指摘が成長の種か、心の扉を閉ざすか
おはようございます。ことばアトリエのきえです。 今日も聞いてくださって、本当にありがとうございます。
このチャンネルは、人前で話すのが苦手な方、緊張してしまう方に向けて、心に届く伝え方を一緒に育てていく場所です。
今日のテーマは、成長につながる指摘、心を閉じさせる指摘。
誰かの失敗や間違いを指摘しなければいけない場面、あなたはどんな言葉を選んでいますか?
実は、その一言が相手の成長の種になるか、心の扉を閉じさせるかを決めてしまうことがあるんです。
性格への指摘が心を閉ざす理由
以前、私自身が仕事の場で失敗をしてしまったことがありました。
内容の確認が甘くて、大切な場面で間違いを起こしてしまいました。
その時、「そんな曖昧な性格してるから、いつも間違えるんだよ。」と言われてしまったことがありました。
その瞬間、頭の中がすっと冷えました。
謝りたい気持ちも、反省したい気持ちも、どこかに消えてしまって、残ったのは、
この人にはもう何も話したくないという気持ちだけでした。
もちろん間違えたのは私です。指摘されるのも当然だと思っていました。
でも、正確を言われた瞬間、失敗への反省より、自分を守ることで頭がいっぱいになってしまったんです。
なぜ、あの言葉がこんなにも私の心に深く刺さってしまったのか。
考えてみると、失敗はその時の出来事です。
直せるし、改善もできる。次に活かせます。
でも、性格はその人そのもの。
あなたという、私という人間が問題だ、と言われたのと同じことになってしまうんです。
失敗を指摘された人は、次はどうすればいいかを考えられます。
でも、性格自体を指摘された人は、私はダメな人間だ、という場所に閉じ込められてしまう。
指摘する側も、傷つけるつもりはなかったかもしれません。
でも、言葉は意図とは関係なく、受け取った側の心に深く刺さります。
これは、職場でも、講座でも、子育ての場面でも、全く同じことが起きることです。
成長につながる指摘の原則
では、どう伝えればよかったのか。
今回の原則は、たった一つです。
起きた出来事と、次の行動だけを話すこと。
今回、確認の手順が抜けていたね。
次からは、ここをチェックしましょう。
それだけでいいんです。
性格や、いつも、またか、この言葉は使わないでください。
これらは全て、その人の全体を指定する言葉だからです。
失敗はピンポイントで起きています。
だから、指摘もピンポイントでいい。
この場面でこうなった。だから次はこうしよう。
それだけで、相手は自分を守る必要がなくなって、初めて次にどうするかを考えられるようになります。
誰かの失敗を指摘しなければならなくなった時、声に出す前に一度だけ確認してみてください。
これは出来事への指摘か、それともその人への否定になっていないか。
その一秒が相手の心を守り、あなたとの関係を大切に続けてくれます。
まとめと自己紹介個別体験会のお知らせ
今日は成長につながる指摘、心を閉じさせる指摘についてお話ししました。
失敗した出来事と失敗したその人は別のものです。
出来事はピンポイントで指摘できる。
でも正確に触れた瞬間、言葉は相手の成長の種ではなく、関係を傷つけるものになってしまう。
起きた出来事と次の行動だけを話す。
この原則一つが相手の心を守りながら成長を届けられる言葉になります。
不器用でもゆっくりでも大丈夫です。
あなたの言葉の種を一緒に育てていきましょう。
ここで一つお知らせがあります。
今日お話しした言葉の選び方、実は自己紹介の場面でも全く同じことが起きています。
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今日も大切な時間を使って聞いてくださって本当にありがとうございました。
また次回、こちらでお会いできたら嬉しいです。