これだけ栄養をとっているはずなのに、私は定期的に風邪をひく。
だいたい喉から始まって、鼻に抜けていくタイプの風邪だ。
多分、喋りすぎの罰なんだと思う。
そう思って一応反省はするんだけど、そういう時に限って、ものすごく喋りたくなる。
結果、風邪はだいたい1ヶ月くらい居座る。
もう友だち。
さすがにこれは今日は無理だな、という日がある。
熱もあって、体も重くて、
「今日はこの私でも、おかゆしか食べられない日だな」と思う。
正確には、おかゆというより、
熟々に溶かした豆腐とか、茶碗蒸しとか、
そういう“病人メニュー”しか無理な日。
でも、食い意地の性質はいくら風邪ひいていても無くならないので、
おかゆを作ろうと思って立ち上がり、何かを口に入れると、
その瞬間から、急に元気になる。
気づいたら、
あんかけ焼きそばを食べている。
カレーもいける。
わざわざレトルトをチンしてまで食べている。
「あれ、起きて口に入れさえすれば、何でも食べられるじゃん」
そうなると不思議になる。
なんで病人って、すりおろしリンゴとか、ゼリーとか、
アクエリアスだけで生きれるんだろう。って思ってたけど、寝ながら食べるからだろうね。立とうぜ!!!!!!!それだけでげんきになる!!!!!風邪を治すには立ち食いカツカレー。
りんごはすりおろさず、丸齧りしよう。
昔ちょっとだけ留学していたとき、
ランチバッグに必ず入っていたのが、
サンドイッチとバナナと、リンゴ丸ごと一個だった。
そのサンドイッチがまた、日本のとは全然違う。
具がどうこうじゃなくて、
「パンとパンを挟んだだけ」の、潔すぎるサンドイッチ。
リンゴも、皮付きで丸ごと。
歩きながら普通に食べている。
ああ、海外だな、と思った。私はこれをしに貯金を全て使い果たしてカナダに来たんだな。と街を歩きながら浸っていた。
当時の私は、
リンゴの芯や種をどこまで残していいのかわからなかった。
しかも、ゴミを出したくないし、
一回口に入れた芯をランチバッグに戻すのも嫌で、
結局、全部食べきっていた。
そのうち気づいた。
「あれ、リンゴって全部食べられるじゃん」
そこから私は、リンゴを丸かじりする人になった。
だから今も、風邪をひいていても、
すりおろす暇なんてない。
それでも、せっかくだから病人らしくおかゆを一応作る。
おかゆって、思った倍の水を必要としてくる。
「え、まだ吸うの?」「まだいけるの?」
未知との遭遇みたいな顔で、米がどんどん増えていく。
米不足が色々問題になる世の中だけど、おかゆで全て解決なのでは。
ぜんざいも同じだ。
「まだ増えていいの?」
「まだ私にこの贅沢くれるの?」
ってくらい、どんどん増える。
だいたい作りすぎて、飽きる。
でも飽きても、ジップロックに入れて冷凍すればいい。
解凍する必要すらない。
ぜんざいは、そのまま『あずきバー』になる。
普通、冷凍した食べ物って、
“解凍”という工程が追加されるのに、
ぜんざいだけは商品形態が変わる。
さらに煮詰めれば、あんこになるし、
餅と食べてもいいし、
いちご大福にしてもいい。
しかも「ぜんざい」という名前。
あんなに濁点ついてるのに、
なんであんなにやさしいんだろう。
おかゆも同じで、
芋を入れてもいいし、小豆を入れてもいい。
あと、おかゆは塩。
「こんなに入れて大丈夫?」ってくらい入れたほうが美味しい。
そして、ここで本題。
おかゆに一番合うのは、のりたま。
これは断言できる。
のりたまは、ご飯にかけるために存在しているんじゃない。
おかゆにかけられるために存在している。
水分を少し吸ったあの粒たちが、
ここで本領発揮する。
海苔の存在感も異常だ。
絶対いい海苔使ってる。
京都のなんとか園とかだと思う。
だから私は、
のりたまを食べるために、おかゆを作る日がある。
梅干しとか、昆布とか、
おかゆにつきものみたいに言われてるけど、
今日はもう一旦忘れてほしい。
おかゆは、のりたまだ。
海苔といえば、、、
お土産で海苔をくれる人、本当にありがたい。
お菓子よりも、
食卓にずっといてくれるもの。軽いし。潰れないし。
漬物は好みが分かれるけど、
海苔は強い。
昔、お菓子コーナーにあった、
付箋サイズの梅味の海苔のお菓子、あれどこいった。
パウチに入ってて、狂ったように食べていた時期がある。
最近見ない。
令和の子たちは、
黒い食べ物を食べてる場合じゃないのかもしれない。
歯にもつくし。
でも、あれは本当に美味しかった。
今日も、おかゆとのりたまがある。
ありがとう。
そして最後に、
混ぜ込みわかめは、混ぜ込んでこそ100%というみんなわかってる、というか、タイトルにそう書いてある。知恵
【食い意地ラジオについて】
9/14 、くいしんぼうの日に生まれた私は日々食べ物や食事の時間を抱きしめて過ごしています。食に対して毎日真剣に、全力で、血眼で向き合った結果、食事を睨むくらい食い意地が止まらなくなってしまい、1日中食のことしか考えられなくなってしまいました。そしてなんでも食べるようになってしまいました。食いしん坊がただ自由に暑苦しく、うざったく、食への愛と食い意地を爆発させているラジオです。
自我強くてごめん。
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