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マートフォンで映画を撮ったんですよ。
いろいろなことができるようになっているという時なので、
これで撮れるじゃんと、みんなにどんどん思っていただきたいですし、
そういったのも、やってみて初めて発見することもあるので、
いろんな人、映画を作ってほしいですね。
黒木瞳の映画ここだけバナシ
こんにちは。暇な家で配信始めております黒木瞳の映画ここだけバナシ。
今回も聞いていただきありがとうございます。
そして今回のプロフェッショナルな方は、映画監督兼撮影監督の曽根剛さんです。
引き続き、今日もよろしくお願いいたします。
曽根剛です。よろしくお願いします。
曽根さんの名前も有名になりましたよね。
いえいえ。
もう悪いことできませんよ。
はい。悪いことできないですね。
悪いことはしていらっしゃらないと思いますけれども。
いろんなお話をずっと伺ってまいりましたけれども、
記録に残そうと、この低予算の超映画製作術という本を出されましたけれども、
やっぱりカメラを止めるなっていうのは、異常にヒットしましたからね。
異常ですね。
今後これを超えるようなヒットぶりの映画が日本に出てくるんだろうかって思いますね。
生きているうちに。
出しましょうよ。
出しましょう。
出しましょうよ。
そうですね。出しましょうって言わないといけないですね、こういう時は。
だってこれも本に書いてありますけど、監督は超がつくほどポジティブな思考だと。
そうです。超ポジティブです。
そうなんですか。
そうなんですよね。本当、それってやっぱり作品に生きるなと思ってるんですよね、ポジティブ思考って。
なんかトラブルが起こったら必ずそれを生かすと。
私が転んでもそれを生かしますし、取り切れなかったってなったら、次回再撮でそれを生かすように撮ると。
トラブルが起こったことが、本当に生きている作品に全部生かされているっていうのが、ポジティブならでは生まれてくることなんだろうなと思いますね。
やっぱりポジティブじゃないといけませんよね。何でもそうですけどもね。
でもなかなかポジティブにならなきゃいけないって言ってても、やっぱりなれないことも多いじゃないですか。
どうします?そういう時。
私も割とポジティブなものごと楽観的に見てるので。
そうですね、ずっと今回何回かお話しさせていただいて。
ポジティブに持ってこう、持ってこうとして結果良かったっていうことが結構ありますね。
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ポジティブにならないけど、とにかく映画が好きっていう映画を撮り続けたいっていう、そういう強い思いというか志っていうのを感じられましたけれども。
でもやっぱりこの本を出したのは、みんなが映画業界自体を考えていってほしいと。
いろんな人が、映画やめようかなと思ってる人が、映画撮れるんだよって。
僕たちにもできたから、あなたにもできるよっていうような、とっても希望の光というか、そういうものもメッセージ性としてありますよね。
そうなんですよね。
低予算、低予算、低予算って結構悪いことのようにも思うんですけど。
お金がない、何回か今回の収録で話してますけど、お金がないって決して映画が撮れないっていう言い訳にはならなくて、お金がなくても工夫次第で作品が作っていけるんだと。
そんなことに多くの人が動いて、行動を起こしてくれたらなっていうきっかけになれればなと思って書いておりますね。
でも確かにその業界がこの一本の映画で活気づきましたしね。
そうですね。カメ止め以降で結構、映画館側もインデペンテントをどんどん応援しようみたいな劇場も出てきましたし、
ファンの方もインデペンテントを割と見に行くっていう習慣ができてる方もいらっしゃいますし、結構その辺は変わってきたなと思います。
今はね、本当に携帯で映画を撮ったりとか、何でもできるような時代になってきましたので、
だから多様化してるじゃないですか。映画って一口で言っても、フィルムからデジタルになって、デジタルから携帯でも撮れるようになって、
4Kとか16Kとか、本当にどこまでついていけるか私も分かりませんけれども、
それからCGが出てきて、本当にVFX、それからアニメの映画だってものすごい日本はね、やっぱりどうしても上位がアニメになってしまいますけども、
でもそれでもやっぱり素晴らしい技術なので、やっぱりその日本人が日本の映画をどんどん応援していくっていうことって大切なことかもしれないですね。
去年の年末、まさにスマートフォンで映画を撮ったんですよ。
そうなんですか。
短編映画を撮りまして、東北の方で雪の中でスマートフォンだけで映画を撮りまして、
これまで映画の中の実景の一部分だったりとかはスマートフォンで撮ったりしてたんですけど、
劇場で公開する用のやつを全部スマートフォンで撮るっていうのが私初めてでして、
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本当、いろいろなことができるようになってるっていう土地なので、
私もこれからもどんどんいろんなことをやっていきたいなと思って、
本の中ではスマートフォンでも映画が撮れるって書いてあるんですけど、私自身がスマートフォンだけで映画を撮ってないじゃんと思って、
PVとかは撮ったりしてたんですけど、PVとかちょっとした短いのはそんな撮ったりもしたりして、
これで撮れるじゃんとみんなにどんどん思っていただきたいですし、スマートフォンで編集もできるんですね。
そうなんですよね。
実際やったら画面が小さすぎてちょっとやりづらかったっていうのが、iPadのOTバージョンですと結構いいなと思うんですよ。
指で感覚的にこのカットをこっちに移動させるっていうのができるので、パソコンよりもある意味便利なんですよ。
感覚的に移動できるので、マウスをクリックしてドラッグしなくていいので。
そういったのもやってみて初めて発見することもあるので、いろんな人映画作ってほしいですね。
本当にPCじゃなくて、今後やっぱりiPadとかで映画撮っていける、変わっていくような流れがあるんですよね。
多分あると思いますね。今映画学校とかでも編集を普通にiPadでやってる授業とかあるみたいですし、
街中で見るのはYouTuberの人が多いんですかね。iPadで編集してるのを実はよく見かけますんで、完全にこういう流れだなと。
本当に時代は流れていくので、今一番いいのが一番いいんだろうけれどもね。
映画を愛する人たちって本当に支えてもらってるので、作り手側も見てくださる方々も本当に支え合いながら盛り上げていきたいですしね。
コロナ禍ですから余計にエンターテインメントの力で励ましていけたらいいですよね。
今後撮りたいものっていうのはございますか。
いっぱいあるんです。構想もいっぱいあるんです。
例えばどっち系ですか。血だらけ系ですか。それとも。
いろいろですね。血だらけ系も一個構想としてあるんです。
一方でファンタジーみたいなのも撮りたくて、北欧だったりとかでちょっとファンタジーみたいなの撮りたいのがあったり。
北欧でファンタジーっていうのは北欧のどちらですか。
北欧の、具体的に決めてないですけど、北欧の4カ国のどこかかなと。
じゃあオスロにしたらどうですか。
オスロですか。それはなぜ。
フログネル公園っていうのがあって、そこへ行ってみてください。
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まずはインターネット上で行ってみてください。
フログネル公園。
フログネル公園ですね。
行ったのはね、今スタッフの方が。
これはすごい。
生まれて初めて行った北欧が、ノルウェーとスウェーデンで、ちょうど6月で白夜のときだったんですよ。
その白夜のときに、そこフログネル公園に行って、
なんか不思議な、北欧の人たちの思いとか、文句がなぜ叫びを書いたのかとか、
いろんなことが自分の中であって、
もし北欧で囮になるなら、私はそこを進めます。
今白夜の話が出たんですけど、白夜も作品に活かしたいですね。
白夜って、夜中の2時ぐらいまで明るくて、
4時ぐらいになると、だから明るくてというか、薄暗くて、
ほんの2、3時間だけ、ほんの夕暮れみたいな感じで。
それでまた昼前になっていくんですよ。
人ってやっぱり、コントラストがないとメリハリつかないじゃないですか。
メリハリがないわけですよ。
そうすると、いろんなことを考えられるんで。
だからおっしゃってるように、東京ではなくて、地方でもなくて、海外に行って、
そこで触れたもの、感じたこと、そういうことを映画にしたいって思われる、
思いっていうのは、ちょっとわかる気がしました。
実際どこかの、他の国に行って、
新たな感覚を受けることによって生まれてくるものっていうのが結構ありまして。
じゃあアイスランドも行ってください。
アイスランド行きたいです。行ったことないので。
アイルランドしか行ったことないです。
アイルランドも大好きです、私。
アイルランドもいいですね。
アイルランドね、世界一美味しい柿があるんですよ。
柿?
はい、柿の店があるんですよ。
それは美味しいですよ、大西洋で採れた柿。
こんなちっちゃいんですけど、私も今まで食べた柿の中で、
もう世界一だと思ってました。アイルランド。
アイルランド。
フランスよりも美味しかったです。
全然違う話になってきました。
柿剥き名人っていうのがいて、
柿を毎年、硬いじゃないですか、殻が。
あれをいかに早く剥くかっていうコンテストがあって。
そんなコンテストあるんですか。
ちょっと面白いでしょ。
なんか使いそうですね。
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それで、そのレストランは、
それこそ後続の方も行かれたぐらい、
もっと言うとハリウッドのスターたちが本当に飛行機でそこまで行って、
ヘリコプターで行くくらい有名なところらしいんですけど。
柿を食べに。
で、そこに柿剥き名人、つまり優勝者が目の前で
柿をベンベンベンって剥く。
ものの数秒で剥けるわけですよ。
これはもう優勝するだろうっていう。
アイルランドは是非、モハーの弾劾と、
柿剥き名人の映画を撮ってください。
モハーの弾劾って行った気がします、確か。
行かれました。
と、柿剥き名人。
多分ネットで見たら一番美味しいのってすぐ分かると思います。
アイスランド。アイスランドはもう地球の原点ですから、
地球の割れ目とかありますから、
もうなんかもう冬に行ってほしい。
寒い冬。
はい。
はい。
ちょっと行っていろいろ構想を練りたいですね。
でもアイスランドっていっぱい映画撮ってるみたいですよ。
スターウォンとか。
そうそうそうそう。
インターステラとかもそうじゃないですか。
かもしれないですね。
割とそういうファンタジー的な映画が。
インターステラはファンタジーというよりは量子学の範疇なので、
私も量子学もう一度勉強し直したいなって思うくらい。
だって時間って超えられないんですってね、本当は。
でも超えられるかもしれないっていう願いを込められてるじゃないですか。
そういう意味でファンタジーかもしれませんけど。
いや難しい映画ですけど忘れられない映画の一つですね。
70ミリで見ました?
70ミリ?
なんか正方形で上映と普通の30ミリ。
ごめんなさい、私これで見ました。
2回見ました。
ということは正方形じゃない?
ないです。
はい。
なんか当時本当正方形なんですよ、画面が。
通常のDVDだったり通常の劇場になるときは上下が切れてしまって35ミリ上映みたいな形で。
上下で見るとなんかすごい。
正方形?
なんかすごい違和感。
今時正方形なんてあるんですか?
そうなんですよ、正方形なんです。
それくらい凝ったんだ。
初めて聞きました。
画面の下とか上とかも見れるから不思議な感覚でしたね。
アトラクションの体験を見てるかのような感覚で映画を見ました。
でもそんな話をしてるとそうやって撮りたくなるんじゃないですかね。
いろんなことを。
そうなんですよね、撮りたくなるんですよね。
今カセットテープで音楽をレディーカーが作ったりとか、いろんな古いものを決して古いものを扱いしないで、
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それも新しいものとして今の時代の今の人たちに受け入れてもらえるという努力を映画人たちがするということ。
映画人というよりも曽根さんがするということなんでしょうか。
ですね、ですしみんなにも、映画人みんながやっていくべきことなんじゃないかなっていう。
そのうちあれじゃないですか、講師として呼ばれちゃうんじゃないですか。
こんな本出しちゃったら。
私、講師は、でも一回ユーバリでやりました。
本の中でもユーバリ。
人が見に来ない劇場で、小屋で放映されてたという、カメラを止めると。
そういったことを言いましたし、本の中でもユーバリ国際ファンタのことをあまりよく書いてないのにユーバリから呼ばれたんです。
私もユーバリ、呼ばれないと思ってたんですよって伝えたら、そんなことはないですと。
なんか、なんとなくあかんとかみたいな。
そうなんですね。
呼ばれないぐらいだろうのつもりで言ったんですけど。
やっぱりね、ちゃんと見てくださっている方、ちゃんと見てくださって、素晴らしいものは残っていくということだったと思います。
そういった意味でも曽根さん、映画監督もそして撮影監督もやられているので、
本当に幅広くこれからご活躍を楽しみにしております。
ありがとうございます。
今回は、カメラを止めるなの撮影監督をやられました。
曽根たけしさんをお迎えいたしました。
本当にありがとうございました。
ありがとうございます。