1. 黒木瞳の映画ここだけバナシ
  2. 16_1山口プロデューサーから、..
2021-09-06 18:36

16_1山口プロデューサーから、黒木瞳さんに聞きたいこと(ゲスト:プロデューサー&監督 山口雅俊さん)


今週のゲストは、山田孝之さん主演の映画・ドラマ「闇金ウシジマくん」シリーズや、藤原竜也さん主演の連続ドラマ「新しい王様」シリーズなどお金をモチーフにした作品を数々世に出してきた、映画監督兼プロデューサーの山口雅俊さんです。
今回は山口さんが黒木さんに色々質問していく特別版です!

See Privacy Policy at https://art19.com/privacy and California Privacy Notice at https://art19.com/privacy#do-not-sell-my-info.
00:01
ちょっと政治をモチーフにした作品とかの巡業をしている中で、
僕の中で、都知事になれる人となれない人っていうのがあって、
黒木瞳さんなんかは都知事になれるというのが。
ちょっと映画とは全然かけ離れてしまいましたけど。
そう、あれなんですけど。
黒木瞳の映画ここだけバナシ
こんにちは、黒木瞳です。
ポッドキャストを聞いていただきありがとうございます。
今日も映画に携わる様々なジャンルの方々と、ここだけバナシしていきます。
今週のゲストは、藤原達也さん主演の連続ドラマ新しい王様シリーズや、
山田貴之さん主演の闇金牛島くんシリーズなど、
お金をモチーフにした数々の作品を世に出してきた、
映画監督兼プロデューサーの山口雅俊さんです。よろしくお願いいたします。
はい、お見せです。よろしくお願いします。
はい、数々のヒット作を世に送り出して来られたんですが、
すごいですよね、本当に。
貝児とか秘密な子ちゃんとか、牛島くんもそうですけども、
それからテレビで言うと、
なにわ金融堂から、あけんの品格ですか?
もうたくさん世に出して来られたんですけれども、
そのヒット作を生み出す、山口さんのパワーはどこから出てるんですか?
なんかとにかく走り続けてないと、なかなかね、
キャスティングとかもううまくいかなかったりするので、
とにかく作り続け、考え続けることが大事だと思うんですけど、
私、神戸の海沿いというかですね、
ちょっと下町の高校の出身なんですけど、
宝塚とか門戸薬人とか、小林とかですね、
阪急電車。
小豆色の。
小豆色の阪急電車というのは、すごく憧れですね。
そこの宝塚の娘役のスターだった黒木富さんというのは、
もうとてつもないスター。
なに、うるさいです。
もう何十何年も前のお話なので、
ちょっとお金にまつわる話がずっと続いたのでお伺いするんですけど、
宝塚の学校とか通ってらっしゃった時とか、
まだこう黒木ひとみという名前が世に出る前っていうのは、
だいたいどういう風な金銭感覚でお過ごしになって、
どういう職生活をされていたの?
私は今と違うんですけれども、
記念受験で受験しまして、
だからもう試験はとにかく楽しくて楽しくて、
合格すると思っていないので、
思いっきり楽しんだんですね。
それが逆に良かったのかわかんないんですけれども、
だから親に反対されたんです。
合格した後も行くなと。
ですけど、私は芝居をずっと高校演劇からやっていたので、
03:02
やっぱり何かこうそういう人様の前で芝居するとか、
何かをするとかっていうことをやりたくて、
お願いして、
最後の最後に自分の道を歩かせてくださいって言って、
オッケーしてもらって行きましたので、
仕送りが10万円だったんです。
住み入れ料ってありますよね。
料が4,000円なんですね。
で、後の残りの9万6,000円。
6,000円がお弁当代とか、
あと食費とか何とかで、
9万円は全部レッスン費でした。
生学、日部、タップ、何とかっていう、
だからそれを2年間、1枚の洋服も買いませんでした。
あの時に外食とかはするんですか。
2年生になった時にたまにしましたけど、
でもやっぱりとっても仕送り額が多い同期生と、
私みたいに決まってる場合、
とにかくレッスンしなきゃいけないと思ってたので、
レッスン費の方に費やしてましたけどね。
あと、黒木ひとみさんのルーツというか、
お金のルーツですか。
お金というか、クリエイターとしてのルーツを書きたいんですけど、
高校演劇とおっしゃってましたけど、
あの頃って塚公平さんとかの時代ですかね。
別役みのるさんとか、必ず東竜門のゆうずる。
そこからやって、
マイナーなんで、あまりご存知ないんですけど、
高校演劇って地区大会、県大会、九州大会、全国大会ってあって、
我が校始まって、県大会に優勝して、
私部長だったんですけども、九州大会まで行って、
それで全国大会には行けなかったと。
その時の偉い先生方が来ていらして、
私のことを、なかなかいいんだけど、
鉛がきついって言われて、
はいとか言いながら、
でもそういう悪くないなみたいなことは言われました。
その先生に会ってみたいものだと思うんですけども。
でもあの頃って、そういう高校生とかの演劇とか、
前世紀で、東京では別役さんとか、
赤テントとか黒テントとか、
本当に食っていけない役者さんたちが山ほどいて、
何をやってんだっていうようなパワーがあった時代で、
今も本当に大人計画とか三谷さんとかっていうと、
すごいメジャーだけど、
あの頃の演劇人たちって、
06:01
下北沢とか高円寺とか、
神戸もそうだしたし、どこでもそうですけど、
九州でもそうですけど、
本当にみんな議論して、
何の議論してるのかよくわからない。
文学座とか、俳優座とか憧れましたね。
どうやったらいけるんだろうと思った。
福岡の田舎でしたので。
この間、藤原達也君と飲みに行ったら、
吉田幸太郎さんが来られてて、
吉田幸太郎さんその当時、僕が学生の頃って、
シェイクスピアシアターっていう、
渋谷のジャンジャンで、
全シェイクスピアの演目を、
ジーンズを履いて、私服でやるっていう、
それで僕、たぶん吉田幸太郎さんの芝居見てたんですよね。
次、吉田幸太郎さんとお仕事する機会が、
たまたまあるんで、
次回のゲストが吉田幸太郎さんということで、
とてもよかったんですけど、
そんなことをやってて、
吉田幸太郎さんもその頃、
なかなか食べていけなかった時代があったんだと思います。
すいません、宝塚に戻りますけど、
この宝塚の体験と、その後の黒木さんのですね、
役者としては大体想像つくんですけど、
映画監督とかですね、
そういうふうな、つまり演出したりする側ですよね、
の試みというのは、
どういうふうに結びつき、
それが活かされ、活かそうと思われて、
もちろんまさか、
映画を撮るなんて思っても見なかったんですけど、
でも1本目の時、たまたまそうなって、
お役目として、
私が監督をするということになったのですけれど、
その時すごく思ったのは、
私が今まで何十年やってきた女優としての、
スキルと言ったらちょっと大げさですけれども、
心構えだったりとか姿勢とか、
そういうものを吉田幸太郎ちゃんや木村佳乃ちゃん、
バトンを渡せたらいいなっていう、
彼女たちが頑張ってくれて、
日本の女優がもっと元気になってくれたらいいなっていう思いが、
すごく強かったですね。
なので、役者って、
もちろん心の中でこういうふうな芝居をして、
自分でOK、監督ももちろんOKっていうのはあるんですけれども、
スクリーンにそう見えないっていう時があるんですよね。
その芝居を自分はしてるんだけど、
そのお手伝いができるなと、同業者なんで。
っていうような思いもありましたし、
例えばその後に去年公開した、
十二単位起きた悪魔というのは、
これは時代はいつでも動くから、
いつまでもその場所に立っていられない。
若い人には負ければいいっていう、
かっこいい内畑真希子さんのセリフがあるわけです。
09:01
そういう思い、自分の中で。
だからどんどん日本の女優たちが、
パワフルに元気になっていけたらいいなっていう思いが、
その演出の情熱になっているのかなというふうに思います。
この間から岡田の話をしているので、
実際の黒木演出のですね、
実際の現場の話をちょっと聞きたいんですけど、
女優さんというか俳優さんをやっている時の、
現場のお弁当を見る感じと、
監督としてお弁当を食べる日もあるんですか?
監督をやられている時は。
一応この間はありました。
ミーティングプラスお弁当みたいなことですけど。
どこの弁当が好きだとか、
いくらぐらいの弁当が好きだとかってあるんですか?
黒木さんはそもそも、
このロケ弁の弁当代とかっていうのは、
何か分かっておられます?
はい、もちろん分かってます。
それはもう全員分かってますよ。
だから制作費があるのかないのかもよく分かりますし。
ただスタッフとして入った時は、
やはり豪華なのが出ると、
なんか嬉しいみたいな、
役者の時と違う感情で喜びますけど。
でも監督になるとスタッフの体力とかすごい気にしますから、
揚げ物が若い亀橋のためには、
食べ物がもうちょっとあった方がいいんじゃないかと考えますよね。
そうですね。
だいたい私は小食なので、
食べさせます。
そうですか。
特技とか、現場で撮影のためのマシーンとかっていうのは、
わりとこだわる方ですか?
マシーンというか。
こういうクレーンを使いたいとか。
それは作品の中で最初からクレーンは一箇所しか作れないとか。
レールは何本までとか、いろいろ。
だから一回目の時は、
雨フラッシュをやめてくれと言われて予算がないから。
でもここは雨じゃないといけないから、
どうやったら雨を降らせてもらえますかってLINE Pに聞いたら、
大勢の結婚式のシーンで黒草の知り合いを30人くらい。
自前の衣装で。
そうしたら雨を降らせてあげるみたいなことも言われたりとかして、
集めました。
なるほど。
でも楽しい経験です。
そうですね。
そうやって一つ一つ、もちろんお金が絡んでくるわけですよね。
何を用意するにしても。
そうやって一つ一つやってるっていうことがわかったことで、
12:02
演者として入るときは感謝しながら入ることができるようになりました。
もっと今まで以上に感謝するようになりました。
そうですか。
それは黒木さんのグッドネイチャーというか、
人間としてすごく素晴らしいところで、
僕は基本的には監督やるときとプロデューサーやるときは、
監督やるときはプロデューサーとしての苦労とかは一切忘れるようにしてるんですよ。
基本的にはわがままにならないと。
全然知らん顔して言ったり要求したりしないと、
あんまり遠慮しないようにしていたりするんですよね。
あんまりわからないほうが、
どうせ頭を押さえつけられたりしますから。
優しいのかな、黒木さんは。
男と女の違いなのかなっていう。
あんまりくくっちゃいけませんけど、今の時代。
だけど、最初に撮ったときに、外国人記者クラブに呼ばれて、
そのときに言われたのは、やっぱりアメリカでも女優が主役の作品が少ないと。
女性が監督をやってもあまり評価されないと。
それはアメリカでもそうだから。
日本でこうやって女優が監督をするっていうことっていうのはすごく喜ばしいことだから、
ちゃんと頑張りなさいみたいなことを言われたんですけれども、
記者クラブの人たちはみんな、私が撮った作品じゃなくて、
私が出演した映画の質問しかなかったんですけど。
でもそれはそれで励ましてもらいました。
でも最初の嫌な女っていう、最初の監督作品の中に、
やっぱり前々回からずっと話を話題になってるお金っていうかですね、
例えば弁護料がもらえるかもらえないかとか、
木村佳乃さんがいくら騙し取ろうとしてるかとか、
お金が戻ってくるか戻ってこないかとか、
取り返せるか取り返さないかっていうのがずっとありますよね。
そういうのがあるなと思って。
だからそういう意味で言うと、
僕が今まで作ってきた何は金融道とか新しい王様とか、
闇君島君とある通定する社会的なフレームワークとか、
お金のフレームワークっていうのがあの映画にもあるなと思ったんですよね。
面白いなと思って。
でも割と僕は割とそういうのをえぐく、
実際に札とかをこうかとか出しちゃうんですけど、
黒金演出は割とお金の話が割と出てくるんだけど、
そのお金の単位がいくらかとか、
お金の実際の札束とかっていうのは出さないで、
裏にずっと通定させてるというかですね、
15:00
ずっと感じさせてるという意味で言うと、
そのさりげなさというか、
あれが割と黒木さんの、
もうちょっとえぐさを、
えぐさがないところがいいな。
養わなきゃいけないのかな。
それが嫌な女のある特徴、
いい意味での特徴になってると思う。
その金額が出てこないところが面白いなと。
そうなんですね。
いろいろアドバイスありがとうございます。
あと僕は、
今自分でですね、
政治をモチーフにした作品とかの準備をしてる中で、
僕の中で都知事になれる人となれない人っていうのがあって、
都知事っていうのは、
日本の総理大臣とか国会議員とか県知事とかよりもはるかに、
都知事は票数を集めなきゃいけない。
一番に日本の政治家の中でもっとも票数を集めなきゃいけないから、
ある程度大きな知名度と、
この人だけは嫌だっていう反対層のいない、
すごく広い層が必要な政治家のタイプなんですけど、
黒木ひとみさんなんかは都知事になれる。
映画とは全然かけ離れてしまいましたけど。
黒木さんって今まで政治家になろうと思ったこととか、
誘われたことはありでしょうけど。
いや、ございませんよ。
ただ父が庁議やってましたから、
父なんかは大変野心があったと思いますけれども、
でもやっぱり選挙活動とか、
たった町の選挙活動だけでも大変女思い知ってますし、
女性第一号の総理大臣の役もワウワウでやったんですけど、
とにかくセリフが覚えにくいんですよ。
総理大臣になると。
だから本当苦労しましたので、
政治家は議事体験だけでいいかなとは思います。
黒木さんは女優で映画監督でということじゃない、
別のパラレルワールドで別の仕事をする可能性があるとしたら、
何になるんだったら、何だったら可能性はあったんですか。
別はもともと音楽の先生になるつもりだったんですけど、
今の仕事じゃない以外のものをするとしたら、
うどん屋さん。
うどん屋。
なんでうどん屋なんですか。
母がうどん作ってたから。
そうなんですか。
鶏がらで作るんです、だしを。
それはどこ、
九州。
九州の。
さぬきうどんの粉を買って、
今年こねました。
18:00
そして踏みました。
おいしかった。
どれくらい寝かせるんですか。
そんな寝かせないです。
おいしかった。
あれですよね、いわゆる博多と北九州で食べれる、
あのタイプのうどんですね。
そうです。
ただ麺がさぬきうどんなので、
あれなんですけど、
細く切って、
うどんはね、
うどんは奥が深い。
やっぱり鶏がらですよ、鶏がら。
鶏がらですからね。
ということで、
今日はこのへんで。
ありがとうございます。
18:36

コメント

スクロール