はじめに:ふきのとうと、言葉の根っこ
おはようございます。ことばアトリエのきえです。 今日も聞いてくださって、本当にありがとうございます。
このチャンネルは、人前で話すのが苦手な方、 緊張してしまう方に向けて、心に届く伝え方を一緒に育てていく場所です。
今日のテーマは、「ふきのとうと、言葉の根っこ」。 息子が通学路の吹きのとうに教えてもらったことが、
言葉の大切なこととぴったり重なっていたので、 今日はそのお話をしますね。
あなたはこんな風に感じたことありませんか? セッションでは話せるのに、初対面の人の前だと言葉が出てこない。
講座では伝えられるのに、雑談になると何を話せばいいかわからない。 人前では緊張するけど、家族といる時は自然に話せる。
場面が変わるたびに、まるで別の自分になっているみたい。 本当の私ってどこにいるんだろう?
そう感じてしまうことってないでしょうか? でも今日そのモヤモヤが少しほぐれるお話ができると思います。
息子とふきのとうの出会い
この4月に私の息子が小学校に入学しました。 毎朝通学路を一緒に歩くようになったんです。
ある日、道端に吹きの塔が顔を出していました。 息子はそれを見つけた瞬間に目をキラキラさせて、
一年生だ!僕と一緒だ!と言っていました。 それから毎日、行ってきまーすと、その吹きの塔に向かって元気よく挨拶するようになります。
日に日に大きくなる吹きの塔に、今日も大きくなってる! と嬉しそうに話しかけながら登校していきました。
その息子の姿がとっても可愛くて、 その光景が毎朝の私の楽しみにもなっていました。
ふきのとうとしおれた葉、そして発見
でもある日、吹きの塔がだんだんしおれてきてしまったんです。 息子がシュンとした顔で言いました。
元気がない。 心配そうにしゃがんで吹きの塔を覗き込んでいて、
その時よく見ると、吹きの塔の周りに大きな吹きの葉が青葉と広がり始めていたんです。
私は息子に、 吹きの塔はしおれちゃったかもしれないけど、
あの緑の葉っぱ見える?あれが吹きの葉。 吹きの塔とつながってるんだよ。
息子はパッと顔を輝かせて、 つながってるんだ!と飛び上がらんばかりに本当に喜んでいました。
その笑顔を見た瞬間、私は言葉のことについても思いました。
言葉とふきのとう・ふきの葉の共通点
吹きの塔と吹きの葉は見た目は全く違います。 小さくて丸い吹きの塔と広く広がる吹きの葉。
でも地面の下では同じ根っこからつながっている。 私はこれを見て、言葉も同じだなと思ったんです。
セッションで話す言葉。 雑談で話す言葉。
講座で伝える言葉に家族に話しかける言葉。
場面によって形は変わる。 使う言葉もトーンも違います。
でもその根っこにはいつもあなたらしさが流れています。
ちゃんと届けたいという思い。 相手のことを大切にしたいという気持ち。
誠実でいたいという在り方。 それはどんな場面でも変わることなくあなたの中にあります。
吹きの塔がしおれたように見えても地面の下でしっかりと根を張って大きな吹きの葉として広がっていたように。
あなたの言葉も場面が変わっても根っこはいつも同じところにあるんです。
場面による言葉の形の変化と根っこの信頼
場面によってうまく話せたり話せなかったりする。そう感じている方へ。
それはあなたの言葉の力が場面によってなくなっているわけじゃないんです。
吹きの塔の季節と吹きの葉の季節があるように、言葉にもその場面にあった形があるだけです。
雑談が苦手でも一対一ならお話できる。大勢の前では緊張するけど文章なら伝えられる。
それでいいんです。根っこさえあれば形はどう変わってもそこにはちゃんとあなたがいます。
大切なのは根っこを信じること。私には届けたい思いがある。
それだけ忘れなければ言葉はどんな場面でもあなたのものです。
では今日から一つだけ意識してみてください。
うまく話せなかったなと感じたとき、また失敗しちゃったという気持ちで終わらせずにこう思ってみてください。
今日は吹きの葉の季節だっただけ。根っこはちゃんとある。
あなたらしさはなくなってはいません。ただ形が違っただけ。
その根っこへの信頼が次の言葉をもっと豊かにしてくれます。
言葉の根っこを信じて届けよう
吹きの塔と吹きの葉は見た目は違っていても地面の下でつながっている。
言葉も同じです。場面が変わっても形が変わってもあなたらしさという根っこはいつもそこにあります。
使い方は変わってもいい。でも根っこは変わらない。
その根っこを信じて今日もあなたの言葉を届けてみてください。
不器用でもゆっくりでも大丈夫です。あなたの言葉の種を一緒に育てていきましょう。
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今日もあなたの大切な時間を使って聞いてくださって本当にありがとうございました。
また次回こちらでお会いできたら嬉しいです。