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2025-03-01 15:01

#199 過去は変えられる?修証義②

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🎧 古代の知恵を現代に活かす!懺悔滅罪のススメ

「懺悔滅罪」って言葉、聞いたことありますか?
仏教の教えの1つで、過去の過ちを反省し、未来に向けて心を入れ替えることなんです。
でも、実はこれ、現代の私たちにも役立つ、すごく実践的な考え方なんです!

今回のエピソードでは、懺悔滅罪の意味をわかりやすく解説し、日常生活にどう活かせるのか、具体的な方法をご紹介します。

過去の失敗に悩んでいる方、心を軽くして、前向きに生きたい方、ぜひ聴いてみてください!

#️⃣ #懺悔滅罪 #仏教 #自己啓発 #心のケア #過去を変える #未来を作る #ポジティブ思考
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サマリー

今回のエピソードでは、『修証義』の第2章である懺悔滅罪について解説しており、過去の行動をどのように受け止め、未来に活かすかを考察しています。懺悔を通じて過去を変える可能性を示し、失敗を成長のための教訓として捉える重要性にも触れています。

修証義の概要
どうも、コウブンです。
栃木県の片田舎にある蓮城院というお寺で副住職をしております。
今日はですね、3月1日ですよね。
実は私のお寺で、ワークショップイベントがあったんですね。
音楽のワークショップイベント。
結果としてね、とても良いものになったなというようなことで、
それについてのお話は、後日整理してからお話ししようかなと思います。
というわけで、今日は何をお送りするかというと、シリーズものの続きですね。
現在お話ししているシリーズは、仏教のお経の解説というシリーズをお送りしております。
そして前回は、総統宗のお経、修証義というお経を解説させていただきました。
修証義の第1章ですね。第1章を解説いたしました。
ざっくり振り返りますと、第1章は、私たちの人生で大切なものって何だろうかということ。
それは、自分たちが生きるとか死ぬということをきちんと意識すること。
それが大事だよという話ですね。
自分の生きるとか死ぬということをきちんとわかっていれば、自分の人生をどのように生きるべきかという指針がおのつと見えてくる。
そういった内容でございます。
だからこそ、自分が生きるとか死ぬとかというのをきちんと意識することができるのであれば、死ぬのが怖いということで、慌てふたむこともなくなるんだよというような内容でした。
それに続けて、今日はその続き、今回は第2章のお話をしたいと思います。
懺悔滅罪の意義
首相議員の第2章、タイトルが産芸滅罪というタイトルがついております。
産芸滅罪、昔からの教え、この産芸滅罪の教えというのは、現代の視点から見ても驚くほど実践的というふうに言えるのかなと思います。
つまり、私たちの人生をより豊かにする知恵が満ち溢れている部分、これが産芸滅罪だというふうに私は受け取りました。
そもそもこの産芸滅罪って、さっきから繰り返し言ってますけども、そもそも何なのというところですよね。
産芸という言葉、懺悔と言った方が皆さんわかりやすいですよね。
産芸というのは、これはですね、過ちを認めて謝るという、そういう意味の言葉が産芸ですよね。
ちょっと言い方を変えるとですね、自分の行いを振り返って、そして本質的な変化を目指すことですね。
反省するだけじゃなくて、そして反省を自分の未来に生かすこと、これを産芸というんですね。
そしてそこに滅罪がつくというわけですね。
この滅罪という言葉、どういう字を書くかというと、滅はね、アニメで有名な鬼滅の刃の滅ですね。
滅する、なくすという意味ですね。
そこに罪っていうことは、自分の犯した悪いこと、悪いことをなくすよということですね。
産芸をすることで悪いことがなくなります。
ちょっとそれだけだと少し嘘っぽいので、少し言い方を変えると、産芸をすることでその結果として心の重みが軽くなるよということですよね。
これはね、言い方というか捉え方を変えるのであれば、過去を変える力を私たちが持っているというふうに言えるのかなと思います。
過去は変えられないでしょうというふうに思った方、間違いありません。その通り。
確かに過去は変えることはできないです。過去に起きた出来事自体はね。
でもですね、その意味とか価値、そういったものを今の私たちの行動とか考え方でよって変えることができるということですね。
これはですね、結構最近のビジネスショーであったりとか、あとは有名なインフルエンサーの方であったりとか、そういった方も同じようなことを言っておりますね。
つまり、私たちが過去に犯した罪というか失敗、間違い、勘違い、そういった何かネガティブな要素というものを
ただ反省するだけじゃなくて、それを糧に、新たな未来のための糧にするということで、過去の失敗というのは失敗でなくなるんだということですよね。
これが三元滅罪の基本的な教えということですね。
過去を未来に活かす
ということで、ちょっと概要だけ今お話ししたんですけれども、具体的なお経の内容について少し解説していきたいと思います。
まず最初に、三元滅罪の最初の方にね、仏様が私たち全ての人のために救いの門を開いてくれているというふうに書かれてるんですね。
救いの門って言っちゃうと、すごく傲慢な感じもしなくはないんですけれども、これは解釈の仕方によっては、自分が変わるきっかけを与えてくれるんだというふうに言えるのかなと思います。
つまり、過去の苦しみ、失敗、そういったネガティブな要素をプラスに変えるきっかけを与えてくれるのは仏様だよという、仏様だよというとさらにちょっとわかりにくいですね。
仏教の教えというものをきちんと学べば、そういった過去の失敗というものを変えることができるんだと、そこの入り口に立つことができるんだというのが、この解釈で正しいのかなと思います。
例えば、これを聞いているあなた。友達を傷つけてしまったとします。ただ、あんなことをしなければよかったなというような後悔をするだけでは何にも変わらない。
だけども、その経験から学んで、より思いやりのある行動を取ることができれば、そういう行動をするんだって決意をすることができるのであれば、その過ちというもの、失敗というものは成長のための必要な一歩だったというふうに再定義することができるというところですよね。
そういったことを似たようなことを言っているインフルエンサーの方もたくさんいらっしゃいます。
過去を変えることができるというような、ともすればちょっと危険な言葉ではありますけれども、ただそんなふうに自分の失敗を取られることができるということですね。
そして、次に書かれていることというのは、真心を込めた懺悔には素晴らしい効果がある。
懺悔する、懺悔をすることで心が清らかになって、そして強い信仰心と前進する力が湧いてくる。
この効果は自分だけではなくて、周囲の人々や環境にも及ぼすんだというようなことが書かれているんですね。
ここで大切なのは、失敗というものが終わりではなくて始まりとして捉えることであるということですよね。
失敗というのは、その瞬間でとどまると失敗なんですよね。
試行錯誤をして成功するまで続けるのであれば、その失敗が必要だったんだということになるということですよね。
懺悔というのは、過ちを認めて落ち込んだまま立ち止まるというわけではなくて、それを肩に成長し続けることが重要であるということですね。
懺悔は過去への後ろ向きな行為ではなくて、未来への前向きの一歩ということですよね。
続けて書いてあること。仏教の教えでは、懺悔するときにこのような言葉を述べます。
私が過去に行った様々な悪行は、すべて始まりもわからない欲望や怒り、無知から生じたものです。
今、私はすべてを懺悔いたします。
この言葉を唱えるということは、過去の自分を否定するというわけではなくて、むしろ過去の自分を受け入れた上で新しい一歩を踏み出す決意表明ということですよね。
失敗を恐れずに挑戦をすることというふうに言えるのかなと思います。
懺悔という行動を通じて、過去の重荷から解放されることができれば、新たな挑戦への恐れも減っていくということですよね。
後悔を恐れて何もしないよりも、挑戦して失敗をしても、その経験から学べば価値があるということなんですよね。
というわけで、この懺悔自体の教えをどういうふうに日常生活に生かせばいいかというところなんですが、
まず、失敗、過ちを認識したら素直に認めて、そして反省をするということですね。
何が失敗だったのか、何が間違いだったのか、というところを振り返るというところですね。
そこで、ただ落ち込むというわけではなくて、この経験が今の自分にとってどんな意味を持つのか、そこを深掘りをするというところが大事ですよね。
過去のネガティブな経験も今の行動次第で、将来の成功に必要だった出来事として再評価できるようになるということですね。
過去のネガティブな経験を現在の成功や成長に必要な要素として捉え直すということをやっていくというのが、
私たちの日常生活に生かせる、懺悔滅罪の教えということですよね。
今日のお話をまとめますと、懺悔とは単なる謝罪というわけではなくて、過去の意味を変えて未来を作る力強い行為、これが懺悔滅罪です。
仏教の教えとか、現代のインフルエンサーの方々のような成功者の知恵というのも、
共に私たちの同じようなことを伝えております。
過去は変えられる、失敗は成功への一歩だということですね。
今日これを聞いている皆さん、今日1日をぜひとも振り返ってみてください。
何か今日の失敗みたいなものがあったのであれば、それを単なる後悔で終わらせるわけではなくて、未来へと繋がる学びとして受け止めてみるということ。
懺悔の心と積極的な行動というものが、きっとあなたの人生を変えるきっかけになるかもしれませんよね。
というわけで、今日は首相儀の第二章、懺悔滅罪の解説をいたしました。
昔の古来の知恵と現代の視点が融合したときに、新たな未来、新たな未来?
うまい言葉が出てこないですね。
過去の知恵と現代の視点を融合して、より良い未来というものを目指していきましょうというところで終わりたいと思います。
全然締まらなかったですね、最後。カッコつけたのが失敗でした。
これを反省して、明日も頑張りましょう。
というわけで、今日のお話はここで終わりたいと思います。
今日のお話、いいねと思った方はどうぞいいねボタンよろしくお願いいたします。
また、最近リクエストボックスをお悩みの方々にお届けしたいと思います。
ご意見・ご感想・リクエスト・人生相談などあれば、そちらの方に投稿していただければ、私の方が何らかの形でフィードバックいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ということで、連常院副住職の幸文でした。ではではまたね。
15:01

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