1. Kotsu kotsu Nihongo
  2. 27. 短歌を作ってみた
2021-08-05 13:44

27. 短歌を作ってみた

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00:03
みなさん、こんにちは。Kotsu kotsu NihongoのMizukiです。
みなさん、お元気ですか?
先日、初めてインスタグラムのライブをやってみました。
初めての経験で、めちゃくちゃ緊張したんですけど、楽しかったです。
来てくれた方、ありがとうございました。
私はインスタグラムのポストを時間をかけて丁寧に作っていて、いいねはたくさんもらえるんですね。
それはそれですごく嬉しいんですけど、コメントが少ないんですね。
その時、私が一方的に教えているような、一方的に話しているような感覚になるんですよね。
わかるかな?
作る側として、何か伝える側として、反応がないのはやっぱり寂しいし、
本当に役に立っているのかな?とか、不安になるんですよね。
今回、ライブをしてフォロワーさんと交流してみたいなって思ったんです。
ライブをすると決めたものの、見てくれる人いるかな?って心配していたんですが、
想像以上にたくさんの人が来てくれて、すごく嬉しかったです。
しかも、みなさん優しくて、役に立つポストをいつもありがとうございますとか言ってくれました。
こちらこそありがとうという気持ちでいっぱいです。
次はYouTubeライブをやってみようかなと考えています。
今登録者数が900人くらいなんですけど、1000人になったらしようと考えています。
ライブは真面目な勉強の時間じゃなくて、みなさんと交流する楽しい時間にしたいです。
もしよかったら、みなさんもライブに来てくださいね。
今日は単歌について話そうと思います。
単歌は短い歌と書きます。
単歌、知ってますか?
単歌は日本の伝統的な詩のことです。
詩、ポエムです。
私のポッドキャストのエピソード8でも伝統的な詩について話したんですけど、
あの時は単歌じゃなくて、線流について話しました。
03:07
今回は単歌です。
単歌は5・7・5・7・7のリズムで書かれています。
これは一般的には5・7・5・7・7って読むんですけどね。
ちょっと説明しづらいので、例をあげますね。
単歌を読んでみます。
お月さま、白く輝く寒い夜、星も輝く綺麗な空だ。
これは私が7歳の時に作った単歌です。
じゃあちょっと説明していきますね。
みなさん手を出してください。
指を折って音を数えていきましょう。
いきますよ。
お月さま。
これね、5ありますよね。
音が5個あります。
お月さまは月のことです。moon、月です。
はい、続きます。
白く輝く。
これは音が7つありますよね。
輝くは光るという意味です。
次、寒い夜、5ですよね。
次は、星も輝く。
7あります。
最後、綺麗な空だ。
これも7です。
わかりますか?
5、7、5、7、7ですね。このリズムです。
この単歌の意味は、文字通りなんですけど、
月が白く輝いている寒い夜です。
星も輝いている綺麗な空です。
こんな感じかな。
綺麗な寒い夜の空の様子を単歌に書いたんですね。
私がなんで単歌を作っていたかというと、
私のおじいちゃん、祖父、
今年の冬になくなった私の祖父が、
単歌を作ることが大好きだったんですね。
06:00
その影響で、私も単歌をたまに書いていました。
子供の頃だけですけどね。
大きくなってからは全然書いていないんですけど。
祖父は自分の単歌をまとめて、
2冊本を出しています。
その本を読むと、
祖父がどんな生活をしていたのか、
知ることができるんです。
だから、日記みたいな感じです。
あと、祖父の人生観もちょっとわかります。
人生観とは、
自分がどう生きたいか、
どう生きていくべきか、
そういう考え方のことです。
人生についての考え方です。
人生観。
なので、この本は祖父が生きてきた証。
証明ですね。
私にとって大切な宝物です。
ここで、祖父の単歌を一つ紹介します。
厚き封書を開くときめき
ちょっとね、古い日本語が使われているので、
わかりにくいかもしれません。
説明しますね。
まず、この単歌は、
私が生まれたときに作られました。
ですから、この単歌に出てくる孫というのは、
このことです。
まず、
これは、心から楽しみに待っていた、
という意味です。
孫の写真の届くなり。
これは、
どうやら孫の写真が届いたようだ、
こんな意味です。
次。
厚き封書。
これは、厚い手紙のことです。
この厚いは、
ホットじゃないですよ。
ホットの厚いじゃなくて、
厚い薄いの厚いですね。
厚い手紙、厚い封筒ですね。
厚き封書を開くときめき。
つまりですね、
生まれたばかりの孫の写真が、
たくさん入った封筒を開くときの、
ときめき。
ときめきっていうのは、
嬉しくて、楽しくて、
ドキドキ、そんな気持ちのことです。
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私が生まれたときは、
30年以上前ですから、
スマートフォンなんてもちろんないです。
パソコンもみんな持ってないです。
だからすぐ孫の顔を見ることができなかったんですよね。
それに私は愛知県で生まれて、
祖父は高知県に住んでいましたから、
とっても遠いんですよ。
だからすぐに会えない。
だから私の写真を見るのが、
本当に待ち遠しかったんだと思います。
本当に楽しみだったんだと思います。
そのときの場面、
祖父の気持ちが想像できる短歌ですよね。
じゃあね、次は私が作った短歌を発表します。
これは私が最近作った短歌で、
20年以上ぶりに作った短歌ですね。
めちゃくちゃ久しぶりに作ってみました。
ちょっと恥ずかしいんですけど、発表します。
これは今年の冬に祖父が亡くなって、
お葬式で高知県へ行ったときに作りました。
祖父の家はすごく田舎にあるので、
本当に山に囲まれたところにあるんですよ。
野道っていうのは、
そういう自然の緑に囲まれた道のことです。
次の小さな背中っていうのは、
私の子どもたちのことです。
子どもたちの背中。
つまりこの短歌の場面は、
私は子どもたちの後ろ、背中を見守りながら、
優しく見ながら歩いているわけです。
わかるかな?
野道を歩きながら、
私は子どもたちの背中を見ている。
そんなときに耳によみがえってくる。
よみがえってくる。
つまり思い出すですね。
ここでは思い出すという意味です。
思い出すのは祖父の歌声です。
歌う声です。
こういう短歌です。
ちょっと説明わかりますかね?
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難しいと思います。
よく小さい頃、
祖父と野道を歩いたんですね。
散歩したんです。
そのとき祖父はいつも歌ってくれる歌がありました。
ちょっと突然ですが歌いますね。
お手でつないで
野道をゆけば
みんなかわいい
小鳥になって
歌えば靴が鳴る
晴れた見空に靴が鳴る
っていう歌なんですけど
いつもこの歌を歌ってくれたんです。
手をつなぎながら散歩しました。
その思い出を思い出したんですね。
こんな短歌でした。
今日はここまでです。
みなさん短歌どうですか?
ぜひチャレンジ書いてみてくださいね。
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こちらもどうぞよろしくお願いします。
では今日もコツコツ頑張りましょう。
バイバイ
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