1. コウブン和尚の寺子屋ラジオ
  2. #364 15個のAIを「チーム」に..
#364 15個のAIを「チーム」にしたら品質が爆上がりした話
2026-03-27 16:00

#364 15個のAIを「チーム」にしたら品質が爆上がりした話

▼お悩み相談・リクエストボックス
https://forms.gle/mmwtAribqPbMZCxj8

15個のAIをチームとして動かしたら品質が劇的に向上したという実験報告と、それが禅寺の伝統的な役職「六知事」の仕組みに通じるという再発見についてお話しします。

栃木の蓮城院でもようやく桜が咲き始め、心が前向きになる季節がやってきました。

今回は最新AI「Claude Code」を使い、役割を分担させた「AIエージェントチーム」を組んでみた体験談です。15個のAIに分析や制作などの役割を振り分けたところ、一つのAIに丸投げするよりも遥かに高いクオリティの原稿が完成しました。

この「分業」の重要性は、実はお寺の世界で数百年前から「六知事(ろくちじ)」という役職制度として実践されてきた知恵でもあります。料理を司る「典座(てんぞ)」など、各々が専門に徹することで、全体の質と継続性を保つのです。

一人で抱え込まずに役割を分けることは、楽をするためではなく「価値を高めるため」。テクノロジーを通じて見えてきた、古くて新しい組織のあり方をお届けします。

#副住職 #蓮城院 #禅 #AIエージェント #組織論
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/5f5a393ff04555115dcb4f8e

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

00:05
どうも、コウブンです。
栃木県の片田川にある蓮城院というお寺屋で副住職をしております。
はい、今日ですね、昼間の話なんですけども、
うちのお寺のね、生えている桜が、ついに桜を、花をね、咲かせました。
はい、どうでもいいお知らせなんですけど、
もうね、東京の方とかね、あとはもうちょっと暖かい地域の方だと、
まあ、とっくに咲いているとは思うんですが、栃木県だとね、やっとちらほら咲き始めたよっていうぐらいですね。
まあ、おそらく今日で一割、一部咲きなんじゃないかなという感じですね。
で、花って不思議ですよね。何だろう、咲くと嬉しいっていうね。
咲いていると何となく心がね、前向きになる?ポジティブになる?
まあ、そういう感覚ってありますよね。
やっぱり、そう、花というものを飾るというのは、
理屈抜きで気持ちというのはね、気持ちをより良い方向に向けるという、
そういう効果がきっとね、あるんだなというのもね、そういったことをちょっと思った次第でございます。
はい、皆様はどう思うでしょうか。やっぱりね、桜が咲くと嬉しいですよね。
まあ、そんな、何ていうのかな、季節、季節の出来事というのをね、大事にしていきたいななんてことを思ったりもします。
はい、というわけで、今日はね、何の話をしようかというとですね、
昨日、実は、私がね、試験的にやった、実験的にやったこと。
これがね、すごく良かった、面白かったので、その話をしようかなと思います。
はい、またAIのお話なんですが、どういうことかというと、
AIに役割を分けたら、そしたらね、品質がね、劇的に上がったよという、そういうお話なんです。
はい、どういうことかと言いますと、私、今、新しいプロジェクトというかチャレンジというか、
そういったことをね、構想しておりまして、それは何かというと、英語圏、英語圏向け、
アメリカとかイギリスとかヨーロッパとか、そっちの英語を使う人たちに向けたビデオポッドキャストというものをね、作ろうかなと思ったんです。
はい、やっぱりね、今の時代、何て言うんでしょう、AIのおかげでやれることがグッと広がったし、
うーん、何て言うんでしょうね、そういったチャンスというのはあるのかななんて思ってますし、
03:02
またそのビデオポッドキャストというもの自体が最近伸びてきてるらしいんですよ、世界的に。
日本だとそんなでもないかもしれませんが、アメリカだと特に伸びているということで、
それに乗っかろうというちょっとした下心もあるんですが、それよりも私自身のチャレンジとしてやりたいなって思ったんです。
で、そのコンテンツを作るために、AIをもちろん使うわけなんですけども、
普通だったら一つのAIにこれ作ってって丸投げをするのは多いんじゃないかなと思うんですが、
昨日はそうではなくて、15個のAIにそれぞれ別の役割を与えて、そしてチームとして動かしてみたということなんです。
すごいですよね。今はね、そんなことができちゃうんですよ。
で、それは普通の通常の、いわゆるチャットGPTとかジェミニとかって言われるチャット型のAIだとちょっと難しいんですよ。
何でやったかというと、クロードっていうアンソルピック社、アメリカのアンソルピック社が作っているAI、提供しているAIのサービスの一つにクロードコードっていうのがあるんですよ。
ちょっとね、マニアックというか難しいというか、エンジニア向け、プロ向けって言ったらいいかな。
なので、なかなか一般の人、あんまりAIとか触ったことない人にとっては、はてなはてなはてなんてつくようなものなんですけども、
最近すごく話題になっておりまして、いろんなアンソルピックが提供するサービスが話題になっているんです。
その中の一つにクロードコードというのがありまして、そのクロードコードは去年の今頃かな、3月ぐらいからサービス開始してたんですが、
去年はすごくね、本当にプロ向け、一般の人が触れないぐらい難しいものだったんです。
今だいぶ資金が下がってやりやすくなってきたというのをプラス、またさらにいろんな機能が追加されて、そういうチーム、AIのチーム、
これはAIエージェントチームって言うんですけども、そういったものが組めるようになってきたんですよね。
それをやってみたっていう、そういうお話なんです。
今まで伝わったかな。はてなはてなですよね、きっとこれを聞いてる人。
ともかくたくさんのAIをチームとして動かしたよ、組織化しましたよ、そういうお話です。
具体的にどういう構成にしたのかと言いますと、まず3つの部門を作りました。3つの部門、3部門ですね。
一つ目が情報分析チーム。ここに5つのAIを所属させたということですね。
06:08
例えばその競合のチャンネルをリサーチするAI、トレンドを追いかけるAI、仏教の内容に間違いがないかファクトチェックをするAI、
視聴者がどんな人なのか、そういったことを分析するAI、そして企画のネタ出しをするAI。
つまりコンテンツを作る前段階を全部担当する部門ということですね。いわゆるマーケティングというところですね。
2つ目が製作チーム。ここが一番大きくて7つのAIがおります。
ざっと言うと構成を組み立てるAI、実際に原稿を書くAI、仏教用語を英語に正しく翻訳するAI、タイトルやつかみを考えるAIなどなど、
という具合に工程ごとに担当が分けられているということなんですよね。そして3つ目。
3つ目は品質運用チームですね。これは出来上がったコンテンツをチェックをするAIですね。
それと他にもブランドですね。私の総統州の総領というところだったりとか、AIをよく使いますよといった、
私のブランディング、そういったものを一貫性を守るAIですね。
あとはデータを分析して改善点、そういったものを割り出す、そういうAIですね。
つまり作る前、作っている最中、そして作った後、そこにそれぞれAIがいるということなんですよね。
実際にこのチームでコンテンツを試験的に作ってみたんです。
正直言うと効率、スピーディという部分でしょうか。そこはそうでもないです。むしろ遅かったですね。
結構時間かかりました。それはそうですよね。15個の部屋が動くわけですから。
それは時間はかかりますよ。当たり前っちゃ当たり前なんですけども、
でも品質は明らかに上がっていた、違っていたということなんですよね。
私もよくAIは使います。仏教のことに関するリサーチだったりとか、
あとはこういうスタンドFMのネタ出しとかやりますよ。
でも何かどうしても、何て言うんでしょう、技能貧乏と言ったらいいのかな。
09:04
一つのAIに全部やらせると、リサーチも中途半端だったりとか、
原稿もそこそこだったりとか、チェックも甘かったりとか、
要は全部60点みたいな、そんな感じなんですよね。
ところが役割を分けると、それぞれのAIが自分の仕事に集中する。
しかも別のAIが、それぞれのAIの仕事を客観的な評価をするということなんですよね。
書いた本人がチェックするのと、別の人がチェックするのでは全然違いますよね。
それは人間でも同じです。それがAIでも起きているということなんですよね。
だからチーム化というのは、やっぱりスピードは少し落ちると思いますが、
結局のところ、より良いものという視点で考えると大事なんだなと思います。
これは何も、実はAIだけの話じゃないですよね。
先ほども言ったように、人間社会、分業制のものが基本ですよね。
どんな世界でもそうですよね。当然ながらお寺も実はそうなんですよ。
私が所属している曹洞宗、あとは隣在宗、いわゆる禅宗というお寺の宗派の伝統としては、
実は知事と呼ばれる役職がいくつもあるんです。知事というのは、ことを知るというふうに書きますけれども、
要はそれぞれの専門職がおりますよということなんですね。
例えば、天造という言葉、あまり有名ではないかもしれませんが、
これはいわゆる料理長的な役割ですね。料理を統括する役割、これ天造と言います。
あとは異能という役割があります。これは何かというと、法要を統括する。
信仰だったりとか、あとは修行僧の管理とか、そういったことをしたりする役割。
そういったそれぞれ役割があるのが、曹洞宗の場合は6つ、6知事という形で行われてるんですよね。
一番偉い和尚さん、つまり住職が全部やるんじゃなくて、
12:00
そういった知事たちがそれぞれ自分の持ち場に全力を注ぐ。
天造だったら食事のことだけを考え抜く。異能は法要のことだけを集中する。
そういったことをみんながそれぞれやることで、全体の質が保たれるということなんですよね。
つまりお寺の運営が守られるということですよね。
この仕組みがあるからこそ、禅の修行というものは何百年も続けられてきたということなんですよね。
特に道元禅師は天造のことを大事にされていて、天造教訓という本まで書いていますね。
食事を作るという、どちらかというとこの修行生活の中では一見地味に感じるような仕事。
そこに修行の全てが詰まっているんだと、そんなことを書かれた本です。
ぜひともこの天造教訓、たくさん解説本とかも売ってますので、ぜひとも手に取ってもらえればというふうに思います。
つまり役割を分けるということは、それぞれの仕事の価値を高めること。
そんなふうに言えるんじゃないかなというふうに思います。
今日お伝えしたかったことはこういうことなんです。
全部自分でやるというのは、一見かっこよく見える。
あとは早くできるような気がする。
でも品質という部分でいうと少し天井が低くなるんじゃないかなというところですね。
あとは継続性、続ける力というのが弱くなるんじゃないかなというところですよね。
要するに役割を分けるというのは、楽をするためではないということなんですよね。
質を上げるということであったり、あとはその仕組みを継続させるためということですよね。
これはAIだけではなくて仕事でも家庭でもお寺の管理でも運営でも、
一人で抱え込むよりもそれぞれ得意なことに集中できる。
そういった仕組みを作ったほうが全体の質を上がって、そして継続することができる。
お寺が何百年も前からやってきたことというのは、今AIで再発見した、そんなことなんですよね。
15:01
不思議ですよね。テクノロジーが発展すると、かえって昔の知恵が再発見されるという不思議な現象というのは味わいました。
というわけで今日はAIに役割を分けたら品質が上がったという話から、お寺の知事分担の話をさせていただきました。
皆さんも何か一人で全部抱えているということがあったら、これ分けられないからって考えてみるのも大事かもしれません。
分けたほうが一つ一つの質が上がるかもということなんです。
ということで、今日のお話はここで終わりたいと思います。
今日のようなお話をまた聞きたいなという方は、どうぞリクエストよろしくお願いいたします。
それでは連常院副住職の幸文でした。
16:00

コメント

スクロール