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2023-06-14 14:58

74. 日本人は人助けしない?

本を読む習慣とその変化
みなさん、こんにちは。Kotsu kotsu NihongoのMizukiです。
みなさん、お元気ですか?
さて、みなさんは、普段どんな本を読みますか?
私は、子供の頃、本を読むことが大好きでした。
特に、外国の物語が大好きで、
赤毛の庵と若草物語が大好きでした。
英語のタイトルは、Anne of Green GablesとLittle Womenです。
きっと、読んだことがある人も多いと思います。
世界的に有名だからね。
この2つの物語の映画も、何回も何回も見ました。
大学生の頃は、ミステリーばっかり読んでた時期もあったし、
いわゆる日本の名作って呼ばれるような本も読んでいました。
太宰治、三島由紀夫、夏目漱石とか、日本を代表するような作家が書いた本です。
面白いからっていうよりも、
名作だから一生に一度は読まなきゃみたいな、そんな気持ちで読んでましたね。
で、今はですね、物語は全く読まなくなりました。
あ、でも漫画は読んでるけどね。
小説は長い間、全然読んでないですね。
今は日本の社会問題とか、日本語のこととか、教育とか、子育て、ビジネスに関する本とか、
そういう実用的な本ばっかり興味があります。
とは言っても、昔に比べると、なかなか本を読む時間が取れなくて、読書の時間は本当に減ってしまいました。
去年1年間で読み切った本は、たぶん3冊ぐらいですかね。少ないですね。
なんか本を読んでると眠くなっちゃって、集中力が落ちてるんですかね。
昔はそんなことなかったんですけど、読みたい本、興味のある本はたくさんあるんだけど、
いつか読みたいなって思いつつも、本棚に眠っている本がいくつかあります。
前は寝る前にいつもスマホで漫画を読んだり、SNSを見たりするのが習慣だったんですけど、
目にも悪いし、眠りも浅くなるし、体に良くないですよね。
なので今は寝る前に本を読むようにしています。
短い時間ですけどね。たった5分とかそれぐらいです。
でもこの習慣のおかげで、今年に入ってから1ヶ月に1冊読めています。
皆さんはいつ本を読みますか?どんな本が好きですか?
車椅子の人への配慮が不十分
はい、今日のテーマは人を助け。
皆さんは知らない人が困っている時、すぐに助けますか?
この前あるニュースを見ました。車椅子に乗っている人についてのニュースです。
車椅子はwheelchairのことです。
歩くことができない人、歩くことが難しい人が乗るタイヤがついた椅子のことです。車椅子。
車椅子に乗っている人が駅でエレベーターに乗ろうとしているのに障害がない人、階段を使って歩ける人が先にどんどんエレベーターに乗ってしまって、車椅子の人が入れない。
エレベーターの中にいる人は絶対に車椅子の人の存在に気づいているのに、気づいていないふりをする。
車椅子の人はドアの前で待っているのに、乗りたそうにしているのに、でも誰も譲らない。そしてドアが閉まる。
車椅子に乗っている人たちは1日に何回もそういう状況があるそうなんですよ。
みんなね、特に都会の人は急いでるし忙しいからね。
広い駅の中でたくさんの人がいる中では、階段やエスカレーターを使うより、エレベーターの方が早いですね。
だから車椅子の人に場所を譲ることがなかなか難しいのかな。
時間の余裕がない、心の余裕もないということですよね。
でも車椅子の人にとっては、移動する方法ってエレベーターしかないんですよね。
階段やエスカレーターは難しいです。
だから普通に考えたら譲るべきですよね。
今回私が見たニュースは、車椅子の人が日常生活で本当に困っているっていうものでした。
でも一般的に言って、日本人は知らない人を助けることが少ないらしいんです。
これどう思います?確かにそうそうって思いますか?
それともそんなことないでしょうって思いますか?
日本人の人助けに関する調査結果
日本人は優しいとか、サービスが素晴らしいとか、ホスピタリティが素晴らしいみたいな、そういうイメージがあるかもしれないんですが、実はあんまり他人に優しくないみたいです。
人を助けることが少ないらしいんです。
これはね、実際にイギリスのCAFっていう機関が行っている調査で、そういう結果が出ています。
世界人助け指数を調べた調査です。
内容はこうです。119カ国の人に3つの質問をしています。
その質問は、1、この1ヶ月に知らない人を助けましたか?
2、寄付、ドネーションをしましたか?
3、ボランティア活動をしましたか?
この3つの質問をして、それに対する答えでスコアを出しています。
皆さんはどうですか?この3つの質問の答え。
日本は119カ国中、何位だと思います?
なんとびっくり、日本は下から2番目です。118位。悲しいですね。
ちなみに、117位がアフガニスタン。118位が日本でしょ。119位がコロンビアだそうです。
じゃあ、ベスト3を言いましょうか。
じゃあ、3位から行きましょう。
3位、アメリカ。2位、ケニア。1位、インドネシア。
素晴らしいですね。
私、インドネシア人の友達とか元生徒さんがいますけど、確かにみんな人が好きっていうか、人を喜ばせることが好きっていうか、心が温かいなって感じます。
このランキングはネットで出てきますので、気になる人はね、自分の国はないかなって調べてみてください。
CAF、World Giving Indexって調べたら出てきます。
無料でPDFもダウンロードできるので、日本語じゃなくて英語なんですけど、面白いのでぜひぜひ見てください。
一つね、言い訳をするならば、日本には寄付、ドネーションの文化がないので、知らない人にお金をあげる習慣がないんですよね。
寄付と助け合いの文化
何か大きな地震とか災害が起きた時には寄付しますけど、そうじゃない時、普段寄付しようっていうアイディアがあんまりないです。
これは文化、習慣の違いだと思います。
最近はクラウドファンディングとかも増えてきましたけどね。
それから、確かに普段は知らない人を助けたがらない日本人ですが、大きな地震が起きた時はお互い助け合います。
助け合って協力します。
そういう大変な状況の中でも秩序はすごく守るし、みんなも大変だから自分も我慢するみたいな、自分のことだけを考えない秩序を守って助け合う。
そういう一面もあります。
なので、全然人を助ける気持ちがないとか、優しくないということではないと思ってます。
そう信じています。
電車の中でね、みんな冷たいなって思った経験があるんですけど、
それは妊娠中、お腹に赤ちゃんがいた時に何回か電車に乗る機会があったんですね。
お腹が大きいと結構ね、立ってるだけでも大変なんですよ。
それに電車の中に人がたくさんいて、お腹が潰されそうで怖いなって思った覚えがあります。
でも誰も譲ってくれなかったです。
小さい子供と一緒に電車に乗っている時も、譲ってもらえないことの方が多いですね。
電車は揺れるので、子供が転びそうになって怖いんですけど。
たまにどうぞって言ってもらえることはあるんですけど、でも少ないかな。
あと日本ではお年寄りに席を譲らない人が多いっていうのもよく聞く話です。
でもね、思い返してみると、実は私もそうだったんです。
冷たい人でした。
子供がいなかった時、妊娠中の大変な思いを知らなかった時、譲ってなかったです。
っていうか、全然気づいてなかったです。
気にしてなかった。
そういう人たちの気持ちを知らなかったし、想像もできなかった。
想像しなかった。
良くないね。冷たかったなって思います。
車椅子の人の気持ちとか、お年寄りの気持ちとか、妊婦さんの気持ち、小さい子供がいる人の気持ち。
そういうのって、自分が実際になってみないとわからない部分もあると思います。
あとは、こういうことに困っているんだっていう、困っているっていう事実を知らない。
私みたいな想像力が足りなかった人に、そういう人には言わないと、伝えないと、本当にわからないのかなって思いました。
今は、妊婦さんとか子供連れの人を見ると、その大変さがよくわかるので、すぐ譲ります。
お年寄りの人にも席を譲ります。
もし、私の祖母が電車で立っていたらって想像すると、体が弱っているからずっと立っているのは大変だし、転ぶのも危ないからね。
想像力とか共感力、共感することって大事ですよね。
でも結局は、心の余裕が一番大事だなって思います。
大変さはわかっているけど、余裕がないから助けない。
車椅子の人も、見ればわかりますよね、困っているって。
エレベーターに乗れなくて困っているって、見ればすぐわかります。
でも心の余裕がなくて、できない、しない。
心の余裕がね、一番難しいですけどね。
やっぱり自分が一番大事じゃないですか。私もみんなもそうだと思います。
自分を犠牲にして助けるって、簡単じゃないですよね。難しい。
心の余裕と優しさ
でもできる限り困っている人とか、弱い立場の人とか、
そういう人に優しい人でありたいなと思っています。
はい、今日はここまでです。
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ではでは、今日もコツコツ頑張りましょう。バイバイ。
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