かつて広告は人々を不便や不自由から解放するためのプロダクトを社会に伝えるための重要な装置でした。しかしある程度の「不」から解放された今はどうでしょう。目をそむけたくなるネット広告を見たことがありますよね。広告は、本来は多様であってしかるべきライフスタイルや美しさの尺度などに対して、自分たちに都合の良い正解を提示し、日本人の価値観を一元化させていく装置になっていませんか。そして、その単一の物差しに対して劣っている自分、それに達していない自分を自覚させ、コンプレックスを増幅させているのではないでしょうか。……というサディスティックな自戒から出発したディープなディスカッションをお楽しみください。今回は問題提起篇、次回はソリューション篇です。
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