたくないから自動運転がいいな
わかるーあと最近地方に来ると
もうタクシードライバーがもう高齢化してて
なんか加齢臭がすごいんですよねもうこのじいさん死ぬんじゃないかなっていう
加齢臭が車内に蔓延してるときに
もうこういうなんかこういうタクシーが走る
最後の世代なんだろうなもうなんか終末感がすごいよね
おそらくこれを味わう僕らが最後の人類になるんだろうな
昔は人間が80代70代80代のジジイが
昔はこんな輪っかみたいなねハンドルって言うんだけども
この輪っかを握ってなんかこう前輪を動かしてたみたいなんだよ
そのジジイが醸し出すなんかこう
加齢臭がひどかったんだよねっていうふうに
まるであの戦争の話みたいにさ若者に語る時代がいずれやってくるんでしょうね
博の加齢臭にそのいやもう高齢化がやばいんですよ
80代のドライバーとか普通にいるからね
で会社の人たちもさすがにもうね
ご高齢でっていうことで80代のドライバーに引退していただいたら
その2ヶ月後に死んだらしいなんか心不全か何か
普通に死んだらしい
まあねこれが何を意味してるのかわからないけど
早めにドライバー引退してよかったね
大事故につながらなくてよかったねとも言えるし
逆にその生きがいとなっていた車っていうものを取り上げてしまった結果
人はすぐに死んじゃうというかね
生きがいを失うと人はすぐに生きる希望を失って死んじゃうっていうことを表してるのかもしれないし
そうなんかすごく微妙な話だよねこういうのって
どういうふうにこう解釈していいのか
とにかく2ヶ月後に死んだらしい
生きがいとかやりがいとかね
タクシードライバーでいるっていうことがその人にとっての
生きがいというか唯一のアイデンティティになってたのかもしれないし
無趣味人間だったのかもしれないし
わかんないそうなってくるともう仕事っていうよりか
自分らしくあるためのツールみたいな感じだよね
この地方のタクシーって
ここの地方のタクシーが全員自動運転に切り替わったら
みんな死ぬんじゃない?寿命が尽きて
突然なんか水を絶たれた植物みたいにさ
一気にしおれてしぼんでっちゃうんじゃないですか
AIが人間の仕事を奪うっていうのは結構残酷かもしれませんね
心不全精神的なことと過励との
男性は特に趣味を見つけるのが下手だし
友達も少ないしね僕なんかもまさにそうで
医者やめろって言われたら僕も急にしぼんじゃうかも
背中曲がっちゃうかもしれない謎の死を遂げるかもしれない
先生が知識的にアップデーされたので
嫌になったっぽいですね先生は独身ですか?
独身です独身未婚
今後も結婚する予定はないですね
独身生活に充足してしまって
今日もバックトゥーザフューチャー見てました
普通にnetflixとかで充実しちゃうんだよね1日が
やっぱりバックトゥーザフューチャー面白いなとか言って
先生には我々リスナーがいますから老後もお任せください
リスナーは僕よりも
一回りか二回りくらい年上じゃないですか
皆さんの方が先に死ぬんだよ
絶望と退屈は時に死に至る病
確かにこれは医学的な
医学の分野でよく言われている統計で
既婚者と未婚者で寿命を比べると
明らかに未婚者の方が
未婚者というか独身者の方が寿命が短い
これはいろんな説があるけれども
一説には孤独が人を死に至らしめるんじゃないかという説が結構有力で
医師国家試験にも出たりしますね
公衆衛生の分野で
人間関係とAIの影響
女性の優しさ欲しくないですか
女性の優しさに対する維持費がちょっとかかりすぎる
だったらバックトゥーザフューチャーでいいじゃないですか
ジェニファーがいいよ維持費が
維持費もかかるし利回りも悪いしね
資産としてはちょっとこうあまり魅力的とは言えない
ジェニファーロペスじゃなくて
ジェニファーはジェニファーで
当時は金もなかったしね
医学生は極貧生活なんで金がかかるようなテーマパークとかにはいけなかった
AIが人間の仕事を奪うことが単に
効率の向上ではなく生きがいの喪失として作用するのは興味深いですね
高齢化したタクシードライバーの命を支えている
患者との関係性を築くという部分が生きがいになる
医者は機械にとって変わられた時に急に死亡してしまうかもしれない
なんかもう今はないらしいんだけど
昔は今僕がいる病院でね
医者と看護師と患者さんたちみんなでバス1台貸し切って
温泉旅行とか行ってたらしいんですよ
今じゃ考えられないけどね
普通に患者さんたちと裸の付き合いをしてたらしいんですよね
昔って言っても1980年代とか70年代とか80年代ぐらい
精神化って結構そういう牧歌的な感じだったみたいです
でね一緒にタバコ吸いながら麻雀したりとか
それを精神療法と称してね
みんなでワイワイガヤガヤ
やってたみたいです
それはなかなかAIに置き換わらないだろうね
ロボットワイフとロボットチルドレントでいいんじゃないかな
ロボットキャットと
人がそばにいないと死んじゃうっていう人にとってみたら
AIがどんどん参入してきて人と人との距離がどんどん開いていくっていうのは
ディストピアかもしれないですよ
でももともと僕みたいにある種の複雑性PTSDみたいに
人間と一緒にいると小学校3年生の頃の自分に引き戻されちゃうようで
怖いみたいなさ辛いお腹が痛くなる
人間にとってはむしろ福音なんじゃないかな
人と一緒にいなくても生活が
持続するっていうのはむしろ人類が待ち望んできた
ユートピアなんじゃないかなっていう気もするんですよ
ここら辺は人によって完全に捉え方が
パッキリと二通りに分かれるのかなっていう気がしますね
コロナ禍の影響
本当に人間嫌いにとってはこれからいよいよ
ようやく追いついたなっていう感じになってくるんじゃないかなって
こんにちはどうも人間嫌いなのに患者さんとの交流というか診断は
大丈夫なんですかねなんか不思議です
確かにね人間嫌いな部分がありながら
それはなんか出したり引っ込めたりできるんですよね別に患者さんに
なんか辛く当たったりとかっていうのはむしろなくて
入り組んでるんですけれども結局ちっちゃい頃母親の顔を
すっごく丹念に観察しながら
生きてきたんですよねこれが僕のスキーマなんですけれども
モードというかだからそれが僕のスキーマなんですよ僕が
家庭で生き延びる唯一のサバイバル術だったんですよね
だから人がどういうことを考えてるかとか人がこの表情をした
時にどういうモードに入るのかっていうことを先回りして考えることが
あまりにも上手いんですよねもう母親で鍛えられてるので
僕はだからそれがまあ痛々しくもあるんだけれども
それが結果的には精神界としての技能につながってるんですよね
人がこういう行動を取った時に次こういうことを行動を取るだろう
とかこう考えるだろうとかいう一挙手一投足が
結構手に取るようにわかる瞬間があるんですよねそういう意味ではなんか
例えばプロポーカーとかね相手のその表情とか行動から
手の内を読むみたいなのも結構僕たく得意だと思うんですよ
まあギャンブルするとね結構破滅する可能性があるんで
まあ一応ちゃんと真っ当にね仇として生きていこう
ということで今医者をやってるけどもだから苦しくもあるんだけど
僕自身を今支えている技術というかね僕の収入源にもなってるので
自分自身にとってがんでもあるけれども
なくてはならないものでもあるっていうなんかすごく難しいですよね
ここらへんって本当はこんな技術なんてね別に身につけたくもなかったし
もっと何にも考えずにボケっとしててもみんなからね
笑われるような笑われてまあしょうがないあいつはねっていう風に
トラさんみたいにねなんかこう優しく扱われたい
人間なんで本当は
でもそれが僕はできなかったんでいろんな理由で
だから精神科医をやってるわけですそういうことってあるんじゃないですか
子供の頃ね小学生の頃いじめられた子がボクシングを始めて
世界チャンピオンになることもあるでしょうし
ある種の劣等感が生きる支えというか糧になって
人よりも優れた能力に開花していくっていうこともあると思うので
そういうことはいろんな分野であると思います
自分ってブスだなとかね自分の顔が嫌だなっていう人が
やっぱり一生懸命メイク頑張ったり整形頑張ったりして
第一線の女優になったりとか
インフルエンサーになったりとかある種の劣等感の裏返しですよね
だからその人にとっては
辛い部分でもあるんだけど同時にその人自身の
一番中核を成しているっていう矛盾ですね
そうだから人間嫌いのくせに患者さんと
よく交流できますねっていうのはおっしゃる通りで
すっごいよくわかんないですよね今の説明を聞かないと
ねえいじめられたのによく世界チャンピオンなれましたねみたいなさ
一見するとよくわかんないんだけど僕の中ではもう筋が通ってるんですよね
えーと私も人嫌いなのでコロナ禍から
生きやすくなったそうコロナ禍が来た時にまあね
こう発言には気を付けなきゃだけど
でもようやく時代が追いついたなっていう感覚もありましたよね
飲み会とかも本当に嫌だったし
人付き合いが本当に嫌だったんで
そのストレスから完全に解放されてめちゃめちゃ本が読めたり映画も見れたり
自分時間が充実してね僕はその時結構精力的に
ライブ配信をたくさんやっててそこで今のね
一気にリスナーさんを獲得した感じがありますね
コロナ禍に一気に人が増えた
人数で言うと多分1000人以上増えましたねコロナ禍の
2年ぐらいでそれまでの10年間の伸び方を
たった2年で追い越したって感じ
ようやく時代が追いついてきたなってコロナ来てからマスクして出かけるのが
すごい安心感がある分かるわマスクもね
結構安心ですよねコロナ禍の不要な交流が
減ったことにめちゃめちゃありがたかった
これは諸説あるんですが僕が見てる患者さんの中でもね
ずっと会社に行くと嫌な上司の口癖が嫌で
とかね発言が嫌でって言って
ずっと給食を繰り返しちゃう適応障害の患者さんがいたんですけど
コロナ禍になってリモートワークになった瞬間にめちゃめちゃ活躍し始めたんですよね
めちゃめちゃ体調いいです先生とか言って
ちょっと薬を減らしましょうかっていうところまで行ったんですよ
全員が全員そうじゃないんですけどやっぱこう息づらさを持ってる人にとってはむしろ
いい風に働くんだなっていう
だからAIが参入した時にものすごく元気になったり
ものすごくこれまで追いかぶさっていた才能がね
華麗に花開くっていう人もいると思うんです
精神科医療の課題
その逆もいるでしょうけど
人との間で能力を発揮する人は急にリモートワークとかになって
しぼんでっちゃうんでしょうけどタクシードライバーみたいにね
ITはリモートだからいいよね
医者はリモートができないからね
精神科はもしかしたらできるかもっていう説もあるんだけど
でも僕の見聞きしている範囲内では精神科医の先生方は
オンラインの診療に関しては大方反対ですね
オンラインでやってくっていうのはやっぱり難しいというか無理なんだよっていう
ベテランの先生方は非常に多い
逆側の方が適応障害になるので
今まで
人との間で能力を発揮してきたような
ひとったらしの人っていうのは突然リモートになった瞬間に
両手両足を塞がれるような縛られるような状態になるんで
突然適応障害になっちゃう人もいるかもしれないです
精神科はその時指を動かしていたとか見てそうですよね
カメラで映した動画
映像って結局2次元になっちゃうので
急に平べったい2次元になっちゃうんでね
その患者さんがどういう服装なのかとかあるいはどういう姿勢なのかっていうのが
完全には捉えきれないし
実際生身の人間と相対してるとすっげーくせーなーとかね
すげー汗くせーなーっていう時もあるし
それがズームとかになっちゃうとあんまり伝わってこなくなっちゃいますよね
あとはそもそも
ズームを立ち上げられる時点でこの人はあんまり困ってないんじゃないかな
本当の精神病の患者さんは
パソコンとかスマホできないですから
できてる時点でも精神科医がやることないんじゃないかなって気もするし
僕はそうは言ってもオンライン診療の可能性を
追求していきたい方ですね
どっちかというとまだ野心的に
最近は同じような志で
早稲田メンタルクリニックの早稲田雄介先生が
ご自身のレクチャーしたうつ病はこうだとか適応障害はこうだ
みたいな動画をどんどんyoutubeにアップロードして
しかもそれがどんどん切り抜きが量産されていっていろんな人に届いていて
そういうパラソーシャルな
医者と患者さんの対話っていうものの可能性を
早稲田先生って突き詰めていらっしゃいますよね
僕もすごく興味深くその動向を今見守ってます
僕自身が出役になってホワイトボードの前で
何か出て解説するってことはあまりないので
パラソーシャルな関係がどういう風に患者さんのメンタルの方に
どう影響していくのかなっていう本当になりゆきを
見守ってる感じですねすっごくうまくいく可能性もあるし
ものすごく悪化する可能性もあるし
まだ心眼ついてないよくわからない領域ですね
苦情ですが今の診療ってなんであんなに短時間なんでしょうかと
保健診療の枠組みがそういう風になってるからですね
基本的にツイン性診療法2とか1とか
っていうのを取るには5分以上まず診療しないといけないんですね
指定が5分やると400何点とか
非指定がやると300何点とか1点10円なので
だいたい3,4000円ぐらい取れるんですね5分面接すると
そっからの伸びってあんまりないんです
5分を10分にしたら2倍になるかっていうと全然2倍にならないんですよ
ほとんど同額なんですよねだから理順を
10分とか15分やるぐらいだったら5分で詰めてって
1時間に12人か
60÷5で12ですね1時間12人で
やってった方がクリニックにとってはありがたいですよね
っていう診療報酬上の制度としても
そういう風に設計されてるからですね
もし1人30分やったら何万円もらえますとかっていう風に
インセンティブ国がつけてくれたらみんな30分とか
1時間とか取って1人1人に向き合うと思うんだけど
今そうやって頑張っても収益に全く何も反映されないので
なので基本的には5分診療ですねでも現実は
2分診療とか1分診療になっちゃってますね
なんでかっていうと体調が崩れた人が5分で収まらなくて
10分15分使っちゃう時があるのでそうするとどっかから
行かないといけないですよねじゃあ状態が安定してる人はもう30秒でいいや
とか1分でいいやって診療になっちゃいますので現実には
5分どころかね1分2分診療になっちゃってますね
で各有僕も結局外来やると5分診療ですね
だからこれは別に精神科医の人格の問題ではなくて
精度の問題なんだと思いますね精神科医にもっと話聞いて欲しいんだったら
そういう政治家を選ばないとダメですねそういう風に精度
診療報酬制度を作ってくれる政治家を選ばないとダメです
政治の問題です医者の問題ではない
まあそういったところに疑問を持つ先生がいてまあそれがその
増田先生とかそうで5分でしか結局ね見れないと
でもそうするとやっぱすごく限られた話しかできないから5分で話しきれない
話をyoutubeにバンバンアップロードしていこうと
うんだから続きはyoutubeで見てねとかっていう風に
患者さんに誘導するわけですよねこの動画でだいたい話したからこの動画
ぜひ見てねとかそういう形でなんとかね5分
YouTubeと本の話
でも成り立たせよって頑張ってる先生はいらっしゃいますけど
あと本書いたりとかそこの辺のことを
分かりやすく患者さんに本を書いて買ってねみたいな僕はなんか
本買ってねよりかはyoutube見てねの方がなんか
良心的かなと思うんですけどねこの今の時代
youtubeってただだし見やすいしね本買ってねって
ちょっとこうオフセ感が出ちゃってね宗教みたいで
あんまりちょっとこう良くないんじゃないかなって気もします
さてじゃあそろそろ終わります
18時からちょっと母親と通話があるので
ぼちぼちじゃあ終わりますでこの後
この枠のアーカイブをyoutubeとあと
それぞれアップロードしますので始めから聞きたい方は
そちらの方もぜひフォローお願いします
youtubeとりあえずねあのチャンネル登録者数500人を
今目指してるんですよね500人からあの
有料会員限定の配信が可能になるんですよ
そうすると余計なよくわかんないアンチとかに見られずに結構深い
話もできるのでできれば500人目指してまず頑張りたい
ですねはいお疲れ様でした
01:18:50

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