動画生成ツールの基本比較
こんにちは。今回はですね、あなたが共有してくれた、あの、有料動画生成オプションの比較レポート、あれをちょっと深掘りしていきたいなと思ってます。
はい、よろしくお願いします。目的としては、まあ、費用対効果とか、使いやすさ、あと動画のクオリティとか、自由度、そのあたりを見て、あなたにとって一番いい選択肢ってどれなんだろう、っていうのを探っていきたいなと。
いやー、最近本当にこういうツール増えましたよね。需要もすごく高まってますし。
ですよね。レポートにもありましたけど、やっぱりそれぞれのオプションに、まあ強みと弱めがありますからね。そのあたりしっかり見ていきましょうか。
はい。じゃあまず、クラウドGPUを使う選択肢から、GoogleコラボレートリとPaper Space。これどっちもConfig UIっていうインターフェースと、あとフレームパックっていう動画生成のやつを使う前提ですよね。
そうですね。その前提で比較されてました。
この2つの根本的な違いって何になるんでしょうか。
えっとですね、まずGoogleコラボの方なんですけど、これはコンピュートユニット、略してCUっていうポイントみたいなものでリソースを管理課金するんですね。
CU、はい。
プロプランだと月9.99ドルで100CU、プロプラスだと月49.99ドルで500CUっていう感じです。
ふんふん。
ただあの、注意点がいくつかあって、まずこのCUって90日で執行しちゃうんですよ。
Konoha AI Canvasと専用サービスの選択肢
え、執行するんですか。
そうなんです。だからあんまり使わない月があるとちょっともったいないことになる可能性も、あとGPUが必ずしも使えるとは限らない。
というか空き状況次第っていうのと、長時間使ってるとあのランタイムが切れちゃうことがあるんですね。
なるほど。それはちょっと不安定要素ですね。
ええ。まあメリットとしてはGoogleドライブとの連携がすごく楽なのと、あとフレームパック使うとVRAM、あのGPUのメモリ制限をちょっと緩和してくれるっていうのはありますね。
GPUの種類によってCUの消費も変わるんでしたっけ。
あ、そうですそうです。例えば高性能なA100だと1時間あたり大体11.77CUとか消費しますね。
へえ、結構変わるんですね。じゃあ一方のPaperspaceはどうですか。こっちは柔軟性が高いって聞きますけど。
Paperspaceはですね、月額のサブスクリプション、プロプランとかグロスプランとかそういう基本料金があって、それにプラスして実際にGPUを使った時間分だけお金がかかる。
重量課金制なんですよ。
なるほど、使った分だけ。
例えばA1000というGPUだと1時間0.76ドル、A100だと3.09ドルみたいな感じで。
GPUの種類がかなり選べるんですか。
めちゃくちゃ豊富ですね。あと自分専用のストレージ、永続ストレージっていうのも使えるんで、コラボよりはかなり柔軟性は高いです。
ただその分、使い終わったらちゃんと停止するとか、コスト管理はしっかりしないとですね、時間貸しの高性能PC借りてるみたいな感覚に近いかもしれません。
なるほどな。CU管理のコラボか、時間課金のPaperspaceか、これは面白いトレードオフですね。
本当に。
ところでレポートにはKonoha AI Canvasっていうのもありましたよね。これもConfi UIが使えるって書いてましたけど。
はいはい、Konohaもありましたね。使えます、Confi UI。
これはどうなんでしょう。
そうですね。月額料金、確かエントリープランだと1100円からとかでConfi UI環境が手に入るのは手軽さはあるかもしれません。
ただレポートの分析だとどっちかというと現状は画像生成にフォーカスしてるっぽいんですよね。
そうなんですか。
フレームパックを使った動画生成がどれくらい快適にできるかとか、その辺の情報がちょっと少なくて、他のプラットフォームほど動画生成に最適化されてるかっていうと未知数かなという印象です。
なるほど、了解です。じゃあ今度は視点を変えて、V2とかRunwayML、Pica Labsみたいなもっと動画生成専用っていう感じのサービス。これはどうでしょう。やっぱり手軽さが売りですか。
まさにそこですね。これらはもうAI動画生成に特化してるんで、テキストとか画像から動画を作るっていう機能が比較的わかりやすいインターフェースで提供されてます。
うんうん。
料金体系はクレジット性。使った分だけポイント消費するみたいなやつとか、月額プランが多いですね。例としてV2だと月39ドルで300動画分みたいな。
使いやすそうですね。
最大のメリットはそこですよね。あと最近の品質向上は本当に目覚ましいものがあって、RunwayMLのGen4とかルマドリームマシンとかかなりリアルなものが作れるようになってきてます。
へー。
ただその反面、やっぱりコンフィUIみたいにこうめちゃくちゃ細かい調整っていうのは難しいかもしれないですね。
あーなるほど。自由度は少し下がるかも?
そうですね。あと思った通りの動画がなかなかできなくて、クレジットだけ消費しちゃうみたいな試行錯誤コストも考慮する必要があるかなと。
AIと編集ツールの未来
確かにそれはありそうですね。最後にAdobe Premiere Pro。これは動画編集ソフトですよね?
そうですそうです。プロの編集の現場でよく使われてるやつですね。
これも選択肢に入ってるんですね?
ええ。というのも、AdobeのAI技術Fireflyがどんどん統合されてきてるんですよ。
Firefly、はい。
例えば、ジェネレーティブ拡張っていう機能で動画クリップの長さをAIが自然に伸ばしてくれたりとか。
へー。便利そう。
あとまだ開発中らしいんですけど、ジェネレーティブBロールっていうのがあって、テキストで指示するとなんかこう補助的な映像素材をAIが作ってくれるみたいな。
すごいですね。編集ソフトの中で完結するんだ?
そうなんです。これはPremiere Proとかのサブスクリプションに含まれてるジェネレーティブクレジットっていうのを生じする形ですね。単体プランだと月22.99ドルからだったかと。
なるほど。じゃあこれは純粋な生成ツールというよりは。
そうですね。位置付けとしてはあくまで既存の編集作業をAIでアシストするっていう感じです。編集プラスAIみたいな。
ふむふむ。
なので、ゼロから動画を作るっていう自由度は現時点だと他の専用ツールには劣るかなと思いますね。
なるほど。一通り選択肢を見てきましたけど、結構それぞれ特徴がありますね。
ですね。
柔軟性重視で時間課金のペーパースペースか、コラブ管理だけど手軽なコラブか、画像メインかもしれないけど安いこの派、使いやすいけど自由度は少し落ちるかもしれない専用サービス。
そして編集ソフトと一体化しているPremiere ProのAI。こうやって並べるとあなたにとってどれがいいのか悩ましいですね。
そうですね。レポート自体はGPUの選択肢の多さとか料金の柔軟性、あとコンフィUIフレームパックとの相性っていう点からペーパースペースを推奨している感じでしたけど。
なるほど。コントロール重視なら。
でも結局最適な選択肢ってやっぱりあなたの予算とかどのくらい技術的な設定に抵抗がないかとか、あとどれくらいの自由度が欲しいか、主な目的が純粋なAI生成なのか、それとも編集の補助なのか、そういうので全然変わってきちゃうんですよね。
確かに。
使いやすさ最優先なら専用サービスだし、予算重視でかつある程度使う量が読めるならコラボプロもいいかもしれないし。
最後にちょっと考えてみてほしいことがあって。
はい。
このAI動画生成の技術ってものすごいスピードで進化してるじゃないですか。
いや本当に目まぐるしいですよね。
今後多分編集ツールと生成ツールの境目ってもっともっと曖昧になっていくと思うんですよ。
それはそうでしょうね。
その時、あなたの映像制作にどんな新しいクリエイティブな可能性が生まれてると思いますか。
なんかちょっと未来を想像してみるのも面白いかなって。
なるほど、確かにそれはワクワクしますね。