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2022-04-02 10:24

47. 日本で子育てするのは難しい?

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00:03
みなさん、こんにちは。 Kotsu kotsu NihongoのMizukiです。
みなさん、お元気ですか?
日本はだいぶ暖かくなって、桜も満開で、いい季節になりました。
さて、先週、久しぶりに友達と夜に出かけました。
これは私にとってすごく特別なことです。
夜に友達と出かける、何年ぶりでしょうか?
思い出せないぐらい昔のことです。
やっぱり小さい子供がいると、子供抜きで友達と会うってことがないんです。
いつもお互いの子供を連れて会います。
しかも昼です。
もちろんそれでも楽しいんですけど、
子供がいるとなかなかゆっくりご飯を食べられないし、
落ち着いて話ができないんですね。
会話に集中できません。
そして、子供と夜に出かけることは結構ハードルが高いです。
ハードルが高いというのは、難しい、大変、厳しい、そんな意味です。
どうしてかというと、夜はご飯を作って、子供たちに夕飯を食べさせて、
それが終わったら食器を片付けて、
そして子供たちをお風呂に入れないといけない。
お風呂が終わったら寝かしつけもあります。
子供たちが寝た後は洗濯機を回して服を干すとか、乾いたものを畳むとか、
とにかくやることがたくさんあって、ずっとバタバタしています。
なので、夜出かけるということは、
この大変な仕事を本当に全部任せないといけないということです。
普段は2人で協力してやっています。
例えば、私が食器を洗っているときは、
夫は子供たちと遊んでいるし、
私がお風呂に入っている間は、
夫は寝かしつけをするとか、
そんな感じでいつもは協力しています。
なので、先週私が友達と遊びに行ったときは、
夫に全部やってもらいました。
ありがたいですね。
そのおかげで、学生時代に戻ったかのような
友達とだけの楽しい時間を過ごせました。
03:10
今日は日本の子育てについて話そうと思います。
私は日本でしか子育てをしたことがないので、
簡単に他の国と比べることはできないんですけど、
日本はいろんな問題があるなぁと感じています。
ちょっとここでデータを紹介しようと思います。
これは2年前に政府が調査したものです。
少子化社会に関する国際意識調査というものです。
もう一回言いますね。
少子化社会は子どもが少なくなっている社会。
この社会に関する国際意識調査です。
これによると、子どもを産み育てやすい国だと思うか?
という質問に対して、
日本は、「はい、そう思う。」と答えた人が38.3%低いですね。
それに対してスウェーデンは97.1%
さすが福祉大国ですね。高い数字が出ています。
フランスは82%
ドイツは77%だそうです。
この数字を見ると、日本は子育てに対して
何らかの不満とか問題があることが想像できますね。
原因の一つとしては、家事や子育てにかける時間が
男性と女性で大きく違うということです。
ある調査によると、日本の女性は平均1日に224分家事と育児をしています。
これに対して男性は41分だそうです。
大きな差がありますよね。
これは国際的に見ても、とても男女の差が大きいんです。
つまり女性がメインで家事育児をしていて、男性は仕事メインで家事育児はほとんどしていないということですね。
やっぱり日本の働き方、長時間労働、長い時間働いていると
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家に帰るのが遅くなって、なかなか男性は家事や育児できませんよね。
男性がもっと家事育児をしたいと思っていても、できないという現状があります。
ただ、昔に比べるとだいぶ社会の意識は変わってきています。
男性も女性も家事育児をするべきだ、平等にするべきだという考え方が強くなってきています。
例えば、私が子供の頃は、父が学校に来ることはほとんどなかったです。
学校のイベント、例えば入学式、卒業式、授業参観とか来なかったです。
それは私だけじゃなくてみんなそうでした。
学校に来るのはいつも母親でした。
でも今はほとんどパパも来ています。
パパの参加率めっちゃ高いと思います。
保育園の送り迎えもお父さんがやってたり、2人で協力して子育てしているなと思います。
男性の育児休暇に関する法律もできました。
男性も育児休暇が取りやすくなります。
育児休暇というのは文字通り、子供を育てるための休みのことです。
1歳までかな、休むことができます。
この法律は今年の秋から始まるそうです。
この制度が始まったら、だいぶ女性の負担が減りますよね。
2020年に男性で育児休暇を取った人は12.7%だそうです。
まだまだ低いです。
これからこの数字がどんどん上がっていくことを期待したいですね。
ただ、1歳まではこの制度が使えますが、その後も子育ては続いていきますからね。
女性が仕事に復帰して働くとなった時に、どうしても女性の方に負担がいきやすい。
それは男性の長時間労働も原因の一つだし、子育てに対して職場の理解がない、上司の理解がないとか、
あとは子供を預ける保育園が見つからないとか、いろんな理由があって仕事を諦める女性が多いです。
09:08
イギリスの有名な経済雑誌、エコノミストの調査で、女性の働きやすさを調べたものがあります。
これは29カ国を調査したものです。
ランキングで発表されています。
日本は何位だと思いますか?
なんとなんと、29カ国中28位です。
日本は下から2番目とのことでした。
残念ですね。
この数字を見ると、いかに女性が働きづらいかということがわかります。
これも少子化の大きな原因でしょうね。
はい、今日はちょっと難しい話題でした。
どうでしたか?
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ということで、今日もコツコツ頑張りましょう!
バイバイ!
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