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おはようございます。ことばアトリエのきえです。 今日も聞いてくださって、本当にありがとうございます。
このチャンネルは、人前で話すのが苦手な方、 緊張してしまう方に向けて、心に届く伝え方を一緒に育てていく場所です。
今日のテーマは、「僕と私と俺。一人称が教えてくれる、あなたらしい話し方」。
突然ですが、あなたは今、自分のことを何と呼んでいますか?
私、あたし、わたくし、うち、ぼく、俺。
実は、この一言の中にも、あなたらしさの大切なヒントが隠れているんです。
少し前まで、私の息子は、自分の名前で自分を呼んでいました。
みっちゃんはね、これが好きでね、といった感じで。
それが最近、自然に、僕はね、に変わっていたんです。
この小さな変化が、なんだかとっても嬉しくて、
自分が自分であることを、ちゃんと言葉で表現できるようになったんだな、と感じました。
そのしばらく後です。
一緒にテレビを見ていた時に、息子が聞いてきました。
「ねえ、僕とかわしとか俺とか、呼び方がいっぱいあるけど、なんで?」
私は息子にこう答えました。
その人の立場や場面によって、自分がどんな人かわかるように変えてるんだよ。
息子はふーんと言いながら、なんとなーく納得をしていたんですが、
その会話の後、私は一人考え込んでしまいました。
英語では、一人称は愛、一つだけ。
でも日本語には、私、わたくし、僕、俺、うち、わし、あたし、しょうせい。
日本語には、100種類以上の一人称があるんだそうです。
これって、すっごいことだと思いませんか?
一人称一つで、その人の立場、年齢、場の雰囲気、相手との距離感、そのすべてがにじみ出てくる。
これは、日本語ならではの言葉への繊細さと豊かさだと思います。
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この繊細さは、一人称だけの話ではありません。
話し方そのものにも同じことが言えます。
初めてお会いする方への言葉と、長年の仲間への言葉は違っていい。
セッションで届ける言葉と、SNSで発する言葉は違っていい。
でも、どの言葉を使っていても、根っこにあるあなたらしさは変わらない。
私と言っても、うちと言っても、あなたはあなたであるように、
どんな場面の言葉にも、あなたの思いと温度はちゃんと宿っています。
大切なのは、場面に合わせて言葉を選ぶ意識を持つこと。
その意識が、あなたの言葉を相手の心により深く届けてくれます。
さて、ここでお知らせを一つさせてください。
今、自己紹介の台本作り、無料個別相談会を開催しています。
自己紹介は、まさに今日お話しした場面に合わせた言葉選びが一番問われる場所です。
私という一人称一つに、どんな思いを乗せるか、
どんな言葉で相手に最初の一歩を踏み出すか、
その自己紹介を一緒に丁寧に作っていく場です。
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今日は息子との会話から生まれたテーマでお話ししました。
英語の愛一つに対して日本語の一人称がこれほど豊かなのは、
場面や相手に合わせて自分を届けようとする
日本人の繊細さの表れだと私は思っています。
その繊細さはあなたの中にもあります。
だからこそ、言葉の選び方を少し意識するだけで、
あなたの話し方はもっと豊かになっていきます。
不器用でもゆっくりでも大丈夫です。
あなたの言葉の種を一緒に育てていきましょう。
今日も大切な時間を使って聞いてくださって、本当にありがとうございました。
また次回、こちらでお会いできたら嬉しいです。