アンパンマンを観るたびに、ずっと思っていたことがある。
カレーパンマンのカレー、黄色すぎない?
子どもの頃は給食のカレーが基準だったから、なんとなく受け入れていたし、甘口だから黄色いんだろうな、くらいに思っていた。
星の王子さまカレーとか、アンパンマンのパウチのカレーとか、あの常温で持ち運べるやつ。おにぎりと一緒に持っていけば、レンジなしでカレーが食べられるあれの色だから。
というか、これら本当に革命すぎ。「子供用」という製品で軽視されてるけど、だいぶ助かりまくってる。レトルトカレーたちも見習って!!!これのおかげで豊かで身軽な弁当生活送れました。感謝。
でも大人になって、改めて考えるとやっぱり黄色い。というか、服黄色だもんね。顔はさ、カレーパンだとしたら茶色すぎるよね。焦げすぎてる。そしてパン粉どこいった。カレーパンマンだから、カレーパンってパン粉ついてないとカレーパンって名乗っちゃいけないんだけど。
カレーパンマンが口から出すカレーについて。
茶色の概念がない。黄土色ですらなく、ほぼ黄色。
大人になったからこその結論。
ターメリックを多く使ってるんだろうなって思った。
あとさ、カレーパンマンは口からカレーを噴射するけど、
ドロドロの日本式カレーだったら、あんなに勢いよく飛ばない。
つまり、あれはサラサラ系。もしかするとカレーですらなくて、南インドのダルスープ(インドでいう味噌汁みたいな存在のやつ。カレーの一種でもあるんだけど)なのではないか。
しかも不思議なのは、カレーパンマンがカレーをアニメの中で提供する時、だいたいご飯の方が分量が多い!!!!なんでー!と思ったけどやっぱり自分は普段パンだから、ご飯に飢えててついご飯多くなっちゃうし、そもそもアンパンマンの世界の人たち、パン食だからこういう時に米多くしてあげよ〜の優しさなのか、自分のカレーに自信がないのか、米が物価高だけど優しいから大盛りにしてくれてるとか。
だけど、カレーパンに置いて、ルーってパンに比べて少ないじゃん、そもそも包まれているし。
私は、カレーが、カレーライスの方を見慣れすぎて、カレールウとご飯の割合は7:3でカレーが多い方が当たり前と思っていたけど、これは自分の中の決めつけであって、カレーパンにおけるルウをご飯にのせるとなると控えめでいいのか〜。カレーライスにおけるカレーと、カレーパンのために作ったカレーは粘度が違うもんね!!
けどさ、それにしても、カレーパンマンならもっとカレーを前面に押し出してアピールしたらいいのに、マジでご飯の方をメインに差し出してるし、スプーンも雑に添えてる。カレーに浸っててめっちゃ嫌。おもてなしかけてる。カレーパンマンってデリカシーなさそうだもんね(偏見)
だけど、考えていくうちに気づいた。
カレーパンマンはカレーが好きなんじゃない。
カレーを“背負ってる”。カレーが好きすぎて、脱サラしてカレー屋始めたというタイプではなく、家業引き継ぎパターンだと思う。
彼は自分の中から無限にカレーが湧くわけじゃない。
バタコさんが補充してくれる。
つまりカレーは仕事で、宿命で、役割だ。
私はお菓子屋をやっていたからわかる。
元々、お菓子は食べる方はそんなに好きではなく、作るのだけが好きで始めたから、特に作りすぎると余計に全くケーキなどを食べたくなくなる。
カレーパンマンもそうだと思う。
元々好きでもない料理ジャンルに毎日触れすぎて、あんまりもうカレーみたくないんだろうね。
私は作ってない時間とか、お風呂の時間とかはお菓子から離れられるけど、カレーパンマンは常にカレーと一緒だし、吹き出すから、常にカレーを口に含んでるんだよね?
そりゃ嫌だわ〜。
そしてさ、食べてるどころか、自分から吐き出してるんだから、その感覚でカレーと向き合ってたらそりゃ嫌になる。
というかさ、カレーパンマンのカレー、ばたこさんが作っとるやん。
掘り下げていくと、アンパンマン世界の真の料理担当は完全にバタコさんだった。パン生地以外の全て作らされてる。
アンパンマンのあんこを炊いたのも、カレーパンマンのカレーを作ったのも彼女。(かき混ぜたりするのが多いから、チーズも結構混ぜるの手伝ってくれてる。)(自動で混ぜる機械買ってあげよう。パン捏ねの機会はあるっぽいから、それの先っぽ変えて、鍋も自動でかき混ぜようよ。特にあんことかほんと大変だよ。)
ジャムおじさんはパンしか作らない。
パン屋の手をしすぎてるからもうこれだけで十分なんだけどね。パンダのシャンシャンがいるだけで十分〜みたいな感覚。パン屋の手を持って生まれて、パン屋になってくれてマジ感謝〜
美味しいパンを焼く人の手って、本当にわかるよね。実生活でも。手だけ見てわかる。
パン屋さんの手図鑑あったら欲しい。作りたい。
そもそも、アンパンマンがここまで気軽にパンをいろんな人にあげれる豊かさがあるのは完全にジャムおじさんとバタコさんのおかげなんだよ。それなのに、称えられるのはいつもアンパンマン。
でも、見えないところで支える人がいなければ、あの世界は回らない。
そういう存在に気づける人間になりたいと、最近よく思う。
というか、アンパンマンの住人たちは結構みんな感謝述べてる「いつも」ありがとう。と、ジャムおじさんやバタコさんに言ってるのを聞いたことある。何回も。
だからみんな陰の立役者のことを知っていて目立つ部分や形式的な感謝で終わらず、深い感謝で繋がってるからあんなお気楽世界が続いて、毎日天気も晴れてるんだろうな〜。太陽のグラデーションが素晴らしいんだよね。アンパンマンの世界。
とにかくアンパンマン大好きなので、チャーハン王子の回を観て、追加で思ったこと言いたい。
お調子者っぽい声色のチャーハン王子。みんなにチャーハン振る舞う時に盛大に失敗。
正直、自分で王子って名乗っちゃうやつは失敗してくれーと思ってたけど。
王子っていうのは人から呼ばれるものであって、自分では言わないからね。
人に振る舞う時ほど、料理はうまくいかないのは痛くわかる。
気合を入れすぎると、失敗する。
どうでもいい日の夕飯ほど、なぜか美味しくできる。
本気で評価してほしい相手に出す一皿ほど、空回りする。
だから私は、店も人も、一回で判断したくない。
でも、食べられる回数も、胃袋も、人生も限られている。
結局、一回で判断せざるを得ない現実がある。
気合を入れすぎると失敗する現象。
料理だけじゃなく、人生全部そうなのかもしれない。
でも、じゃあ「適当」が正解かというと、それも違う。
見栄を張らずに、落ち着いて日常を生きて目の前に人に提供する優しい気持ちが料理やあらゆるサービスに必要なことなんだと思う。
やっぱりいい世界。アンパンマン。
アンパンマンがあんぱんちぎるのもいつも適当だから、絶対大きさの差とか、中心部分の人あんこ多くていいなあとかここまで配るなら薄皮あんぱんスタイルにしたらいいのにーとかなるはずなのに、誰も言わない。
自分が持ってるものを惜しみなく与えることとそこへの感謝で世界が回ってて、バタコさんみたいに本当に忙しい人が、忙しいアピールや、慰めてアピールを一切せずに基本は呑気キャラでみんなを支えてるのが本当に素晴らしい。バタバタしちゃうのはお前らのせいだぞ!って思っちゃいそうなのに、それをキャラとして演じ切ってくれてるし、チーズも、忠犬ハチ公みたいなスタンスなのがいい。犬だから可愛がられるのあたり前〜と思ってるシェアハウスにいるタイプの犬とは全く違う。
【食い意地ラジオについて】
9/14 、くいしんぼうの日に生まれた私は日々食べ物や食事の時間を抱きしめて過ごしています。食に対して毎日真剣に、全力で、血眼で向き合った結果、食事を睨むくらい食い意地が止まらなくなってしまい、1日中食のことしか考えられなくなってしまいました。そしてなんでも食べるようになってしまいました。食いしん坊がただ自由に暑苦しく、うざったく、食への愛と食い意地を爆発させているラジオです。
自我強くてごめん。
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